2015/08/23 - 2015/08/23
2903位(同エリア9831件中)
kojikojiさん
- kojikojiさんTOP
- 旅行記1484冊
- クチコミ1138件
- Q&A回答73件
- 2,686,690アクセス
- フォロワー151人
「コートールド美術館」からホテルへ戻って部屋で一休みです。春のベルギーとオランダの旅でもそうでしたが、観光する場所からホテルが近いと非常に便利です。買い物をしても休憩したくなっても着替えが必要でもです。今回もホテル選びには悩まされましたが、結果観光に便利な町の中心部のストランド通りのホテルで良かったです。最後の晩はホテルの前の「シンプソンズ・イン・ザ・ストランド」というレストランで最後のディナーをいただきました。こちらのレストランは出発の1週間前にインターネットから予約しておきました。本当は週末でない方が安いセットメニューもあったのですが、やはり最後の晩に来たかったのでこの日になりました。最初にシャンパンをグラスでいただいて、後はグラスのワインを注文しました。前に注文している人のローストビーフを見ているとかなりの量なので、1皿だけにして他のものを注文しましたが、それでよかったと思いました。話しのタネにはなると思いますが、思い出に残るほど美味しいという物でもなかったです。それよりも1皿目に注文したサーモンや妻の選んだカレーの方が美味しかったと思います。店の雰囲気はとても良くてピアノの生演奏も良かったです。ピアニストにアイコンタクトできる距離だったので、日本の曲を弾いてくれた時は拍手とお礼を忘れませんでした。ゆっくり最後のディナーを楽しんだ後は隣の「サヴォイホテル」の有名な「アメリカン・バー」でオリジナルのカクテルをいただきました。著名人の写真が数多く飾られていましたが、妻は知っている人が多かったようで興奮して喜んでいました。こんな時ジェネレーションの違いを感じます。気持ち良いほろ酔い気分でロンドン最後の夜は終わっていきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
宿泊した「ストランド・パレス・ホテル」の真正面が「シンプソンズ・イン・ザ・ストランド」のエントランスでした。出発する1週間ほど前にネットから予約しておきました。
-
入口を入った正面が「グランド・ディヴァン」です。名前を伝えると席に案内されます。
-
店内はかなり重厚な内装で良い雰囲気です。まだ午後8時前なので店内は空いていました。空いているうちに何枚か写真を撮っておきました。壁際にはボックス席もあります。
-
イチオシ
窓側には2人席が並んでいます。我々は真ん中辺りだったのでちょっと緊張します。
-
最初にシャンパンをグラスで注文しました。スパークリングの水の瓶がカッコ良かったです。
-
今回の旅は期間が短かったのでスーツを持ってきましたが、どこのレストランへ行ってもノータイの人ばかりだったので周りに合わせました。
-
イチオシ
ピアノに比較的近い席でした。ピアニストの方が気を利かせて日本の曲を何曲か引いて下さいました。日本の曲だと思って振り返るとニッコリ笑い顔で応えてくれました。
-
正面奥には由緒のありそうな絵が掛かっていましたが、由来までは聞きませんでした。美術鑑賞は「コートールド美術館」で終わりです。
-
1皿目が出た所で記念に写真を撮ってもらいました。
-
1皿目はサーモン・タルタルです。サーモンの上にクリームが乗って、黒いキャビアがたっぷり乗っています。
-
これ最高に美味しかったです。シャンパンにも白ワインにも合います。
-
妻は日替わりのスープにしました。
-
我々の席にもカーバーがやってきました。この店が有名な理由はこのローストビーフがあるからです。
-
お客の好みの焼き具合のところを切り分けてくれます。
-
そしてNTTのドコモダケの形をしたヨークシャー・プディングが乗ります。プディングといってもお菓子では無くて、ふわふわもちもちとしたシュークリームの皮のようなものです。
-
プレートを一緒に持って記念写真です。
-
Roast rib of Scottish beef (aged 28 days)
Roast potatoes, Savoy cabbage, Yorkshire pudding & horseradish
スコットランド産牛肉のリブロースト(28日ねかせた)
焼いたジャガイモ、チリメンキャベツ、ヨークシャープディングとセイヨウワサビ -
付け合せのチリメンキャベツは小さなパンに入って、ジャガイモは表面がカリカリでとても美味しかったです。
-
妻はカレーが食べたかったようです。
-
Anglo Indian vegetable curry
Paneer, basmati rice and popadums
英国風の野菜のインドカレー
パニールとバスマティ米とパーパド -
本場の英国風のカレーが食べたいと言っていたので良かったです。
-
左からチャツネとパーパドと呼ばれる薄いパンのようなものとバスマティ米のごはん。
