サン=ジャン=ピエ=ド=ポル旅行記(ブログ) 一覧に戻る
写真はNavarrenxの街に架かる橋。<br /><br /><br />15日目はPompsからMaslacqまでの17キロを歩き(ホテル泊)、<br />16日目はMaslacqからNavarrenxまでの22キロを歩いた(ジット泊)。<br /><br />この2日間はフランス人のアンドレイさんマリアさんご夫妻、<br />小学校の先生をしているというクリスティーナさんと<br />前後しながら歩いた。<br /><br />しっかり者のマリアさんは<br />少しおっとりしたご主人のアンドレイさんを<br />リードしながら歩いていた。<br /><br />アンドレイ、マリアさんご夫妻がとても仲が良く歩いている<br />姿を見るだけで私自身も幸福になるような気持がした。<br /><br />

還暦一人旅フランス巡礼路(巡礼15・16日目) カミーノ(巡礼路)は”愛の道(Chemin d'Amour)”

20いいね!

2015/07/01 - 2015/07/20

16位(同エリア30件中)

2013tomo

2013tomoさん

写真はNavarrenxの街に架かる橋。


15日目はPompsからMaslacqまでの17キロを歩き(ホテル泊)、
16日目はMaslacqからNavarrenxまでの22キロを歩いた(ジット泊)。

この2日間はフランス人のアンドレイさんマリアさんご夫妻、
小学校の先生をしているというクリスティーナさんと
前後しながら歩いた。

しっかり者のマリアさんは
少しおっとりしたご主人のアンドレイさんを
リードしながら歩いていた。

アンドレイ、マリアさんご夫妻がとても仲が良く歩いている
姿を見るだけで私自身も幸福になるような気持がした。

旅行の満足度
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 15日目は雨が降ったり止んだりの巡礼路だった。<br /><br />灼熱のフランス巡礼路もようやく天候が例年並みの<br />気温になってきたのかもしれない。<br /><br />小雨位の方が歩きやすい。

    15日目は雨が降ったり止んだりの巡礼路だった。

    灼熱のフランス巡礼路もようやく天候が例年並みの
    気温になってきたのかもしれない。

    小雨位の方が歩きやすい。

  • 写真は7月15日の朝、Pompsを出発するときに<br />出逢ったアンドレイさんとマリアさんのフランス人ご夫妻。<br /><br />二人で寄り添いながら巡礼路をゆっくり歩くことを<br />楽しんでいる。<br /><br />ご主人のアンドレイさんは巡礼路を歩くことは人生の中で<br />一番楽しいと言っていた。<br /><br />私が<br />「巡礼路は二人の”愛の道(Chemin d&#39;Amour)”ですね。」<br /><br />というと二人は顔を見合わせて笑っていた。<br /><br />

    写真は7月15日の朝、Pompsを出発するときに
    出逢ったアンドレイさんとマリアさんのフランス人ご夫妻。

    二人で寄り添いながら巡礼路をゆっくり歩くことを
    楽しんでいる。

    ご主人のアンドレイさんは巡礼路を歩くことは人生の中で
    一番楽しいと言っていた。

    私が
    「巡礼路は二人の”愛の道(Chemin d'Amour)”ですね。」

    というと二人は顔を見合わせて笑っていた。

  • 右端に立っているのは小学校の先生をしているフランス人の<br />クリスティーナさん。<br /><br />アンドレイ、マリアさんご夫妻と一緒に歩いているクリスティーナさん<br />は一人で来ていた。<br /><br />彼女のご主人は<br />「毎日何十キロも歩いて巡礼する君が理解できない。」<br />と言って一緒に来なかったらしい。<br /><br />しかし、彼女は続けて<br /> 「主人は私が巡礼路を歩くことは理解できないけど<br /> 私のことが好きだから私が毎日歩いていることを<br /> 好きでいてくれる。」<br />と言っていた。<br /><br />とても素適な表現なのでそれからの巡礼路で私も<br />使ってみた。<br /><br />パリジャンのジェロームさんに話した時は<br />「それこそ真実の愛だ!」<br />と感心していた。<br /><br />夫婦関係を理解する大切なキーフレーズを<br />クリスティーナさんに頂いた。<br /><br />クリスティーナさんありがとうございます。

    右端に立っているのは小学校の先生をしているフランス人の
    クリスティーナさん。

    アンドレイ、マリアさんご夫妻と一緒に歩いているクリスティーナさん
    は一人で来ていた。

    彼女のご主人は
    「毎日何十キロも歩いて巡礼する君が理解できない。」
    と言って一緒に来なかったらしい。

    しかし、彼女は続けて
    「主人は私が巡礼路を歩くことは理解できないけど
     私のことが好きだから私が毎日歩いていることを
     好きでいてくれる。」
    と言っていた。

