2016/06/09 - 2016/06/10
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ポルトガル第3の都市コインブラは、かつてポルトガル王朝の首都が置かれていた街。
1255年のリスボン遷都後も、学術・文化の中心として大学と共に発展してきました。
コインブラ大学はポルトガルのみならず、ポルトガル海上帝国時代に
植民地の大学群に与えた影響の大きさなども評価され、2013年に
「コインブラ大学-アルタとソフィア」として世界遺産登録されました。
コインブラは『ペドロ王子とイネスの悲恋物語』の舞台となった街でもあります。
「キンタ・ダス・ラグリマス(涙の館)」と呼ばれるホテルの敷地内には
二人が愛を語り合った「愛の泉」や、イネスが殺害された「涙の泉」があります。
アルコバサ修道院で共に眠る姿を見届けてきましたが
二人のロマンを追い求め、コインブラへとやって来ました。
宿泊したのは、もちろん「涙の館」です。
~・~・~・~・~・~ 旅 程 ~・~・~・~・~・~
6/02(木) 成田発11:40(JL415)⇒パリCDG着17:10(乗り継ぎ)
CDG発20:50(AF1124)⇒リスボン着22:20 《リスボン泊》
6/03(金) リスボン・ベレン地区観光 《リスボン泊》
6/04(土) リスボン市内観光 《リスボン泊》
6/05(日) シントラ&ロカ岬観光 《リスボン泊》
6/06(月) ※リスボン市内でレンタカー・チェックアウト
リスボン→オビドス 《オビドス泊》
6/07(火) オビドス→アルコバサ→ナザレ 《ナザレ泊》
6/08(水) ナザレ→バターリャ→ファティマ 《ファティマ泊》
★6/09(木) ファティマ→コインブラ 《コインブラ泊》
★6/10(金) コインブラ→ブサコ 《ブサコ泊》
6/11(土) ブサコ→アヴェイロ→ポルト空港(※レンタカー返却)
→ポルト市内へ移動 《ポルト泊》
6/12(日) ポルト市内観光 《ポルト泊》
6/13(月) ポルト市内観光 《ポルト泊》
6/14(火) ポルト発12:35(LH1177)⇒フランクフルト着16:10(乗り継ぎ)
フランクフルト発19:20(JL408)⇒(機中泊)⇒
6/15(水) 成田着13:40
(旅行時 1ユーロ≒119円)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- エールフランス JAL ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
お昼前にファティマを発ち、1時間ほどで
コインブラのホテルに到着しました。 -
ホテルの名は 「キンタ・ダス・ラグリマス」"Quinta das Lágrimas"
(日本語訳は「涙の館」)
コインブラ大学のある旧市街とは、モンデゴ川を挟んで
反対側にあります。
「涙の館」は『ペドロ王子とイネス・デ・カストロの悲恋物語』の
舞台となった場所として知られています。
ガイド本にはかつてイネスが住んでいた館がホテルに改装されたと
書かれているのですが、正しくはそうではないようです。
(ホテルは18世紀の貴族の館を改装したものだそうです)
そして広大なホテルの庭園内に、かつて二人が愛を育んだ
「愛の泉」"Fonte dos Amores" と
イネスが殺害された(1355年)場所として伝えられている
「涙の泉」"Fonte das Lágrimas" があります。ホテル キンタ ダス ラグリマス スモール ラグジュアリー ホテルズ ホテル
-
「キンタ・ダス・ラグリマス」"Quinta das Lágrimas"
手入れの行き届いたお庭も素敵です。 -
ホテルのレセプション脇の壁には
ペドロ1世とイネス・デ・カストロの肖像画が飾られていました。
(後世に描かれたものだとは思いますが)
チェックインには時間が早いので、荷物を預けて
旧市街の観光に出かけましょう。 -
若かりし頃のイネス・デ・カストロ(画像はネットから拝借)
《ペドロ1世とイネスの悲恋物語》
1339年、ペドロ王子は父王アルフォンソ4世の命により、カスティーリャの王女コンスタンサと政略結婚しました。ところが侍女として一緒にやって来たイネス・デ・カストロと恋に落ちてしまったのです。(ペドロ王子は20歳、イネスは15歳でした)
1345年にコンスタンサは病で亡くなり、ペドロ王子とイネスの間には3人の子供が生まれましたが、愛妾イネスの存在を疎ましく思う家臣と王により、ペドロの留守中にイネスは殺害されてしまいました。
その2年後の1357年にアルフォンソ4世が亡くなり、ペドロ王子が(ペドロ1世として)王位に就くと、イネスを殺害した3人の家臣への復讐を果たしました。
そして「イネスとは正式に結婚していた」と言い、サンタ・クララ修道院に埋葬されていたイネスの墓を掘り起こし、王妃としての戴冠の儀式を執り行ったのでした。その後、棺はアルコバサ修道院に移されました。
イネスの死から12年後、ペドロ1世も天に召され、今は共にアルコバサ修道院で永遠の眠りについています。
※アルコバサ旅行記 → https://4travel.jp/travelogue/11223080 -
早速「愛の泉」と「涙の泉」へ行ってみましょう。
ホテルの中庭から奥へ進むと、標識があり
更に森の中の山道のようなところを進んで行きます。 -
すると館の残骸か塀の名残のようなものがあり
"FONTE DOS AMORES 1326" と書かれていました。
そのアーチの向こう側には・・・ -
小さな祠のようなものがあり
中を覗くと水が流れていました。
これが「愛の泉」"Fonte dos Amores" なのかしら…?
鉄格子にはこの場所を訪れたカップルが永遠の愛を誓ったのか
リボンが結ばれています。
(ビッシリと南京錠がぶら下がっていなくて良かった~)
700年近くの時を経て、ペドロ王子とイネスが愛を語り合った
場所に今佇んでいると思うと感慨深いものがあります。 -
さらに奥へ進んで行くと
岩の下(写真左上)から滾々と水が湧き出ていて
前方の池(写真右上)へと流れ込んでいました。
この場所がイネスが喉を切られて殺害されたという
「涙の泉」"Fonte das Lágrimas" です。
底にある石の赤い色(写真下)は、イネスの血で
染まったと言い伝えられているとか。
「そんなことありえな~い」とは思うものの、
イネスが流したであろう無念の涙、無数の涙が
今も泉となって流れ続けているのかもしれませんね…。 -
「涙の泉」脇にある石碑には
カモンイスの『ウズ・ルジアダス』の一節が刻まれています。
モンデゴの妖精たちは涙を流し続け
彼女の悲しい死を記憶に刻み込んだ
そして永遠の記憶を求めて
流された涙は美しい泉となった
あの処刑の場所にできた泉に
妖精たちはイネスの愛という名を付けた
泉は今でも湧き続けている
見よ、なんと清らかな泉が
花々に水を与えていることか
愛という名の泉から流れる涙の水を
※カモンイスはポルトガル史上最大の詩人で
『ウズ・ルジアダス』はその代表作 -
「キンタ・ダス・ラグリマス(涙の館)」の宿泊者は
庭園内の「愛の泉」や「涙の泉」へのフリーアクセスチケットを
いただけ、私たちのようにホテルの中庭から入って行けます。
宿泊していない場合は、ホテルとは別の入口(写真上)を入ると
チケット売り場(写真下)があります。(入場料は2ユーロ)涙の館 愛の泉/涙の泉 建造物
-
それでは、モンデゴ川対岸にある旧市街へ行ってみましょう。
ホテルのスタッフにはタクシーで丘の上にある旧大学まで行き
街を下りながら観光するのがお勧めと言われたのですが、
私たちは明るいうちにサンタ・クララ橋から
街並みの写真を撮りたかったので、歩いて行くことに。
途中、ガードのような場所に壁画が描かれており・・・ -
よく見ると黒い瞳の中には "ART IS DEAD." と書かれ
ISのSがドルマーク$になっていました!
