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 嘉義県を中心にめぐる旅行二日目、7月19日日曜日。<br /> 朝は台北から始まり、布袋港、朴子と詰め込み観光のこの日。<br /> 午後は朴子市を徒歩観光しているのですが14:00頃からは本格的な雨になりました。

2015-7月 嘉義縣の旅 09 朴子市 刺繍文化館・神社址・梅嶺美術館

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2015/07/18 - 2015/07/22

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旅行記グループ 2015-07 嘉義縣の旅

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binchanさん

 嘉義県を中心にめぐる旅行二日目、7月19日日曜日。
 朝は台北から始まり、布袋港、朴子と詰め込み観光のこの日。
 午後は朴子市を徒歩観光しているのですが14:00頃からは本格的な雨になりました。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  •  配天宮から水道頭、田野学校を見て文明路沿いにある刺繍文化館へとやってきました。<br /> 9:00〜17:00が開館時間で12:00〜13:30はお昼休みです。cihshiou.orgで検索するとHPが出てきます。

     配天宮から水道頭、田野学校を見て文明路沿いにある刺繍文化館へとやってきました。
     9:00〜17:00が開館時間で12:00〜13:30はお昼休みです。cihshiou.orgで検索するとHPが出てきます。

  •  遊客中心も兼ねているというので休憩もできるかと思っていたのですが、パンフレットが少し置いてあるだけで、旅行者向けの施設はありませんでした。

     遊客中心も兼ねているというので休憩もできるかと思っていたのですが、パンフレットが少し置いてあるだけで、旅行者向けの施設はありませんでした。

  •  ここは清の時代から鹽館(塩の取引所?)として使われていたようです。ただ、日本建築なので建物は日本時代に建てられたものと思われます。<br /> 戦後は警察船舶大隊に使われていました。<br /> 1997〜2004年までは使われることなく、2004年12月に刺繍文化館となりました。

     ここは清の時代から鹽館(塩の取引所?)として使われていたようです。ただ、日本建築なので建物は日本時代に建てられたものと思われます。
     戦後は警察船舶大隊に使われていました。
     1997〜2004年までは使われることなく、2004年12月に刺繍文化館となりました。

  •  中には刺繍の技法の説明があったり、

     中には刺繍の技法の説明があったり、

  •  実際の刺し方を体験できたり、

     実際の刺し方を体験できたり、

  •  刺繍工房の様子が展示してあったり、

     刺繍工房の様子が展示してあったり、

  •  古い刺繍作品が見られたり、

     古い刺繍作品が見られたり、

  •  現代作家の作品が飾られていたりします。

     現代作家の作品が飾られていたりします。

  •  もうちょっと古典的な作品が見られるかと思ったのですが、意外と現代作品が多かったです。中には「なぜこれを展示?」と思っちゃうような、意図がわからない作品もありました。(この写真は違いますよ)

     もうちょっと古典的な作品が見られるかと思ったのですが、意外と現代作品が多かったです。中には「なぜこれを展示?」と思っちゃうような、意図がわからない作品もありました。(この写真は違いますよ)

  •  刺繍文化館を出て文明路を南へ、山通路で左折して東へ500Mほど行くと芸術公園があります。<br /> その中に旧東石神社の鳥居が残っています。

     刺繍文化館を出て文明路を南へ、山通路で左折して東へ500Mほど行くと芸術公園があります。
     その中に旧東石神社の鳥居が残っています。

  •  狛犬も健在でした。

     狛犬も健在でした。

  •  社殿があったと思われる場所には祈りの碑が。

     社殿があったと思われる場所には祈りの碑が。

  •  説明書きには日本語版もあります。<br /><br /> ここは日本統治時代に神社があった場所で、1937(昭和12)年9月10日に鎮座しました。<中略>現在は公園となり、くつろぎの場所となっています。現在は鳥居が2基と狛犬が残っています。(鳥居と狛犬2基の誤り?)

     説明書きには日本語版もあります。

     ここは日本統治時代に神社があった場所で、1937(昭和12)年9月10日に鎮座しました。<中略>現在は公園となり、くつろぎの場所となっています。現在は鳥居が2基と狛犬が残っています。(鳥居と狛犬2基の誤り?)

  •  中国語版にはもう少し詳しい説明があります。<br /><br /> 日本時代には東石神社と呼ばれ、戦後は国民政府に接収されて軍によって管理されていました。1987年にようやく県と鎮(当時は朴子鎮)に管理が移り、中正公園となりましたが閉鎖型の公園として利用は十分ではなかったようです。2003年に芸術公園として新たに整備され、外壁(があったんですね)が取り払われ、開放的な公園となりました。<br /> 

     中国語版にはもう少し詳しい説明があります。

     日本時代には東石神社と呼ばれ、戦後は国民政府に接収されて軍によって管理されていました。1987年にようやく県と鎮(当時は朴子鎮)に管理が移り、中正公園となりましたが閉鎖型の公園として利用は十分ではなかったようです。2003年に芸術公園として新たに整備され、外壁(があったんですね)が取り払われ、開放的な公園となりました。
     

  •  この公園の歴史をしっかり残しています。

     この公園の歴史をしっかり残しています。

  •  芸術公園内には梅嶺美術館もあります。<br /> 雨が強くて外観の写真が撮れませんでした。<br /><br /> 呉梅嶺は台湾の画家で1897〜2003年と三つの世紀を生きた方です。享年107歳。<br /> また台湾の美術教育にも貢献が大きく、その名を冠した美術教育基金もあります。

     芸術公園内には梅嶺美術館もあります。
     雨が強くて外観の写真が撮れませんでした。

     呉梅嶺は台湾の画家で1897〜2003年と三つの世紀を生きた方です。享年107歳。
     また台湾の美術教育にも貢献が大きく、その名を冠した美術教育基金もあります。

