ナザレ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
18世紀の頃よりナザレの女性たちは7枚重ねのスカートの伝統衣装に<br />身を包み、漁に出た男たちの帰りを待ったのだそうです。<br /><br />今でも年配の女性は伝統衣装を纏い、旅番組で見たおばあちゃんは<br />7枚重ねのスカートの裾をめくって披露して下さっていました。<br />それ以来、ナザレでは可愛いおばあちゃんを見つけて<br />スカートの裾をめくった写真を撮ることが最大のミッションに☆<br /><br />ナザレという町の名は、8世紀に西ゴート王国最後の王ロドリゴと共に<br />この地にやって来たロマノという僧が携えていたマリア像が<br />現イスラエルのナザレのものだったことに由来しています。<br />(ナザレはマリアが受胎告知を受けイエスが育った町でもあり<br />キリスト教徒にとっては大きな意味を持つ場所です)<br />そのマリア像は現在、「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」に<br />保存されています。<br /><br />ナザレはポルトガル屈指のリゾートの町でもあり、夏期には<br />ヨーロッパ各地から訪れるバカンス客でビーチが埋め尽くされます。<br /><br />冬には大西洋に吹き荒れる強風が壁のようなビッグウェーブを生み出し<br />世界中からビッグウェーブサーファーたちが挑みにやって来るのだとか。<br /><br /><br /><br /><br />~・~・~・~・~・~ 旅  程 ~・~・~・~・~・~<br /><br /> 6/02(木) 成田発11:40(JL415)⇒パリCDG着17:10(乗り継ぎ)<br />       CDG発20:50(AF1124)⇒リスボン着22:20 《リスボン泊》<br /> 6/03(金) リスボン・ベレン地区観光 《リスボン泊》<br /> 6/04(土) リスボン市内観光 《リスボン泊》<br /> 6/05(日) シントラ&ロカ岬観光 《リスボン泊》<br /> 6/06(月) ※リスボン市内でレンタカー・チェックアウト<br />       リスボン→オビドス 《オビドス泊》<br />★6/07(火) オビドス→アルコバサ→ナザレ 《ナザレ泊》<br />★6/08(水) ナザレ→バターリャ→ファティマ 《ファティマ泊》<br /> 6/09(木) ファティマ→コインブラ 《コインブラ泊》<br /> 6/10(金) コインブラ→ブサコ 《ブサコ泊》<br /> 6/11(土) ブサコ→アヴェイロ→ポルト空港(※レンタカー返却)<br />       →ポルト市内へ移動 《ポルト泊》<br /> 6/12(日) ポルト市内観光 《ポルト泊》<br /> 6/13(月) ポルト市内観光 《ポルト泊》<br /> 6/14(火) ポルト発12:35(LH1177)⇒フランクフルト着16:10(乗り継ぎ)<br />      フランクフルト発19:20(JL408)⇒(機中泊)⇒<br /> 6/15(水) 成田着13:40<br /><br />(旅行時 1ユーロ≒119円)

2016 ポルトガルの旅(6)伝統衣装に彩られた漁師町《ナザレ》

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2016/06/07 - 2016/06/08

1位(同エリア188件中)

旅行記グループ 2016 ポルトガルの旅

46

99

sanabo

sanaboさん

この旅行記スケジュールを元に

18世紀の頃よりナザレの女性たちは7枚重ねのスカートの伝統衣装に
身を包み、漁に出た男たちの帰りを待ったのだそうです。

今でも年配の女性は伝統衣装を纏い、旅番組で見たおばあちゃんは
7枚重ねのスカートの裾をめくって披露して下さっていました。
それ以来、ナザレでは可愛いおばあちゃんを見つけて
スカートの裾をめくった写真を撮ることが最大のミッションに☆

ナザレという町の名は、8世紀に西ゴート王国最後の王ロドリゴと共に
この地にやって来たロマノという僧が携えていたマリア像が
現イスラエルのナザレのものだったことに由来しています。
(ナザレはマリアが受胎告知を受けイエスが育った町でもあり
キリスト教徒にとっては大きな意味を持つ場所です)
そのマリア像は現在、「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」に
保存されています。

ナザレはポルトガル屈指のリゾートの町でもあり、夏期には
ヨーロッパ各地から訪れるバカンス客でビーチが埋め尽くされます。

冬には大西洋に吹き荒れる強風が壁のようなビッグウェーブを生み出し
世界中からビッグウェーブサーファーたちが挑みにやって来るのだとか。




~・~・~・~・~・~ 旅  程 ~・~・~・~・~・~

 6/02(木) 成田発11:40(JL415)⇒パリCDG着17:10(乗り継ぎ)
       CDG発20:50(AF1124)⇒リスボン着22:20 《リスボン泊》
 6/03(金) リスボン・ベレン地区観光 《リスボン泊》
 6/04(土) リスボン市内観光 《リスボン泊》
 6/05(日) シントラ&ロカ岬観光 《リスボン泊》
 6/06(月) ※リスボン市内でレンタカー・チェックアウト
       リスボン→オビドス 《オビドス泊》
★6/07(火) オビドス→アルコバサ→ナザレ 《ナザレ泊》
★6/08(水) ナザレ→バターリャ→ファティマ 《ファティマ泊》
 6/09(木) ファティマ→コインブラ 《コインブラ泊》
 6/10(金) コインブラ→ブサコ 《ブサコ泊》
 6/11(土) ブサコ→アヴェイロ→ポルト空港(※レンタカー返却)
       →ポルト市内へ移動 《ポルト泊》
 6/12(日) ポルト市内観光 《ポルト泊》
 6/13(月) ポルト市内観光 《ポルト泊》
 6/14(火) ポルト発12:35(LH1177)⇒フランクフルト着16:10(乗り継ぎ)
      フランクフルト発19:20(JL408)⇒(機中泊)⇒
 6/15(水) 成田着13:40

(旅行時 1ユーロ≒119円)

