早春のスイス・黒い森・アルザスを巡る　１５　１４日目　ストラスブール～コルマール

2017/04/09 - 2017/04/09

１４日目（４月９日（日））
午前中にストラスブール、午後にコルマールとアルザス地方の２つの美しい街を歩きました。この地方は戦争でドイツになったりフランスになったりと複雑な歴史を持っていますが、彼らは自分たちのことをアルザス人と呼んでいます。ドイツ風の木組みの家（コロンバージュ）が川に沿って並び、それらは淡い青やピンクに彩られておりメルヘンの世界でした。

エリア コルマール(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

１４日目（4/9）。ホテルの朝食で数組の日本人ツアーグループに会いました。旧市街を通りプティット・フランスに向っています。

イル川の本流が４つに分岐するこの辺りがプティット・フランスと呼ばれる地区です

パステルカラーの美しい家々がイル川に沿って並んでいます。

プティット フランス 散歩・街歩き

有名なレストランらしい。

オ・ポン・サン・マルタン 地元の料理

この辺りは川漁師が住んでいた地区で、コロンバージュと呼ばれる白壁に黒い木骨組みの家が並んでいます。

眩しいほどの好天で静かな水面が鏡のようです。

川に張り出したレストランのデッキは昔の洗濯場です。

堰がありました。

西洋人の年配グループのツアーが目立ちます。

プティット・フランスから大聖堂に向かう途中に立派な教会がありました。

サントーマ教会 寺院・教会

大聖堂近くに来ると凝った彫刻を施した古い木造の建物が並んでいます。

この辺りはグラン・ディルと呼ばれる旧市街で大聖堂と共に世界遺産に指定されています。

ストラスブールのグラン ディル 旧市街・古い町並み

大聖堂は地元のピンク色の砂岩で出来ており、レースのような繊細な彫刻でびっしり飾られている。

ホテル カテドラル ホテル

正面のタンパンの彫刻も精緻です。

今日は日曜日のミサで聖堂内には入れません。外観を一回りしてみると側面や裏も立派でした。

街歩きを終えストラスブール駅に来ました。駅舎は周囲をガラスのドームに覆われ宇宙船のようです。

ストラスブール駅 駅

１０：５１ストラスブール駅を出てコルマールに向かいます。隣のボックス席の親子連れはコルマールの親元に孫を連れて帰省するそうです。坊やにチョコをあげました。

１１：２０コルマールに到着。人口６万人の街でこの立派な駅舎。これに比べ日本の駅舎は何と貧弱なことでしょう。

コルマール駅 駅

プティット・ベニーズに来ました。ホテルに荷物を預け身軽になりました。

運河クルーズを予約しましたが出船まで時間があります。それまでロシュ川に沿った魚河岸通りを歩きました。

魚市場河岸通り 散歩・街歩き

魚河岸通り。

素敵なレストラン。

運河クルーズのスタートです。正面の美しい建物は人気の4つ星ホテル「オステリル・ル・マルシャレ」で今夜はここに泊まります。

ホテル ル マレシャル ホテル

小舟に乗って運河から家並みを眺めます。

古い橋を渡り

白鳥が浮かぶ木漏れ日の中を6００ｍほど進んで終わり。合計２０分で６．５ユーロは高かったな。

ボートを降りて旧市街の中心に向かって歩きました。

コルマール屋内市場 市場

パステルカラーの木組みの家（コロンバージュ）が美しい。

コルマールは奇跡的に戦争の被害を受けませんでした。

ロシュ川に面した屋内市場です。

コルマール屋内市場 市場

日曜の昼のカフェは人でいっぱいです。

旧税関広場　 広場・公園

旧税関

旧税関 建造物

ここらが旧市街の中心です。

コルマール旧市街 旧市街・古い町並み

ジブリのアニメのモデルになったプフィスタの家は１６世紀の建物です。

プフィスタの家 史跡・遺跡

昔大火があった記録のプレートがありました。

個人の住宅のようです。

頭の家と呼ばれる建物は現在ホテル兼レストランです。

頭の家 建造物

１０５の小さな顔の彫刻で飾られていることから名付けられました。

駅に近いウンターリンデン美術館まで来ました。日曜日は休館で有名な「イーゼンハイム祭壇画」を見れませんでした。

ウンターリンデン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

別の道を通ってホテルに向かいます。

ドミニカン教会です。何かのお祭りか木々に飾りがあります。

ドミニカン教会 寺院・教会

窓の中から外を見ている人形がメルヘンチックです。

サン・マルタン教会

サン マルタン教会 寺院・教会

サン・マルタン教会

街を一回りしてプティットベニスのホテルに戻ってきました。

ホテル ル マレシャル ホテル

ホテルの外観は可愛いが部屋は狭いです。しかし柱や梁は昔の木がそのまま使われています。疲れたので暫く昼寝です。

暫くのつもりが3時間近く寝てしまいました。夕食の店を探しにホテルを出ます。

旧市街でムール貝の店を発見しました。鍋一杯１ｋｇ、トマト味がとても美味しかった。アルザスの白ワインと一緒に。

魚河岸通りを歩いてホテルに戻り２１：３０に早々と寝ました。明日はいよいよ旅の最終日です。今日は２．７万歩でした。