2012年9月 イギリス・フランス ビートルズと凱旋門賞 鉄道の旅 (1) イギリス・ドーバー海峡編

2012/09/28 - 2012/10/08

初めて旅行記を投稿です。宜しくお願いいたします

鉄道ファン（乗り鉄）で毎年海外に出かけ鉄道の旅をしております。
また世界遺産と競馬が好きで今年は凱旋門賞に合わせ日程を組みました。 今回旅行の目的がいっぱい有り、ひとつ目はビートルズのファンで初めてリバプールに行き、ビートルズゆかりの地を歩く事。
世界遺産（特に文化遺産）に行く事も好きで今回イギリスはエディンバラ旧市街群・新市街群、フランスはモン･サン･ミッシェルに行く事が出来ました。　　
最終日は凱旋門賞を観戦する事、今年はクラシック三冠馬オルフェーブルが出走しました。大興奮の凱旋門賞！結果はどうだったのでしょう？
　
11日間のハードな日程でしたが、鉄道の旅、世界遺産に訪問、競馬観戦と好きな事がいろいろでき思い出の旅行となりました。

第1回はパリからフランスの誇る高速列車TGVでカレーに行きドーバー海峡をフェリーで渡りリヴァプールまでの鉄道の旅です。　　　　　

全日程　◎印が今回の旅行記　
◎2012年9月28日（金）　
宇部空港 20時00分発　JL1648　羽田空港 20時30分着

◎9月29日（土）
成田空港 0時40分発　JAL041　パリCDG 6時20着　　
パリCDG駅 8時07分発　TGV5154　リールヨーロップ駅 8時57着
リールフランデル駅 9時35分発　44855　カレーヴィル駅 10時56分着　　　　　　　 　　
カレー港 13時00分発　フェリー　ドーバー港 13時55分着　　　　　　　　　
ドーバー駅 14時44分発　 クラス335　
ロンドン セントパンクロス駅 15時51分着　　　　　　　　
ロンドンユーストン駅 17時07分発　バージントレインクラス355　　　　　　　　　
リヴァプールライムストリート駅 19時51分着　　　　　
　　　　　
9月30日（日）　リバプール観光（ビートルズゆかりの地 ）

10月1日（月）
リヴァプール･ジョン・レノン空港 8時05分発 ライアンエアー　
RYAN AIR FR443 ダブリン空港 8時55分着
　　　　　　　
10月2日（火）
ダブリン港 8時20分発　 Irishferries　ホリーヘッド港 11時35分着
ホリーヘッド駅 12時32分発　アリーヴァ・トレイン クラス175
チェスター 14時14分着
チェスター 14時49分発　アリーヴァ・トレイン クラス175
マンチェスター 15時59分着
マンチェスター 16時16分発　ファースト・トレイン　クラス185　
エディンバラ 19時39分着　　　　　

10月3日（水） エディンバラ観光（フォース・ブリッジ）
エディンバラ・ウェーヴァリー 16時30分発　　
ECML IC225 (East Coast Main Line)　キングス・クロス着 20時55分着

10月4日（木） ロンドン観光　
キングス・クロス発 18時01分発　ユーロスター9044　
パリ北駅 20時30分着

10月5日（金）
パリ・モンパルナス 7時03分発　TGV8603　 レンヌ 9時17分着
レンヌ駅 9時40分発　バス　モン・サン・ミッシェル 10時45分着

10月6日（土）
モン・サン・ミッシェル 9時30分発　バス　レンヌ駅10時35分着　
レンヌ 11時03分発　TGV8722　パリ・モンパルナス 13時23分着　

10月7日（日） 凱旋門賞観戦　オルフェーブル出走
パリCDG 23時35分発 JAL5056

写真はリバプール駅に到着したバージントレイン ペンドリーノ クラス390

エリア リバプール(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

2012年9月28日 （金）
山口宇部空港よ国内線で羽田空港へ。
国際線に乗り換え、翌日0:40分発

JAL041便パリ行きに搭乗します。

機内食の写真もアップします。羽田発深夜便は離陸後、睡眠時間となるのでこれは朝食（和食）です。

パリシャルルドゴール空港に定刻（6時20分）より少し早く到着しましたが、入国審査がかなり混み合いTGVの乗換時間がタイトのなり結構あせりました。JALはエアフランス（スカイチーム）と同じターミナル2Eに到着するので、TGVのパリCDG駅に近く8時07分発TGV5154リール行きには間に合いました（写真はシャルルドゴール空港)

TGVのチケットは印字式で保存に適しているので日本で購入しました。チケットは旅の思い出としていつも保管してます。また、海外の鉄道では基本1等車を利用します。2等車とくらべ乗客が少なく指定席でも席が空いてれば自由に好きなシートに移動する事ができる事、食事サービスが含まれる列車も有るのがその理由です。

