2017/04/05 - 2017/04/08
3668位(同エリア4639件中)
三峯霧美さん
昨年秋から3度目の京都、観光客であふれかえった場所は後回しにしていましたが、覚悟を決めて嵐山に出向くことにしました。
桜の咲くハイシーズン、平日とはいえ、外国人観光客には平日も休日も関係なく、嵯峨野から嵐山を散策しました。
嵯峨嵐山駅からバスを使って大覚寺と嵯峨釈迦堂(清凉寺)から
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7:00 旅の二日目、もそもそと起きだしました。
サービスのペットボトルの水の案内には昨日見てきた醍醐寺の桜が印刷されています。
コンビニおにぎりで軽く朝食を済ませます。ダイワロイネットホテル京都八条口 宿・ホテル
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8:00 カーテンを開けて外を見てみると、やっぱり天気は芳しくない、天候が下り坂の周期に入ってしまった。
チェックアウト、荷物は今夜の宿「京都平安ホテル」にデリバリーサービスで送ってもらう手続きをして、出発。
もちろん昨日宇治で買ったジャンプ傘を片手に・・・折り畳みの傘は便利だけれど、傘をさしたまま写真撮影するのには大き目ビニールのジャンプ傘が一番便利。 -
8:28 京都駅から山陰本線に乗りました、丁度通勤ラッシュ時間、二条駅までは混雑してます。でも、首都圏の通勤電車に比べれば、まだまだ。
8:45 嵯峨嵐山駅到着、歩いて市バス乗り場へ。大覚寺まで歩くこともできるけど、この日はたくさん歩く予定なので、バスがあればバスを使います。
春休み、朝から塾に行くのか、小学生の女の子と一緒にバスを待ちました。 -
待つこと数分で、大覚寺行きのバスがやってきた、空いてる。一日乗車券を購入しました。
9:00 終点の大覚寺
お寺の目の前がバスの発着所兼駐車場になっています。 -
門の手前のモニュメント前は桜のトンネルになっています、満開まで、あともうちょっと。
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旧嵯峨御所大本山大覚寺
平安時代初期に嵯峨天皇が離宮を建立し、お寺になったのは876年。
般若心経写経の根本道場で、明治まで天皇、皇室の方が門跡を務めていました。
お寺は有栖川宮慈性入道親王150年御忌記念として、特別名宝展を開催中 -
玄関門
いけばな嵯峨御流の家元でもあり、この日は翌日から開催される華道祭の準備も行われていました。 -
大玄関 参拝者は左側にある受付から入ります。
まずは御朱印帳を預けて番号札を頂きます。 -
オリジナルの御朱印帳も頂きました 狩野山楽の牡丹図の柄。
このほかに、船の龍頭を刺繍したバージョンや、大沢池の景色の御朱印帳もあります。
私の後ろの方も御朱印帳を買い求めていらして、「どれにしますか?」といわれ迷っていると、「前の方は牡丹のにしてましたよ」って、おいおい。
自分で決めてくださいね。 -
大玄関正面に御所車、この後、豪華なお花が活けられます。
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勅使門 翌日は御影堂で嵯峨天皇献華法会と有栖川宮慈性入道親王150回御忌引法会が行われ、普段開くことのない勅使門を僧侶や供華従者の行列が通ったそうです。
高円宮妃殿下もお成りになられたそうです。大覚寺 寺・神社・教会
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宸殿は華道祭の準備中。
江戸時代、徳川秀忠の娘が女御御殿の宸殿として使用していたもので、廊下は鴬張り。
御朱印帳の絵柄にもなっている牡丹の襖絵はレプリカなのでバンバン撮影できるのです。 -
1点、完成したお花がありました。
貞明皇后(大正天皇の皇后)下賜の「鳳瑞」という、ものすごい花器に活けられた藤と蘭の春の花。
この豪華な花器とバックの襖絵に負けない花を生けるのは大変です。かなり有名な先生が活けられたとお見受けいたします。 -
石舞台の先に五大堂。
有栖川宮慈性入道親王の150年御忌記念ですが、慈性入道親王は大覚寺の最後の宮門跡です、有栖川宮の王子として生まれ10歳で大覚寺に入御します。
1845年に江戸の輪王寺の後継にと勅命が下り、幕末の時代においては、ほぼ人質だったようです。
大覚寺に戻るために備えていましたが、一説によると毒殺されて1867年に55歳で亡くなります。
ずっとずっと大覚寺に帰って来たかったのでしょう。 -
お堂を結ぶ回廊は村雨の廊下といわれ、縦の柱が雨、直角に曲がる回廊が稲光にたとえられるそうです。
明日のイベントのためにふすまを持った人が「すみません」と言いながらドシドシと歩いて来ます。