    とても素適な表現なのでそれからの巡礼路で私も
    使ってみた。

    パリジャンのジェロームさんに話した時は
    「それこそ真実の愛だ!」
    と感心していた。

    夫婦関係を理解する大切なキーフレーズを
    クリスティーナさんに頂いた。

    クリスティーナさんありがとうございます。

  • 私の家内もクリスティーナさんのご主人と一緒で<br />「どうしてタクシーとか、バスとか、電車とか、飛行機で<br /> 行かないの。<br /> そっちの方が早いし、安いし、簡単でしょ。<br /> 毎日何十キロも歩くなんて私には理解できないわ。」<br />と言いながらも私を今回の巡礼に送り出してくれた。<br /><br />※6月21日からのシベリア鉄道7泊8日の鉄道旅行も家内は<br />「飛行機で行けば早いし、安いのに」と言っていた。<br /><br />帰国したら家内にクリスティーナさんの話をしてみようと思う。<br /><br />「その通りよ。」と言ってくれるかなあ?

    私の家内もクリスティーナさんのご主人と一緒で
    「どうしてタクシーとか、バスとか、電車とか、飛行機で
     行かないの。
     そっちの方が早いし、安いし、簡単でしょ。
     毎日何十キロも歩くなんて私には理解できないわ。」
    と言いながらも私を今回の巡礼に送り出してくれた。

    ※6月21日からのシベリア鉄道7泊8日の鉄道旅行も家内は
    「飛行機で行けば早いし、安いのに」と言っていた。

    帰国したら家内にクリスティーナさんの話をしてみようと思う。

    「その通りよ。」と言ってくれるかなあ?

  • 翌日は今回の巡礼路では珍しく強めの雨が降り出した。<br /><br />暑い日が続いていたので雨も楽しい。<br /><br />芭蕉の「奥の細道」の象潟(キサカタ)に<br />「雨朦朧(もうろう)として鳥海(てうかい)の山かくる。」<br />という表現があったが<br />ここでは<br />「雨朦朧(もうろう)として巡礼の道かくれる」という状況だ。<br /><br />まさしく「雨も又奇也(きなり)」である。<br />

    翌日は今回の巡礼路では珍しく強めの雨が降り出した。

    暑い日が続いていたので雨も楽しい。

    芭蕉の「奥の細道」の象潟(キサカタ)に
    「雨朦朧(もうろう)として鳥海(てうかい)の山かくる。」
    という表現があったが
    ここでは
    「雨朦朧(もうろう)として巡礼の道かくれる」という状況だ。

    まさしく「雨も又奇也(きなり)」である。

  • 小雨の巡礼路も晴れてくると気温が上昇してくる。<br /><br />しかし、雨に洗われた緑が美しく輝いていた。<br /><br />

    小雨の巡礼路も晴れてくると気温が上昇してくる。

    しかし、雨に洗われた緑が美しく輝いていた。

  • Maslacqの町に架かる橋を渡る。<br /><br />川に映る緑の木影が美しい。<br /><br />歩いている私を包む空気も穏やかだ。

    Maslacqの町に架かる橋を渡る。

    川に映る緑の木影が美しい。

    歩いている私を包む空気も穏やかだ。

  • 夕食はMaslacqの町のホテルで頂いた。<br /><br />アンドレイ、マリアのご夫妻、クリスティーナさんと<br />一緒に食事をした。<br /><br />アンドレイさんはフランス語だけ、<br />マリアさんはフランス語と少しのスペイン語、<br />クリスティーナさんはフランス語と少しの英語、<br />私は英語と少しのスペイン語、本当に少しのフランス語、<br />という言語環境だったので<br />英語、スペイン語、フランス語を綱渡りしながらの会話であった。<br /><br />しかし、同じ巡礼路を歩いているという共通体験があるので<br />食事の会話を楽しむことが出来た。<br />

    夕食はMaslacqの町のホテルで頂いた。

    アンドレイ、マリアのご夫妻、クリスティーナさんと
    一緒に食事をした。

    アンドレイさんはフランス語だけ、
    マリアさんはフランス語と少しのスペイン語、
    クリスティーナさんはフランス語と少しの英語、
    私は英語と少しのスペイン語、本当に少しのフランス語、
    という言語環境だったので
    英語、スペイン語、フランス語を綱渡りしながらの会話であった。

    しかし、同じ巡礼路を歩いているという共通体験があるので
    食事の会話を楽しむことが出来た。

  • デザートもアイスクリームと焼きプリンが出て<br />満足した。<br /><br />一日を美味しいワインと食事で締めくくることが出来ると<br />とても幸せな気持ちになる。

    デザートもアイスクリームと焼きプリンが出て
    満足した。

    一日を美味しいワインと食事で締めくくることが出来ると
    とても幸せな気持ちになる。

この旅行記のタグ

20いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フランスで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フランス最安 307円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

フランスの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP