2017/04/05 - 2017/04/08
3495位(同エリア6667件中)
三峯霧美さん
桜を愛でる春の京都の旅、三日目は上賀茂神社を参拝して、外国人観光客でごった返す哲学の道へお花見をしていきます。
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旅の三日目はお目覚めは京都平安ホテル。観光ハイシーズンでやっと見つけたシングルユース。最後まで残っていた理由はホテルの立地かな?
地下鉄の駅の中間に位置してて、バス便が少ない。
ホテルの送迎が今出川駅まで出るというのですが、私の出発時間が早すぎて使えない。
この日も天気が芳しくなく、ホテルの日本庭園も雨交じり。御所西 京都平安ホテル 宿・ホテル
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7:45 チェックアウト 荷物は京都駅にデリバリーに出しました。傘を持ってのお出かけです。
昨夜のバス停、堀川中立売まで歩きます。
明るい朝も長いと感じる、住宅街の中の道。 -
8:25 市営バスを御薗橋西詰で降りて、鴨川を渡ります。
ちょうど通勤通学時間帯で、道路の交通量も多く、通学の学生がたくさん歩いています。
上賀茂神社の脇は京都産業大の大学生がバスを待つ行列を作っていました。 -
上賀茂神社の前に太田神社に行ってみます。
社家の道 明神川が流れ、土塀を巡らした住宅が並びます。以前は神社の社家だったそうですが、今は神社関係者は住んでいないとか。
風情のある街並みではあるけれど、幼児が居たらとても神経を使う環境ですね。 -
明神川が曲がるところに大きな木と小さなお社がありました。
藤木社 ふじきのやしろ 上賀茂神社の末社で明神川の守護神。 -
さらに進んで、大田神社前という交差点を曲がると、奥に神社が見えてきました。
平安時代から燕子花(かきつばた)の群生で有名な神社です。 -
8:38 大田神社 式内社 祭神 天鈿女命 上賀茂神社第三摂社
4月10日に春祭が行われるので、準備のためのテントでしょうか。
チャンポン神楽の奉納と、生花展が行われます。大田神社 寺・神社・教会
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創建時期は不明、賀茂の最古の神社といわれ、賀茂県主が移り住む以前から祀られていたらしい・・・それもよく分からないそうです。
割拝殿は中に通路があって、本殿前まで歩いて行くことができました。
平日のこんな時間でも、参拝者が二組ほどいたので、ちょっとびっくり。 -
社家の道をもどり、上賀茂神社へ向かいます。
9時近くになったので、道は静かになりました。 -
8:58 上賀茂神社 東側のならの小川から境内へ入ります。社家の道の脇を流れていた明神川ですが、境内では名前が変わります。
賀茂別雷神社(上賀茂神社) 寺・神社・教会
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山森社と梶田社が並んで川に向かって鎮座しています。
こちらは山森社 式内社の鴨岡本神社の論社
もとは山ノ森町にあった山森神社で、地域が賀茂社領になり末社として祀られ、後年現在地に遍座したそうです。 -
渉渓園 何度かニュース映像で見たことのある、賀茂曲水宴が行われる庭園です。
昭和に造られたお庭で、平成になってから整備して、雅な曲水宴が催されます。
右手奥に賀茂山口神社が見えています。 -
願い石(陰陽石)二つの石が合わさったように見えます。
両手で石を触り、パワーを頂いてから、近くの賀茂山口神社にお参りすると、願い事が叶うそうです。
雨に濡れて、触るとひんやりとしています。 -
賀茂山口神社 式内社 祭神 御歳神 上賀茂神社 第五摂社 古称・澤田社
実際には鴨山口神社の所在は不明らしく、明治に入って澤田社を鴨山口神社として奉斎したそうです。 -
川の流れをさかのぼっていくと、大きな岩のうえに 岩本神社
歌人の守り神という事ですが、詳細不明。 -
川は小さな急流になって流れて行きます。
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急流脇を過ぎると、川にかかる橋殿が見えてきます。
ここで御物忌川(おものいがわ)と御手洗川(みたらしがわ)が合流して、その下流は、ならの小川に名前を変えます。 -
橋殿 常に水が流れ清められた場所に建っています。
葵祭の際、勅使が橋殿から御祭文を奏上します。 -
橋殿の向かい側に 岩上 がんじょう
葵祭の際、宮司がこの岩の上に座り、橋殿で奏上された御祭文に対し、神様の意思を伝える、返祝詞を申す神聖な場所とされ、以前はこの岩の上に社殿が建っていたそうです。 -
二の鳥居の内側は鳥居の正面に細殿があります。
上賀茂神社の象徴になっている立砂(たてずな)がありました。
神様が降りてきた神山を模したもので、清めの砂の起源とされています。 -
岩上の近く石段の上に 須波神社 すわじんじゃ 式内社(論社)
祭神 座摩神 いすりのかみ 5柱
明治以前は諏訪社と呼ばれていて、江戸末期に式内諏訪神社に比定したという。
式内社は他にも論社があり、どこも根拠が薄く、実際にどこにあったのか分からないようです。 -
川沿いに進むと突き当りに 片山御子神社 式内社 第一摂社
祭神 玉依比売命 たまよりひめ