刀や槍を振り上げられないように天井は低く造られているので、ふすまは横にして持っているので、大変そう。
画像はちょうど人がいない時を狙って撮影しました。 -
正寝殿の障子の下に兎の絵。江戸時代の渡辺始興によって描かれたもので、卯年生まれの12歳の寛深門主を慰めるために書いたと言われています。
オリジナル御朱印帳に、このウサギがアレンジされたものがあります。かわいいな。大覚寺 寺・神社・教会
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段々になっている村雨の廊下。イベントの準備が一段落したのか、静かになってきました。
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霊明殿 1928年(昭和3年)総理大臣だった斉藤実が東京の沼袋に建てた日仏寺の本堂だったものを移築しました。
ご本尊は阿弥陀如来。大覚寺 寺・神社・教会
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両親が亡くなって、すでに7年、お墓参りにもろくに行っていないので、ここで供養していただくことにしました。
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御影堂 建物は大正天皇の即位式に使われた饗応殿を移築したもの。
堂内は嵯峨天皇、弘法大師など、大覚寺にゆかりの深い人たちの像が安置されています。 -
御影堂の奥は勅封心経殿 1925年(大正14年)建立の八角堂で天皇直筆の般若心経納められ薬師如来像が安置されています。
内部は非公開、60年に一度扉が開かれます。
これが、次回は2018年の10月です。まあどうしましょう!!京都に来る?!
五色の布は御影堂につながっています。 -
隣の五大堂で、書置きの御朱印を頂きました。
818年の大飢饉のさい、嵯峨天皇は弘法大師の勧めで般若心経を浄書し、皇后は薬師三尊像を金泥で浄書、弘法大師は五大明王に祈願します。
その時の般若心経も心経殿に納められています。 -
五大堂 ここが大覚寺の本堂です。御影堂が移築されたときにここに移動しました。
1975年に松久朋琳、松久宗琳の五大明王像が安置されています。大覚寺 寺・神社・教会
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五大堂の観月台から大沢池が一望です。
大沢池は嵯峨天皇が築造した人工池。
ここは映画やドラマの撮影に使われていて、古いTV時代劇で見たことがあります。 -
五大堂で書置きで頂いた不動明王の御朱印と、墨書きで頂いた五大明王の御朱印
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今回の特別拝観は霊宝館、有栖川宮慈性入道親王の美術品に近いお道具類や、大覚寺初代の重要文化財に指定されている五大明王像と、鎌倉時代作の五大明王像を見ることができました。
特に平安時代の五大明王像は厨子に納められたもので、高さは50cmほど、東寺のド迫力の像とはおもむきの違う上品な顔立ちの像でした。 -
重要文化財の太刀「膝丸」は刀剣乱舞で大人気。薄緑の色が印象的。
義経が所持していたとき「薄緑」と名付けられたのが由縁。
この数日後、コラボ御朱印帳の販売がありました。お寺に来ないと手に入らない御朱印帳だったようで、若い女性がたくさんお参りに来たのかな? -
売店では膝丸関連の商品があります。
素敵な薄緑色の御朱印帳袋があって、思わず衝動買いしちゃいました。
出来上がった御朱印帳を頂いて、向かい側の覚勝院へ。てくてく歩いて門を出たところで、傘を忘れたことに気が付いて引き返しました。
ああ、良かった思い出して。 -
10:11 大覚寺塔頭 別格本山 覚勝院
700年前に建立されたそうです。覚勝院 寺・神社・教会
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ご本尊は十一面観世音菩薩
嵯峨聖天ともよばれる歓喜天も祀られています。 -
インターフォンを押して御朱印をお願いしました。なかなかお洒落な女性は奥様でしょうか、ご対応頂きました。
歓喜天(喜は七がみっつ) -
次のバスの発車まで、大沢池のほとりに行ってみます。
有料ですが醍醐寺の拝観券を見せると無料でした。 -
次の日から始まる華道祭では、池に龍頭の付いた船が浮かべられたようです。
池のほとりの桜は、これから見頃。大覚寺 寺・神社・教会
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池と多宝塔。もう少し桜が咲いてくれたらよかったのに。
バス停に戻りますが、しばらく待たされました。
バスは時刻表通りには運行されていません、なにしろ京都駅から来るので・・・。