お金のために制作活動をしたり
芸術の世界がお金に支配されていることへの
抗議なのでしょうか? -
ほどなく、モンデゴ川に出ました。
サンタ・クララ橋のひとつ手前の橋の上にいます。
(車両通行禁止の綺麗な橋です)
時計塔のある旧大学の建物が、丘の上に見えています(写真下)
可愛らしいモデルさんも一緒にパチリ☆
※大学は新しい部分と古い部分に分かれており
見どころは旧大学のほう。 -
モンデゴ川と平行に走る運河沿いの道を進んでいると
運河に架かる橋には、今やどこでも見かける愛の南京錠が! -
サンタ・クララ橋に到着☆
ここから街並みが良く見渡せます。
ポルトガルの旗(上)やコインブラの旗(右下)が
はためいていましたが、風が強くてこの写真を撮るのに
何度もシャッターを押してしまいました! -
丘の上には旧大学の建物とシンボルの時計塔が見えます。
コインブラ大学 建造物
-
サンタ・クララ橋を渡ったところにある「ポルタジェン広場」
広場の像はコインブラ出身の元首相、
ジョアキム・アントニオ・デ・アギアル
(Joaquim Antonio de Aguiar)だそう。 -
信号待ちをしている時に、編み込みヘアーが素敵な女性が
いらしたので、お写真を撮らせていただきました。
ブラジルからコインブラ大学に留学中の方でした。
今回の旅行では、(母国語がポルトガル語だからなのか)
留学や仕事のためにポルトガルで暮らすブラジル人に
たくさんお会いしました。 -
ポルタジェン広場脇から伸びるのは、メインストリートの
フェレイラ・ボルジェス通り(Rua Ferreira Borges) -
フェレイラ・ボルジェス通り
この通りを進むとヴィスコンデ・ラ・ルース通りと名前が変わり
街の中心「5月8日広場」 へと続いています。 -
フェレイラ・ボルジェス通り
ポルトガルは世界のコルク生産の55%以上を占め
コルク製品の75%がポルトガル製だそうです。
コルク製のバッグや帽子などを土産店でよく目にしました。 -
【サンタ・クルス修道院】"Mosteiro de Santa Cruz"
「5月8日広場」(Pr. 8 de Maio) に面して建ち、
マヌエル様式とルネサンス様式が調和したファサードが美しいです。
アフォンソ・エンリケス(※)がポルトゥカーレ伯時代の1131年に
ロマネスク様式で建設されました。
※アフォンソ・エンリケスは後の初代ポルトガル王
(在位:1139年~1185年)
ポルトガル王国成立後、修道院付属の学校や写字室が設置され
修道院は政治と文化の両面で重要な役割を果たしました。
16世紀にマヌエル1世によりマヌエル様式の修道院に改築され
18世紀末までルネサンス様式やバロック様式の改築が加えられました。
ところで、私たちが真っ先に目指していたのは修道院ではなく
修道院の建物を利用した併設のカフェ(写真右手)なのでした(^^ゞサンタ クルス修道院 寺院・教会
-
【カフェ・サンタ・クルス】
テラス席もありますが、やはり店内の様子が気になります。カフェ サンタ クルス カフェ
-
【カフェ・サンタ・クルス】(店内から外を見て)
ステンドグラスが印象的です。 -
【カフェ・サンタ・クルス】
高いリブ・ボールト天井がいかにも修道院っぽくて
雰囲気があって素敵~☆
夜にはファドの生演奏もあるようです。 -
【カフェ・サンタ・クルス】
午後3時近くの遅めのランチですが、ポルトガルで食べてみたかった
もののひとつ、ビファーナ "Bifana" (写真上)をいただきました。
薄切りにした豚もも肉を白ワインやニンニクベースのマリネ液に漬けこみ
煮込んだものをパンに挟んだポルトガル版ポークサンドです。
豚肉がしっとりとしていて、とても美味しかったです。
(牛肉を挟んだものは "Prego" というのだそう)
下の写真の左上はケイジャーダ(チーズを使った焼き菓子)、
左下は "Pasteis de Tentugal" という、修道院で作られていた
伝統菓子です。
パリパリのパイ生地の中に卵黄のクリームが入っています。
右側は "Cruzios" というアーモンドを使用した焼き菓子で
2ヶ月前にポルトガルのお菓子コンテストで1位になったのだとか。 -
【サンタ・クルス修道院】付属教会
オナカも満たされたので、見学を開始しましょう。 -
【サンタ・クルス修道院】付属教会 主祭壇
-
【サンタ・クルス修道院】付属教会
主祭壇の両脇にはアフォンソ1世とその息子サンショ1世の
お墓があります。
(写真はアフォンソ1世のお墓だったと思いますが)
ニコラ・シャントレーヌによるレリーフ装飾が
大変見事で素晴らしいです。
※ニコラ・シャントレーヌはルネサンスを代表する彫刻家 -
【サンタ・クルス修道院】付属教会
壁面には18世紀のアズレージョと説教壇が。 -
【サンタ・クルス修道院】付属教会
説教壇もニコラ・シャントレーヌによる制作で
ポルトガルにおけるルネサンス彫刻の傑作だそうです。 -
【サンタ・クルス修道院】付属教会
でも一番惹かれたのはこのパイプオルガンでした。
ミニチュア版をクリスマス・ツリーに飾りたいな~ -
【サンタ・クルス修道院】付属教会
パイプオルガン底面の金色のレリーフ装飾が奇妙で面白~い!
鎖を食いちぎりそうなこの方たちは、魔除けなのかしら… -
【サンタ・クルス修道院】付属教会
一瞬、ケースに入ったミイラのように見えてギョッとしましたが
近くで見ると、自らが磔(はりつけ)になる十字架を背負い
ゴルゴダの丘へと向かうキリスト像でした。 -
【サンタ・クルス修道院】回廊
『静寂の回廊』と呼ばれる回廊はマヌエル様式の傑作とのことですが
「ジェロニモス修道院」や「バターリャ修道院」を先に見てしまったので
とても簡素な印象を受けました。 -
【サンタ・クルス修道院】回廊
でも壁面のアズレージョが美しくて素敵でした☆ -
【サンタ・クルス修道院】回廊のアズレージョ
-
【サンタ・クルス修道院】中庭の『泉盤』
-
それでは修道院を後にし、丘の上の旧大学を目指しましょう。
-
かつて街は城壁で囲まれており、このアルメディーナ門は
城壁の名残だそうです。 -
"RUA DE QUEBRA COSTAS" は
「旧カテドラル」前の広場へと続く石段の道
壁面下部の花模様のアズレージョが素敵です☆彡 -
「ポルトガルの洗濯女」の像
石段(RUA DE QUEBRA COSTAS)の途中にあります。
かつてはモンデゴ川で洗濯をする女性たちの姿が
見られたそうです。
シャンソンで歌われ、「ポルトガルの洗濯女」は
一躍有名になりました。 -
"コインブラ・ファド" を象徴するかのような
ポルトガルギターをかたどった女性像がありました。
※ポルトガルギターはポルトガルの民族楽器で
ファドの演奏などに使用されます。
リスボンの下町で生まれたファドは、人生の歓びや悲しみ、哀愁など主に女性の心情を歌うのに対し、"コインブラ・ファド" はもともとは男子学生が愛する女性に捧げたセレナーデで、歌い手は男性のみで演奏者も含めほとんどはコインブラ大学の出身者だそうです。 -
【旧カテドラル】
アフォンソ・エンリケスにより、1140年に建設が始められました。
ポルトガルにおける重要なロマネスク建築のひとつです。
レコンキスタの時代には要塞としての役割も担っていた
堅固な造りで、胸壁には銃眼も備えています。
(写真左) 西ファサード
※こちらが出入口
(写真右) 北ファサード
※入口は1530年頃に造られたもので、ルネサンスの影響が
見られる初期のものだそう。旧カテドラル (コインブラの旧大聖堂) 寺院・教会
-
【旧カテドラル】
身廊を支える太い柱がいかにもロマネスクらしい印象で
天井は半円筒のトンネルヴォールト。 -
【旧カテドラル】
主祭壇の背後にある16世紀の祭壇壁が大変見事です☆彡
木製のレリーフ彫刻に彩色が施され
聖母マリアとキリストの生涯が描かれています。 -
【旧カテドラル】
祭壇壁の中央に描かれているのは聖母マリア☆
精緻なレリーフ彫刻が本当に素晴らしいです! -
【旧カテドラル】聖堂に隣接する回廊と中庭
-
【旧カテドラル】
外に出て東側に回ると、回廊から見えたドーム屋根がありました。 -
コインブラ大学の学生たちが、私たちに話しかけてきました。
学資のために自主制作したポストカードを販売していたのでした。
この黒いマント姿はコインブラ大学の制服で
卒業式やイベントの際に着用が義務づけられているそうです。
マントはカパと呼ばれ、実はカッパ(合羽)の語源なのです。
パン、金平糖、たばこ、ボタンなど、ポルトガル語由来の
外来語がたくさんありますね。
ところで、コインブラ大学には女子学生が好きな男子の
マントの裾を引き裂くという風習があり、マントがボロボロなほど
モテ男だというバロメーターなのだとか(´艸`*) -
旧大学を目指して坂道を上がっていくと
「新カテドラル」の前に出ました。
1598年にイエスズ会のコレジオ付属教会として建設が
開始され、完成までに100年余りが費やされました。