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー 徒歩
航空会社
エールフランス JAL ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配
  • 今日はオビドスを発ち、アルコバサを観光後<br />ナザレへやって来ました。<br /><br />ホテルに到着したのは夕方の5時少し前。<br />専用パーキングがあり町の中心部にあるホテルとして<br />唯一の選択肢でした。<br />ビーチ沿いではないので、バルコニーから少しだけ海が見えました。

    今日はオビドスを発ち、アルコバサを観光後
    ナザレへやって来ました。

    ホテルに到着したのは夕方の5時少し前。
    専用パーキングがあり町の中心部にあるホテルとして
    唯一の選択肢でした。
    ビーチ沿いではないので、バルコニーから少しだけ海が見えました。

    Hotel Praia ホテル

    町の中心部にあるシティホテル by sanaboさん
  • ホテルの屋上には海が見えるプールとジャグジーが。<br /><br />北側は海岸沿いのプライア地区のオレンジ色の屋根と<br />丘の上のシティオ地区の家並みを見渡せます。<br /><br />丘の斜面にはケーブルカーの線路も見えます。

    ホテルの屋上には海が見えるプールとジャグジーが。

    北側は海岸沿いのプライア地区のオレンジ色の屋根と
    丘の上のシティオ地区の家並みを見渡せます。

    丘の斜面にはケーブルカーの線路も見えます。

    シティオ地区 散歩・街歩き

    ナザレの象徴的な風景が見られます。 by sanaboさん
  • 早速、散策に出かけましょう。<br /><br />ホテルを出ると、このようなプラカードを持った女性たちを<br />たくさん見かけました。<br /><br />各国語で&quot;Rooms&quot;と書いてあり、民泊のお客さんを<br />探している方たちでした。<br /><br />ホテルから出てきた私たちにも「どう?」って<br />聞いて下さいました(笑)

    早速、散策に出かけましょう。

    ホテルを出ると、このようなプラカードを持った女性たちを
    たくさん見かけました。

    各国語で"Rooms"と書いてあり、民泊のお客さんを
    探している方たちでした。

    ホテルから出てきた私たちにも「どう?」って
    聞いて下さいました(笑)

  • ホテルからビーチへは100mくらい。

    ホテルからビーチへは100mくらい。

  • ビーチ沿いのレプブリカ通り(Av. da Republica)には<br />土産店やレストラン、ホテルなどがぎっしり並んでいます。<br /><br />もう少し鄙びた漁村のイメージを抱いてましたが<br />れっきとしたリゾートの街のようです。

    ビーチ沿いのレプブリカ通り(Av. da Republica)には
    土産店やレストラン、ホテルなどがぎっしり並んでいます。

    もう少し鄙びた漁村のイメージを抱いてましたが
    れっきとしたリゾートの街のようです。

  • 真っ赤な水玉模様のおリボンとつけまつげをした<br />ミニーちゃん風のトゥクトゥクを目撃!<br /><br />可愛いけどちょっと微妙かも~(´艸`*)

    真っ赤な水玉模様のおリボンとつけまつげをした
    ミニーちゃん風のトゥクトゥクを目撃!

    可愛いけどちょっと微妙かも~(´艸`*)

  • ラブラドーレス通り(R. dos Lavfadores)<br /><br />何かのお店のオブジェなのだと思います。<br />

    ラブラドーレス通り(R. dos Lavfadores)

    何かのお店のオブジェなのだと思います。

  • 顔出し写真用の伝統衣装のパネルがありました。<br /><br />有料(1ユーロ)ですけど、とても可愛らしくて素敵~☆彡<br /><br />でも実際にはこんなに可愛い衣装の若い女性は<br />一人も見かけませんでした。

    顔出し写真用の伝統衣装のパネルがありました。

    有料(1ユーロ)ですけど、とても可愛らしくて素敵~☆彡

    でも実際にはこんなに可愛い衣装の若い女性は
    一人も見かけませんでした。

  • 「サン・アントニオ礼拝堂」&quot;Capela de Santo António&quot;<br /><br />一面のアズレージョが美しいです。

    「サン・アントニオ礼拝堂」"Capela de Santo António"

    一面のアズレージョが美しいです。

  • 午後5時過ぎですが、まだまだ日差しが強くて<br />太陽が反射して眩しい~~

    午後5時過ぎですが、まだまだ日差しが強くて
    太陽が反射して眩しい~~

  • (写真上)今歩いてきたレプブリカ通りを振り返って<br /><br />(写真下)&quot;Ascensor&quot; と書かれたケーブルカー乗り場の標識が  

    (写真上)今歩いてきたレプブリカ通りを振り返って

    (写真下)"Ascensor" と書かれたケーブルカー乗り場の標識が  

  • ナザレ名物のケーブルカー乗り場です。<br /><br />(写真上)駅構内のチケット売り場<br /><br />(写真下)ケーブルカーに乗りま~す♪<br /><br />※料金は往復2.4ユーロ(≒290円)

    ナザレ名物のケーブルカー乗り場です。

    (写真上)駅構内のチケット売り場

    (写真下)ケーブルカーに乗りま~す♪

    ※料金は往復2.4ユーロ(≒290円)

    ケーブルカー (ナザレ) その他の交通機関

    シティオ地区へのアクセス♪ by sanaboさん
  • 上から降りてきたケーブルカーと、この複線部分ですれ違います。<br /><br />丘の上の展望台が見えます。