  •  日本でも展覧会があったのですね。

     日本でも展覧会があったのですね。

  •  1Fで行われていた企画展は撮影禁止だったので、2Fの回顧展示の写真が主です。

     1Fで行われていた企画展は撮影禁止だったので、2Fの回顧展示の写真が主です。

  •  民国89年(2000年)に贈られた額なので、梅嶺氏もご存命でしたね。

     民国89年(2000年)に贈られた額なので、梅嶺氏もご存命でしたね。

  •  2Fの写真展は撮影禁止と書かれていなかったので撮影しちゃいました。

     2Fの写真展は撮影禁止と書かれていなかったので撮影しちゃいました。

  •  たしか台湾の海岸部をテーマにした写真展。<br /> 台湾の海岸の美しさだけでなく、環境破壊にも目を向けています。

     たしか台湾の海岸部をテーマにした写真展。
     台湾の海岸の美しさだけでなく、環境破壊にも目を向けています。

  •  昨年台湾で上映されたドキュメンタリー映画「Taiwan from above〜Beyond Beauty」(邦題:天空からの招待状)のBDを買って見たのですが、この展示とテーマが似ています。映画では、美しい自然がいかに危機に晒されているのかが、丁寧な空撮映像で語られています。

     昨年台湾で上映されたドキュメンタリー映画「Taiwan from above〜Beyond Beauty」(邦題:天空からの招待状)のBDを買って見たのですが、この展示とテーマが似ています。映画では、美しい自然がいかに危機に晒されているのかが、丁寧な空撮映像で語られています。

  •  上の写真の題。<br /> 「便利さが地球の死を招く」(意訳しすぎかな?)<br /> 

     上の写真の題。
     「便利さが地球の死を招く」(意訳しすぎかな?)
     

  •  「天に感謝を」

     「天に感謝を」

  •  上の題がついた写真です。

     上の題がついた写真です。

  •  イカが網の上で天日干しされているのですが、まるで空を飛んでいるみたい。展示の中で一番気に入った写真です。<br /><br /> 

     イカが網の上で天日干しされているのですが、まるで空を飛んでいるみたい。展示の中で一番気に入った写真です。

     

  •  午後の雨は一過性のスコールかと、しばらく館内で待ってみたのですが、一向にやむ気配はなく…。そのうち小学生の一団が外での活動から戻ってきて居場所がなくなってしまいました。<br /> 濡れついでに、勢いで縣政府に行ってしまおうと考え、バス停へと向かいました。ところが歩いているうちにどんどん風が強くなり、このバス停にたどり着いたころには傘も役にたたない暴風雨に!<br /> もう嘉義客運朴子站まで戻って、布袋行きのバスでさっさと宿に帰りたくなっていたのですが、この暴風雨では朴子站まで歩くことすらできません。仕方ないのでやってきた嘉義市方面行きのバスに乗りました。

     午後の雨は一過性のスコールかと、しばらく館内で待ってみたのですが、一向にやむ気配はなく…。そのうち小学生の一団が外での活動から戻ってきて居場所がなくなってしまいました。
     濡れついでに、勢いで縣政府に行ってしまおうと考え、バス停へと向かいました。ところが歩いているうちにどんどん風が強くなり、このバス停にたどり着いたころには傘も役にたたない暴風雨に!
     もう嘉義客運朴子站まで戻って、布袋行きのバスでさっさと宿に帰りたくなっていたのですが、この暴風雨では朴子站まで歩くことすらできません。仕方ないのでやってきた嘉義市方面行きのバスに乗りました。

    嘉義県朴子市公所 史跡・遺跡

  •  縣政府を経由するバスに乗ったものの、縣政府前で撮影なんてしていられる状況ではありません。<br /> 結局高鐵駅まで乗り、駅舎で雨宿り。コンビニでタオルを買って、とりあえず全身を拭いて一息。高鐵の駅には人がたくさん。到着したはいいが出るに出られなくなってるのかな?<br /> <br /> もうこうなったら布袋の宿に戻るしかありません。それでも一応バスに乗るつもりでバス停に向かいました。駅から出た途端にタクシーの運転手さんに声をかけられ、即刻陥落。布袋のバス停から民宿まで歩くことを考えると、やっぱバスじゃ無理だ…。<br /><br /> 嘉義のタクシーはメーター制ですが、この時はなぜか600元と先に金額を提示されました。(大手のタクシー会社台湾大車隊の車でした。)タクシーのおよその金額を計算するサイトで検証したところ、ほぼ適正金額。夕食の買い出しにも付き合ってもらったので、その分得したかな。

     縣政府を経由するバスに乗ったものの、縣政府前で撮影なんてしていられる状況ではありません。
     結局高鐵駅まで乗り、駅舎で雨宿り。コンビニでタオルを買って、とりあえず全身を拭いて一息。高鐵の駅には人がたくさん。到着したはいいが出るに出られなくなってるのかな?
     
     もうこうなったら布袋の宿に戻るしかありません。それでも一応バスに乗るつもりでバス停に向かいました。駅から出た途端にタクシーの運転手さんに声をかけられ、即刻陥落。布袋のバス停から民宿まで歩くことを考えると、やっぱバスじゃ無理だ…。

     嘉義のタクシーはメーター制ですが、この時はなぜか600元と先に金額を提示されました。(大手のタクシー会社台湾大車隊の車でした。)タクシーのおよその金額を計算するサイトで検証したところ、ほぼ適正金額。夕食の買い出しにも付き合ってもらったので、その分得したかな。

    高鉄嘉義駅 (高鐵嘉義站)

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