2015/08/23 - 2015/08/23
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kojikojiさん
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ストランド通りからいつものようにバスに乗ってハイド・パーク・コーナーで下車して、ウェリントン・アーチを眺めながらバッキンガム宮殿に向かいます。この時期は衛兵交代式は1日置きなので凄い人出でした。ヴィクトリア・モニュメントの周りには近寄る隙もないくらい人が立っています。もちろん宮殿前にも凄い人でしたが、何とかフェンスの前に陣取れました。10時半に着いているのですが、その後に到着した人は見学する場所を求めて歩きまわっています。そのうち騎馬警官がやってきて、その人たちは追い立てられ始めます。宮殿のフェンスに登っている人にはきつい口調で降りるように求めています。爆弾の匂いを嗅ぐ犬まで現れて物々しい雰囲気に包まれます。時間になるとホースガースからやって来た騎馬兵の一団が目の前を通過します。それからしばらくして楽団がヴィクトリア・モニュメントの反対側を通過していきます。別の楽団が我々の前を通過するとやっぱり感動しました。ただその後宮殿に入った楽団と交代する衛兵のセレモニーは全く見えません。音楽だけを聞きながら入れ替わって帰って行く兵隊を見送るまでの全40分はちょっと待の抜けた見学でした。空いている時期だったら移動して見られたのかもしれませんが、もう一度見るかと聞かれたら…。微妙です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ロンドンもこの日が最終日で、市内観光だけでも現地滞在5日間では短じかすぎました。
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シンプソンズ・ストランドの前からバスに乗ってウェリントン・アーチ辺りまで出て、そこから先は歩いてバッキンガム宮殿に向かいます。
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「トラファルガー広場」もこれが見納めです。
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「アドミラルティ・アーチ」も通り抜けできませんでした。
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キンキラのスーパーカーよりこんなブリティッシュ・グリーンの車の方がロンドンには似合うような気がします。
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グリーン・パークに毎日出ている絵画の屋台ですが、こんなの売れるのだろうかと思います。中国の深せんの近くに「大芬油画村」というコピー絵画の村がありますが、そこから仕入れられたものではないでしょうか。
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英国空軍の爆撃機搭乗員記念碑です。第2次世界大戦で搭乗したRAF爆撃機の搭乗員の犠牲者の為に造られたそうです。英国とカナダとチェコスロバキア、ポーランドの55,573人の搭乗員の犠牲を記憶するために造られました。
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ウェリントン・アーチは1815年のワーテルローの戦い(英語:ウォータールー)で英国を勝利に導いたウェリントン卿を讃えるために建てられまたものです。この凱旋門を背にしてバッキンガム宮殿に向かいます。昨日と違って午前10時過ぎから周囲は自動車の交通規制が始まっていました。
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10時30分くらいにバッキンガム宮殿を背にヴィクトリア記念碑を左前に見る位置のフェンスの最前列に立って40分待っていると騎兵の連隊がやってきました。あれ?昨日ホースガースで見たライフガースと衣装が違います。
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ライフガーズとブルーズ・アンド・ロイヤルズの2つで王室騎兵隊を形成するそうです。
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ライフガーズ連隊とはジャケットの色(ブルーズ・アンド・ロイヤルズ連隊は紺、ライフガーズ連隊は赤)、ヘルメットの羽飾り(ブルーズ・アンド・ロイヤルズ連隊は赤、ライフガーズ連隊は白)などの色彩が異なっています。
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王室騎兵隊の名称は形式だけではなく、王室の護衛は重要な任務であり、ウィンザー城またはバッキンガム宮殿に危険な事態が生じた場合は、緊急出動がとれる体制が整えられているそうです。
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ライフガーズかブルーズ・アンド・ロイヤルズに勤務するためには、基本軍事教育を受けた後に王室騎兵連隊要員は戦闘装甲車両操縦者の教育等を受けるそうです。王室騎兵乗馬連隊要員は乗馬学校において16週間の乗馬教育を受け、その後ライフガース連隊かブルーズ・アンド・ロイヤルズ連隊に配属されるそうです。
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時間にしてほんの2分くらいで目の前を通過して行きますがカッコいいです。
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場所を取ったフェンスの周りは沢山の人なので、宮殿の前庭で何が行われているかは分かりません。
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28年前にこの近くにバスを停めて門の前で写真だけ撮ったことがあります。その時の写真と置かれてあるフェンスは全く同じ物でした。
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衛兵交代式の前には爆発物を嗅ぎわける犬まで登場です。この犬がいう事を聞かないので最後にはひきずられる様な感じで退場していきました。
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ヴィクトリア記念碑の反対側のグリーン・パーク側から衛兵が入ってきました。
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騎馬警官はとっても怖いです。かなりピリピリした様子で宮殿のフェンスに登っている人を見つけようものなら丁寧な言葉で、最後にプリーズ!と言いながら威圧的な感じで声を掛けます。
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フェンスの足元に荷物を置いても駄目ですし、ポリス・ラインのテープから少し出ても怒られている人がいました。