    上から降りてきたケーブルカーと、この複線部分ですれ違います。

    丘の上の展望台が見えます。

  • 振り返ると、すれ違ったケーブルカーが遠ざかる姿と<br />ナザレの街並みが目に飛び込んできました。

    振り返ると、すれ違ったケーブルカーが遠ざかる姿と
    ナザレの街並みが目に飛び込んできました。

  • 上のケーブルカー駅<br /><br />駅を出て左(写真の右方向)に歩いて行くと・・・

    上のケーブルカー駅

    駅を出て左(写真の右方向)に歩いて行くと・・・

  • 先ほどケーブルカーから見えた展望台があります。

    先ほどケーブルカーから見えた展望台があります。

  • 海岸沿いのプライア地区を一望でき<br />手前にはケーブルカーで登って来た丘の斜面と線路が。<br /><br />このプライア地区は、17世紀までは海に覆われていたのだそうです。<br /><br />かつては(今いる)この高台のシティオ地区と<br />東側の丘(写真左上)にあるペデルネイラ地区が居住区でした。

    海岸沿いのプライア地区を一望でき
    手前にはケーブルカーで登って来た丘の斜面と線路が。

    このプライア地区は、17世紀までは海に覆われていたのだそうです。

    かつては(今いる)この高台のシティオ地区と
    東側の丘(写真左上)にあるペデルネイラ地区が居住区でした。

  • ケーブルカー駅まで戻り、さらにその先にある<br />「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」のある広場に<br />やって来ました。

    ケーブルカー駅まで戻り、さらにその先にある
    「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」のある広場に
    やって来ました。

  • 広場の先端まで進むと「メモリア礼拝堂」があります。<br /><br />そのお隣は展望台で、「ヴァスコ・ダ・ガマ記念碑」<br />(写真右手のポール状のもの)が立っています。<br /><br />「メモリア礼拝堂」には聖母マリアの奇跡に纏わる伝説があり<br />ヴァスコ・ダ・ガマも航海の無事を祈るために訪れたとか。<br /><br />「メモリア礼拝堂」はもう閉まっていたので、明日の朝また来ます。

    広場の先端まで進むと「メモリア礼拝堂」があります。

    そのお隣は展望台で、「ヴァスコ・ダ・ガマ記念碑」
    (写真右手のポール状のもの)が立っています。

    「メモリア礼拝堂」には聖母マリアの奇跡に纏わる伝説があり
    ヴァスコ・ダ・ガマも航海の無事を祈るために訪れたとか。

    「メモリア礼拝堂」はもう閉まっていたので、明日の朝また来ます。

    メモリア礼拝堂 寺院・教会

    聖母伝説の発祥の地 by sanaboさん
  • 「メモリア礼拝堂」脇の展望台から、ナザレを象徴する<br />こちらの風景を見渡すことができます☆彡<br />

    「メモリア礼拝堂」脇の展望台から、ナザレを象徴する
    こちらの風景を見渡すことができます☆彡

    シティオ地区の展望台 散歩・街歩き

    ナザレの絶景スポット by sanaboさん
  • 手前の岩場から海を見つめて佇む鳩が一羽…(´艸`*)

    手前の岩場から海を見つめて佇む鳩が一羽…(´艸`*)

    ナザレのビーチ ビーチ

    ポルトガル屈指のリゾート海岸♪ by sanaboさん
  • 広場には伝統衣装に身を包んだナザレ名物の<br />ナッツ売りのおばあちゃんがいらっしゃいました。<br />(ドライフルーツも扱っています)<br /><br />ナッツを買って、お写真を撮らせていただきました。

    広場には伝統衣装に身を包んだナザレ名物の
    ナッツ売りのおばあちゃんがいらっしゃいました。
    (ドライフルーツも扱っています)

    ナッツを買って、お写真を撮らせていただきました。

  • パラソルの影でお顔が暗くなってしまったので<br />アングルを変えてもう1枚<br /><br />さあ、スカートの裾をめくっていただかなくては!<br />旅行記のタイトルを「おばあちゃん、スカートめくって~♪」に<br />したいくらい楽しみにしていたのですから(^_-)-☆<br /><br />そこで勇気を出してお願いしてみたところ<br />申し訳なさそうに&quot;No! No!&quot;と言われてしまいました。<br />(言葉の壁があり、どうしてダメなのかは不明です)<br /><br />やはり、はしたない恥ずかしいことなのかしら?<br />でもテレビで見たおばあちゃんもYouTubeで見たおばあちゃんも<br />めくってくれてましたけどぉ~!?<br /><br />残念でしたが、写真のお礼に日本のちょっとしたお土産を差し上げると<br />ハグしてほっぺにチュッチュッとして下さいました^^<br /><br />でも本当は「チューよりスカートめくってほしいのよ~~」

    パラソルの影でお顔が暗くなってしまったので
    アングルを変えてもう1枚

    さあ、スカートの裾をめくっていただかなくては!
    旅行記のタイトルを「おばあちゃん、スカートめくって~♪」に
    したいくらい楽しみにしていたのですから(^_-)-☆

    そこで勇気を出してお願いしてみたところ
    申し訳なさそうに"No! No!"と言われてしまいました。
    (言葉の壁があり、どうしてダメなのかは不明です)

    やはり、はしたない恥ずかしいことなのかしら?
    でもテレビで見たおばあちゃんもYouTubeで見たおばあちゃんも
    めくってくれてましたけどぉ~!?

    残念でしたが、写真のお礼に日本のちょっとしたお土産を差し上げると
    ハグしてほっぺにチュッチュッとして下さいました^^

    でも本当は「チューよりスカートめくってほしいのよ~~」

  • ナッツの屋台のビニールシートには、おばあちゃんのお写真が。<br /><br />(下の写真の)若かりし頃のおばあちゃんは<br />スカートの裾をめくっているではありませんか!?<br /><br />もしかして・・・もしかして・・・<br />おばあちゃん、今日はインチキして7枚履いてなかったの???

    ナッツの屋台のビニールシートには、おばあちゃんのお写真が。

    (下の写真の)若かりし頃のおばあちゃんは
    スカートの裾をめくっているではありませんか!?

    もしかして・・・もしかして・・・
    おばあちゃん、今日はインチキして7枚履いてなかったの???

