ラオスの未来に架かる、セコンの日本橋。オープンセレモニーは、2018/01/20。橋の完成でセコンの街は変わる。タイ、ラオス、ベトナムを結ぶ、待望、希望の橋。

2017/12/11 - 2017/12/11

セコンの街で、大バイク事故に遭いました。

事故処理が全て終わるまで、ラオス出国不可、セコンの街にいるようにと、セコン警察に申し渡されています。


朝、いつものようにタラートセコン(セコン市場)に向かって歩いていました。

途中の写真館の前に、事情聴取で英語/ラオス語の通訳をしてくれた警察スタッフがいました。

　暇です。早くしてくださいよ。
　そうだ、工事中の橋と、セコン博物館に行きたいんですけど、場所知ってますか ?

橋 ? 連れて行ってあげますよ。

と彼のバイクにまたがった。

もちろんノーヘルです。。。

いいんです。
ここは、ラオスです。。。

バイクに揺られ、連れて行かれました。。。

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大バイク事故の詳細は、こちらの旅行記をご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11309413

エリア その他の都市(ラオス)

青年海外協力隊の看護士さんから、日本の援助で橋を建設中だと知っていました。

グーグルマップを見たり、人に聞いたりして探したのですが、今まで見つけることができませんでした。
(後でわかりました。グーグルマップに工事中の道は載っていません。。。)

橋は、セコンの街から1, 2キロ北にありました。

橋自体は、もう完成し、架かっていました !!!

　Khoy yipen. 私は、日本人です。

と言うと、警備らしき男は、にっこりです。

簡単に工事現場に入ることができました。。。

いいんですか ?

いいんです。ここはラオスです。。。


もう橋自体は架かっていました。
残っているのは、橋の周りの整備のようでした。

仕事中の作業員に出会うと、サバイディ(こんにちは)と声をかけて歩きます。

作業員たちも、サバイディとニコニコでした。

これがセコン川です。

この下流4, 5キロに桟橋があります。

ダンプカーだと一台、ピックアップトラックだと四台ぐらい載せることのできる渡し船があるだけです。

対岸は近いけれど、遠いのです。。。

越すに越されぬ大井川状態です。。。

もう橋は、架かっています。

きっと後は、橋の周りの整備だけですね。

工事現場の事務所です。

Taisei建設さんでした。

安全装備が、英語とベトナム語で書かれていました。ラオス語もありました。

　!?

えっ？

もしかしたら、ここの作業員さんたちは、ベトナム人 !?

石、資材置き場。

セメントは、自分たちで作るようです。

もう役目を終えたようです。

撤去されるのを待っているのでしょう。

この橋は対岸に続きます。

そして、70キロほど先のベトナム国境へ続きます。

ベトナムに入れば、ベトナム屈指の港、ダナンにつながります。
ダナンの空港からは、日本につながっています。

ラオス第二の都市であるパクセーから、セコンの街まで、至るところで道路の拡張工事中でした。

きっと、ベトナム側でも、ダナンに向けて突貫工事中なのでしょう。

パクセーから、世界遺産のあるワットプーに方面には、既に日本の援助で出来た1キロ程の日本橋が架かっていました。
謙虚に日の丸が光っていました。

パクセーから橋を越え、さらに西はタイです。
ラオスから、タイへつながる橋が架っていました。

日本橋でした。
日本の援助の証、日の丸が謙虚に小さくありました。

橋は、ラオスのお札の10000キップ札の裏側に描かれています。


次は、ラオスからベトナムにつながります。

セコンから、ベトナム屈指の港、ダナンに近いです。

タイ、ラオス、ベトナムがつながる大横断道路が出来るのです。


海無し国、ラオスの悲願です。
ベトナムの海につながります。

ラオス。
セコンの街は、オープンセレモニーを待ちに待っています。

小さなセコンの街は、インドシナ半島縦断の、重要な街となるはずです。

セコンの街は、生まれ変わります。

橋はどんな名前になるのかなぁ ?
でも、日の丸の橋。
日本橋です。


オープンセレモニーは間近です。
2018/01/20です。

在ラオス日本大使館から、大使さんも駆けつけるとのことです。。。


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現在のセコン川の渡し船の桟橋の様子は、こちらの旅行記で見ることができます。
https://4travel.jp/travelogue/11307868
https://4travel.jp/travelogue/11312300