2017/04/05 - 2017/04/08
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三峯霧美さん
春の京都の旅、二日目の午後は嵐山。
京都を代表する観光地、嵯峨野二尊院から嵐山に近づくにつれ、観光客が増えてきて、とどめは竹林の道の人ごみ。
京都の観光名所の代表的な景色ですが、あまりの人の多さに、足を踏み入れるのに躊躇するほどでした。
ここからは多くの人を意識せずに進みます。
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12:55 二尊院の前の道を嵐山方面に向かっていきます、少しずつ人が増えてきましたが、まだそれほど多くありません。
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薄暗い並木道を進み、突然視界が開けたところに、嵯峨天皇の第八皇女 有智子内親王のお墓があります。
大変優秀な漢詩人だった皇女で、賀茂神社の初代斎院でした。 -
お墓の隣が落柿舎 前の道は水戸黄門の撮影にも使われたそうです。
そういえば、電柱も電線もない。
「嵯峨野さやさや」の歌詞にも「雨の落柿舎 田んぼ道」と登場します。 -
13:00 落柿舎 らくししゃ
松尾芭蕉の弟子、向井去来の別荘だった草庵です。入館料250円落柿舎 名所・史跡
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実際の向井去来の草庵の場所は不明。現在の建物は1770年に再建されたもので、今でも句会などで利用できます。
他に拝観者は日本人のご夫婦一組だけ。何組かの外国人が門の前で中をうかがって立ち去って行きました。 -
え?一句ひねるって・・・頭真っ白になって、何も浮かんでこない、情けない。
定年後は、俳句でも習ってみるか・・・なんて、思ったり。 -
歴史ある名園ではありませんが、手入れの行き届いた庭には、あちこちに俳句が刻まれた石碑があります。
ベンチに座り庭を眺め周囲と同化してみる・・・。垣根越しに道路を通り過ぎる人の声が漏れ聞こえてきます。 -
書置きの御朱印に日付を入れて、貼り付けていただきました。
左側は去来の句。
名前の由来は一夜にして周囲の柿が全部落ちる出来事を体験した去来が「落柿舎の去来」と手紙に記したことからだそうです。
段々と人が増えた道を常寂光寺に向かいます -
自転車の乗り方にもお国柄がでるもので、歩行者に容赦なくベルを鳴らして蹴散らし、大声で会話しながら走り抜ける外国人達に道を譲りました。
13:13 常寂光寺 小倉山 常寂光寺
境内にカエデが200本植えられていて、秋の紅葉の名所です。常寂光寺 寺・神社・教会
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山門をくぐって進むと受付があります。枝垂桜が開花中と看板がありました。
常寂光寺 寺・神社・教会
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受付のすぐわきに一本見事な枝垂桜、満開です。
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仁王門 思ったほど参拝者は少ないのですが、仁王門の先の長い石段は声を掛け合いながら登って行ってる外国人のグループがいました。気持ちはわかります。
常寂光寺 寺・神社・教会
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踊り場の無い一直線の石段、ヒーヒー言いながら登る人。
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諦めて右側の緩い石段の道を進むことにしました。
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石段の上からは先ほどの枝垂桜と街を見下ろします。
左手奥に比叡山。 -
本堂 小早川秀秋により桃山城の客殿を移築したものです。
桜の木が少なく、春は見どころがないからか、参拝者はとても少なく、茶店も開店休業中。
外国人の男性が足早に山の上まで行って、あっという間に戻って来ました。
誰かを待たして、上まで景色を見に行ったのかな?常寂光寺 寺・神社・教会
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本堂からさらに上ると多宝塔があります。
ああ、この景色、どこかで見たことがある。常寂光寺 寺・神社・教会
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常寂光寺にも藤原定家の時雨亭の跡という場所がありました。
まあ、この辺りということで、どこだか分らなくなったんでしょう。 -
椿の花が苔の上に落ちてます。周囲に人がいなくなりました。
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女の碑、第二次世界大戦で多くの若い男性が戦死し、彼らと結ばれるはずだった女性たちは独身のまま自立の道を生きました。
結婚を望みながら相手に出逢えなかった女性の視点で反戦を宣言した石碑。
石碑は市川房枝さんの文字だそうです。
今も昔も、平和な世界で、素敵な人と出会い、幸せになりたいと思う気持ちは同じ。 -
急な石段は下りずに、来た道を戻ります。
是非とも秋に紅葉を見に訪れたい場所です。 -
御朱印は受付で、日付を入れた書置きでした。