10:30発のバスに乗り嵯峨釈迦堂前まで移動します。 -
10:40 嵯峨釈迦堂 バス停は有名な和菓子屋さんの前でした。
前を歩く男性について行くと(どんどん引き離されてしまいましたが)、お寺の駐車場側から境内に入りました。
経堂の脇から出たところが山門の内側の境内でした。
嵐山の渡月橋の道をまっすぐ進むとこの仁王門に突き当たるという立地。嵯峨釈迦堂(清凉寺) 寺・神社・教会
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多宝塔、周囲の桜は開化待ちといった風情です。
お寺の創建は987年、元は嵯峨天皇の皇子源融の別荘があったところ。
・・・え?平等院も源融の別荘だったところだよね・・あーセレブは今も昔も庶民とはかけなはれた存在ですね・・・。 -
本堂(釈迦堂)
ちょう然という東大寺の僧が宋に渡り、香木で釈迦如来立像を模刻させ、その胎内に五臓六腑、願文、経堂などを納めて日本に持ち帰ります。
お釈迦様の生き写し「生きているお釈迦様」と呼ばれます。
ちょう然は愛宕山に大清凉寺を建立しようとしますが、延暦寺の反対にあい叶わず、没後、像は弟子によって棲霞寺の釈迦堂に安置されます。 -
駐車場側から入ると、経堂の脇を通ります、何やらお経が聞こえてくるんですが、どーもCDで流されているみたいで、気になるので行ってみます。
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一切経堂
正面には傅大士(ふだいし)像 色褪せちゃってますが、転輪蔵を発明した人です。
両側は普浄、普現像、お堂の中は四隅に四天王像がありますが、ちょっと痛んでいて、残念な感じ。 -
法輪は50円で回転できます。ちゃんと回転できる法輪は水沢観音しか知らない。維持管理が大変だと思います。
一回りで一切の法典を読んだ功徳が得られます。
看板に「明るく正しい人生道を歩いてください」とあります。そのとおりですね、はい。 -
さて本堂前に戻ります、奥は嵐山、これで桜が満開だったら素敵な景色だけどね。
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本堂に上がって受付で拝観料を払います。
本堂はご本尊の「生きた釈迦様の像」が迎えてくれました。
このご本尊に似せて作った仏像「清凉寺式釈迦像」と呼ばれ、日本全国に100体以上あるそうです。 -
本堂の裏から、渡り廊下で庫裏と方丈がつながっています。先ほどの大覚寺とは雰囲気の違う渡り廊下。まっすぐで直角に曲がる。
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江戸時代後期に造られたという、弁天堂
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庫裏裏側の苔の庭 小堀遠州作の庭と伝えられるのは、ここでしょうか。
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観光ハイシーズンでありながら、拝観者は数人だけ。静かに庭が招き入れてくれました。
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写経のできるスペース、足腰が不自由な方のためテーブル席もありました。
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御手洗の手水も花が活けられていて心遣いを感じます。
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御朱印を頂きました。ご本尊の釈迦如来
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大きな本堂です。阿弥陀堂との間の通路を行くと、霊宝館に続く通路です。
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現在の阿弥陀堂は1863年に再建されました。
棲霞寺の本尊 平安時代の阿弥陀三尊像はここに祀られていましたが、今は霊宝館で保管されています。 -
春の特別拝観は霊宝館 年に2回春と秋に公開されます。
阿弥陀堂の脇を進みます。拝観料は400円
国宝の阿弥陀如来三尊像はすばらしいもので、光源氏のモデルとなった源融が自分に似せて作らせたと言われています。
清涼寺の本尊の釈迦如来像の胎内に納められていたものなど、貴重なものがたくさん。 -
帰りは仁王門から出ましょう。
ここからは歩いて嵯峨野から嵐山へ向かいます。
次は最近かわいい御朱印で話題の證安寺です。
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