2015/09/18 - 2015/09/22
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浄土宗鎮西派の『谷汲山・室寺』の紹介です。室寺観音院の名前でも呼ばれています。ご本尊は木造十一面観音菩薩立像です。西国33カ所巡りの観音石像も置かれていました。
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イチオシ
今は寂れてしまっていますが、かつては、広大な境内を持つ名刹だったらしい、『谷汲山・室寺』の境内光景です。西山浄土宗のお寺で、室寺観音院とも呼ばれています。
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『クスノキ(楠、樟)』の大樹の光景です。『谷汲山・室寺』の歴史が古いことを教えてくれている証左の一つでした。
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普段は使われていないように見えた水盤の光景です。側面に『漱水』の文字が刻まれていました。水は出ていませんでしたが、蛇口がありました。
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この季節の花というより、この日の花の『ヒガンバナ(彼岸花)』です。真っ赤な花の中に、白い斑が入った花が見えました。
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『谷汲山・室寺』の本堂光景です。本堂の前には、線香立のほかに、赤錆びたモニュメント風の置物がありました。現在は国道19号線の一部になっている、『善光寺街道』の少し西に位置するお寺です。
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先程の線香立とモニュメントを左下に入れた、本堂横の光景です。庫裏の建物が隣接していました。すぐ近くの『佐野屋の辻』と呼ばれる交差点には、『善光寺街道』の道標が残されています。その道標には、『善光寺道・京大坂道』と刻まれているようです。
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ずらりと並んだ石仏の光景です。一部は被り物がない地蔵尊もあるようでしたが、ほとんどが観音菩薩像でした。『宝寺(むろでら)観音院』の呼び名の由来になっているようでした。
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イチオシ
少しだけズームアップした、観音菩薩増郡の光景です。この後は、適宜ピックアップしながら紹介を続けます。
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お地蔵さまと同じように、前掛けを着けた観音像です。頭には立派な被り物がありました。左右の手に、蓮の花か葉を持った立像のように見えました。
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軽く首をかしげて思惟する姿の『半跏思惟像』のようです。右膝の上に右手が乗せられているようです。シャープな造りの蓮座の上に置かれた像です。
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光背に比べて、小さく刻まれた観音像の光景です。蓮の花と、開きかけた蓮の葉を手にした姿のようです。
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前掛けの花柄模様の紹介です。すべての観音菩薩が、差別なく同じ前掛けでした。描かれている花は、デフォルメされた桜や桔梗、藤や梅などでした。チューリップ、ナデシコ、竹の姿もありました。
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使われている石材は、砂岩当たりでしょうか、この観音様の像には、顔の部分に亀裂が入っていました。砂岩は、主に砂が続成作用により固結してできた岩石で、堆積岩で最も一般的なものの一つです。
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光背のない観音石像の光景です。立ち姿のようですから、3~4頭身のように見えました。いつでも七頭身、八頭身に変身できる観音菩薩様かも知れません。
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千手観音のようでした。花柄模様の替えかけの左右にいくつもの手が伸びていました。『千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)』は、ヒンドゥー教の影響を受けて成立した観音菩薩の変化身(へんげしん)と考えられています。
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光背に大きなひび割れが生じていた観音様です。この像の右後ろに、『七番』、飛左後ろに『九番』の文字が見えました。
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既に一体をズームアップで紹介した、『半跏思惟像』の観音様です。ところで、有名な京都の広隆寺の『半跏思惟像』は、観音菩薩ではなく、『弥勒菩薩像』とされます。
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この像は、右手の錫杖が失なわれていますが、観音菩薩ではなく、地蔵菩薩のようなイメージの像です。左手に如意宝珠を持たれた像です。
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多面の観音像のようです。多面の観音では、『十一面観音像』が有名ですが、この像では三面のお顔が見えています。
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何度も顔を撫でられたらしく、艶が出ていたお顔の観音菩薩像です。前掛けに隠れた体の部分は分かりませんが、足の指も艶が出ていました。地元で人気の観音菩薩像かも知れません。
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振り返って眺めた観音像群の光景です。数えてみたわけではありませんが、西国33か所巡りに因む、33体の観音像が置かれているように見受けました。いくつかその札所の番号らしいものを目にしました。
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境内に生えた下草などの光景です。丸い形をした濃い緑の葉は、『ツワブキ(石蕗、艶蕗)』のようです。黄色い花を咲かせるキク科の植物です。ドクダミ、バレンやヤブランもありました。左端で紫の花を咲かせているのが『ヤブラン(藪蘭)』です。
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長い歴史を感じさせる『百度石』の光景です。『百度参り』は、日本の民間信仰で、神仏に祈願するために同一の社寺に百度参拝することです。百日間、毎日参拝するのが始まりのようですが、それができない急な願い事には、一日で済ませる百度詣りもあるようです。
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『慶応二年・丙寅正月』の文字が残っていた土台石のような光景です。西暦では1866年2月のことになります。江戸幕府により建設された五稜郭が完成した年です。
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こちらの礎石のような石には『谷汲山』の文字がありました。同一の形状ですから、同年の慶応2年(1866年)に設置されたもののようです。岐阜県の谷汲山には西国33カ所霊場の第三十三番の谷汲山・華厳寺があります。
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失われた部分に、別の石が重ねられていた石造物の光景です。楕円形に削られた中に文字か記号が刻まれていましたが、読み取れませんでした、梵字かも知れません。一寸した衝撃で、石が落下しそうな光景でした。
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紫色の『キキョウ(桔梗)』の花です。キキョウ科キキョウ属の多年性草本植物です。平安時代の陰陽師として名高い、『安倍晴明(921~1005年)』が使用した五芒星を桔梗印と呼び、現在の晴明神社では神紋とされています。
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満開を少し過ぎてしまった、薄いピンク色の菊の花です。キク科の植物は、最も進化し、最も分化しているとされ、世界ではおよそ950属2万種、日本では約70属360種のキク科植物が知られています。
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やや朱色を帯びた紅い花を咲かせたゼラニュウムです。フウロソウ科テンジクアオイ属の植物です。蚊を撃退する効果で知られる『カレンソウ(蚊連草)』も同じ仲間です。
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名古屋市東区作成の『街道巡りコース』には、『西山浄土宗。天明2年(1782)の大火で類焼しましたが再興されました。本尊は木造十一面観世音菩薩立像』と紹介されていました。これで、『谷汲山・室寺』の紹介はおしまいです。
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