(※コレジオとはイエスズ会の高等教育施設のこと)
1772年に司教座が「旧カテドラル」から
この「新カテドラル」に移されています。新カテドラル (コインブラ) 寺院・教会
-
【新カテドラル】
バロック様式の大聖堂です。 -
【新カテドラル】
主祭壇背後の飾り壁にはターリャ・ドゥラーダ(金泥細工)と
呼ばれる、金箔で装飾された木彫り彫刻が施されています。
17世紀末に活躍した彫刻家ジェロニモ=ルイスの代表作だそう。 -
【新カテドラル】
左右には新古典様式のパイプオルガンが。
オルガン上部にはラッパを吹いている天使たちが
たくさんいます(*´▽`*) -
【新カテドラル】
壁面の装飾も凝っています。 -
【新カテドラル】
その中心部分に描かれているのは、聖母マリアと
聖ヨセフに手を引かれたイエス様のようです。
親子3人の像やレリーフを見るのは珍しいですね。 -
【新カテドラル】
新カテドラルには日本人として忘れてはならない人が
眠っています。
鹿児島でザビエルの洗礼を受け、その後日本人初の留学生として
1553年にリスボンに到着したベルナルドです。
(日本名は分かっていないとか)
1555年にはローマで教皇パウロ4世に謁見したそうですが
1557年初頭に病気のためコインブラで亡くなりました。
そのベルナルドが主祭壇に最も近い左手の礼拝堂(写真左)の
床の下(写真右)で永久の眠りに就いているのです。
教会のスタッフにお聞きしたところ、名前の刻まれた
墓碑のようなものは特にないそうです。
おそらく他の信者の方たちと共に眠っているのでしょう。
初めてヨーロッパへ渡った日本人ベルナルドへの敬意を表し
心の中で手を合わせました。 -
「旧大学」に到着しました。
黄色い矢印のところが『鉄の門』と呼ばれる出入口ですが
まず左手の建物(総合図書館)で入場券を購入します。
入場料は9ユーロで、『ジョアニア図書館』の入館時刻が
記されています。
※見所の『ジョアニア図書館』や『礼拝堂』『帽子の間』などは
全てこちらの旧大学の方にあります。旧大学 建造物
-
【旧大学】『鉄の門』
1630年代にルネサンス様式、マヌエル様式で建造され
当時の医学や法学などの各学部を象徴する像で飾られています。
別名『無情の門』とも呼ばれ、この門をくぐったら
学問以外のことは考えてはならないという厳しい教えから
きているのだとか。
この門を潜ると中庭に通じています。 -
門を潜る時にふと見上げると、門扉の上部や頭上の格子部分に
黒や白の布きれのようなものが結び付けられています。
どうやら、女子学生が好きな男子のマントを引き裂くという
風習から生じた悪ふざけのようです。 -
よく見ると、広場にある他の像にも
黒い布切れがくくり付けられていました。
全て、学生たちのいたずらのようです(笑) -
【旧大学】『鉄の門』から中庭に入って
コインブラ大学はポルトガルで最古、
ヨーロッパでも屈指の伝統ある名門大学です。
「コインブラ大学 アルタとソフィア」として
世界遺産登録されています。
(アルタ地区とソフィア地区に大学の歴史的建物があります) -
【旧大学】中庭のジョアン3世の像
1290年にディニス王によりリスボンで創設された大学は
コインブラとリスボンへの移転を繰り返しました。
1537年にジョアン3世によりコインブラに移転されて以来
現在に至っています。
銅像の背後には、モンデゴ川を望む眺望が開けています。 -
【旧大学】
中庭を囲むように三方に建物が建っており
18世紀建造の『時計塔』(写真下)は旧大学のシンボルです。 -
【旧大学】《サン・ミゲル礼拝堂》
『時計塔』隣接する『サン・ミゲル礼拝堂』は16世紀初頭の建設で
聖ミカエル(=サン・ミゲル)が祀られており
今でも毎日礼拝が行なわれているそうです。
中に入ってまもなく
「礼拝堂を使用するので、早く見学を終えるように」と
言われました。
なぜかと思ったら、上の写真の車の中には御遺体が
スタンバイしていて葬儀が執り行われるためでした。 -
【旧大学】《サン・ミゲル礼拝堂》
というわけで、大急ぎで写真を撮りました。
壁面を覆う17世紀のアズレージョや天井画が大変美しく
まるで天国に直結している場所のように思えました。 -
【旧大学】《サン・ミゲル礼拝堂》
祭壇の天井部分は可憐な美しさ☆彡 -
【旧大学】《サン・ミゲル礼拝堂》
18世紀のバロック様式のパイプオルガンも素晴らしいです! -
【旧大学】《サン・ミゲル礼拝堂》
天井の模様も色鮮やかで素敵~ -
【旧大学】《サン・ミゲル礼拝堂》
天井の中心部にはポルトガル王国の紋章を掲げる
天使たちが描かれています。 -
【旧大学】
礼拝堂の並びの一番端の建物が『ジョアニア図書館』です。
チケットに記載された時間に列に並び、中へ入ります。 -
【旧大学】《ジョアニア図書館》
(内部は撮影禁止なので、拝借画像です)
ジョアン5世統治下の1724年に建造され
蔵書は30万冊にも及ぶとか。
「世界で最も美しくて豪華な図書館」と言われるとおり
ターリャ・ドゥラーダ(金泥細工)による内部装飾や
調度品が大変見事で素晴らしいです☆彡
なんとこの図書館では、本につく虫を退治するため
コウモリが飼われているのだとか! -
【旧大学】
中庭の北側には『ラテン回廊』と呼ばれるギャラリー(歩廊)を
持つ建物があります。
かつてこの場所ではラテン語のみを話すことが義務付けられて
いたことが、回廊の名の由来だとか。 -
【旧大学】《帽子の間》
『ラテン回廊』のある建物内にあります。
もともとは宮廷の広間として使われていた部屋で
壁には歴代国王の肖像画が掲げられています。
現在は学長の就任式や博士号の学位授与式などに使用され、
私たちが訪れた時は博士号のための口頭試験が行なわれていました。
(分かりづらいのですが)写真中央の机に座っている方が試験官で
学生の姿はシャンデリアの陰になってしまいました。
試験官の向こう側の(階段を5、6段上った)高い壇上の席にも
監督官なのか学部長なのか、偉そうな方が座っていらっしゃいます。
わぁ、緊張しそう~~ -
【旧大学】『ラテン回廊』2階から望んで
(写真上)『鉄の門』のある東側建物
(写真下)『サン・ミゲル礼拝堂』と『図書館』のある西側建物
その前方にはモンデゴ川の景色が開けています。 -
【旧大学】
『帽子の間』以外にもいくつか部屋があり
この部屋には歴代の学長かコインブラ大学出身の著名人らしき
肖像画が並んでいました。
天井が美しかったのでパチリ! -
【旧大学】
廊下の窓から『旧カテドラル』が見えました。
ここからだと全形がよく分かります。 -
【旧大学】
旧大学の校舎は現在も講義などに使われていますが
どうやらそのセクションに紛れ込んでしまったみたい^^; -
【旧大学】
それぞれのお部屋(教室)には名前が付けられていました。
腰壁のアズレージョが素敵です。 -
旧大学を後にし、街歩きを続けます。
急な坂道にあるショップでは、片脚の台の上に
商品が並べられていました(*´▽`*) -
椅子や自転車や人の形をした人形やら
たくさんのオブジェ(?)が外壁に張り付いてる
面白い建物がありました。 -
確かここは、旅番組でも見たことがありますが
学生たちが共同生活をしている学生寮(アパート?)だったかと… -
少し離れた場所では
頭上から靴がぶら下がっていま~す(´艸`*) -
反対側からもパチリ!
靴も壁画も学生さんのアート作品なのかしら? -
素敵な建物を発見~☆
-
この建物の外壁のアズレージョが
凹凸のあるデザインでとても素敵でした☆彡 -
正面には古くて味わいのある建物が。
車が何台も駐車されていますが、住人の方たちは
クネクネの狭い坂道にも慣れていらっしゃるのでしょうね。 -
お夕食に「ドン・ペドロ」というレストランへ
やって来ましたが、なんと私たちが一番乗りでした。Dom Pedro 地元の料理
-
テーブルにセットされていたプレート(左上)と
テーブルクロスが素敵だったのでパチリ☆
前菜は生ハムメロンとフィッシュスープを。
スープは大量のクルトンが浮かんでいましたが
お味は美味しかったです。 -
メインはお店のスペシャリテの仔豚のローストと
タコのリゾットを。
仔豚のローストはシンプルな味付けで
タコのリゾットは安心の美味しさでした。 -
デザートはトンガリキャベツ…なわけはなく、
カウンターの上にあったこのキャベツの写真を撮っていたら
ウェイターさんがお皿に載せてテーブルに運んできて
下さったのでした(*´▽`*)
ヨーロッパの市場では時々このトンガリ君を見かけます。
食後はさすがにホテルまで歩いて帰る気力がなく
駅付近で見つけたタクシーで戻りました。 -
お部屋まで荷物を運んで下さったスタッフによると
ホテルの客室は順次リノベーション中だそうで、
リノベーション後のこの部屋に泊まるのは
私たちが初めてとのことでちょっと嬉しい~
コンプリメンタリーのシャンペンが用意されていました。 -
(翌朝)
優雅な雰囲気の中でいただくホテルの朝食が大好きです!