乗車するTGVはフランス国内のリール（Lille Europe)
行きとベルギーのブリュッセル南駅（Bruxelles Midi)行きの2編成です。

ホームの編成案内で乗車する車両番号と乗車位置を確認します。

5分遅れでTGV入線。先頭編成はリールヨーロップ行き（Duplex2階建）
TGV5154　CDG2駅 8時07分発　リールヨーロップ駅 8時57分着

パリCDGを出た時は曇ってましたが、リールに近づくと晴れ間が出てきました。

リールヨーロップ駅にほぼ定刻に到着しました。

リール駅には2つの駅　Lille-Europe （ユーロスター、TGV）
とLille-Flandres（TGV、ローカル）があるので
ヨーロップ駅とフランドル駅まで約500ｍ移動です。

写真はリールヨーロップ駅

乗換時間が少ないので（TGV5154 8時57分着　ローカル44855列車9時35分発）ローカル線のチケットも日本で購入しました。

現地購入はヨーロップ駅の移動時間があるので乗遅れの心配がありチケットを日本で購入したのは正解でした。
フランスも例外ではなくチケットオフィスが並んでいるとかなり待たされます。

写真はリールフランドル駅

リールフランドル駅前

毎回乗換時間の少ない計画がが反省点ですが、万が一乗り遅れてもその日でカバーできるように、乗車予定の次の時刻も調べておくようにしています。

ローカル44855列車　リールフランドル駅9時35分発　カレーヴィル駅10時56分着

カレーに向けて出発です。駅前の写真を撮影していたら、すでに入線しており満席状態でした。

先頭車両の方まで行って窓側進行方向の席を確保しました。

1時間20分の列車の旅です。田園風景が美しい、のんびりと景色を眺めながら時が過ぎてゆきます。　
鉄道の旅で至福の時間です。

２等車内　

カレーに近づくと乗客も少なくなりました。

Calais Ville駅10時56分到着。
ドーバーからフェリーに乗るのは13時25分

国際航路なので乗り遅れがないように約2時間半余裕をとりました。

☆カレーヴィル駅

駅から時計台見える高い塔は市庁舎でした。

タクシーでフェリーターミナルへ向かいました（12ユーロ）

フェリーターミナルへ予定より早く11時25分到着。
乗るフェリー会社はP&O Ferries。

カウンターに行くとチケットを購入する人が並んでいましたが、日本でネット予約していたのでとなりのカウンターで並ばずにチケットを受け取りました。

ターミナルから無料バスでフェリーに向かう。

イミグレで時間を取られる事に。
出国審査で質問攻め！日程とかいろいろな事を聞かれ
荷物検査はありませんでしたが20分ぐらいかかりました。
鉄道を愛する善良な旅行者です。不審者ではありません

フェリーに乗船。
デッキのある後方へ移動、最上階に上がったらクラブラウンジを見つける。
チケットにはclub loungeエントリーカードとドリンク無料券が付いていたのでさっそく入りました。
ネット予約した時にはラウンジ入場のオプションを選んだ記憶がないのでなんだか得した気分!!!

クラブラウンジ入口の写真。
ソフトドリンク、スナック、フルーツはフリーです。
スパークリングワインはドリンク券を利用。

ラウンジの最上階に有る専用のデッキは眺めは最高！

この写真で見えるでしょうか？
デッキからイギリス側のホワイト･クリフ（白い崖）が見えました。

思っていたよりドーバー海峡は狭い感じ。

ドーバーに向けてカレー港を出港。
12時35分が遅れ13時頃船が動き出しました。
約90分の船旅です。

ラウンジの最上階デッキからドーバー海峡を眺めていたら
優雅な気分になりました。

普段味わえない至福の時間が過ぎてゆきます。

☆ ドーバー海峡

水平線の向こうにはフランス側のカレーが見える。
鉄道の旅もいいけど、少しだけでも船を利用するだけで
旅の印象が大きく変わると気がついた今回の旅でした。

カモメも気持ちよさそう！

お腹がすいたので、ラウンジ内で軽食を注文（5ユーロ
ドリンク無料券でスパークリングワインをいただきました。
ソフトドリンクは無料です。

入国時のいやな気分は、すっかり忘れています。

☆ドーバー海峡

イギリスのドーバーが見えて来ました。

白く見えるのがホワイトクリフ。
旅の計画の途中ドーバーを船で渡る事に変更した時から
この白い崖を見たかったので、この素晴らしい景色に感動です。

ホワイトクリフが近づいてきました。

崖の上に行ってみたいと思いましたが、時間がないので断念。
白色の石灰岩でできた崖は崖崩れもあるようで注意が必要です。

ドーバー港に到着。
殆どの乗客は乗用車・バイクでフェリーを利用しており、自分はバス利用なので下船しようとしましたが、Foot Passenger用の出口が分からずターミナル行きのバスに乗り遅れる所でした。

