2015-7月　嘉義縣の旅　17　萬龍商務旅館

2015/07/18 - 2015/07/22

　今回の台湾旅行は嘉義縣を中心にめぐっています。
　ようやく三日目も夜を迎えました。船の欠航で澎湖諸島へ行けなくなり、昨日行けなかった布袋や朴子の見どころを観光しました。天気予報では一日雨だと言っていたのに、結局降られることもなく、大いに日焼けしてしまいました。

　今晩のお宿はこちら、「萬龍商務旅館（萬龍旅社）」。
　嘉義県の縣政府所在地にこだわるために、太保か朴子に宿泊しようと宿を探したのですが、大きなホテルはほとんどないんです。しかもカード決済で予約できる宿は朴子の山海大飯店一軒だけ。そこもこの日は満室であらかじめ宿を抑えることができませんでした。宿未定で出発するにしても、全く当てがないのでは不安なので嘉義縣観光網（ＨＰ）で「合法旅館」を検索してここを見つけておきました。ほかにも嘉洲大飯店とか、数件の「当て」をピックアップして、どこかには泊まれるだろうということで…。

エリア 嘉義(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　時間はちょっと戻って昨日（１９日日曜日）お昼頃。
　翌日の予約をするために萬龍旅社へやってきました。朴子市の中心部にあり交通の便は抜群です。

　朴子ではレトロな建物を維持しようという運動が始まっており、こういった旅館もその対象になっています。
　前日に予約に行った際に手付金200元を支払いました。ノーショーだった場合は戻ってきません。ハイシーズンだったので到着が遅れた場合も予約の確保はできかねるとのこと。老板（オーナー）、しっかりしてますなあ。
　チェックイン時間より早く着いてしまいましたが部屋の鍵を渡してもらえました。ただし、電気や水道は15：00まで使っちゃダメとのこと。
　部屋に荷物を置いて出かけました。鍵は持って出ていいとのことだったので、帰ってきたときはフロントを経由せず部屋へ。チェックアウト時もフロントの人がいなかったら鍵をカウンターに置いて行けばいいと書いてありました。なので私は予約した時と、チェックインした時しか宿の人とは顔を合わせませんでした。
　老板（オーナー）はナイスキャラだったのでもう一回くらい会いたかったかな。

　チェックアウト時に会えたのはかわいい猫ちゃん。ここの飼い猫らしいです。私と一緒に外に出ていきたそうでしたが、心配だったので出してあげませんでした。すり寄ってきてかわいかった。

　７月２０日の観光後に戻ります。
　20：23、宿に到着。部屋に直行。

　部屋は清潔できちんとメンテナンスされているのですが、サッシが木製だったり、建物が古い点が気になって、これ買ってから宿に入りました。一種のお守りですね。
　虫が出たら大騒ぎなんです、私。

　幸いそんな恐怖体験をすることなく、この殺虫剤は新品のままこの部屋において帰りました。

　一泊900元（約3,600円）の部屋です。ほかに窓のない部屋、風呂場にも窓がある部屋もあって、どれも同じ値段だと言われました。
　値段は違いますがソファとテーブルがある部屋もあり。そちらは部屋のデザインが素敵でしたよ。
　

　水回りは相当古いです。トイレの紙はロール紙でしたが量は少なめ。
　バスタブ、水栓は鉄錆だらけで、タオルはちょいと臭います。
　でも私が許容範囲なんですから、台湾の安宿ＯＫの人なら全く問題ないはず。窓ガラスが割れてるとか、壁や天井に穴があいているとかいうことはなかったです。

　シャンプー、せっけん類、ポット、ドライヤー、冷蔵庫、テレビ（日本の放送不可）あり。
　ほぼ快適なんですがエアコンの音がうるさいのが難点かな。あと、安宿にはありがちですがベッドが短いです。身長163センチの私で長さギリギリ。

　水のほかにジュースも置いてありました。

　翌日も早くから出かけるので、寝るだけの利用でした。