早春のスイス・黒い森・アルザスを巡る　８　７日目　氷河急行～サメダン

2017/04/02 - 2017/04/02

７日目（４月２日（日））
ほぼ終日氷河急行の旅でした。氷河急行は８年前にアンデルマット～ツェルマット間に乗車したことがありますがハイライト区間とされる東半分を雪の季節に乗れることで楽しみにしていました。
サメダンに着いて直ぐに温泉施設に行きました。サンモリッツ周辺はもともと温泉保養地として開発されたエリアで教会の塔を見ながらの屋上露天風呂など日本では経験できない入浴を楽しみました。ただ５４CHFはべらぼうに高かった。

エリア 氷河急行(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

７日目。朝起きると外は雪でした。

サンスター ホテル ザースフェー ホテル

サース・フェーではこの風景に出会うことを期待していました。満足です。

ホテルをチェックアウトしてバスセンターに向かいました。

サースフェーのバスセンター。黄色の車体にラッパのマークのポストバスは鉄道の通らない谷間の村への重要な交通手段で、実際に郵便物も運んでいたそうです。

バスは針葉樹の林を抜けて谷あいの道を走り、氷河急行の駅ブリーグに８０分で到着しました。

氷河急行ボックス席で先着の夫婦に「Hello Wellcome」と声をかけられました。米コーネル大学の教授夫妻で知的で素敵な二人でした。

これからサメダンまで６時間半の氷河急行の旅の始まりです。

左側のボックス席はインド人家族のようです。

ブリーグから1時間半で標高１４３６ｍのアンデルマット駅に到着しました。

ここから電車はラックレールを軋ませぐんぐん高度を上げていきます。

奥に滑走路らしきものが見えます。

やはり飛行場のようです。

氷河急行の最高地点オーバーアルプ（２０３３ｍ）辺りを通過しています。車内まで真っ白に感じました。

ダムの堰堤が見えます。大きく景観を損なっていないのが素晴らしい。教授が何枚も写真を撮ってました。

標高６００ｍ近くまで下りてきました、この辺りは“スイス・グランドキャニオン”と呼ばれるライン峡谷です。

約１万年前の氷河期末期におこった大規模な山崩れで形成された自然の造形美です。

クール駅で３０分の停車しました。この急行、スピードだけでなく牽引機関車を何度も切り替えなどやたらと停車時間が長いです。

クールからサンモリッツまでは牧歌的な風景の中を走りました。

氷河急行のハイライトの一つランドヴァッサー橋が見えてきました。皆一斉にシャッターを切っています。

ランドヴァッサー橋 建造物

教授夫人の手が窓に写った面白い写真になりました。

６時間半の氷河急行の旅を終えサンモリッツの一つ手前のサメダンで下車しました。
ホテル・テルミナス（Terminus）にチェックインし、この後サメダンの温泉施設で２時間くつろぎました。

Hotel Terminus ホテル

夕食はホテル１階のレストランでシュニツェルにしました。今日はほぼ終日列車旅だったので０．８万歩。