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M・サセック著の「This Is London」の復刻版が今回のガイドブックです。1959年初版ですが、50年くらいではロンドンはほとんど変わっていないので充分役に立ちました。バッキンガム宮殿のページでは衛兵の帽子の違いが紹介されています。
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コールドストリームガーズとグレナディアガーズとアイリッシュガーズとウェルシュガーズとスコッツガースの5つの衛兵部隊が本では紹介されていましたが、スコッツガースは羽が付いていないそうです。
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やってきた楽団はグレナディアガーズの連隊でした。正装の上着のボタンは等間隔に8個で帽子の羽根飾りは左側に白いものが付いています。
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羽飾りの白に見えないのは熊の毛のせいでしょうか。
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ベアスキンと呼ばれるこの特徴のある帽子は、元々歩兵用の帽子で熊の毛皮で作られています。かなり厚手のようで、これは馬に乗った騎兵による上からの攻撃に備えたものだそうです。
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楽団に続いて銃剣の付いたライフルを持った衛兵が続きます。
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イチオシ
こちらは襟章からコールドストリームと分かります。ナポレオン戦争後の1817年「コールドストリームガーズ」が正式名称となったそうです。1831年にはフュージリアの称号を受け、連隊の全将兵に擲弾兵帽の着用が許され、帽子の右側に赤の羽根飾りが付けられるようになりました。
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並列の左側に建っているので赤い羽根飾りは確認できません。足の動きは合っていますが、腕の振りは人によってまちまちでした。
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2分から3分で衛兵は目の前を通り過ぎてしまいます。その後宮殿の前庭で交代式があり、ビートルズや楽しい曲が流れてきますが、柵の前に立っているので身動きとれません。そんな時間が30分近く流れます。
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イチオシ
交代して帰ってゆくグレナディアガーズのドラムメジャーです。
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イチオシ
青い羽根を付けた人が1人いました。
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小雨が降ってきましたが熊の毛皮の帽子なら大丈夫ですね。
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この衛兵交代式を一番良く見えるのはヴィクトリア記念碑の一番高い所からバッキンガム宮殿に向かうのが良いと思います。そうすれば交代式も行進も両方見ることが出来ます。そう考えると午前9時前には場所取りに来ないと駄目でしょうね。
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次回があるか分かりませんがあったならそうしようと思います。
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頭の中でイメージが膨らみ過ぎていましたが、一度は見るべきものだと思いました。
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写真を撮るならかなりの望遠レンズが無いと面白くないかもしれません。
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交代式が終わると三々五々観客は解散していきます。我々はバスに乗るためにハイド・パーク・コーナーに向かいます。信号機を見てビックリ!馬も横断歩道を通るのですね。
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せっかくですので「ウェリントン・アーチ」を潜っていきます。
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どこの凱旋門にも勝利の女神の馬車はつきものです。春に見たブリュッセルのサンカントネール公園のものは巨大でした。
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ハイド・パーク・コーナーからバスに乗って大英博物館へ向かいます。バスに乗った途端の大降の雨になりました。見慣れたフォートナム&メイソンの前を通り過ぎます。
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古いダブル・デッカーを見掛けましたが、観光ツアー用で路線バスではないようです。
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中華街も通り抜けます。衛兵交代式の途中で雨に降られなくて良かったです。さぁ長年思い続けてきた「大英博物館」の見学です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- bikke3さん 2015/09/26 11:25:17
- まさに同じ日にそこにいました!
- ちょうど同じ日、私も交代式を見ようとそこに行っていました!
すごい人でしたよね。10時半ぐらいには着いたのですが、12時に宮殿の見学を予約してしまっていたので、移動できなくなるのを恐れて、中途半端にウロウロしていたら、ろくな場所がキープできず、惨敗です(笑)。
代わりに写真で楽しませてもらいました。
- kojikojiさん からの返信 2015/09/26 16:10:48
- RE: まさに同じ日にそこにいました!
- 偶然ですね。美術館や博物館についてはいろいろ調べて行ったのですが、衛兵交代式は毎日やってるのだろうからと高を括っていたら、隔日だったしすごい人出でしたよね。フェンスの前で見ることは見れたのですが、後ろの宮殿の中庭の演奏が気になってフラストレーション貯まりました。終わってから思うともっと早く行ってヴィクトリア記念碑の宮殿の高い所にいないと両方は見られないという事ですね。でも同じ時間に同じ場所にいらした方からご連絡いただけると嬉しいです。ありがとうございます。またいつか地球のどこかで、見掛けましたらお声掛けください。
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