  • 実はこちらのオバサマにもアタック!<br />でもやっぱり&quot;No! No!&quot;でした。<br /><br />結局ナザレでのミッションは遂行できずに終わりました(涙)

    実はこちらのオバサマにもアタック!
    でもやっぱり"No! No!"でした。

    結局ナザレでのミッションは遂行できずに終わりました(涙)

  • では、ナザレの町の名の由来となったマリア像が保管されている<br />「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」に入ってみましょう。

    では、ナザレの町の名の由来となったマリア像が保管されている
    「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」に入ってみましょう。

    ノッサ セニョーラ ダ ナザレ教会 寺院・教会

    町の名の由来となったマリア像と回廊は必見です。 by sanaboさん
  • 内部は単廊式でナザレの守護聖人たちが祀られています。

    内部は単廊式でナザレの守護聖人たちが祀られています。

  • 内陣はバロック様式<br /><br />その中央で、緑色っぽい光に包まれたマリア像が目を引きます。

    内陣はバロック様式

    その中央で、緑色っぽい光に包まれたマリア像が目を引きます。

  • このマリア像こそ、711年に僧ロマノにより<br />現イスラエルのナザレから持ち込まれたものなのだそうです。<br /><br />ロマノは自らの死を前に、像を崖の洞窟の中に隠しましたが<br />468年後に羊飼いたちにより見つけ出されました。<br />その数年後に『聖母マリアの奇跡』(後述)が起こり<br />巡礼者たちが押し寄せるようになったのでした。<br /><br />そこで1377年に今の教会のもととなる聖堂が建設されました。<br />(現在の教会は17世紀に再建)

    このマリア像こそ、711年に僧ロマノにより
    現イスラエルのナザレから持ち込まれたものなのだそうです。

    ロマノは自らの死を前に、像を崖の洞窟の中に隠しましたが
    468年後に羊飼いたちにより見つけ出されました。
    その数年後に『聖母マリアの奇跡』(後述)が起こり
    巡礼者たちが押し寄せるようになったのでした。

    そこで1377年に今の教会のもととなる聖堂が建設されました。
    (現在の教会は17世紀に再建)

  • お若いので神父様ではなく、見習いの方でしょうか。<br />ローソクに明かりを灯していらっしゃいました。

    お若いので神父様ではなく、見習いの方でしょうか。
    ローソクに明かりを灯していらっしゃいました。

  • 翼廊に、現代的なお顔立ちのマリア像が飾られていました。<br /><br />その足元には・・・↓

    翼廊に、現代的なお顔立ちのマリア像が飾られていました。

    その足元には・・・↓

  • ナザレから運ばれたマリア像のレプリカ(黄色矢印)が<br />置かれています。<br /><br />その下のプラカードには『上はレプリカ像で<br />オリジナルのマリア像の見学はこちらから』と<br />矢印で示されていました。<br /><br />そう、マリア像の近くに行くことができるのです!

    ナザレから運ばれたマリア像のレプリカ(黄色矢印)が
    置かれています。

    その下のプラカードには『上はレプリカ像で
    オリジナルのマリア像の見学はこちらから』と
    矢印で示されていました。

    そう、マリア像の近くに行くことができるのです!

  • 翼廊は旧約聖書を題材にした<br />18世紀のアズレージョで飾られています。<br /><br />(後から撮った写真なので係の人はもういませんが)<br />このデスクの所で1ユーロお支払いし、右下のドアから<br />回廊を経由してマリア像の前まで行くことができます。<br /><br />『見学は09:00~17:30でミサの時間は除く』と書かれた<br />張り紙に後で気づいたのですが、私たちが教会に入った時点で<br />もう午後6時半を過ぎていました。<br />教会自体は午後7時までなので、ご厚意でマリア像見学を<br />させて下さったようでした。 

    翼廊は旧約聖書を題材にした
    18世紀のアズレージョで飾られています。

    (後から撮った写真なので係の人はもういませんが)
    このデスクの所で1ユーロお支払いし、右下のドアから
    回廊を経由してマリア像の前まで行くことができます。

    『見学は09:00~17:30でミサの時間は除く』と書かれた
    張り紙に後で気づいたのですが、私たちが教会に入った時点で
    もう午後6時半を過ぎていました。
    教会自体は午後7時までなので、ご厚意でマリア像見学を
    させて下さったようでした。 

  • 壁も天井もアズレージョで覆われた回廊を進みます。

    壁も天井もアズレージョで覆われた回廊を進みます。

  • 壁のアズレージョ

    壁のアズレージョ

  • 白と青のアズレージョの回廊部分がとても美しく<br />これだけでも見ごたえ十分です☆彡

    白と青のアズレージョの回廊部分がとても美しく
    これだけでも見ごたえ十分です☆彡

  • 右に寄ってパチリ~

    右に寄ってパチリ~

  • 左に寄ってパチリ~

    左に寄ってパチリ~

  • 壁のアズレージョがとても可愛らしいのです!

    壁のアズレージョがとても可愛らしいのです!

  • 花や鳥、うさぎや鹿のような動物も描かれています。

    花や鳥、うさぎや鹿のような動物も描かれています。

  • アーチ状の天井にも見事なタイル絵が。

    アーチ状の天井にも見事なタイル絵が。

  • (回廊の天井)<br /><br />聖書から題材を得た『聖母被昇天』の様子が描かれています。

    (回廊の天井)

    聖書から題材を得た『聖母被昇天』の様子が描かれています。

  • (回廊の天井)<br /><br />一枚上の写真の続きの部分

    (回廊の天井)

    一枚上の写真の続きの部分

  • (回廊の天井)<br /><br />一枚上の写真の続きの部分

    (回廊の天井)

    一枚上の写真の続きの部分

  • (回廊の突き当りにある空間の壁と天井部分)<br /><br />アズレージョの模様がもう可愛すぎま~す♪

    (回廊の突き当りにある空間の壁と天井部分)

