2017/04/05 - 2017/04/08
1140位(同エリア1703件中)
三峯霧美さん
桜の咲く京都に旅してみたくて、でも、あまりに人が多いのも嫌だし、宿泊料も高いしと、ピークを外して4月5日出発。
今回は最初から最後まで独り旅です。
桜の満開時期からずらしたのに、2017年の春はいつまでたっても暖かくならず、全国的に桜の開花が遅れ、京都の桜は咲き始めたばかり。
旅の初日は醍醐と宇治に行ってみました。
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いつものように自宅を早朝出発、東京駅で時間があったので今回はスタバでコーヒーを買いました。なんだか旅の気分が盛り上がります。
7:20発のぞみで9:38京都着。コインロッカーに荷物を預けて、JR琵琶湖線で山科へ、そこから東西線に乗り継いで醍醐駅到着。
トイレを探してスーパーの中をうろうろしてしまった。10分ほどロスる。
10:22 駅から続く遊歩道は醍醐寺に行く方々、さあ、桜の咲く京都の旅のはじまりです。 -
正面に醍醐寺の門が見えてきた・・う・・すごい人っぽい。ちなみに水曜日ですが、周囲を見ると、平日も休日も関係ない年代の方ばかりのようで。
亡父が仕事を引退した時に毎日が日曜日と言ってたっけ。 -
10:33 真言宗醍醐派総本山 醍醐山 醍醐寺
門前に枝垂桜、さあ、私的醍醐の花見と洒落こもう! -
事前にあちこち口コミを見ると、花見ではなく人見だとあり、人の多さはあきらめていましたが、まあそれにしてもすごい人です。
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醍醐寺は奥に見える山の上まで伽藍があり、山の中の「上醍醐」と金堂や五重塔のある平らな「下醍醐」に別れます。
山の上まで行くのは、ほぼハイキングなので、今回は下醍醐だけの参拝。
三宝院と霊宝館込みの拝観で桜と紅葉のハイシーズンは1500円也。
臨時拝観券売り場のテントに並んで10分待ち。 -
拝観券購入の行列に並んでいると、醍醐寺を象徴する三宝院の唐門がよく見えました。
勅使門として使われたもので、5年ほど前に修復され、黒漆と金箔の紋は、凄い迫力。どーだ、秀吉えらいだろうって感じ?醍醐寺 寺・神社・教会
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三宝院は帰りに寄るとして、まずは金堂や五重塔のあるエリアを見に行きます。
砂利道で砂ぼこり舞ってます。
正面に仁王門、ここから有料となります。醍醐寺 寺・神社・教会
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午前中なので、参拝者は門の中に飲み込まれていく感じ。
秀吉の醍醐の花見はどのあたりだったのだろう。
花見のために700本の桜を植えたと伝えられています。
正室側室のために花見を催したのだと今回調べて知りました。
女性ばかりで1300人。男性の諸大名は秀頼と前田利家以外は裏方に回っていたそうです。 -
平日でこの人出、週末はすごいことになりそう。
醍醐の花見の後、五か月後に秀吉は亡くなります。
それにしても御婦人方は2回の衣装替えが行われ、一人に三着の着物を新調し、衣装代だけで現在の換算で39億円!!