お庭のテラス席も素敵☆ -
日中はいつも忙しく駆けずり回るので
ゆったりとした朝食タイムは至福の時☆彡 -
ホテル内には客室以外に当時(18世紀)のまま保存されている
お部屋がいくつもありました。
気に入ったお部屋で読書したり、お手紙を書いてる方も
いらっしゃいました。
プールやスパ設備もあるので、ゆっくりと滞在を楽しみたいホテルです。 -
チェックアウト前に「旧サンタ・クララ修道院」に
行ってみようと思います。(ホテルから徒歩で5分ほど)
(写真は)途中にあった民家の外壁のアズレージョ。
右手の女性はイザベル王妃ではないかと思われます。
※ディニス王の妃であったイザベルは慈悲深い王妃として民衆に愛され
現在はコインブラの守護聖人として「新サンタ・クララ修道院」に
眠っています。 -
「旧サンタ・クララ修道院」
1286年に建立されましたが、度重なるモンデゴ川の洪水により
17世紀に閉鎖されました。
(代わりに「サンタ・クララ修道院」が高台に建立されました)
閉鎖後すっかり荒れ果てた「旧サンタ・クララ修道院」の修復が
2009年に完了し、一般に公開されています。
新設された建物内(写真左上)でチケットを購入後
上映室(写真右上)で修道院やコインブラの歴史などを
伝えるビデオを鑑賞しました。
その中で『ペドロ王子とイネスの悲恋物語』についても触れられており
イネスとその子供が殺害されるシーン(写真下)も出てきました。
イネスの向かいに立つのはペドロの父王アルフォンソ4世で
国王が立ち去った後に3人の家臣により殺害されたのでした。 -
上映終了後、「旧サンタ・クララ修道院」の見学です。
(正面に見えるのは修復された修道院付属の教会)
とはいえ、修道院自体は付属教会の手前に遺構が残るのみ。
中央の四角い部分が中庭で、その周囲を回廊そして各部屋が
取り囲んでいたと思われます。
殺害されたイネスの遺体は初め「旧サンタ・クララ修道院」に
安置されましたが、アルフォンソ4世が亡くなり
ペドロが(ペドロ1世として)即位するとイネスの棺は
アルコバサの修道院に移されました。
現在、アルコバサ修道院に安置された二人のそれぞれの石棺の上には
ペドロ1世とイネスの像が互いに足を向ける形で置かれています。
これは(最後の審判で全ての死者が蘇り)二人が目覚めて
起き上がった時に、お互いの顔を最初に見ることができるように、
とのペドロの遺言なのだとか。旧サンタ クララ修道院 寺院・教会
-
「旧サンタ・クララ修道院」付属教会
モンテゴ川対岸のコインブラ旧市街が見えます。
(写真下)右手が付属教会
ぐるっと後ろ側へ回り込むように進み、正面の石段もしくは
左手のエレベーターで付属教会の建つ敷地へ下りていきます。 -
「旧サンタ・クララ修道院」付属教会
700年以上前に建設された歴史を感じる造りです。
(写真左)開口部は修道院へと続いています。
上部には薔薇窓が。
(写真右)側廊
(写真下)部分的に古いアズレージョが残されていました。
かつてイネスが目にしたこともあったのだろうかと
思ってみたりして…。 -
修道院の外に出ると、過去からタイムスリップしてきたような
車が停まっていました。
交錯する様々な時代や織り成された人間模様に思いを馳せ
コインブラを後にしました。
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この旅行記へのコメント (30)
-
- yoshiboさん 2018/05/21 15:31:23
- HOTEL QUINTA DAS LAGRIMAS
- 旅行記 楽しく読ませていただいてます。
さて HOTEL QUITA DAS LAGRIMASの説明を、私の旅行記に転載させて頂きたいと思います。
ご許可のほどよろしくお願いいたします。
- sanaboさん からの返信 2018/05/21 21:00:03
- RE: HOTEL QUINTA DAS LAGRIMAS
- yoshiboさま、こんばんは
いつもありがとうございます^^
> さて HOTEL QUITA DAS LAGRIMASの説明を、私の旅行記に転載させて頂きたいと思います。
> ご許可のほどよろしくお願いいたします。
わざわざご丁寧にお尋ね下さいまして、お気遣いありがとうございます。
お役に立てましたら幸いです。
内容に誤り等がありました際にはお許しくださいませ。
三度目のポルトガル旅行記を執筆中でいらっしゃるのですね。
コインブラでは同じホテルに泊まられたのですね。
旅行記、楽しみにお待ちしております♪
sanabo
- yoshiboさん からの返信 2018/05/22 09:00:05
- RE: RE: HOTEL QUINTA DAS LAGRIMAS
- ご了解 ありがとうございます。
私たちは、あまり知識がないまま宿泊しておりました。
本当にありがとうござます。
今後ともよろしくお願いいたします。
-
- ニコニコさん 2018/05/13 05:42:44
- 今日の足跡をもう一度
- sanaboさん
コインブラ編、拝見してから行けば良かった
と、後悔中です。
新カテドラルのベルナルドの墓標、何処だ何処だと
血眼になって探した私達(≧∀≦)
でしたもの。
サンタクルス修道院併設のカフェ、知りませんでした。
明日、午前中にビゼウに行くのですが
帰りに立ち寄れたらいいな。
旧大学の塔は残念ながら今日はクローズでした。
併設の教会、素敵だったんですね。
明日は午後に川を渡って、涙の館に
時間があれば行く予定をしています。
sanaboさんの分かりやすいステキなお話を読んでいると
何処もかしこも行きたくなって、
ウズウズしてしまいますね♪( ´▽`)
イネスのお話も本当によく分かりました。
ニコニコ
- ニコニコさん からの返信 2018/05/13 05:58:36
- Re: 今日の足跡をもう一度
- sanaboさん
訂正です
旧大学の併設の教会、礼拝堂は行ってました(≧∀≦)
ちと疲れてるかなぁ?
教会ばかり見ていると、訳が分からなくなって来てしまうの。
失礼しました。
ニコニコ
- sanaboさん からの返信 2018/05/13 16:00:30
- 涙の館☆
- ニコニコさん、こんにちは!
先日はポルトからのメールをありがとうございました^^
今日、ホテルをご出発される前に間に合えばと思い、取り急ぎ
返信させていただきました。
> 新カテドラルのベルナルドの墓標、何処だ何処だと
> 血眼になって探した私達(≧∀≦)
> でしたもの。
まぁ〜、そうでしたか(*´▽`*)
> サンタクルス修道院併設のカフェ、知りませんでした。
> 明日、午前中にビゼウに行くのですが
> 帰りに立ち寄れたらいいな。
ビゼウという名を初めて聞きましたので今ググりましたが
古い街並みの残る歴史地区があるのですね。
旅行記で拝見するのが楽しみです。
カフェ・サンタクルスは雰囲気があって素敵なカフェでしたので
お時間があれば是非お立ち寄りくださいね。
旧大学の礼拝堂はご覧になってて良かったです^^
> 明日は午後に川を渡って、涙の館に
> 時間があれば行く予定をしています。
その涙の館ですが、、、
ホテルとして宿泊するには良いホテルでしたが、橋を渡ってから
ちょっと距離があり、わざわざ見に行かれると
涙の泉などもちょっとガッカリされるかもしれません。
ただホテルのレストランでランチかディナーをされるのであれば
それも良いかなと思います。
(以前はミシュランの1つ星だったようですが、どうもその後
星は落としたようです)
私たちは町中のレストランで観光の後ディナーを食べましたが
ホテルのレストランで食べても良かったかな、と思ったものですから。
ニコニコさんとご一緒にまたポルトガルを旅している気分で楽しいです。
それでは、お気をつけて〜♪
sanabo
- ニコニコさん からの返信 2018/05/14 03:01:00
- RE: 涙の館☆
- sanaboさん
> 今日、ホテルをご出発される前に間に合えばと思い、取り急ぎ
> 返信させていただきました。
そうだったんですね。
朝、メールチェックした時は未だ届いていなかったので、
ヴィゼウへバスで行ってしまいました。
ヴィゼウはたいした見所もなく日曜日も重なって街中も閑散としていました。
教会だけはミサや洗礼式があって、大勢の人が集まっていましたが。
ここの思い出は、星は付いてないけれどミシュランに載っているお店で
ランチが出来た事だけです(≧∀≦)
カフェ・サンタクルスは雰囲気があってすてきでしたし、sanaboさんが召し上がった
ビファーナも頂きました( ^ω^ )
> その涙の館ですが、、、
> ホテルとして宿泊するには良いホテルでしたが、橋を渡ってから
> ちょっと距離があり、わざわざ見に行かれると
> 涙の泉などもちょっとガッカリされるかもしれません。
確かに、川は渡ったものの、何だか遠そうで
宿泊者以外は有料と書かれていたし
さっさと気持ちを切り替えて、やめにしました。
> ただホテルのレストランでランチかディナーをされるのであれば
> それも良いかなと思います。
> (以前はミシュランの1つ星だったようですが、どうもその後
> 星は落としたようです)
> 私たちは町中のレストランで観光の後ディナーを食べましたが
> ホテルのレストランで食べても良かったかな、と思ったものですから。
今日はヴィゼウでかなりお腹も気持ちも満たされたので、カフェでのビファーナと、
ホテルへ帰って、果物とポルトガル名物のケーキ類で済ませてしまいました。
あ、お味噌汁もネ^_^
色々とお気遣い下さり有難うございました。
明後日からいよいよフランスです。
ストライキが多くて大分バスに振り替えましたが
どうなることやらです。
又、ご連絡させてください。
よろしくお願い申し上げます。
ニコニコ
- sanaboさん からの返信 2018/05/15 01:59:38
- RE: RE: 涙の館☆
- ニコニコさんへ
お疲れのところ、ご丁寧にお返事をいただきまして
ありがとうございました(#^.^#)
結局、ヴィゼウで美味しいお食事を召し上がって
お帰りになられたのですね。
涙の館もいらっしゃらなくて正解だったと思います(^_-)
カフェ・サンタクルスには行かれて良かったです。
ビファーナも召し上がったのですね〜
> 明後日からいよいよフランスです。
> ストライキが多くて大分バスに振り替えましたが
> どうなることやらです。
まぁ、そうでしたか! うまくバスに振り替えられ
旅程に大きな変更が生じなければ良いのですが…
うまく乗り切られますように願っています!
