早春のスイス・黒い森・アルザスを巡る　６　５日目　スノーハイキングⅡ～ラウターブルンネン～インターラーケン

2017/03/31 - 2017/03/31

５日目（３月３１日（金））
午前中は昨日に引き続きユングフラウ三山の直下コースを歩きました。スノーハイキングシーズンもそろそろ終わり、一部アイスバーンになったているため滑らないよう注意が必要でした。
午後はＵ字谷の断崖に挟まれた独特の地形を持つ小さな村ラウターブルンネンを散策しました。
夕方インターラーケンに戻って街を散策しましたが中国人をはじめとする東洋、インド、中東系の人の多さに驚きました。夜はカジノでフォークロアショー、ホテルのレストランでメキシコ音楽ライブを楽しむことが出来ました。

エリア ユングフラウ周辺(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

５日目（3/31）。今日は一日ユングフラウ地区に滞在します。９：０５インターラーケン・オスト発のＢＯＢ鉄道に乗り昨日とは反対周りでウェンゲンを目指します。

インターラーケンオスト駅 駅

電車はラウターブルンネン近くを通過しています。この村は帰りにゆっくり散策する予定です。

９：４２ウェンゲン到着。ロープウェーでメンリッヘンに上りそこからクライネシャイデック間のユングフラウ三山正面に望むコースを歩く予定でしたが、この数日の急激な気温上昇でスノーハイキングコースが閉鎖されていました。

ヴェンゲン観光案内所 散歩・街歩き

予定変更で直接クライネシャイデックへ行くことにしました。電車を待つ間ウェンゲンを少し歩きましたが静かで美しいリゾートでした。

この電車でクライネシャイデック駅まで行きます。

ウェンゲン鉄道クラッシックと呼ばれるこの電車は昔ながらの木製椅子でした。

この辺りで標高１７００ｍ位ですが雪が溶けて夏と同じ風景になっていました。

１０：５０にクライネシャイデック駅到着。殆どの人は電車を乗換えユングフラウヨッホへ向かいましたが当方はこれからグリンデルワルト方向にアルピグレンまで歩きます。

クライネ シャイデック 山・渓谷

ハイキングコースはウェンゲン鉄道に沿っていました。

周囲は広大なスキーゲレンデです。頭上をスキーリフトが行き交っていました。

昨日と違って数組のハイカーと木製のソリ（シュリッテン）で滑り降りる親子連れに会ったくらいの静かなスノーハイクになりました。前方に昨日歩いたフィルスト方面が見えます。

アイガー北壁直下の道です。夏は緑のアルプで小さな牧童小屋が点在するのどかな牧草地です。

逆光を覚悟で目の前のアイガーを撮ってみました。

スノーハイクシーズンも終わり。表面が溶けて半ば氷になっていて下りコースではアイゼンがないと危なくて歩けません。

眼下にグリンデルワルトの村が見えてきました。

登山電車が行きます。ゴールはすぐそこです。

クライネシャイデックから80分、標高400ｍを下りアルピグレンに着きました。ここから電車でクライネシャイデックへ戻りました。

クライネシャイデック駅に戻ってきました。アイガー（左　3970ｍ）メンヒ（右　4107ｍ）が手に取る場所にあります。

ユングフラウヨッホに向かう電車が間もなく発車します。

メンヒ（左　4107ｍ）とユングフラウ（右　4158ｍ）です。ユングフラウヨッホに向けて電車が登っていきます。

こちらはユングフラウの真下をウェンゲンアルプを目指して歩きました。
ユングフラウの右側の稜線に小さくユングフラウヨッホ展望台が見えます。

ウェンゲンアルプに近づくと雪が少なくなってきました。

約50分でウェンゲンアルプに到着です。駅で下りの電車を待ちます。

ウェンゲンを過ぎると眼下にＵ字谷に挟まれたラウターブルンネンの村が見えてきました。

ラウターブルンネンで下車。ｉで地図をもらって散策スタートです。

ラウターブルーネン駅 駅

観光地化されたグリンデルワルト周辺に比べウェンゲンやラウターブルンネン周辺は伝統的なスイスの村が残っていて素敵でした。

しばらく歩くと滝が見えてきました。

差287ｍのシュタウプバッハの滝です。余りの落差で水は途中で飛散し滝壺に届きません。雪解け時は水量も多く轟音を立てるのでしょう。

シュタウプバッハの滝 滝・河川・湖

川に沿って静かな道を歩きます。

小さな村の教会がありました。

高台から村を一望。崖の上の愛らしい村ミューレンに上るロープウェイが見えます。ミューレンからアルメントフーベル間もハイキング候補でしたが雪が溶けてしまったそうです。

インターラーケン・オスト駅から散策しながらホテルに戻りました。
１５世紀開業のホテル・インターラーケンにはバイロンとメンデルスゾーンが宿泊した記念のプレートがはめ込まれていました。

ホテル インターラーケン ホテル

街の中央にあるカジノです。

カジノ クアザール カジノ・ギャンブル

ホテルで一休みした後、カジノで行われるフォークロアショーを見に行きました。

ヨーデル、アルペンホルン、ミュージックベル等の民族楽器が披露されました。

最後は観客も参加してのダンスです。客の殆どは中国、台湾、韓国から来た若者たちでした。
この後ホテルに戻ったら１階のメキシコ料理レストランから大好きなラテンコーラスのライブをやってました。覗くと顔見知りの店員が手招きするので結局２２：００までお酒を飲みながら聞いていました。２．７万歩。