上賀茂神社の祭神の母神で、平安の昔から縁結び、恋愛成就の神様です。お願い事を書いた葵形(ハート形に見えます)の絵馬がたくさんかかっていました。 -
御物忌川にかかる朱色の玉橋 重要文化財です
神事の時に神官が渡るもので、一般人は渡れません。
隣の片岡橋を渡ります。 -
残念ながら楼門は修造中。奥の新宮神社は門が閉まっていたので、前で参拝しました。
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9:25 楼門をくぐると、石段の先に四脚門の中門。ここからお参りです。
賀茂別雷神社 かもわけいかづちじんじゃ 式内社 山城国一宮 二十二社
祭神 賀茂別雷大神
創建は神武天皇の御代に賀茂山のふもとに賀茂別雷命が降臨したと伝えられます。 -
10時から本殿の特別参拝の受付が行われますが、今回はパスしました。
天皇皇后両陛下が参拝した同じ位置から参拝することができるそうです。 -
楼門と四脚門の間に授与所があり、ここで御朱印を頂きました。
綺麗な字が書けるって、うらやましい・・・。 -
9:36 二の鳥居 バス停に戻ります。
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一の鳥居と二の鳥居の間は参道の両脇が芝生の広場になっています。
枝垂桜の大木、御所桜が綺麗に花を咲かせています。 -
雨を含んだ桜は少しうつむき加減。
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9:46 一の鳥居 人が増えてきました。桜のハイシーズンですからね。
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バス停の横にお店が並んでいます。
この後、下御霊神社に行く予定でしたが、時間がオーバーしてしまい、次回に持ち越し。
直接銀閣寺方面に行くバスはなさそうなので、出町柳に行くことにしました。
バスを待つ間、葵家やきもち総本舗で、やきもち一個を買い食い。 -
125円、はいどうぞと渡されて・・「あったかい!あれ?うすっ!!」が正直な感想。
厚さ1cmくらいかな。味は普通です。餅と餡子、餡子多め、餅好きには物足らない。また買うかと聞かれたら、首を横に振ります。
とりあえず、出町柳行のバスが来たので乗り込みました。 -
バスは地元の足、北山駅、下賀茂神社周辺を経由して出町柳へ。
さらにバスを乗り換えて、銀閣寺道で降りました。
10:49 うわ!すっげ~人だ! そういえば、白川疎水の両側は桜並木だったっけ。 -
これは綺麗、外国人比率高めで、皆さん撮影に余念がない。
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銀閣寺方面に歩きます。今回は銀閣寺には行かず、桜の哲学の道を歩き撮影しながら安楽寺方面に移動します。
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琵琶湖疎水、哲学の道の始まりは銀閣寺に向かう参道から。
銀閣寺方面はすごい人です。 -
哲学の道の始まり・・・最近、中国人を服装で見分けられるようになりました。
ああ、こんなの得意がっても仕方がないんですが、特に自分と同年齢の女性はほぼ完ぺきに見分けられます。
「おしゃれ、モード」の歴史が日本の方が50年長いのが良く分かる。何しろあちらさんはその頃「人民服」でしたからね。
・・・と、遠回しに言ってますが、よーするにおばさん達は「ださい」からすぐわかるんです。ああ失礼だこと。哲学の道 名所・史跡
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というわけで、ワイワイ楽しそうにテンション高く記念撮影してる外国人観光客の団体さんをよけながらて歩いて行きます。当然、哲学する雰囲気なんて皆無なのは言うまでもなく。
哲学の道のソメイヨシノ 花見
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途中で中国人の若い女性が疎水にスマホ落としてしまって、近くのショップのスタッフが一生懸命、網ですくっていました。おつかれ。
ストラップ必要だな、なんて思う、iPhoneになってから付けてないな。 -
11:00 弥勒院 幸せ地蔵と乗越え不動尊
お参りすると幸せになるというお地蔵様と、なんでも乗り越える力がつくというお不動さん。 -
本山修験宗 弥勒院
元は1680年代に聖護院の西に創建された富士垢離行屋の組頭で、富士垢離行は富士山の村山修験が関西で信仰された形態のもの。
関西から富士山に参拝するのは莫大な費用がかかるため、富士山に行かなくても、同等の徳を得られるというものだそうです。
明治期に弥勒院と合併して昭和の初めにこの地に移動してきました。 -
幸せ地蔵と、弥勒院ご本尊の御朱印を頂きました。書置きで、日付は入りません。
お寺の境内はちょっとした出店があり、お寺の門の脇も、千代紙の表紙のメモ帳を売る屋台が出ていました。
中国人の女性二人が、楽しそうに品定めをしていました。 -
さらに哲学の道を南下。だんだん人が少なくなってきました。
団体さんはバスに戻らなくてはならないので、あまり遠くへはいけないからでしょう
。
ここから、山の方に坂を上がって、春の特別拝観中の法然院・安楽寺・霊鑑寺を廻っていきます。
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