> 又、ご連絡させてください。
> よろしくお願い申し上げます。
今年我が家はミディピレネーとプロヴァンスの予定なので
ニコニコさんたちと被る場所があるかしら、と
興味津々なのです(笑)
楽しいご旅行をお続けくださいね〜♪
sanabo
-
- あまいみかんさん 2017/11/28 05:43:31
- コインブラ~~~~!!!
- sanabo様、
お久しぶりです。
アルコバサ修道院の向かい合った美しい彫刻棺から始まったペドロとイネスの
物語・・・涙・涙の物語・・・
コインブラが二人のロマンの場所だったんですね~。
扇子をバンっと叩く音こそないけれど、あたかも講談師が語っているかのような
錯覚を覚えながら旅行記を聴きました・・・。
講談師って言うと、前世、来世ヨーロッパ生まれとなるsanaboさんには
似つかわしくないかもね、うふふ。
車で駆ける吟遊詩人が語る朗々たるポルトガル旅行記、素晴らしいです!!!
ホテルのチョイスがいっつもスゴイ。
お庭が広いとか、眺めが良いとかって言う以上に、ゆっくりとステイを
楽しむゆったりとした姿勢がいいですネ。
それでいて、見るべきものは、バッチリ、シッカリと見られていて
計画の段階から、とてもきちんとされているのが伺えます。
(ひょっとしたらsanabo教徒?~)のワタクシは、旅行記を辿って
来年5月にお四国八十八か所巡りならぬ、イベリア8か所巡りの巡礼旅に
出る事にしました。
しかも逆うちであります(ポルトから南下)。
このあまりにもよくできたsanaboコインブラ物語を読んだ後、
本当によく考えて旅をなさっているな・・・っと感心至極なワタクシです。
ほんまにすごい。
今回旅程を考えながら・・・殊にそう感じました。
2014年に行ったからコインブラは外そうかな・・・っと考えていたけれど、
こ~んなに歴史のある、見どころのある街なのだと知ると
一日でもステイして、その可愛いパイプオルガンを見てみたいと
願います。
立派な教会が多いですね~。
ネコさんは急いでホテルをチェックしたそうですが、
ワタクシめは、カフェ・サンタクルスとドン・ペドロでした。
2泊しますが、観光実質一日しか取れないので、果たして両方
制覇できるかどうか・・・?
スーツケースを転がしての旅なので、移動が最優先となってしまいます。
sanaboさんの丁寧な語りで・・・巡礼もう行かなくても良いかな・・・
って位、充実感満載な気分なのですが~~~。
有難うございました。
いつもただソコへ行くだけのあまいみかん
- sanaboさん からの返信 2017/11/29 01:38:58
- エコーが響いてきました〜〜〜(^o^)丿 ← コインブラ〜〜〜〜!!!
- あまいみかんさま、こんばんは〜☆
いよいよ、みかんさまの季節到来ですね!
今の時期、みかんと柿とイチゴとシャインマスカット…と
美味しい果物がたくさんあって嬉しいです♪
> アルコバサ修道院の向かい合った美しい彫刻棺から始まったペドロとイネスの
> 物語・・・涙・涙の物語・・・
> コインブラが二人のロマンの場所だったんですね〜。
そうなんです〜
むしろ有名なコインブラ大学より、二人のロマンに魅かれて
コインブラまで出向いてしまいました。
> 扇子をバンっと叩く音こそないけれど、あたかも講談師が語っているかのような
> 錯覚を覚えながら旅行記を聴きました・・・。
うわぁ、私めの旅行記からまたまた空想の翼を羽ばたかせ
『あまいみかんワールド』へ飛んで行ってしまわれたのですね〜(´艸`*)
> 講談師って言うと、前世、来世ヨーロッパ生まれとなるsanaboさんには
> 似つかわしくないかもね、うふふ。
ふふっ、お話上手のみかんさまの方が、グッと聴き手の心を手繰り寄せ
講談師に向いてるような気がしま〜す(^_-)-☆
> お庭が広いとか、眺めが良いとかって言う以上に、ゆっくりとステイを
> 楽しむゆったりとした姿勢がいいですネ。
ところが理想と現実はなかなか一致しなくて、ゆっくりしようと
1日滞在を増やしても結局その分の予定を入れてしまうから、
なぜかいつも忙しく駆けずり回っています^^;
> (ひょっとしたらsanabo教徒?〜)のワタクシは、旅行記を辿って
> 来年5月にお四国八十八か所巡りならぬ、イベリア8か所巡りの巡礼旅に
> 出る事にしました。
sanabo教徒とは、恐悦至極でござりまする〜〜_(._.)_
イベリア8か所巡りの巡礼旅、楽しみですね〜♪
> このあまりにもよくできたsanaboコインブラ物語を読んだ後、
> 本当によく考えて旅をなさっているな・・・っと感心至極なワタクシです。
あっ、そんなに考えているわけでもないんです^^;
> 2014年に行ったからコインブラは外そうかな・・・っと考えていたけれど、
> こ〜んなに歴史のある、見どころのある街なのだと知ると
> 一日でもステイして、その可愛いパイプオルガンを見てみたいと
> 願います。
> 立派な教会が多いですね〜。
そうですね、かつては政治や文化の中心だった街だけに
教会の装飾やパイプオルガンなども見ごたえがありました。
> ネコさんは急いでホテルをチェックしたそうですが、
> ワタクシめは、カフェ・サンタクルスとドン・ペドロでした。
> 2泊しますが、観光実質一日しか取れないので、果たして両方
> 制覇できるかどうか・・・?
カフェ・サンタ・クルスはロケーションも便利ですので、ぜひ♪
夜はファドの生演奏もあるようでしたので、夜の雰囲気も
素敵だろうな〜と思います。(夜の修道院は怖そうですけどネ)
> sanaboさんの丁寧な語りで・・・巡礼もう行かなくても良いかな・・・
> って位、充実感満載な気分なのですが〜〜〜。
そんな風に言って下さり、ありがとうございます^^
でもぜひ、ご主人様との巡礼(?)の旅を楽しんでらして下さいね♪
> いつもただソコへ行くだけのあまいみかん
たとえ旅行記をお作りにならなくても、旅のお土産話を楽しみに
待っているファンがたくさんいらっしゃるあまいみかんさまです☆
いつも励みになる温かい応援メッセージをありがとうございます(*^_^*)
ブサコ編、頑張らなくちゃ〜〜
sanabo
-
- thierryさん 2017/11/27 00:55:30
- 素敵なホテル!
- sanaboさん、こんばんは!
ホテル『キンタ・ダス・ラグリマス』。
素敵なホテルですね~
しかもリノベーション後、初の利用者とは。
とってもタイミングが良いですね♪
sanaboさんはいつも素敵なホテルに泊まられているので
リサーチに時間を掛けられているんだろうな、と思って見ています。
私なんていつも寝るだけと割り切って妥協しちゃうので(^-^;
リサーチ力を伝授して頂きたいくらいです!
カフェ・サンタ・クルスはステンドグラスがあって修道院らしいですね!
そして付属教会のパイプオルガンが素敵で見入ってしましました。
音色を聞いて見たいです~(*´▽`*)
『無情の門』由来の厳しい教えがあっても、
マントの布のいたずらを見るとなんだかホッとします(笑)
アルコバサから続く、ペドロ王子とイネスの悲恋物語。
とても読み応えのある素敵な旅行記でした(*^_^*)
thierry
- sanaboさん からの返信 2017/11/28 00:33:59
- RE: 素敵なホテル!
- thierryさん、こんばんは〜☆
> しかもリノベーション後、初の利用者とは。
> とってもタイミングが良いですね♪
お部屋を順番にリノベートしてたみたいなので
リノベーション前か後かでは全然違いますよね。
リノベーション後でラッキーでした(^^)v
> sanaboさんはいつも素敵なホテルに泊まられているので
> リサーチに時間を掛けられているんだろうな、と思って見ています。
> 私なんていつも寝るだけと割り切って妥協しちゃうので(^-^;
> リサーチ力を伝授して頂きたいくらいです!
私も夜遅く着いて早朝の出発の時なんかは、寝るだけと割り切って
ホテルを選ぶこともありますよ〜
でも基本的にホテル好きなので、いろいろな条件検索をして
気に入ったホテルを見つけます(^_-)
我ながら疲れるなぁと思うこともありますが、いつもしつこく
検索しま〜す^^;
> カフェ・サンタ・クルスはステンドグラスがあって修道院らしいですね!