-
ほうれん草のソテーは別注文です。
-
日本だったら1枚でも充分な大きさのローストビーフが3枚も乗っています。グレービーソースを付けてホースラディッシュ乗せていただきます。スジが多いのが少々難です。
-
Simpson's English pudding sampler to share
共有するシンプソンのイギリスのプリン・サンプラー
デザートは2人用の盛り合わせを勧められたのですが、普通にシャーベットかプディングを頼んだ方が良かったかな。 -
ロンドン最後の晩に良い記念になりました。平日の夕方までに店に入れば安く設定されたセットメニューもあるようです。
-
エントランスの内装も雰囲気が良いので写真に撮っておきました。アガサクリスティー原作のテレビ番組「ポワロ」のデヴィッド・シューシェが出てきそうな感じです。
-
飾られていた古いメニューのイラストは客の紳士が肉を切るカーバーに「その肉はイギリスのものですか、それとも外国のものですか?」と聞いている所です。カーバーや客や従業員たちが驚いている様子を描いています。
-
反対側には肖像画が掛かっていました。
-
A.C.モス 1940-1967
この店のマスター・シェフだった方のようです。50年近く経っても飾られているという事はこの店にとって大切な伝説的なシェフなのでしょう。 -
回転ドアを回してお店を後にします。
-
我が家にとって記念写真は大切です。
-
またいつか来ることはあるのでしょうか。
-
写真を撮っていると通りがかりのイギリス人の女性が「写真撮りましょうか?」と声を掛けて下さいました。イギリス人の方ってこういう所すごい親切ですよね。お礼を言うと「良いご旅行を。」と言い残して去っていきました。先を急いでいたようなのに申し訳ないです。
-
隣のハム屋さんの前にリバティー百貨店で見掛たブタのオブジェが置かれてありました。なるほどたくさん売っている訳が分かりました。
-
まだホテルに戻るには早い時間です。通り1本渡れば帰れますからちょっと隣のホテルに行ってみます。
-
サヴォイホテルのティートレイはハルシオン・デイズで造らせたものです。トレードマークが入っています。
-
イチオシ
サヴォイホテルに立ち寄って、ベルボーイに「軽く飲みたいのだけど、どこがいい?」と聞くと「それならアメリカン・バーですよ。」とウインクされます。今回の旅で何度かウインクされましたがカッコいいんだよな。言葉にすると「分かってますよ。」とか「大丈夫。まかせて。」みたいな感じだと思うのですが。ヨーロッパでもイギリスだけで感じたことでした。
-
歴史あるホテルのバーが好きで、時間があれば入ってみることにしています。この「アメリカン・バー」にはたくさんのアニバーサリー・カクテルがありました。昔の映画俳優や著名人の写真が飾ってある由緒あるバーでひと時過ごすのは気持ち良い思い出になります。
-
「125(ワン・トゥー・ファイブ)」と「サヴォイア・カクテル」を注文しました。1杯4,000円くらいになりますから飲み過ぎにはご注意を。もちろんスタンダードカクテルもございます。本当はこのバーだったら「アラスカ」を注文するのが良かったかなと後悔しました。アラスカというスタンダードカクテルはこのホテルの名バーテンダー、ハリー・クラドック氏が1920年にアメリカのバーで武者修行していたときに考案したものでした。
-
5日間の短い旅でしたが充実して楽しかったです。いつもならこれから旅にエンジンがかかるところなのですが…。もう帰るのかと思うと寂しい気分になります。
-
クエンティン・マサイスの「両替商の夫婦」かヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニ夫妻像」の絵に出てくるような凸面鏡がありました。本当は横に並んで写真を撮りたいくらいでしたが、辺りに誰もいません。
-
高級すぎて泊まれない「サヴォイホテル」の雰囲気を満喫していきましょう。
-
レストランからは楽しそうな雰囲気が漏れ伝わってきますが、ロビーは時間が止まったように静かです。
-
次の旅行はどうしようかと話が盛り上がります。妻が行きたいのはスペインとかスイスなのですが、私が行きたいのはスリランカなので接点が無さすぎです。
-
結果はクリスマスマーケット巡りにドイツに行こうという事になりました。これは優先順位は高くないけれど、2人でいつかは行きたいと思っていたので唯一の妥協点です。
-
急に決めてバタバタ準備したロンドンの短い旅でしたがとても充実して楽しかったです。ただいろいろ予定を詰め込み過ぎてゆっくり出来なかったのは失敗でもありました。反省と次の旅行の狭間の間にロンドン最後の夜は更けていきます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2015 ロンドンの旅
-
倫敦之旅 少し遅めの夏休みはエディハド航空でアブダビ経由で10日ほどロンドンへ行ってみたらインボラアップで久...
