2005年７月タイ鉄道・マレー鉄道で行くマレー半島縦断の旅(前半3）マレーシア・ペナン島編

2005/07/09 - 2005/07/18

世界の鉄道思い出の旅シリーズ　（2004年～2012年）
（初めて投稿した2012年以前の旅行）
今回世界の鉄道思い出シリーズ第4弾は東南アジアの旅です。
鉄道で台湾一周をした時から海外の鉄道に乗る事が楽しみとなりいろいろな国の鉄道に乗るようになりました。
銀塩フイルムカメラからデジカメに変わり撮り貯めた写真を世界の鉄道思い出の旅シリーズとして紹介したいと思いますます。海外鉄道の旅を少しづつアップできたらいいなと思います。

初めてマレー半島をタイ鉄道・マレー鉄道で縦断しました。
この頃、ネットでマレー鉄道乗車記が多く掲載され感化されてしまいました。次の海外鉄道の旅はマレー半島縦断の旅だ！そんなノリで旅行を計画しました。

当初の計画は11日間でタイ・バンコクからマレーシア・クアラルンプールを経由してシンガポールまで一気に南下する予定でした。
しかし始めて行く東南アジア。バンコクやアユタヤも観光もしたいと思い一気にシンガポールまで南下する事を断念。観光を入れると日数が足りないので2回に分けてマレー半島縦断の旅に変更しました。

前編は、2005年7月にタイのバンコクからハジャイ（ハート・ヤイ）、マレーシアのバターワースからクアラルンプールまでの行程としました。
タイはバンコクとアユタヤ、マレーシアはペナン島とクアラルンプールを観光しました。
そして後編は、翌年2006年のＧＷにマレーシア・クアラルンプールから終着シンガポールまでの行程です。
バンコクから一気にシンガポールに行く旅ではありませんが初めての東南アジア、思い出の残る旅となりました。（実は最後にへまをしてしまいましたが）
第3回はタイ・ハジャイからマレーシアのバターワースまでタイ・マレー鉄道で南下、ペナン島に渡りペナン島の観光を紹介します。

今回の世界遺産
古都アユタヤ　1991年世界文化遺産に登録
（参考）
マラッカと（ペナン島）ジョージタウン、マラッカ海峡の古都群
として2008年に世界文化遺産に登録されましたが、訪問した2005年は
まだ世界文化遺産に登録されておりませんでしたので参考といたします。

日程　（◎は今回の旅行記）
2005年7月9日（土）
成田空港 13時55分（コリアンエアー) ソウル・仁川 16時20分着
ソウル・仁川 20時25分（コリアンエアーKE653）バンコク 23時45分着

7月10日（日）
バンコク市内観光

7月11日（月）
バンコク・ホアランポーン駅 8時20分発　タイ鉄道SP75　
アユタヤ駅 9時41分着　　アユタヤ観光
アユタヤ市内 15時30分頃　バス　バンコク市内

