アートを巡る旅　in ドイツ　８日目‐１～ブレーメン～

2015/06/30 - 2015/07/21

思いがけず充実したハノーバーを出て、次の都市ブレーメンへ。実は、美術館が豊富なブレーメンの旅行記。

この回は、７月７日(火)の旅行記。

主な訪問地：ベットヒャー通り
　　　　　　Weserburg-museum fur moderne kunst
　　　　　　ブレ―マー ラーツケラー

エリア ブレーメン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩

朝から、しっかりがっつり食べます。
この旅行で、もっともお安いホテルでしたが、朝ごはんのレベル、一番良かった！！

ハノーファー、行けなかった美術館もあるので、いつかまた訪れたいと思います。

エリザベス ホテル

さっそく、ブレーメンです。
ハノーファー駅でチケットを買い、今回は、何事もなく列車に乗れ、何事もなく到着！
インフォメーションで、ツーリストカードを8.9ユーロで購入して市庁舎のガイドツアーの申し込みをしました。
石畳の道、スーツケスをごろごろ転がしながら、ホテルに到着。荷物を預かってもらい、近道を教えてもらって、中心地に向かう途中です。(ホテルへ行くまでの移動が必死で、ここまで写真無し…）

木々のいっぱいな、素敵な近道を教えてもらいました。

街に、目印になる高さのある建物があると良いですね。

聖ペトリ大聖堂 寺院・教会

教会前では、小規模なマルクトが開かれていました。

このころから、カメラ、壊れ気味…。

面白い噴水がありました。水の中を走っているみたいです。

市庁舎。後程、また来ます。

ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像 モニュメント・記念碑

金色が見えたので、すぐに分かりました。

ベットヒャー通りを通っていきます。

ベッチャー通り 散歩・街歩き

赤茶色の煉瓦。建物の造りが面白くてかわいいです。

曲線の感じが素敵です。煉瓦の使い方が模様のように遊び心があります。
これを組んだ職人さん、楽しかっただろうな。

まだ11時ちょい前だったので、そんなにお店が空いていませんでした。

モザイクのように、煉瓦が組み合わされています。

結構短い。
パウラ モーダーゾン ベッカー美術館もあります。
時間が余ったら、来ようかなと思っていました。結果、来られませんでした。

Weser川に出ました。

最初の目的地が見えました。ヴェザー川の中洲にあります。

橋を渡ります。

Weserburg-Museum fur moderne kunst　(11:00～18:00）
8ユーロですが、ツーリストカード割引で3ユーロ引きの5ユーロでチケットを購入。
入口は、左の赤い壁の方です。

この写真を撮っていると、見た目、強面のいかにもドイツ人の職人さんといった風貌の監視のおじさんが、窓を開けてくれ、指をさしながら、下を見てごらんとジェスチャーで、教えてくれました。