    アズレージョの模様がもう可愛すぎま~す♪

  • しつこく角度を変えてパチリ☆

    しつこく角度を変えてパチリ☆

  • その先にはキリストの磔刑像や宗教画、<br />教皇様のお写真などが飾られた厳かな空間が。

    その先にはキリストの磔刑像や宗教画、
    教皇様のお写真などが飾られた厳かな空間が。

  • 写真上部はドーム状の天井で、寄せ木細工のような造りですが<br />おそらく大理石製だと思います。

    写真上部はドーム状の天井で、寄せ木細工のような造りですが
    おそらく大理石製だと思います。

  • 天井の中心には王家の紋章が。<br /><br />さらに先に進むと・・・

    天井の中心には王家の紋章が。

    さらに先に進むと・・・

  • はるか昔(711年)、現イスラエルのナザレから運ばれたという<br />マリア像が目の前に現れました。<br /><br />ガラス越しでの対面ですが、初めまして。<br /><br />高さ50センチほどの小さな木像ですが<br />不思議な光に包まれ神々しいお姿でした。

    はるか昔(711年)、現イスラエルのナザレから運ばれたという
    マリア像が目の前に現れました。

    ガラス越しでの対面ですが、初めまして。

    高さ50センチほどの小さな木像ですが
    不思議な光に包まれ神々しいお姿でした。

  • よく見るとイエス様にお乳を与えている聖母子像でした。<br /><br />お顔立ちは、日本の昔のお母さんのようにも見えるのですけど…。<br /><br />木像のため、経年により黒色に変化しています。<br />ローブや冠は後年に付け加えられたのでしょう。<br /><br />このマリア像はナザレの人々にとって信仰の象徴であり<br />町の誇りなのだと思います。

    よく見るとイエス様にお乳を与えている聖母子像でした。

    お顔立ちは、日本の昔のお母さんのようにも見えるのですけど…。

    木像のため、経年により黒色に変化しています。
    ローブや冠は後年に付け加えられたのでしょう。

    このマリア像はナザレの人々にとって信仰の象徴であり
    町の誇りなのだと思います。

  • ところで、このマリア像に背を向け後ろを振り向くと<br />なんと眼下には主祭壇が!<br />(身廊から内陣の中央にマリア像が見えたので、当たり前ですが)<br /><br />2階から主祭壇を見下ろしているような感覚です。<br />ですからミサの最中はマリア像の見学は不可、というのは当然ですね。

    ところで、このマリア像に背を向け後ろを振り向くと
    なんと眼下には主祭壇が!
    (身廊から内陣の中央にマリア像が見えたので、当たり前ですが)

    2階から主祭壇を見下ろしているような感覚です。
    ですからミサの最中はマリア像の見学は不可、というのは当然ですね。

  • 上から身廊も見渡せます。<br />

    上から身廊も見渡せます。

  • 写真上部は内陣の天井です。

    写真上部は内陣の天井です。

  • (内陣の天井)<br /><br />バロック様式の重厚な装飾です。

    (内陣の天井)

    バロック様式の重厚な装飾です。

  • 再びアズレージョの回廊を抜け、元の場所に戻ってきました。<br /><br />翼廊の『聖ヨセフとイエスの像』がとても印象的でした。<br />(聖ヨセフはマリアの夫で、イエスの養父ということになります)

    再びアズレージョの回廊を抜け、元の場所に戻ってきました。

    翼廊の『聖ヨセフとイエスの像』がとても印象的でした。
    (聖ヨセフはマリアの夫で、イエスの養父ということになります)

  • ソウザ・オリヴェイラ広場 &quot;Praca Sausa Oliveira&quot;<br /><br />ケーブルカーでシティオ地区に戻り、海を背にして<br />広場を見ています。<br /><br />レプブリカ通りに面した町の中心広場で<br />レストランやカフェに囲まれ賑やかです。

    ソウザ・オリヴェイラ広場 "Praca Sausa Oliveira"

    ケーブルカーでシティオ地区に戻り、海を背にして
    広場を見ています。

    レプブリカ通りに面した町の中心広場で
    レストランやカフェに囲まれ賑やかです。

    ソウザ オリベイラ広場 広場・公園

    町の中心広場 by sanaboさん
  • ソウザ・オリヴェイラ広場 &quot;Praca Sausa Oliveira&quot; <br />(広場の奥から海方向を見て)<br /><br />写真中央の建物はマール・ブラヴォというホテルで<br />広場とビーチに面しています。<br /><br />当初宿泊を検討しましたが、Sea Viewの部屋が取れず<br />契約パーキングも離れた場所だったのでやめたのでした。<br /><br />今晩はこのホテルの1階にあるレストランで<br />お夕食をいただきます。

    ソウザ・オリヴェイラ広場 "Praca Sausa Oliveira"
    (広場の奥から海方向を見て)

    写真中央の建物はマール・ブラヴォというホテルで
    広場とビーチに面しています。

    当初宿泊を検討しましたが、Sea Viewの部屋が取れず
    契約パーキングも離れた場所だったのでやめたのでした。

    今晩はこのホテルの1階にあるレストランで
    お夕食をいただきます。

    ソウザ オリベイラ広場 広場・公園

    町の中心広場 by sanaboさん
  • ホテルと同名のレストラン「マール・ブラヴォ」です。<br /><br />午後7時半過ぎでしたが、お客さんはまだ1カップルのみ。<br />でも帰るころにはいっぱいになっていました。<br /><br />ウェイターさんたちは皆陽気で、店内の写真を撮っていたら<br />勝手にポーズしてくれていました(笑)

    ホテルと同名のレストラン「マール・ブラヴォ」です。

    午後7時半過ぎでしたが、お客さんはまだ1カップルのみ。
    でも帰るころにはいっぱいになっていました。

    ウェイターさんたちは皆陽気で、店内の写真を撮っていたら
    勝手にポーズしてくれていました(笑)