ヨーロッパって由緒ある古い建物を利用した素敵なカフェが
たくさんありますよね。 でも修道院は初めてでした〜!
> そして付属教会のパイプオルガンが素敵で見入ってしましました。
あんなにハデハデのパイプオルガンは初めて見ました(笑)
お土産屋さんでミニチュア版を売ってたら、買ってたと思います。
> 『無情の門』由来の厳しい教えがあっても、
> マントの布のいたずらを見るとなんだかホッとします(笑)
本当ですね〜
今の時代は『無情』どころか、学生たちは自由に
思い切りキャンパスライフを楽しんでいるようでした^^
> アルコバサから続く、ペドロ王子とイネスの悲恋物語。
> とても読み応えのある素敵な旅行記でした(*^_^*)
いつも丁寧に読んで下さり嬉しいです(#^.^#)
コメントもありがとうございました♪
sanabo
-
- ネコパンチさん 2017/11/22 21:55:53
- 日本の大学とは大違い
- sanaboさんこんばんニャ~
今回も臨場感あふれる旅行記のおかげで
すっかり自分が行った気になっています(^^)
大学のお膝元だけあって
アカデミックな雰囲気を湛えた街ですね!
マント姿もクラシックで良い雰囲気です。
日本なら学ランの第2ボタンでしたが(古っ)
コインブラ大学ではマントが犠牲に(◎_◎;)
中にはこっそり自分で引き裂いて
モテ男ぶるヤツもいたりして…
あちこちに結ばれてるのもそれだったり!?
鉄の門(非情の門)、厳しいですね!
私は大学を出た途端勉強のことは一切忘れてましたが
その逆は絶対無理だわ(^◇^;)
大学内にあんなに美しい礼拝堂や図書館があるなんて
羨ましいです。
さすが歴史ある名門校ですよね♪
あそこでお葬式してもらえるってどんな人なのかな?
そして悲恋物語の舞台となったホテルも素敵!
思わずクチコミから料金比較ページに
飛んでしまいましたが、それほどお高くもないことに
かえって驚きました。
sanaboさんはいつもホテル選びも熟慮されて
本当に良いホテルを選ばれてますね。
そして歴史あるホテルに気後れせずに宿泊できる
マナーと語学力を兼ね備えていらっしゃるご様子が
よく伝わってきました。
次作も楽しみにしています♪
ではまたニャ~(^^)/~~~
ネコパンチ
- sanaboさん からの返信 2017/11/23 18:38:14
- RE: 日本の大学とは大違い
- ネコパンチさん、こんばんニャ〜(=^・^=)
> 今回も臨場感あふれる旅行記のおかげで
> すっかり自分が行った気になっています(^^)
いつも丁寧に読んで下さりありがとうございます♪
> マント姿もクラシックで良い雰囲気です。
マント姿って伝統を感じますね。
> 日本なら学ランの第2ボタンでしたが(古っ)
> コインブラ大学ではマントが犠牲に(◎_◎;)
面白い風習ですよね。
しかも学生の正装である神聖なマントを引き裂くなんて〜@@;
> 中にはこっそり自分で引き裂いて
> モテ男ぶるヤツもいたりして…
絶対いる、いる!(´艸`*)
でも自分で引き裂いたのがバレバレだったら超恥ずかしい〜〜
> 鉄の門(非情の門)、厳しいですね!
> 私は大学を出た途端勉強のことは一切忘れてましたが
> その逆は絶対無理だわ(^◇^;)
私なんて授業中でもほかのこと考えてたわ〜ん(^▽^;)
> 大学内にあんなに美しい礼拝堂や図書館があるなんて
> 羨ましいです。
礼拝堂も図書館も本当に美しくて素晴らしくて、
それだけでも世界遺産としての価値がありそうでした☆
> あそこでお葬式してもらえるってどんな人なのかな?
コインブラ大の出身者ならOKなのかしら?
(きっと結婚式もできるのかもね)
あそこでお葬式をしてもらえる人が羨ましい〜って、本気で思いました!
結婚式に関しては、、、
バターリャ修道院付属教会の天井の高くて長〜い身廊を見た時
バージンロードとして歩いたらどんなかな、なんて想像しちゃいました(笑)
> そして悲恋物語の舞台となったホテルも素敵!
> 思わずクチコミから料金比較ページに
> 飛んでしまいましたが、それほどお高くもないことに
> かえって驚きました。
今表示されているのは多分冬場の料金だと思うのですが
夏の時期で新館の方ではなく(私たちが泊まった)Palaceのお部屋だと
もう少しお高いかなと思います。
でもそれにしてもリーズナブルなお値段でしたのでお勧めです(^^)v
> sanaboさんはいつもホテル選びも熟慮されて
> 本当に良いホテルを選ばれてますね。
もちろんお財布とは相談しますけど、ホテルステイも旅の楽しみの
ひとつなので、かなりこだわってしつこく調べます。
「朝食が美味しくて評判が良い」は絶対条件で〜す(^_-)-☆
> 次作も楽しみにしています♪
ネコパンチさんの高野山の続編も待ってるニャ〜♪
って書いてから今チェックしたら、新作発見!!!
これからお邪魔しますね〜
sanabo
-
- cheriko330さん 2017/11/21 17:58:53
- 歴史を訪ねる旅 ☆
- sanaboさん、こんにちは♪
そちらは、今日も寒いようですね。
コインブラは旧大学だけしか記憶になく、ペドロ王子とイネスが
住んでいたとは知りませんでした。
『キンタ・ダス・ラグリマス』面白い名前ですね。意味は?って
思ったら涙の館なのですね。何かピンと来ません。
二人の子供たちも全員殺されたのでしょうか?ひどいわ( ;∀;)
こちらへ宿泊されて、感慨深いものがあったことでしょう。
新しいお部屋でラッキーでしたね。コンプリメンタリーの
シャンパンも。でもsanabo家は違うものが良かったことでしょう。
旧大学へ行ったときに、鉄の門のところで、何だか人垣が!
急いで行ってみたらポルトガルの大統領が到着したところでした。
日本だと見学者は入れないと思いますが、大らかですよね。
今は時代も変わり、厳しくなっていることでしょう。
近くには遺跡があったと思います。少し見た記憶が。
その後、階段の通りを下りながら土産物店でアズレージョや
数字のタイルを買いました。
sanaboさんが、丘の上の旧大学を目指した道と似ているのですが
他にもたくさんあるのでしょうね。
学生寮の優しい色合いのアズレージョ、素敵ですね。欲しいです。
インスタ映えする、とんがりキャベツ面白いですね。
見たことあるよな?ないような・・・
ホテルでの朝食は、私も至福の時です。いつもながら
きれいに取り分けられたお写真を見てsanabo家の食卓を
つい想像してしまいました。盛り付けもセンス良く素敵な
ことでしょう。ホワイトアスパラガス、美味しそう(*^_^*)
コラージュも毎回凝っていてsanaboさんの思いが詰まった
素敵な旅行記を拝見させていただきました。
毎回のことですが。素敵な旅をされていますね。
行く前からも行ってからも、帰ってからもです。
コインブラは、サンタ・クルス修道院、新、旧カテドラルと
見どころ多かったのですね。
詳しく知ることができて楽しめました。いつもながら、ありがとう
ございました。
では、また(*'▽')/~~おじゃましますね☆
cheriko330
- sanaboさん からの返信 2017/11/22 18:18:29
- RE: 歴史を訪ねる旅 ☆
- cherikoさん、こんにちは♪
> 二人の子供たちも全員殺されたのでしょうか?ひどいわ( ;∀;)
男の子二人は殺害され、女の子は助かったみたいです(多分)。
当時は異母兄弟がたくさんいる時代でしたけど、王位継承を巡って
(半分は血が繋がっているのに)殺害を企てたりもしたし
今とは時代が違いますね。
(と思ったら、 最近似た様なことが某国でありましたけど〜!)
> 新しいお部屋でラッキーでしたね。コンプリメンタリーの
> シャンパンも。でもsanabo家は違うものが良かったことでしょう。
あのシャンペンは飲みきれないことが分かっていたので
開けずにお土産に持ち帰ってきました^^
> 旧大学へ行ったときに、鉄の門のところで、何だか人垣が!
> 急いで行ってみたらポルトガルの大統領が到着したところでした。
ポルトガル随一の名門校ですし、多くの政治家を輩出しているので
大統領もコインブラ大出身者の可能性大ですよね。
> その後、階段の通りを下りながら土産物店でアズレージョや
> 数字のタイルを買いました。
新居用のタイルを買われたのがコインブラでしたっけ?
その後お友達に買ってきていただいた正しい数字のタイルで、
工事(?)なさいましたか?