2015/08/18~
アブダビ
-
倫敦之旅(1)ロンドンの宿泊は立地の良いサヴォイホテルの前のリーズナブルな「ストランドパレス・ホテル」。
2015/08/18~
ロンドン
-
倫敦之旅(2)ロンドン到着後の町歩きは懐かしいコヴェント・ガーデンから中華街まで歩いて、サービスの悪さで有名...
2015/08/19~
ロンドン
-
倫敦之旅(3)トラファルガー広場まで歩いて念願のナショナル・ギャラリー【ウエスト・ウイングとセインズベリ・ウ...
2015/08/20~
ロンドン
-
倫敦之旅(4)ナショナル・ギャラリーの見学はさらに【イースト・ウイング】へ続き、中世から近代までの絵画を堪能...
2015/08/20~
ロンドン
-
倫敦之旅(5)「ロック&ソール・プレイス」でフィッシュ&チップスを楽しみ、美しい邸宅の美術館で「ウォレス・コ...
2015/08/20~
ロンドン
-
倫敦之旅(6)リバティー百貨店界隈からアーケード巡りの散歩をして、テムズ河畔に浮かぶ「ヒスパニョーラ号」でデ...
2015/08/20~
ロンドン
-
倫敦之旅(7)テムズ河を散歩した後は「テート・ブリテン」でラファエル前派の絵画を見て夏目漱石の「草枕」を想う...
2015/08/21~
ロンドン
-
倫敦之旅(8)シティの近代的なビルを見て「レドンホール・マーケット」を歩き、「ロンドン塔」でナタリー・ポート...
2015/08/21~
ロンドン
-
倫敦之旅(9)セント・キャサリン・ドックの「ディケンズ・イン」でランチを食べて、「テート・モダン」で近代絵画...
2015/08/21~
ロンドン
-
倫敦之旅(10)「ホース・ガース」で騎馬兵を見てバッキンガム宮殿とセント・ジェームズ・パークを散歩して、アー...
2015/08/22~
ロンドン
-
倫敦之旅(11)「ヴィクトリア&アルバート博物館」の カスト・コートに驚嘆し、ラファエロのカルトンの巨大さに...
2015/08/22~
ロンドン
-
倫敦之旅(12)ハロッズのエジプト風の内装に驚き、28年振りに訪れた「ミシュランビル」のビベンダムでディナー...
2015/08/22~
ロンドン
-
倫敦之旅(13)二度目の正直で「バッキンガム宮殿」の衛兵交代式に臨み、王室騎馬兵と衛兵の美しさに歴史と伝統を...
2015/08/23~
ロンドン
-
倫敦之旅(14)ようやくの「大英博物館」の見学は、長年の夢でありながらも3時間しか時間が取れずに不完全燃焼す...
2015/08/23~
ロンドン
-
倫敦之旅(15)「コートールド美術館」でフランドル絵画と印象派の名品の数の多さに驚かされる。
2015/08/23~
ロンドン
-
倫敦之旅(16)「シンプソンズ・イン・ザ・ストランド」のローストビーフを食べた後はサヴォイホテルの「アメリカ...
2015/08/23~
ロンドン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2015 ロンドンの旅
0
47