    マール・ブラヴォ 地元の料理

    お勧めレストラン♪ by sanaboさん
  • ポルトガルのレストランでは、最初に突き出しのようなものが<br />何種類が運ばれてきますが、全て有料なので不要なものはお断りします。<br /><br />いただいたのはオリーブと、パンに付けて食べる<br />ツナペーストのようなもの、そしてパンとバター。<br />(パンもバターも有料なのがポルトガル式です)

    ポルトガルのレストランでは、最初に突き出しのようなものが
    何種類が運ばれてきますが、全て有料なので不要なものはお断りします。

    いただいたのはオリーブと、パンに付けて食べる
    ツナペーストのようなもの、そしてパンとバター。
    (パンもバターも有料なのがポルトガル式です)

  • (写真上)前菜の『ムール貝のワイン蒸し』<br /><br />(写真下)前菜の『タコのサラダ』<br /><br />どちらもとても美味しかったです。

    (写真上)前菜の『ムール貝のワイン蒸し』

    (写真下)前菜の『タコのサラダ』

    どちらもとても美味しかったです。

  • メインは『ロブスター入りアローシュ・デ・マリシュコ』<br /><br />海の幸のリゾットですが、イタリアンのリゾットよりも<br />汁気が多くてお雑炊のような感じです。<br /><br />二人分でこのお鍋にいっぱい!<br />(ウェイターさんのお顔の大きさと比べると<br /> 大きなお鍋なのがお分かりいただけるかと)

    メインは『ロブスター入りアローシュ・デ・マリシュコ』

    海の幸のリゾットですが、イタリアンのリゾットよりも
    汁気が多くてお雑炊のような感じです。

    二人分でこのお鍋にいっぱい!
    (ウェイターさんのお顔の大きさと比べると
     大きなお鍋なのがお分かりいただけるかと)

  • 真剣な顔つきで、丁寧に取り分けて下さいました。<br /><br />そして「ドウゾゴユックリ、オメシアガリクダサイ」と日本語で。<br /><br />オーダーの時も「ナニヲメシアガリマスカ?」と聞かれました。<br /><br />日本語が話せるというわけではなく、フレーズだけ覚えたという<br />感じでしたが、とても好感が持てました。

    真剣な顔つきで、丁寧に取り分けて下さいました。

    そして「ドウゾゴユックリ、オメシアガリクダサイ」と日本語で。

    オーダーの時も「ナニヲメシアガリマスカ?」と聞かれました。

    日本語が話せるというわけではなく、フレーズだけ覚えたという
    感じでしたが、とても好感が持てました。

  • 綺麗に盛り付けて下さり、とても美味しかったです。<br /><br />でもやはり食べきれませんでした~~<br />なので、デザートもパス!<br /><br />スタッフはとてもフレンドリーで、楽しいお食事ができました^^

    綺麗に盛り付けて下さり、とても美味しかったです。

    でもやはり食べきれませんでした~~
    なので、デザートもパス!

    スタッフはとてもフレンドリーで、楽しいお食事ができました^^

  • では、そぞろ歩きをしながらホテルに戻りましょう。<br /><br />通りかかったホテルの看板には各国の旗が描かれ<br />日の丸の上には日本語で&quot;部屋&quot;と書かれていました。

    では、そぞろ歩きをしながらホテルに戻りましょう。

    通りかかったホテルの看板には各国の旗が描かれ
    日の丸の上には日本語で"部屋"と書かれていました。

  • (写真上)一人(一匹)浜辺に佇み<br />     物思いにふけるワンちゃんに遭遇<br /><br />(写真下)あ、男の子だ~(´艸`*)     

    (写真上)一人(一匹)浜辺に佇み
         物思いにふけるワンちゃんに遭遇

    (写真下)あ、男の子だ~(´艸`*)     

  • 断崖の上に灯台が見えます。

    断崖の上に灯台が見えます。

  • 街が夕闇に包まれつつあります。。。

    街が夕闇に包まれつつあります。。。

  • (翌朝)ホテルの朝食

    (翌朝)ホテルの朝食

  • 朝食ビュッフェのコーヒーマシンには<br />手書きの日本語が(*´▽`*)<br /><br />日本のツアーの方たちもお泊りになるようです。

    朝食ビュッフェのコーヒーマシンには
    手書きの日本語が(*´▽`*)

    日本のツアーの方たちもお泊りになるようです。

  • ホテルの真向かいにある市場です。<br /><br />市場の脇ではタクシーが数台、客待ちしていました。

    ホテルの真向かいにある市場です。

    市場の脇ではタクシーが数台、客待ちしていました。

    市場 (ナザレ) 市場

    地元民の台所 by sanaboさん
  • 地元の方たちが吟味してお買い物されています。

    地元の方たちが吟味してお買い物されています。

  • (写真下)扁平な桃をヨーロッパではよく見かけます。

    (写真下)扁平な桃をヨーロッパではよく見かけます。

  • &quot;市場の壁に貼ってあったポスター&quot;<br /><br />素敵な伝統衣装のスカートの中に<br />ひらひらと幾重にもレース状の裾が見えています♪<br /><br />私もこういう写真を撮りたいのですけれど・・・

    "市場の壁に貼ってあったポスター"

    素敵な伝統衣装のスカートの中に
    ひらひらと幾重にもレース状の裾が見えています♪

    私もこういう写真を撮りたいのですけれど・・・

  • 市場で買ったミネラルウォーターを置きに<br />一旦部屋に戻りました。<br /><br />お部屋のバルコニーから見下ろすと<br />伝統衣装に身を包んだおばあちゃまたちが、立ち話中~<br /><br />7枚重ねのスカートにエプロン、そして頭に巻いたスカーフも<br />伝統的な姿です。<br />未亡人の方は、左側の女性のように黒づくめの衣装なのです。