> sanaboさんが、丘の上の旧大学を目指した道と似ているのですが
> 他にもたくさんあるのでしょうね。
多分同じ階段の道だと思いますよ(^_-)
メインストリートからアルメディーナ門を通って旧カテドラルへ抜け
旧大学へ行くルートが最も一般的だと思いますので。
> 学生寮の優しい色合いのアズレージョ、素敵ですね。欲しいです。
あれは実は学生寮とは別の建物なんですけど、アズレージョが
綺麗だったので思わず『ズームでパチリ!』しました♪
> インスタ映えする、とんがりキャベツ面白いですね。
> 見たことあるよな?ないような・・・
あのとんがりキャベツはポルトガルに限らずヨーロッパの市場などで
よく見かけますけど、面白いなぁといつも写真を撮りたくなります(笑)
> ホテルでの朝食は、私も至福の時です。いつもながら
> きれいに取り分けられたお写真を見てsanabo家の食卓を
> つい想像してしまいました。
cherikoさんもホテルの朝食タイムがお好きなのですね〜(#^.^#)
朝食そのものだけでなく、ゆったりとしたその空間というか
その時間がとても好きなのです。(自宅での朝食タイムも好きなんです)
それから、、、sanabo家の食卓は、ビュッフェのお皿のバラエティの
ウン十分の一の品数です〜〜(^▽^;)
寒くなってきましたね!
cherikoさんもお風邪ひかれませんように、お気をつけ下さいね♪
もう風邪をひいたsanaboより
- cheriko330さん からの返信 2017/11/23 01:30:08
- RE: RE: 歴史を訪ねる旅 ☆
- s
anaboさん、おこんばんは〜☆彡
ご返信ありがとうございました。
えっ! もう風邪を引かれたのですか。
無理はしないで下さいね。寒いので、やはり風邪も
引きやすいですよね。
私は、喉が弱くなったようでずっと、いがらっぽい感じです。
そうでした、私好みのアズレージョの建物は、学生寮じゃ
なかったですね。全然違いますよね。お洒落な建物の方
ですね。何度も見せていただいたのに大変失礼しました<(_ _*)>
いつも肝心なところが抜けています。
そうそう、番地の数字のタイルはとても良い友人で、
コインブラで買ったって伝えていたので何件か探してくれて、
見本を預けていたので、お店の店員さんが、それなら置いて
あるお店を知っていると連れて行ってくれたそうです。
親切な方が多いですね。
数字と装飾の絵が書いてあり、コインブラにしかなかった
みたいです。
友人二人も買って、取り付けたようです。で、肝心の私ですが
この夏に付けようと専用のボンドを買って来たのですが、
家族に玄関に貼るのはおかしいと反対されて、保留状態です。
気温が低くなり、貼った後時間がかかるので、来年になるかも?
ですが、友人が苦労して買って来てくれたので、貼り付けますよ。
覚えて下さっていて嬉しいです。
近々に、また古い旅行記を投稿予定です。お時間ある時に、サラッと
見ていただけると嬉しいです。
写真も古いとダメですね。同じ景色を新しいカメラで撮ったら
少しはきれいに撮れると思うのですが、、、
では、お互いに早く休みましょうね☆zzz
cheriko330
- sanaboさん からの返信 2017/11/23 19:09:05
- RE: RE: RE: 歴史を訪ねる旅 ☆
- cherikoさん、こんばんは〜
> そうそう、番地の数字のタイルはとても良い友人で、
> コインブラで買ったって伝えていたので何件か探してくれて、
> 見本を預けていたので、お店の店員さんが、それなら置いて
> あるお店を知っていると連れて行ってくれたそうです。
> 親切な方が多いですね。
お店の店員さんも親切だし、ツアーの限られた時間の中で
タイルを探して買ってきて下さったお友達も本当にご親切で嬉しいですね。
> 数字と装飾の絵が書いてあり、コインブラにしかなかった
> みたいです。
コインブラの小さな工房で作られているものなのかもしれませんね。
お友達がコインブラで探して下さって、本当にラッキーでしたね(^_-)-☆
> 友人二人も買って、取り付けたようです。で、肝心の私ですが
> この夏に付けようと専用のボンドを買って来たのですが、
> 家族に玄関に貼るのはおかしいと反対されて、保留状態です。
え〜っ、ご家族に反対されたのですか〜?!@@
> 気温が低くなり、貼った後時間がかかるので、来年になるかも?
> ですが、友人が苦労して買って来てくれたので、貼り付けますよ。
ご友人二人も取り付けたことだし、cheriko家も絶対付けたいわよね!
ぜひぜひ、10年来(でしたっけ?)の思いを晴らしてくださいね〜(^o^)丿
sanabo
-
- Mugieさん 2017/11/19 17:07:56
- こんにちは!
- sanaboさん、こんにちは。
私はコインブラはバスの乗り継ぎの途中で駆け足で見たので、sanaboさんの旅行記を見てあんなにいろいろ見るところがあったのかと、目からうろこが落ちました。
sanaboさんご夫婦は街のあらゆるものに関心を払いながら、写真を撮りながら、ゆっくり旅行を楽しんでいるようでうらやましいですw
私なんて、気づいてみれば、マントを着た学生の写真も遠目でしか撮ってないし、コインブラはコルクのお土産が充実してたから、お土産探しに必死で、お店の写真も撮ってないと、自分のふがいなさに悲しくなりました。
それから、私も某ガイドブックを見て新カテドラルで日本人のお墓を探したのですが、名前は刻まれてなかったんですね…
どおりで見つからないはずです。一つ謎が解けました。
- sanaboさん からの返信 2017/11/20 01:35:33
- こんばんは☆
- Mugieさん、こんばんは〜
私もMugieさんのコインブラ編を拝見させていただきました^^
コインブラ大学「礼拝堂」のお写真がとても綺麗に撮れていて、すっかり見入ってしまいました。
Mugieさんったら、ご自分のふがいなさに悲しく…なんて書いていらっしゃいましたけど、私はMugieさんの機転の利く行動力にいつもとても感心しています! それも気ままな一人旅ならまだしも、お嬢様お二人を連れて親としての責任もありますし、お嬢様たちの安全を考慮し(海に行きたいなどの)ご希望も叶えながらのご旅行を実行されてるわけですから本当に凄いな〜と尊敬してしまいます! ふがいないどころか、逞しくてしっかり者の立派なMugieママでーす(^^)v
> それから、私も某ガイドブックを見て新カテドラルで日本人のお墓を探したのですが、名前は刻まれてなかったんですね…
> どおりで見つからないはずです。一つ謎が解けました。
もしかして某「歩き方」ですか?(笑)
墓標があるって書かれてますけど、普通の床だったように思います。
たまたま通りかかったスタッフの方にお聞きしたら、名前が刻まれているようなものはないと言われました。 おそらく、その他大勢と一緒なのだと思います。
sanabo
-
- ドロミティさん 2017/11/18 10:20:51
- 悲恋物語が完結しましたね!
- sanaboさん、おはよう~☆
アルコバサからコインブラへ、悲恋物語を追って「涙の館」に
泊まられて、ストーリーが完結しましたね。
紹介していただいたカモンイスの詩がまたとてもロマンティック♪
本当になんて素敵な旅行記なのかしら~と感動しました☆
sanaboさんの旅行記のコインブラ編を拝読したら、訪れたことのない
街を拝見してるような気がして来ましたよん。
ツアーという限られた時間のせいもある(弁解です^^;)と思うけど、
やはり訪問地の下調べは大切なことだわね。
大いに反省しなくちゃ!!
サンタ・クルス修道院も時間がなくて、見学していないけど
こんな素敵なパイプオルガンケースを見逃していたなんて~
お土産を買ってる場合じゃなかった、、、。
コインブラ大学の礼拝堂でもあんなに綺麗なパイプオルガンが
見られたのね、、ここは何故か見学コースになかったワン(涙)
グヤジイ~!
でもでも、sanaboさんのウィットに富んだ素晴らしい解説と
素敵なお写真でじっくり鑑賞できたらから、嬉しいです♪
次はいよいよブサコね~~!
素晴らしいアズレージョ期待していまーすヽ(^o^)丿 ドロミティ
- sanaboさん からの返信 2017/11/18 23:32:16
- RE: 悲恋物語が完結しましたね!
- ドロミティさん、こんばんは〜☆
> アルコバサからコインブラへ、悲恋物語を追って「涙の館」に
> 泊まられて、ストーリーが完結しましたね。
コインブラでは絶対に「涙の館」に泊まりたいと思っていました。
なぜなら、イネスが住んでいた館だと思っていたから!
「歩き方」にも「るるぶ」にもそう書いてあったのよ。
でもホテルでそうじゃないと言われて「えっ?@@;」
だけどとても素敵なホテルだったし、朝食も素敵な雰囲気だったので
やっぱり泊まって良かったわ。
「愛の泉」と「涙の泉」は、ホテルに泊まっているなら
お散歩がてら見に行ってもいいけど、わざわざ見に行くほどの
ものでもないような気もしました^^;
> 紹介していただいたカモンイスの詩がまたとてもロマンティック♪
あの有名な「ウズ・ルジアダス」の一節なのよね。
日本語訳だけど、一大叙事詩と言われているのが
わかる気がしました。
> サンタ・クルス修道院も時間がなくて、見学していないけど
> こんな素敵なパイプオルガンケースを見逃していたなんて〜
> お土産を買ってる場合じゃなかった、、、。
ドロミティさんのコインブラ編を再読したのよ!