1300人の女性を引き連れて、花見に行くって、それはそれは権力の頂点にいる秀吉だから出来たこと。 -
金堂 秀吉の命により紀州から移築されたもので、秀吉没後に完成しました。
醍醐寺の本尊 薬師如来坐像が安置されています。
お堂の中はとてもシンプルで、仏像と仏具しか置いてない。醍醐寺 寺・神社・教会
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お堂の横にも大きな枝垂桜が咲いています。旅の四日間で一番お天気が良かったのが、この日の午前中の醍醐寺でした。
この日の午後から、常に傘を持ち歩いていました。 -
風もなく穏やか、境内のあちこちの桜の下で、皆さん写真撮影中。
人は多いですが、境内が広いので、それほど気になりません。 -
不動堂と手前には護摩道場
近畿三十六不動の御朱印はこのお不動さん。
どーも、醍醐寺にはたくさん御朱印があるらしく五大明王と書いてもらうこともできるようです。何しろアナログの世界なので。 -
この後の観音堂の納経所で頂いた、ご本尊の薬師如来の御朱印と、不動明王の御朱印。
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観音堂(旧大講堂) 1930年建立
西国三十三箇所の11番札所は上醍醐の准胝堂でした。2008年に落雷で全焼してしまい、札所が大講堂に移されたので観音堂と名前を変更しています。 -
おかげさまで、札所まで山登りをせずに済み、ありがたいことかもしれません。
上醍醐の准胝堂はハイキングレベルなので、たどり着くのが大変だったそうです。
堂内の納経所に並ぶこと20分。
途中でお坊さんによるお勤めが始まり、最後に法話があって、待っている間に全部聞くことができました。 -
こちらが西国三十三箇所の御朱印。
今回も荷物になるので、御朱印帳から外して持ってきた。
参拝者が多い寺社は、御朱印を貰うのに時間がかかります。
それを考慮してスケジュールを組まなければなりません。
拝観している時間より、御朱印の行列に並んでいる方が長かったり、何しに行ったんだか分からくなっちゃいます。 -
観音堂から御朱印を頂いて、出てくると弁天堂のある池のほとりに出ます。20分頑張って待って、ご褒美の景色。
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観音堂の隣は秋の紅葉の時期はかなり有名な景色の弁天堂。
いまいち桜を入れたアングルがなくて、ちょっと残念。 -
近くにある寿庵とお休み処は、順番待ちができています。
そういえば、そろそろお昼時。醍醐寺 寺・神社・教会
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弁天堂の奥は桜の木がなく、人も少なくなりました。
この先の女人堂まで行きたかったのですが、御朱印頂くのに時間がかかりすぎて、戻ることにしました。 -
五重塔 951年建立の京都で最も古い木造建築。
下の階層ほど屋根が広く、とても安定感のある五重塔です。地震や台風で被害を受けましたが、修理して現在に至ります。
撮影は遠くからじゃないとねと、遠巻きに人がいる。醍醐寺 寺・神社・教会
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ソメイヨシノより早咲きの枝垂桜が咲き誇っています。
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醍醐寺は役行者霊蹟札所にもなっていて、御朱印を頂きました。
神変と書いてあります。
1799年に役行者に天皇から贈られた諡号(しごう)なのだそうです。 -
清龍殿本殿 醍醐寺の総鎮守 清龍権現を祀っています。
醍醐寺 寺・神社・教会
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清龍殿の拝殿、紅白の幕がかかってます。京都の神社のレイアウトなので、本殿の前に拝殿があります。
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見事な桜を見上げれば、人がたくさんいても気にならない。
かなり時間が押していて、霊宝館は見ている時間がないかもしれない。 -
残り時間が少なくなってきたので、とりあえず、三宝院に行ってみます。
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仁王門まで戻ってくると、到着時よりさらに人が増えています。
花見より、人見だという事前情報どおり。
首都圏のターミナル駅の朝のラッシュ時を考えれば、それほどでもないか。 -
三宝院の門を入ると、溢れるように咲く枝垂桜と大勢の人。
三宝院の玄関からは次から次へと人が排出されているので、中はかなり混雑してる様子です。
でも、せっかく来たのだからと、あきらめて突入。醍醐寺 寺・神社・教会
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建物に入るといきなり行列ができています。
御朱印を貰う行列で、書き手の方5人の前にそれぞれ20人ほどの人が並んでいます。うわ~時間が無いのに、どうしよう。
迷ったので、とりあえず、拝観順路を歩きます。 -
前の人に続いてぞろぞろと行列のまま進みます。普段は非公開のお部屋も見ることができるのですが、有料。
なんだか人の多さにやられて、とても見る気分になれない。 -
庭園は秀吉が醍醐の花見の時に設計したという。
まあ、それも、ぞろぞろを並んで歩いて見学するわけです。 -
亀島 樹齢600年以上という松、亀の「静寂」を表しているそうで、見てるこっちは静寂とは程遠い。
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悩んだのですが、行列に20分並んで御朱印を頂きました。
霊宝殿は見る時間が無くなりました。
若い僧侶が大きな声で出口の案内をしています、御朱印の行列で、出口に向かう通路がふさがれているからです。 -
御朱印を貰って、もう一度豪華な枝垂桜を見て、テント販売の土産物をちょっと見て三宝院を後にしました。
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12:21 参拝者のピークに入っているようで、拝観券売り場は長い行列。
滞在時間を2時間取っていましたが、まったく足らない。ゆっくり回るには3時間は必要でした。
来た道を駅に戻ります。 次は宇治に移動です。
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