    市場で買ったミネラルウォーターを置きに
    一旦部屋に戻りました。

    お部屋のバルコニーから見下ろすと
    伝統衣装に身を包んだおばあちゃまたちが、立ち話中~

    7枚重ねのスカートにエプロン、そして頭に巻いたスカーフも
    伝統的な姿です。
    未亡人の方は、左側の女性のように黒づくめの衣装なのです。

  • プライア地区の中にペスカドーレスと呼ばれる<br />漁民の居住地区があります。<br /><br />海岸沿いのレプブリカ通りへと通じる小道が何本も走り<br />洗濯物がはためく庶民的な光景を目にすることができます。

    プライア地区の中にペスカドーレスと呼ばれる
    漁民の居住地区があります。

    海岸沿いのレプブリカ通りへと通じる小道が何本も走り
    洗濯物がはためく庶民的な光景を目にすることができます。

    ペスカドーレス地区 散歩・街歩き

    風情ある漁民の居住地区 by sanaboさん
  • こちらもペスカドーレス地区ですが<br />アートなビルがあると思ったら、よく見ると<br />隣接するビルを取り壊しただけのよう。

    こちらもペスカドーレス地区ですが
    アートなビルがあると思ったら、よく見ると
    隣接するビルを取り壊しただけのよう。

    ペスカドーレス地区 散歩・街歩き

    風情ある漁民の居住地区 by sanaboさん
  • あ、未亡人のおばあちゃまを発見☆<br /><br />町では黒づくめのおばあちゃまをたくさん見かけました。<br />やはり女性(奥様)の方が長生きされるようですね…。

    あ、未亡人のおばあちゃまを発見☆

    町では黒づくめのおばあちゃまをたくさん見かけました。
    やはり女性(奥様)の方が長生きされるようですね…。

  • 再びケーブルカーに乗り、シティオ地区へ行きます。

    再びケーブルカーに乗り、シティオ地区へ行きます。

  • ケーブルカーにも伝統衣装のおばあちゃまが<br />いらしたので、後ろから盗撮…(^^ゞ

    ケーブルカーにも伝統衣装のおばあちゃまが
    いらしたので、後ろから盗撮…(^^ゞ

  • 昨日の夕方、閉まっていて中に入れなかった<br />「メモリア礼拝堂」にやって来ました。<br /><br />この場所は『ドン・ファスの奇跡』と呼ばれる聖母伝説の<br />発祥の地と言われています。<br /><br />***『ドン・ファスの奇跡』とは***<br /> 1182年の霧の日にシティオ岬でドン・ファス・ロピーニョという騎士が狩りのため馬を走らせていると、断崖絶壁で転落しそうに。その時聖母マリアが現われ、馬が後ずさりして奇跡的に命拾いしたというお話です。<br /><br />メモリア礼拝堂は聖母マリアに感謝した<br />ドン・ファス・ロピーニョにより建てられたのだとか。<br /><br />礼拝堂の後ろ側(海側)の外壁には、その『ドン・ファスの奇跡』を<br />描いたアズレージョがあったのですが、すっかり見忘れました^^;

    昨日の夕方、閉まっていて中に入れなかった
    「メモリア礼拝堂」にやって来ました。

    この場所は『ドン・ファスの奇跡』と呼ばれる聖母伝説の
    発祥の地と言われています。

    ***『ドン・ファスの奇跡』とは***
     1182年の霧の日にシティオ岬でドン・ファス・ロピーニョという騎士が狩りのため馬を走らせていると、断崖絶壁で転落しそうに。その時聖母マリアが現われ、馬が後ずさりして奇跡的に命拾いしたというお話です。

    メモリア礼拝堂は聖母マリアに感謝した
    ドン・ファス・ロピーニョにより建てられたのだとか。

    礼拝堂の後ろ側(海側)の外壁には、その『ドン・ファスの奇跡』を
    描いたアズレージョがあったのですが、すっかり見忘れました^^;

    メモリア礼拝堂 寺院・教会

    聖母伝説の発祥の地 by sanaboさん
  • 「メモリア礼拝堂」内部<br /><br />壁面も天井部分も、一面アズレージョで覆われています。

    「メモリア礼拝堂」内部

    壁面も天井部分も、一面アズレージョで覆われています。

  • 「メモリア礼拝堂」内部<br /><br />祭壇には小さなキリストの磔刑像が。

    「メモリア礼拝堂」内部

    祭壇には小さなキリストの磔刑像が。

  • 「メモリア礼拝堂」内部<br /><br />屋根の裏側部分(=天井)もすべてアズレージョ☆

    「メモリア礼拝堂」内部

    屋根の裏側部分(=天井)もすべてアズレージョ☆

  • 「メモリア礼拝堂」<br /><br />祭壇の右手に地下に下りる階段があり<br />その壁面も一面アズレージョです。

    「メモリア礼拝堂」

    祭壇の右手に地下に下りる階段があり
    その壁面も一面アズレージョです。

  • 「メモリア礼拝堂」地下部分<br /><br />左下に格子が少し見えていますが、その中には<br />聖母子像が飾られていました。<br />(なぜか写真は撮っていませんでした)<br /><br />写真右端の窓からは海を望めます。

    「メモリア礼拝堂」地下部分

    左下に格子が少し見えていますが、その中には
    聖母子像が飾られていました。
    (なぜか写真は撮っていませんでした)

    写真右端の窓からは海を望めます。

  • 「メモリア礼拝堂」のすぐ脇には、揚げパン売りのお姉さんが。<br /><br />主人がお姉さんの写真を撮りたくて買ったのですが<br />美味しかったみたいです^^

    「メモリア礼拝堂」のすぐ脇には、揚げパン売りのお姉さんが。

    主人がお姉さんの写真を撮りたくて買ったのですが
    美味しかったみたいです^^

  • 「メモリア礼拝堂」の前から、広場と<br />「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」を望んで。

    「メモリア礼拝堂」の前から、広場と
    「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」を望んで。

  • 「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」の中に入り<br />内陣奥で緑色の幻想的な光に包まれたマリア様に<br />お別れをしました。

    「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」の中に入り
    内陣奥で緑色の幻想的な光に包まれたマリア様に
    お別れをしました。