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もう一度、枝垂桜を眺めて常寂光寺を後にします。
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一方通行の路地を歩いて行くと右手に「アイトワ」 有名な喫茶室がありますが、今回はパス。
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そして、アイトワの向かいにはある意味、有名な某店、30円のお菓子とほうじ茶で3千円の前払い制。入り口にいた女性に「こんにちは」と声をかけられました。
もちろんスルーで。 -
13:48 さらに細い道を進むと、水が抜かれた小倉池の先に御髪神社が見えてきました。
それより、常寂光寺を出たところから、救急車のサイレンが聞こえています。小倉池 自然・景勝地
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池の淵を廻って御髪神社へ。後ろからスーパーカブに乗った警察官が二人やって来て、奥の山の上に走って登って行きました。
何があったのでしょうか。 -
13:50 御髪神社 祭神 藤原采女亮政之
日本で唯一、髪の神社で、祭神は 髪結いの起源といわれています。御髪神社 寺・神社・教会
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祭神の采女亮(うめねのすけ)は父親が京都御所の警備職において紛失した宝刀を探すため、父と二人で下関に赴きます。宝刀の海外流出を防ぐ目的でしたが、新羅人から髪結いの技を習い、武士相手に髪結いを開きます。
その家に床の間があったので、「床屋」といわれるようになったとか。 -
御朱印を頂きました。
先ほどから、サイレンが鳴り響いていて、なんだか騒がしいけどと書き手の方がおっしゃるので、お巡りさんが山の上に走って行ったというと、あんなところ走っていったの?と驚いていました。 -
池の淵を戻って、トロッコ列車の駅前まで来ると、救急車が到着。
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ストレッチャーを押して山の方へ・・・誰か崖から転落したのでしょうか・・・。
せっかくの旅、ご無事を祈ります。 -
嵐山方面の道は人が多い、ぞろぞろと歩くと、左手の下にトロッコ列車の駅。
さらに登って行くと、右手に大河内山荘。今回は時間が無いので大河内山荘はパスしました。 -
人混みができているところが竹林の道の入り口でした。
まるで渋谷センター街か原宿竹下通り並みの人の多さ、「え?ここ、入るの?」って躊躇するほどです。
そんな人混みでも、結婚式の写真撮影の中国人カップルが居たりして、びっくりしちゃいます。嵐山 竹林の小径 自然・景勝地
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人を見ないように上を向いて歩くと、竹林が美しい。
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実際は、こんな感じ・・・引いて写すとこれですわ。
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前の人に続いて歩きます。ここは早朝来るしかないかな。。。京都駅付近からだと、結構辛いな・・・早朝清水寺は楽だったけどなぁ。。。
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とまあ、竹林の道をぞろぞろと風情もへったくれもなく歩いていると、野宮神社の看板。
神社の前に行くと、写真撮影に余念のない外国人たちにでくわします。
長々とポーズをとる人が多く、待っていられないので、全員を写真に納めてみました。年を取るとせっかちになります。野宮神社 寺・神社・教会
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祭神は天照大神
境内もすごい人で、境内がざわついています。
竹林の道に隣接しているので、流れで入って来る人が多い。
平安時代の初めに嵯峨天皇の皇女が伊勢の斎宮に赴く前に、身を清めた聖地なのですが、今はどう見ても踏み荒らされている感が強いです。 -
人が多くても初詣の神社や伊勢神宮が、荒れた雰囲気にならないのは、皆さん「参拝」しに来ているからなのでしょう。
人の気持ちが一つになると、人が多くても穢れがないのだと、ここが教えてくれました。 -
御朱印はハンコ押し、墨書きしている時間が無いのでしょう。
若干、気の毒に思ったりします。 -
神社の奥は 素敵な写真を見かけたJRの踏切。
ああ、やっぱり某タレントが線路内で写真を撮影してバッシングされ、大騒ぎになったのは、この踏切だった。 -
山陰本線の踏切なので、往来する列車の数は多いのです。
反対側に渡り、すぐ引き返して、竹林の道へ戻りました。 -
竹林の道の出口、ものすごい人なのは、飲食を販売する店があるからです。
今は何とも思いませんが、小さい頃、両親からは立ち食いは行儀が悪いとしつけられました。当時飲み物は瓶入りで、TVではラッパ飲み(瓶から直接飲むこと・・死語です)のCMが放送されていましたが、必ずコップに移して飲むように言われました。缶の飲み物も直接口を付けて飲むと叱られました。そんなことを思い出した嵐山の風景でした。
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