錨がありました。

おじさんにお礼を言うと、はにかんで照れくさそうだったのが、凄いギャップで、かわいかったです。

覗き見。

この箱の中を覗いてみると、

きれいな世界がありました。

いろんな鐘や鈴が、チーンやらチャリーンやら鳴り響いています。
日本のおりんもありました。

Eva Naomi Watanabe　さんの作品。
こういうところで、日本の方のお名前をお見かけすると、うれしくなります。

次の展示へ。

CDのジャケット

先ほどのジャケットになっていた実物が、展示されています。

ウォーホルのもありました。

Gotthard Graubner　の作品。

インゼルホンブロイッヒにも似た作品がありました。ほかの美術館でも見たと思います。
ドイツでは人気なのですね。こういうのを知るのも、楽しいです。

次の展示へ。

鉄の作品。

石の作品。

Rolf Deimling　の作品。
下の部分に、細かく線の跡が、ひいてあります。こういう作品、好きです。

黒のインクが落ち続けていました。

先ほど、覗き見した部屋。上から眺められます。

正面は、映像作品。

子供たちのための部屋。

ここでワークショップなどするのかな？
子供たちの作品が並んでいます。

窓から。
ちょうど、船がフィットしました。

天井にも、かわいい絵がありました。

次の展示へ。

Gerhard Richter　ゲルハルト リヒター
ドイツの巨匠ですね。

写真、絵画など、平面作品の展示でした。

Pierre Bonnard　　ピエール ボナール

Odilon Redon　　オディロン ルドン

ほどよい大きさの作品が並んでいます。

Gerhard Richter　ゲルハルト リヒター

Timm Ulrichs
横の小さいのはネガ（ポジかな？）フィルム。

Anselm Kiefer　アンゼルム キーファー
こちらも、ドイツといえば、の方ですね。

右のが　Loy Lichtenstein　　ロイ リキテンスタイン
左のは、それぞれ、NASA　と　US-Navy による水爆実験の撮影の写真です。

爆発がテーマなので、全く関係はありませんが、間接的に日本を感じた展示でした。

不意に、穴の開いた壁。

とてもシンプルな展示空間。
展示の高さも見やすかったです。

次の展示
SAMMLUNG GERSTNER 　　Gerstnerさんのコレクション

ザ・現代美術の展示です。
今現在というよりは、ちょい前ぐらいの作品かな。

Jean Tinguely
この数日後、ティンゲリー美術館に行きます。

Arman 　アルマン

この周りは、イラストなどでした。

Daniel Spoerri　　ダニエル スペーリ

Jakob Weder
コンピューターグラフィックスのような作品。

天井まできました。これで、終了です。

大きな作品はありませんでしたが、とっても充実した展示でした。
受付の方が、シンプルなシャツをかっこよく着こなす女性で、自然体な雰囲気でとても素敵でした。
お土産に、木でできたポストカードを購入。
（人にあげようと思って買ったのだけど、惜しくなって、結局、自分用になりました…）

目の前のGAKに入ったところ、やってないよ！！と若い子に怒られてしまった…。

GESELL SHAFT FUR AKTUELLE KUNST (11:00〜18:00) ３ユーロ
こちらも、現代美術の美術館です。

トンネル内。それぞれのポスターが貼られています。

来た道を戻ろうと思いましたが、

せっかくなので、別の橋を渡っていきます。

元々コーヒーの焙煎工場だった建物を利用した、現代美術館です。

多くの船が、停泊していました。

ぶらぶらしながら、中心地に向かいます。

きれいな色目のステンドグラス。

戻ってきました、マルクト広場。

ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像 モニュメント・記念碑

ローラント像。
カール大帝に仕えた勇敢な騎士、ローラントを象ったもので、
この像がこの町に立つ限り、ブレーメンは自由ハンザ都市でいられるのだそうです。

すぐ近くに、ブレーメンの音楽隊像がありました。

ゲルハルト マルクス　作

ブレーメンの音楽隊像 モニュメント・記念碑

ロバの足を触ると幸せになれるのだとか。
この旅行に来られてるだけで十分幸せなのですが…と思いつつ、しっかり、さすってきました。

なぜか、鼻もキンぴか！

おなかが空いたので、せっかくなので、市庁舎地下のこちらに入りました。

ブレーマー ラーツケラー その他の料理

ドイツ最古のワインセラー。
大きな樽がいくつもありました。

２時を過ぎていたので、お客さんは少なかったです。

昼間でしたが、影も雰囲気がありました…。

中華系の団体さんが、ちょうど食事を終えたのか、ぞろぞろ、がやがや個室から出てきました。
そのうちの数人が、ものすごい勢いで、パシャパシャ、ガシャガシャ、大声出しながら、店内を歩き回って写真を撮り始めました。本当に、こんなんなんだと、びっくり。
他のお客さんの事はお構いなし。お店の方、超、嫌～な顔してました。
アジア人として、本気で恥ずかしい…。
お願いだから、止めてくれ、同じに見られたくないよぉ。

まあ、私も撮ってますけどね…。
でも、最低限、他の方に迷惑かけないようにしますよ。
観光名所のようですが、あくまでも、こちらはレストランですから。

嵐が去ったあとは、静かな店内になりました。
お食事前に静かになってくれて良かった。

のどが渇いていたので、がっつりビールを飲みたい気分でしたが、せっかくなので、ワインをいただきました。
赤ワインだと酔っぱらいそうだったので、白で。
サラダだけの注文でしたが、パンもつけてくれたので、おなかいっぱいになりました。

ブランコに乗った女の子。
見守られながら、お食事いただきました。

ほんとは、あの団体ぐらい図々しくケラー内を見て回りたいぐらいでしたが、あの後じゃ、見て回ってもいい？なんて聞く勇気なく、諦めました。

腹ごしらえしたので、次に向かいます。