ツアーだとやはり時間が限られるから仕方ない部分もあるわよね。
私自身、あのパイプオルガンを見た瞬間の感動はもう忘却の彼方で
写真を見て「そうそう、こんなだったわ〜」って思い出してるくらいだから
今ドロミティさんが旅行記の写真で見るのと大差ないわよ!
パイプオルガンを見る代わりにお土産の収穫がたくさんあって
記念品として手元に残ってるんだから、それで正解だったと思うわ。
お土産を選ぶのも、旅行の大きな楽しみのひとつだし〜
って、これで慰めになった〜?(笑)
> コインブラ大学の礼拝堂でもあんなに綺麗なパイプオルガンが
> 見られたのね、、ここは何故か見学コースになかったワン(涙)
あの礼拝堂、本当に素敵だったの!
あそこで私もお葬式してほしいわ〜ん♪
> 次はいよいよブサコね〜〜!
えへっ、今年中のUPを目指しまーす^^;
sanabo
- ドロミティさん からの返信 2017/11/19 00:30:30
- 追伸で~す!
- sanaboさん、おこんばんは♪
早速の返信ありがとうございます^^
今、返信を拝見して、自分のコメント入れ忘れを発見!
(その1)
ホテルからコインブラ大学までずいぶん歩いたわね~!
sanabo家の新記録じゃない?
(その2)
素敵なホテルでの優雅な朝食タイム、まさに至福の時ね!
しかし、あの豪勢なプレート、とっても美味しそうだけど
あの量をまさか一人で完食~?\@@/
ではでは~おやすみなさい☆ ドロミティ
- sanaboさん からの返信 2017/11/19 23:47:58
- RE: 追伸で?す!
- ドロミティさん、おこんばんは〜
> ホテルからコインブラ大学までずいぶん歩いたわね〜!
> sanabo家の新記録じゃない?
そうね、けっこう歩いたかも〜
でもリスボンの市内巡りをした日やミコノス島でも
トータルでは結構歩いたのよ。
だけど、ベルギーの一人旅では朝10時前にホテルを出て
午後7時くらいにホテルに戻るまでずっと街を歩き回って
それからまたお夕食に出かけたりして、もっと歩いたわよ〜
一人で嬉しくて、アドレナリンが出まくりだったみたい^^;
> しかし、あの豪勢なプレート、とっても美味しそうだけど
> あの量をまさか一人で完食〜?\@@/
え〜っ、ソコ、突っ込むの〜〜?(^▽^;)
よく覚えてないけど、基本的にとって来たものは
全部食べるようにはしていまーす(^o^)丿
あの時は後からエッグタルトの焼きたてをウェイトレスさんが
テーブルに運んできてくれて、その分が予定外だったのよん。
小食sanaboより
- ドロミティさん からの返信 2017/11/21 00:46:58
- おこんばんは~☆
- sanaboさんへ
やはり、一人前だったのね~!
しかもプラス、エッグタルト~?!恐れ入りました_(._.)_
二人前にしては少ないし、一人前では多すぎるんじゃない?
と考えていました!って、ソコかいなよね(^◇^;)
お皿に取った料理は残さない!ビュッフェの鉄則ね(^_-)
アドレナリンの出まくったベルギー旅のお話も楽しみに
待ってるわよ~ん♪
ではでは~おやすみなさい☆ ドロミティ
- sanaboさん からの返信 2017/11/22 16:55:10
- ちょっとだけ言い訳〜
- ドロちゃん、おこんにちは♪
> やはり、一人前だったのね〜!
> しかもプラス、エッグタルト〜?!恐れ入りました_(._.)_
あれ(写真)プラス、エッグタルトじゃないわよ!
クロワッサンの隣に写ってるのが後からきたエッグタルトだから〜〜
(っていう問題じゃない?^^;)
> 二人前にしては少ないし、一人前では多すぎるんじゃない?
> と考えていました!って、ソコかいなよね(^◇^;)
「ソコかいな〜っ!?@@;」(一応、突っ込んどいたわ!)
> お皿に取った料理は残さない!ビュッフェの鉄則ね(^_-)
そうよ、食べられないほど取ってくるのはお下品ですことよ〜ん!
でもあれだけ食べるのと、どっちがお下品ですかしら〜ん?@@
> アドレナリンの出まくったベルギー旅のお話も楽しみに
> 待ってるわよ〜ん♪
長生きして待っててちょ(^_-)
小食sanaboより
-
- バモスさん 2017/11/18 07:40:14
- 涙の館
- sanaboさんへ
おはようニャ~
な、涙の館!sanabo姫の"夏の宮殿"かと思いました~
なんと、記念すべきリノベーション後の初宿泊者ですって...
ゆったりと滞在され、至福の時ですねぇ♪
コインブラ大学(入学できたら)毎日でも通いたいです。
マントはボロボロにはならないな~
虫対策にコウモリとは驚き!ドラキュラ城みたいだわ。
フンの清掃も大変だったでしょう。
学生寮のアズレージョ素敵ですね☆
バモス
- sanaboさん からの返信 2017/11/18 22:51:02
- RE: 涙の館
- バモスさん、こんばんニャ〜(=^・^=)
いつもありがとうございます!
> コインブラ大学(入学できたら)毎日でも通いたいです。
私は入学できなくても、あの礼拝堂に毎日通いたいわ♪
御遺体がスタンバイしていたから、ゆっくり見れなくて
本当に残念でした^^;
あんなに美しい礼拝堂は今まで見たことなかったので
あそこでお葬式をしていただける方が羨ましいわ〜ん!
> マントはボロボロにはならないな〜
バモスさんのマントは、たくさんの女子に引き裂かれて
持っていかれて、きっとあっという間に
化粧ケープみたいになると思うニャ〜(=^・^=)
私も引き裂くニャ〜♪
> 虫対策にコウモリとは驚き!ドラキュラ城みたいだわ。
> フンの清掃も大変だったでしょう。
夜にコウモリは活躍するので、夜中に家具などがフンまみれに
ならないようにシートをかぶせるそうですよ〜(^▽^;)
昼間の見学者がいる時間帯は、コウモリちゃんたちは
どこに隠れてたのかしら〜ん?@@
バモスさん、お風邪にお気をつけ下さいね。
今週風邪をひいたsanaboより
-
- pedaruさん 2017/11/18 06:38:37
- 一つの作品
- sanaboさん おはようございます。
ポルトガル旅行記、読み終わりました。単なる旅行記ではなく一つの作品として評価されるものだと思います。
悲恋物語が語られ、その痕跡を見せていただきました。恋の物語は人々の心を引き付けてやみませんね。ロミオとジュリエット、野菊の墓、一緒にするのもなんですが、泪するのは私にとっては後者のほうですね。
名所の写真と読みやすい解説、いつも感心しています。食べ物もポルトガルならではの物も知りました、とっても参考になります。私もいつかはポルトガルへ行きたい、思えばひとの旅行記を見て同じことを言っている自分に気づきました♪
正統派の旅行記を読んで私も見習いたいと心新たにしています。
キンタ・ダス・ラグリマスなんてダジャレが出そうな言葉ですがここはじっと我慢して・・・
pedaru
- sanaboさん からの返信 2017/11/18 22:22:47
- RE: 一つの作品
- pedaruさん、こんばんは
早朝から長々とした旅行記にお付き合い下さり、コメントもありがとうございました^^
> 悲恋物語が語られ、その痕跡を見せていただきました。恋の物語は人々の心を引き付けてやみませんね。ロミオとジュリエット、野菊の墓、一緒にするのもなんですが、泪するのは私にとっては後者のほうですね。
「野菊の墓」を読んだのは随分と昔でしたので、先ほど「野菊の墓」のあらすじなるものを、ネット検索してしまいました(笑)。 pedaruさんが泪するとおっしゃるのも分かるような気がいたします。 当時の社会の風潮や日本人ならではの心情を思うと、心にグッとくるものがありますね。
ポルトガル版悲恋物語は、小学校の歴史の教科書にも載っていると聞いたことがあり、ポルトガル人なら誰でも知っているお話なのだそうです。 でも実はちょっと気になったことが…。 悲恋の末に今は共に眠るのはいいけれど、最初の王妃のお墓はどうしたんだ〜〜〜!!?? どこにあるんだ〜〜〜!!?? (小学生に読み聞かせるお話ではないような気が^^;)
> 正統派の旅行記を読んで私も見習いたいと心新たにしています。
文豪pedaruさんが何をおっしゃいますか!?
あっ、でも先日拝見した旅行記を思い出してしまいました!!!
あの日、あの時、pedaru師匠に何が起こってしまったのか・・・
「誰か、師匠(のダジャレ)を止めて〜〜」と叫びたかったのは私だけではなかったはず…。
> キンタ・ダス・ラグリマスなんてダジャレが出そうな言葉ですがここはじっと我慢して・・・
それでこそ、我がご尊敬申し上げる師匠です!
sanaboより
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