7月12日（火）
午前 バンコク半日観光
バンコク・ホアランポーン・ 14時45分発タイ鉄道SP35　車内泊

7月13日（水）
ハジャイ駅 6時28分着
ハジャイ観光

◎7月14日（木）　
ハジャイ駅 6時40分着→9時50分 SP35　バターワース駅 16時30分
バタワース　フェリー　ペナン島　ペナン島観光

◎7月15日（金）
ペナン島観光
バタワース駅 21時30分発　マレー鉄道EL7　車内泊

7月16日（土）
クアラルンプール駅　7時11分着
クアラルンプール観光

7月17日（日）
クアラルンプール観光　
クアラルンプール 20時55分発 MH80 コタキナバル国際空港23時30分着　

7月18日（月）
コタキナバル国際空港　0時30分発　MH80　機内泊
成田国際空港 7時00分着

写真はアユタヤ・ワット・プラ・マハタート

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世界の鉄道想い出の旅シリーズ
第1弾 2004年ＧＷ第1回台湾一周鉄道の旅（前半後編）
https://4travel.jp/travelogue/11137681
https://4travel.jp/travelogue/11269117　
第2弾 2007年12月-2008年1月 タイ・チェンマイ鉄道の旅（前半後半)
https://4travel.jp/travelogue/10898659
https://4travel.jp/travelogue/10898661
第3弾 2007年ＧＷ台湾 台灣高鐵（台湾新幹線）に乗りに行こう！
https://4travel.jp/travelogue/11083342
第4弾 2005年7月タイ鉄道・マレー鉄道で行くマレー半島縦断の旅（前編）https://4travel.jp/travelogue/11708238
第5弾 2006年GWタイ鉄道・マレー鉄道で行くマレー半島縦断の旅（後編）https://4travel.jp/travelogue/11707801
2004年7月Amtrak アセラエクスプレスで行くアメリカ東海岸の旅（前後編）未投稿
2006年GWタイ鉄道・マレー鉄道で行くマレー半島縦断の旅（後編）
2004年7月Amtrak アセラエクスプレスで行くアメリカ東海岸の旅（前後編）未投稿
2006年7月イギリス・フランス・モナコ鉄道の旅　未投稿
2007年7月Amtrak・エンパイアビルダー号で行くアメリカ横断鉄道の旅
未投稿
2008年2月イタリア・フランス・スペイン鉄道の旅　未投稿
2008年7月カナダ・アメリカ・メキシコ・Amtrak３大列車で行くアメリカ西海岸縦断鉄道の旅　未投稿
2009年11月インディアンパシフィック号で行くオーストラリア横断鉄道の旅　未投稿
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2010年7月ベルニナ線開通100年記念ベルニナ急行と氷河急行スイス・イタイア・ドイツ鉄道の旅　未投稿
2011年3月韓国鉄道の旅　ソウル～釜山ノンストップの新型KTX山川（サンチョン）に乗って来ました。
https://4travel.jp/travelogue/11630825
2011年ＧＷ韓国経由・台湾一周鉄道の旅　(全3回投稿)
https://4travel.jp/travelogue/11620319
2011年9月ボスボラス海峡とジブラルタル海峡-トルコ・モロッコ鉄道の旅
未投稿
2012年GW韓国・海列車鉄道の旅 (全3回投稿）
http://4travel.jp/travelogue/10775226
2012年12月ベトナム統一鉄道で行くベトナム縦断の旅　未投稿
4トラ初投稿　2012年９月 イギリス・フランス　ビートルズと凱旋門賞　鉄道の旅（全8回投稿）
http://4travel.jp/travelogue/10718736
2013年2月 2回目のマレー鉄道・タイ鉄道 マレー半島縦断の旅　未投稿
2013年6月 渡り鳥ラインで行く北欧３ヵ国 鉄道の旅 (4回まで投稿)
http://4travel.jp/travelogue/10785750
2013年10月 凱旋門賞とTGV東ヨーロッパ線で行くドイツ･フランクフルトの旅（投稿済）
http://4travel.jp/travelogue/10821994
2013年-2014年香港･マカオ・珠海・広州・深圳鉄道の旅（全4回投稿）　http://4travel.jp/travelogue/10845966
2014年7月 中欧4ヵ国とドイツをめぐる鉄道の旅 （全13回投稿）
http://4travel.jp/travelogue/10909275
2015年GW O-トレイン V-トレインで行く韓国鉄道の旅（全5回投稿）
http://4travel.jp/travelogue/11008741
2015年10月 凱旋門賞とポルトガル、スペイン鉄道の旅 (全13回投稿)
https://4travel.jp/travelogue/11065516
2016年GW 阿里山森林鉄道と3回目の台湾一周鉄道の旅 (全11回投稿）
https://4travel.jp/travelogue/11128715
2016年7月 AmtrakとVIA Railで行くアメリカ・カナダ鉄道の旅（全8回投稿）
https://4travel.jp/travelogue/11150596
2016年9月台湾　九份に行く予定が台風16号の影響で台中に行ってきました（前後編）
https://4travel.jp/travelogue/11171215
2016年10月 凱旋門賞とスイス鉄道の旅（全6回投稿）
https://4travel.jp/travelogue/11176851
2017年1月 韓国・SRT（Super Rapid Train）で行く大邱 大田 美味しいものを食べよう！ (前編後編）
https://4travel.jp/travelogue/11205101
2017年GW 韓国 SRTとセマウル号で行く全羅北道・全羅南道 鉄道の旅
（全6回）
https://4travel.jp/travelogue/11240540
2017年10月 フランス凱旋門賞とイタリア鉄道の旅 (全10回投稿）
https://4travel.jp/travelogue/11291645
2018年GWは韓国と台湾に行って来ました！コレールパスで行く韓国鉄道の旅 (韓国編全5回投稿）
https://4travel.jp/travelogue/11357183
2018年GWは韓国と台湾に行って来ました！集集線で行く日月漂 台湾鉄道の旅 (台湾編全4回投稿）
https://4travel.jp/travelogue/11356657
2018年10月 タリス・ICEで行くフランス・オランダ・ドイツ・ベルギーと少しだけ深圳と凱旋門賞の旅 (全12回投稿）
https://4travel.jp/travelogue/11413575
2019年10月 凱旋門賞とモロッコ・イギリス鉄道の旅 (全10回投稿）
https://4travel.jp/travelogue/11556289
2019年12月～2020年1月 タイ鉄道で行くタイ・ウドンターニとノーンカーイの旅 (全7回投稿）
https://4travel.jp/travelogue/11584657

エリア ペナン島(マレーシア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: 大韓航空 マレーシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

2005年 7月13日（水）
朝8時50分ハジャイ駅に来ました。
その理由は、日本で予約したチケットが14時21分発だったので少しでも早く出発する列車に変更出来ないか確認するためでした。

ここで奇跡が・・・（勝手に奇跡と呼んでます）
昨日乗ってきたSP35列車が3時間以上遅れでおり、6時28分着が9時50分発になってました。なんと昨日乗車して来た同じSP35列車に変更する事ができました。とてもラッキーでした。

変更したチケット。

9時40分の到着まで1時間しかありません。
急いでホテルに戻りチェックアウトしました。
一番心配していたパスポートも返却されて一安心。

9時49分、タイ鉄道の国際列車SP35列車が入線して来ました。

座席仕様となってますが、プルマン式の2等寝台車両です。

日本だとA寝台仕様でなんか得した気分になるのは、ブルートレインの解放式B寝台にお世話になった経験が多いからかなぁ。

この後、タイとマレーシア国境駅のパダンブサール駅に到着。　　

駅でタイに別れを告げてマレーシアに入国しました。
イミグレーションで撮影禁止なのか記憶がないのですが、パダンブサール駅の画像は有りません。

勝手に半寝台仕様にして横になりながらバタワースに向かいます。
らくちんでした。

車内はガラガラだったのに日本でハジャイーバタワース間SP35列車の予約が出来なかったのか？疑問に思います。

16時30分、バタワース（Butterworth）駅に到着。

SP35列車は定刻より6時間35分遅れでバターワースに到着しましたが、この列車に乗る予定ではなかったので遅れても予定より早く到着しました。

バタワースと言えばペナン島の入り口。

バタワース駅からフェリー乗り場まではそんなに距離はなかった感じ。
ペナン島にはフェリーで行きます。

ペナン島行きのフェリーに乗ります。
運賃は忘れましたが日本円で30円ぐらいだったような気がします。

マラッカ海峡はペナン島の反対側なのでマレー半島とペナン島の間のこの海を何と呼ぶのか分かりませんが少しの時間船旅（しかも安い！）が出来るのは嬉しい気がします。

船内は比較的すいていました、海を見たり椅子に座ってくつろいだり
あっと言う間にペナン島に着いた記憶があります。

まもなくペナン島、高い建物が見えて来ました。

ペナン島と言えば「深夜特急」のイメージがあるのでそのビーチに行ってみたいと思います。

フェリーを降りてすぐ日産の看板があったので撮影したと思うのですが、泊まったホテルではありません。
ホテルは白い建物でした。

ペナン島のホテルは予約していなかったので、ホテルの記録がありません。
ホテルの部屋（マーチャント ホテルと思われる）

ホテルの近くを散策。
ここジョージタウンは訪問した3年後にマラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群として世界文化遺産に登録された街です。

コムタ―（ペナン島のランドマークとなっている高層ビル）内で食べたと思われる
香港ローストダッグヌードル　RM4,5

コムタ―から出ると急に土砂降りの雨、これが東南アジアで見られるスコールか？
と思って撮った写真。

2005年7月15日（金）

おはようございます！
このホテル、窓の景色が最高です。

２枚も撮ってしまいました。
今日は夜の出発までペナン島観光です。

バトゥ・フェリンギのビーチに来ました。

バトゥ・フェリンギのビーチと言えば「深夜特急」
ペナン島は小説の方ではなく、テレビの劇的紀行深夜特急の印象が大きい。
1回しか見ていなかったのでビーチの名前しか覚えていなかったのですが、必ず訪れようと思っていた所です。

バトゥ・フェリンギのビーチでゆったりとした時間をすごすのもいい。

ビーチの前のホテル。
シャングリ・ラ系のゴールデン・サンズ・リゾート
Shangri-La Golden Sands, Penang
ビーチに近いホテルに泊まってゆっくり時間を過ごす事ができたらなぁ。

ただ海を眺めているだけ、と思っていましたが
パラセーリングが優雅に見えたので・・・

乗ってしまいました！生まれて初めてパラセイリング。
降りる時向きを変える操作など教えてもらい、少し不安もありましたが何事も挑戦が大事です。それにしても高くて気持ちがいい。

ビーチのホテルにカメラを向けたりして楽しんでいましたが・・・

こんなに高いのに何故かカメラに水滴が？
ボートの運転手がへたくそな運転で曲がる時に一気に減速！
当然パラシュートは急落下、体の半分が海に浸かってしままいました。

このへたくそー！！！危なくカメラも水没する所だった。
少し周回を多くしてもらったみたいだけど・・・複雑な気分。

お昼ごはんの時間です。

ありきたりのお食事ですが、海外で食べるとこれが美味い！

午後は車をチャーターし、ペナン島めぐりです。
声をかけたのか、声をかけられたのか？記憶に無いのですが、この頃は行動力があったなあ。

初めに来たのは寝釈迦仏寺院（Wat Chayamangkalaram Buddhist Temple）

訪問した時は気が付かなかったけど、なんと！先日バンコクの ワット・プラケオで見た鬼神の「ヤック」が立っていた。建物の中の寝釈迦仏とのコンビネーションからこの寺院は明らかにタイの寺院です。でもドラゴンは？

中に入ると寺院の名前通り寝釈迦仏。
色彩が綺麗です。

バンコクのワット・ポーまでとは言いませんが、かなり大きい！
全長33ｍもあるらしい。

二組のお仏さん。

金色に輝く仏塔、中には入れませんでした。

寝釈迦仏寺院の向かいに有るビルマ寺院（Burmese Buddhist Temple ）

一番奥にはやさしいお顔のお仏様と向かい合って手を合わせているお坊さん。

釈迦如来像。
廻りを撮らなかったので写真は小さく見えますが、意外に大きく10ｍもあるそうです。

寺院めぐりの最後は極楽寺です。

タワーのようなパゴダ。
下の段と中断と上の段で様式が違うようです。

パゴタから見た風景。

極楽寺全景

ビクトリア女王の即位60周年を祝うビクトリア・メモリアル時計台の横を通りながら向かうのはコーン・ウォリス要塞です。

パダンコタマラという小さな公園

コーン・ウォリス要塞
日本語で説明がありました。コーン・ウォリス要塞は1786年にフランシス・ライトが上陸した場所と記されていました。

要塞に上がってみましょう。
Seri Rambaiというブロンズ製の大砲が海に向いています。

セリランバイは17世紀のオランダの大砲

フランシス ライト（Francis Light）の像もありました。

ペナン島のランドマークと言うべきコムタ―

以外に古く1985年に建てられた232メートルの円形状の高層ビル。
内部の写真がないのは残念ですが、暗いイメージしか残っておりません。

コムタ―内のレストランで食べたペナン島最後のお食事。
3種類のカレーにナンとタンドリーチキンの最強コンビ。

この後、マレー鉄道の寝台列車で今回の旅（前編）最終目的地クアラルンプールに向かいます。

次回は前半最後の旅行記
2005年７月タイ鉄道・マレー鉄道で行くマレー半島縦断の旅(前半4)マレーシア・クアラルンプール編に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11213882

この旅行記へのコメント （2）

• yamayuri2001さん 2021/09/16 14:12:02

  ペナン島のコムター！

  Longchampさん、こんにちは。
  ペナン島、しばらく行ってないなと思いつつ
  拝見しました。
  懐かしいです、コムター！
  最上階で食事をしたら、私の時も急に豪雨になりました。
  
  ゴールデン・サンズ・リゾートのプールでは、毎日泳ぎました。
  あの当時は、日本人がたくさん宿泊していました。
  コーン・ウォリス要塞も、懐かしいです。
  
  鉄道で行かれたんですね。
  マレーシアの鉄道は、遅延するイメージですが、
  この時も、大分遅延しましたね。
  
  
  あの時代は、日本に勢いがあったので
  何処に行っても割安で、良かったなと・・・
  コロナが明けたら、ペナン島にまた行きたい気分になりました！
  
  yamayuri2001

  Longchampさん からの返信 2021/09/20 16:51:00

  RE: ペナン島のコムター！

  yamayuri2001さん、こんにちは。
  
  ひと昔前の旅行記に訪問いただきまして
  ありがとうございました。
  
  
  ペナン島のコムターはあの頃中は暗いイメージでしたが、
  最近は経営者が変わったようで上の階が増設され近代的な
  ビルになったみたいですね。
  最上階にはスカイウォークが出来たようなので
  コロナが落ち着いたら私もペナン島に
  行ってみたいと同じ気持ちになりました。
  
  
  ゴールデン・サンズ・リゾート泊まられたのですね！
  本当に羨ましい限りです。当時はあんなホテルに泊まれたらいいな、
  なんて思いながら浜辺で寛いでました。
  今度ペナン島に行けるならばあのホテルに泊まってみたいです。
  
  現在のマレー鉄道でクアラルンプールを通る線は昔のように機関車が
  客車牽引するのではなく新しい電車に変わり時間が短縮しているみたい
  です。東南アジアをめぐる旅情が感じられなくなるのは少し残念です。
  
  それでもまたマレーシアに少しでも早く旅行ができるといいですね。
  
  　Longchamp