フェリーターミナルです。DOVER TIME書かれた時計が有ったので時間を1時間遅らせる（フランスとイギリスの時差を修正）

ここからドーバープライオリー駅までバスで移動（2ポンド）

☆ ドーバープライオリー駅

約15分でDover Priory駅に到着。以外に小さな駅です。

この駅でブリットレールフレキシーパス（3日間）のヴァリディーションをする。

ドーバープライオリー駅発14時44分　ロンドン　セントパンクロス駅15時51分着

サウスイースタン鉄道　クラス395ジャベリン高速列車
（日立製作所製）と初めて対面。

ハイスピード1の高速専用路線も初体験。

2等車内（全席2等モノクラス）
中央のテーブル付きボックスシートからお見合い式の座席配置です。

車両中間のボックスシート。

しばらく海岸線を走行。

車窓の景色

イギリスの街並みって感じがします。

定刻15時51分ロンドン 　セント・パンクロス駅（St Pancras）に到着

☆ セントパン・クロス駅の構内

ガラス越しに見えるにはキングス・クロス駅です。

☆キングス・クロス駅

セント・パンクラス駅の隣りはキングスクロス駅。ここから歩いて15分ぐらいでユーストン駅に到着。

2006年初めてイギリス訪問時に利用した駅です。当時駅前は工事中で駅前の雰囲気もだいぶ変わりました。

☆ユーストン駅
キングスクロス駅から歩いて15分ぐらいでユーストン駅に到着。

今回の旅行で使用した3駅（セント・パンクロス駅・キングスクロス駅・ユーストン駅）が徒歩圏内で非常に便利でした。

ユーストン駅発17時07分　リヴァプールライム駅19時22分着の列車に乗車します。

電光掲示板は途中停車駅の表示がありますが、列車番号の表示はありません。
写真はバージン・トレインズ リヴァプール行きPlatformの番号（7）番が表示された瞬間です（16時47分）
この列車に乗る人はいっせいに７番ホームに向かいます。

初めて乗車するバージントレイン　ペンドリーノ クラス390

チケットオフィイスで座席予約をしようしましたが、遅すぎると言われ発券してもらえませんでした。
（座席指定席券が欲しかっただけなのですぐ諦めました）

写真はファーストクラス　1+2（3列シート）
ファーストクラスは空席ばかりなので座席指定は必要ありませんでした。

横から撮影　テーブルは固定。
ファーストクラスは軽食のサービスがあります。

17時以降に出発ならホットミールサービスと期待大・・・
　

ところが、ホッとミールではなく、スナックボックス
（ビスケット・チョコレート・チーズなど）とコーヒー＆ティー

期待をしすぎてガッカリ度大きかったです。

車窓は田園風景が続きます。何故か、ハイスピード1よりスピード感があった。

定刻19:22分にLiverpool Lime St駅に到着。
10月初旬のこの時期もう少し明るいと思ってたのですが以外に早く日が暮れます。

でもいい感じの写真が撮れたので満足です。

リヴァプールの地へやって来ました。
明日ビートルズゆかりの場所に行くので今から楽しみです。

写真はライムストリート駅前から撮影。

夜のリヴァプール・ライムストリート駅です。

今日は成田から飛行機、列車、フェリー、列車と移動時間が長かった。

宿泊するロードネルソンホテルはネルソンロードにあり駅から徒歩5分です。
明日はビートルズゆかりの地を訪問します。

2012年11月14日投稿
2015年7月18日写真5枚追加　

2012年9月イギリス・フランス　ビートルズと凱旋門賞鉄道の旅(2)
http://4travel.jp/travelogue/10721279　

この旅行記へのコメント （3）

• レモンパパさん 2013/12/16 20:56:42

  初めまして

  レモンパパと申します。
  私もビートルズと「鉄道好き（乗り鉄）」です(^^)
  
  鉄道発祥の地は、ずいぶんご無沙汰です。
  英国の田舎をゆっくり訪問したいのですが・・・
  
  次の旅行記も楽しみにしています。
  
  

  Longchampさん からの返信 2013/12/17 00:49:56

  RE: 初めまして

  初めまして！ レモンパパさんへ
  
  ｢ビートルズと鉄道と世界遺産と｣に訪問、投票ありがとう
  ございました。
  
  イギリスを周遊したのは昨年２回目ですが、デビュー５０周年にリバプールに行けたのがとても印象的でした。
  
  レモンパパさんの旅行記もけっこう同じ所に乗り鉄の旅していたので懐かしながら拝見させていただきました（レモンパパさんの方が先に行っている方がおおいですが）これからもよろしくお願いします。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　Longchamp

• ふらどくさん 2012/11/29 23:10:30

  ドーバーフェリーはもめる？

  こんにちは！
  
  ドーバーのフェリーに乗られましたね。
  最近は、フットパッセンジャーはめっきり少なくなったようです。
  私も２回乗りましたが、旅の味はありますよね。
  
  私もフェリーに乗るときにもめました。
  普通は英国入国管理なのですが、
  私はシーフランスのチケット売りのお姉さんでした。
  日本人は英国入国にビザが必要！持ってなければ売れない！でした。
  英国の入国管理の方に助けてもらい
  何とか乗ることができましたが・・・
  
  そうそう私も同じ凱旋門賞に行きました。
  オルフェは残念でした。
  現地応援の日本馬３回目の２着です。
  遠いですね。
  
  では
  
  ふらどく