2015梅雨、尾張の紫陽花：愛知県護国神社(2/3)：名城外堀脇の紫陽花

2015/06/30 - 2015/06/30

愛知県護国神社のアジサイの紹介です。名古屋市内の桜の名所としても知られますが、アジサイが見頃でした。名古屋城外堀脇のアジサイ並木に続くところが見所です。

エリア 名古屋(愛知)

愛知県護国神社の境内で咲いていたアジサイの紹介の続きです。赤色系統の手毬咲のアジサイの群生光景です。

悪く表現すれば、『汚れたような』、好意的に表現すれば『野趣味豊かな』アジサイの花の紹介です。残念ながら、品種名は分かりません。

愛知県護国神社の社殿光景です。昭和20年（1945年）3月、空襲により焼失し、戦後再建された建物です。

社殿に向かって右側に位置する獅子像です。ブロンズ製の阿形の獅子ですから、雄のようです。

社殿に向かって左側に位置する獅子像です。吽形の獅子ですから、雌のようです。

絵馬掛けの光景です。延暦16年（797年）に完成した歴史書の『続日本紀（しょくにほんぎ）』には、神の乗り物としての馬、神馬を奉納していたことが記されています。しかし、馬は高価ですから、次第に木や紙、土で作った馬の像で代用するようになり、平安時代頃からは板に描いた馬の絵で代えられるようになりました。絵馬の始まりです。

見事な枝振りの松の庭木です。五葉松のようです。

『奉祝・皇太子殿下御成婚記念』と記された石碑が傍らにあった、まだあまり大きくない樹木の光景です。

左の小さな石碑が『宮城遥拝所』、右の石碑が、昭和天皇御製碑（侍従長徳川義寛書）です。『名古屋の街さきにみしより美しく たちなほれるかうれしかりけり』の歌碑です。

アジサイの生育環境が良くないようです。葉に障害が起きていました。花付もよくありませんでした。

茜色が混じった薄桃色の手毬咲の西洋アジサイです。見頃の花でした。

紫色の手毬作のアジサイです。これからさらに色が濃くなりそうな雰囲気でした。押し合うように、密に咲いた花です。

ガクアジサイ（額紫陽花）の光景です。中心部の両性花もほぼ開き切っていました。

愛知県護国神社の社殿光景です。年表には、昭和33年（1958年）10月に『御社殿戦災復興竣工（工費金7千300万円）』、昭和57年（1982年）10月に、『社務所竣工奉祝大祭（工費金3億5千万円）』の記載がありました。

境内に立ち並ぶ石灯篭とアジサイの光景です。石灯篭には、『神灯』の文字が記されていました。

白色系と、青色系の手毬咲の紫陽花光景です。

白地に赤の絞りが入った手毬咲のアジサイです。ワイルドな感じがする紫陽花です。

二輪並んで咲いた、鮮やかなピンクの花の手毬咲の西洋アジサイの光景です。

ヤマアジサイ系でしょうか、清楚な感じがする青色系のガクアジサイの花です。両性花もほぼ咲き切っていました。

低い石垣の上に、『愛知県護国人や』の表札があった光景です。その周りでガクアジサイが咲いていました。

青色系のガクアジサイの光景です。一番の見頃の花でした。

愛知県護国神社や野東側の歩道脇で咲いていたアジサイです。茶色がかった手毬咲の花は、ピークを過ぎたピンクの花のようです。

手毬咲のピンクの西洋紫陽花の、見頃の花をピックアップした光景です。

薄いピンク色の手毬咲の西洋アジサイです。次第に色が褪せてきたようにも見えました。

ここからは、最初に紹介した、名古屋城外堀脇のアジサイの花に戻ります。右あぐぁが外堀、左側方面が官庁街です。

剪定がされていませんから、伸びきった枝の先に咲いた青色系の手毬咲の西洋アジサイです。個々の花は見頃でした。

大木に隠れるようにして咲いたアジサイの光景です。歩道脇だけでなく、外堀の内側にもアジサイの木があります。

花のピークは過ぎていましたが、数多くの花を咲かせたガクアジサイの大株です。咲き終わった後は装飾花が下向きになり、青色が白色に入れ替わっていました。

ガクアジサイの花のアップ光景です。中心部の両性花も咲き終えていました。この花で、周辺部の装飾花の裏と表の色が比較できます。

名古屋城外堀脇のアジサイは、ほとんどが青色系統ですが、数少ない赤色系統の手毬咲の西洋アジサイの紹介です。