2015-7月　嘉義縣の旅　11　布袋鹽山

2015/07/18 - 2015/07/22

　今回の台湾は嘉義県を中心に旅しています。

　旅行三日目に突入です。７月２０日月曜日。
　予定では澎湖諸島に船で渡り、澎湖縣政府を撮影しているはずですが、昨日のうちに高速船の欠航が決定し、この朝予約した船の切符を払い戻したところです。

　

エリア 嘉義(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

　切符の払い戻しに行ってくれたＣさんがバス停までバイクで送ってくれることになりました。しかしバスに不慣れらしく違うバス停に行ってしまい、その間に朴子行きのバスはここ布袋港のバス停を通り過ぎてしまいました。
　30分も待てば次のバスが来るのですが、Ｃさんは責任を感じてか「朴子まで送っていく」と言い張ります。「いいんですよ、今日は一日澎湖へ行く予定だったので時間はいくらでもあるんです。気にしないでください」と今日私がいかに暇であるかをアピールして心配を取り除こうとしました。しかしＣさんは「暇なら観光に連れて行ってあげる」と別の提案を持ち出してきました。さんざん暇アピールをした後なので時間がないとも言えず…。じゃあ近場の鹽山に連れて行ってもらおうかということに。

嘉義県布袋鎮公所 史跡・遺跡

　Ｃさんは「ヘルメットをもう一つ持ってくるからちょっと待ってて」と、わざわざ取りに行ってくれました。

　Ｃさんは布袋に不慣れらしく、鹽山の場所も地図を見ないとわかりません。この時は民宿の女将さんの旧友だとばかり思っていたので？？？な気分でした。

　布袋鹽山は台塩（台湾製塩）の製塩工場があったところ。過去形にしたのはウィキペディアに2001年で閉廠とあったからですが、倉庫みたいなところにはまだ製品があるように見えました。

　昨年苗栗を訪れた際、通霄の鹽山を見たいと思いつつ見られなかったので、真っ白な鹽山を見られて満足。

　台塩の直売所がありました。「生技」とは直売のことらしいです。

　直売所で売っている塩です。最初に手に取ってみた塩はオーストラリア産でした。Ｃさんが店員さんに聞いてくれたら、こっちのは台湾産だというのでこれを購入することに。（表示を見たら布袋産ではなく通霄産でしたが。）
　自分で買うつもりで手に取ったのですが、レジに持って行ったらＣさんが払ってくれちゃいました。ありがとうございます。この塩、大切に味わいます。思い出の品です。

　Ｃさんとはここでお別れのつもりでしたが、鹽山を見ながらしゃべっているうちに、この方実は私が今日乗るはずだった凱旋３號（澎湖への高速船運行会社）のエンジニアと判明。欠航になったので仕事が休みになり、私同様急に一日暇になってしまったんです。
　しかも布袋に来て日も浅く、本当に暇を持て余しているらしい。

　知らないおじさんについて行ってはいけないんですけど、売店のお姉さんに近くの見どころとか聞いてくれてるし（第三者に聞くってことは拉致るつもりはないってことかな、と）、この周辺だけなら連れて行ってもらおうってことになりました。