  • 「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」入口にて

    「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」入口にて

  • 再びケーブルカーでプライア地区に戻りました。<br /><br />写真はケーブルカー駅の近くですが、昨日の夕方よりも<br />多くの観光客で賑わっています。  <br /><br />背後の丘の上にはシティオ地区の家並みが。

    再びケーブルカーでプライア地区に戻りました。

    写真はケーブルカー駅の近くですが、昨日の夕方よりも
    多くの観光客で賑わっています。  

    背後の丘の上にはシティオ地区の家並みが。

  • ビーチ(左手)沿いの石畳の遊歩道の模様は<br />押し寄せる波を表わしているようです。<br /><br />そして街灯は舟をかたどっています。<br /><br />(正面は先ほどケーブルカーで登ったシティオ地区)

    ビーチ(左手)沿いの石畳の遊歩道の模様は
    押し寄せる波を表わしているようです。

    そして街灯は舟をかたどっています。

    (正面は先ほどケーブルカーで登ったシティオ地区)

  • それでは、ホテルに戻りましょう。

    それでは、ホテルに戻りましょう。

  • アドリアン・バターリャ通り &quot;R. Adriao Batalha&quot;<br /><br />海岸沿いのレプブリカ通りと交差する通りですが<br />前方の坂道の縦列駐車が見事です☆彡<br /><br />正面に見える丘の上はぺデルネイラ地区(プライア地区の東側)

    アドリアン・バターリャ通り "R. Adriao Batalha"

    海岸沿いのレプブリカ通りと交差する通りですが
    前方の坂道の縦列駐車が見事です☆彡

    正面に見える丘の上はぺデルネイラ地区(プライア地区の東側)

  • ドウトール・マヌエル・アリアガ広場 &quot;Praca Dr. Manuel Arriaga&quot;<br /><br />建物の2、3階の窓はシャッターが閉まっており<br />夏のバカンス客の到来を待っているようです。

    ドウトール・マヌエル・アリアガ広場 "Praca Dr. Manuel Arriaga"

    建物の2、3階の窓はシャッターが閉まっており
    夏のバカンス客の到来を待っているようです。

  • ドウトール・マヌエル・アリアガ広場 &quot;Praca Dr. Manuel Arriaga&quot;<br /><br />この広場にも、お約束のように<br />ナッツ売りのおばあちゃまがいらっしゃいました。

    ドウトール・マヌエル・アリアガ広場 "Praca Dr. Manuel Arriaga"

    この広場にも、お約束のように
    ナッツ売りのおばあちゃまがいらっしゃいました。

  • ビーチ沿いの遊歩道を歩いていると<br />前方に白い銅像のようなものが立っているのを発見!<br /><br />今までヨーロッパで『静止して動かない』パフォーマーさんを<br />たくさん見てきましたが、大抵は遠くからでも<br />パフォーマーだと一目瞭然の人ばかりでした。<br /><br />「でも、あれは本物の銅像でしょう?!」 <br />「チップ入れのお皿も置いてないし」なんて言いながら<br />近くまで行くと・・・

    ビーチ沿いの遊歩道を歩いていると
    前方に白い銅像のようなものが立っているのを発見!

    今までヨーロッパで『静止して動かない』パフォーマーさんを
    たくさん見てきましたが、大抵は遠くからでも
    パフォーマーだと一目瞭然の人ばかりでした。

    「でも、あれは本物の銅像でしょう?!」 
    「チップ入れのお皿も置いてないし」なんて言いながら
    近くまで行くと・・・

  • なんと本当にパフォーマーさんだったのでびっくり仰天!!<br /><br />私たちのリアクションを見た彼は、パフォーマー冥利に<br />尽きたことと思います(笑)<br /><br />「本物の銅像だと思ったし、こんなに見事なパフォーマンスは<br />初めて見ました! あなたは本当にスバラシイ~~」と<br />動かない人に感動をお伝えしました~☆<br /><br />20世紀(多分初頭)のナザレの漁師の姿らしく<br />漁網を肩に担いでいらっしゃいました。<br /><br />ちなみにチップ入れはお皿ではなく、手前の杭のような<br />ものがそうでした。

    なんと本当にパフォーマーさんだったのでびっくり仰天!!

    私たちのリアクションを見た彼は、パフォーマー冥利に
    尽きたことと思います(笑)

    「本物の銅像だと思ったし、こんなに見事なパフォーマンスは
    初めて見ました! あなたは本当にスバラシイ~~」と
    動かない人に感動をお伝えしました~☆

    20世紀(多分初頭)のナザレの漁師の姿らしく
    漁網を肩に担いでいらっしゃいました。

    ちなみにチップ入れはお皿ではなく、手前の杭のような
    ものがそうでした。

  • とても驚き感動もしたのでチップを入れると<br />ありがとうの代わりに右手の親指を立てて下さいました(写真上)<br /><br />そしてまた、もとの風景の一部になっていらっしゃいました(写真下)<br /><br />心に残る素晴らしいパフォーマンスをありがとう♪<br /><br />ところで、写真下の黄色い矢印の所にあるのが「メモリア礼拝堂」です。<br />見忘れた裏側のアズレージョは、ここからではあまりにも遠すぎて<br />見えませ~ん(&gt;_&lt;)<br /><br />ではホテルに戻り、バターリャへ向かいましょう。

    とても驚き感動もしたのでチップを入れると
    ありがとうの代わりに右手の親指を立てて下さいました(写真上)

    そしてまた、もとの風景の一部になっていらっしゃいました(写真下)

    心に残る素晴らしいパフォーマンスをありがとう♪

    ところで、写真下の黄色い矢印の所にあるのが「メモリア礼拝堂」です。
    見忘れた裏側のアズレージョは、ここからではあまりにも遠すぎて
    見えませ~ん(>_<)

    ではホテルに戻り、バターリャへ向かいましょう。

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2016 ポルトガルの旅

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