「ペドロ王子とイネスの悲恋物語」の舞台となった場所
- 3.5
- 旅行時期:2016/06(約8年前)
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by sanaboさん(女性)
コインブラ クチコミ:10件
ポルトガルで数世紀に渡り語り継がれている「ペドロ王子とイネスの悲恋物語」の舞台となった場所です。
現在この地には「キンタ・ダス・ラグリマス」(日本語訳は「涙の館」)という名のホテルが建っており、その広大な敷地内に二人が愛を語らった場所とされる『愛の泉』と、イネスが殺害された場所である『涙の泉』があります。
ホテル宿泊者はフリーアクセス・チケットをいただけて、中庭から行くことができます。
そうでない場合は、ホテルの入口があるラグリマス通り"Estr. das Lagrimas"と交差するジョゼ・ヴィラリーニョ・ラポーゾ通り"R. Jose Vilarinho Raposo"に『愛の泉』と『涙の泉』見学用の入口とチケット売り場があります。
チケット購入後、しばらく進むと左手にゴルフ練習場とカフェハウスがあります。 その先の道を進むと(森の中の山道のような感じです)、"FONTE DO AMORES 1326"と書かれたプレートの付いた館の残骸か屏の名残のようなものがあり、その先を進んだ所に『愛の泉』"Fonte dos Amoras" があります。 小さな祠のような感じで中には水が流れ、ここを訪れたカップルが永遠の愛を誓ったのかリボンが結ばれていました。
更に先に進むと、岩の下から滾々と水の湧き出る『涙の泉』"Fonte das Lagrimas" があります。
『涙の泉』脇にある石碑にはカモンイスの「ウズ・ルジアダス」の一節が刻まれています。
モンデゴの妖精たちは涙を流し続け
彼女の悲しい死を記憶に刻み込んだ
そして永遠の記憶を求めて
流された涙は美しい泉となった
あの処刑の場所にできた泉に
妖精たちはイネスの愛という名を付けた
泉は今でも湧き続けている
見よ、なんと清らかな泉が
花々に水を与えていることか
愛という名の泉から流れる涙の水を
今はアルコバサ修道院で共に眠る二人のロマンを追い求めコインブラまでやって来ましたが、そのような思い入れがない方はわざわざ泉だけ見に来る必要はないかな、とも思いました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- サンタ・クララ橋から徒歩で10分ちょっと。
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 入場料は2.5ユーロ
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 訪れる人はあまり多くないようです。
- 展示内容:
- 3.5
- 「悲恋物語」に興味がなければ、わざわざ行くほどではないかも。
クチコミ投稿日:2017/12/09
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