2015/07/18 - 2015/07/22
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binchanさん
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旅行二日目、7月20日月曜日。
悪天候により澎湖へ行けなくなり、午前中は台湾人のオジサン「Cさん」とバイク観光。布袋の付近だけのつもりが、10キロ以上離れた東石漁港まで連れて行ってもらい、最後は朴子まで送ってもらいました。本当に楽しかったです。中国語を勉強していてよかったと思いました。
今日の天気予報は大雨。Cさんとバイクに乗っている最中も時折パラパラと雨が降っていました。一日ご一緒したいところですが、このままではCさんも雨に降られてしまいます。東石漁港の観光を終え、朴子に送ってもらったところでお別れしました。
布袋から澎湖の馬公への高速船のエンジニアであるCさん。高速船が運行している4月〜9月は原則お休みがないんだそうです。秋になったらお休みになって、故郷の台東(長濱)へ戻れるとのこと。待ち遠しいでしょうね。ご家族に会ったら、私のことも話題にしてくれるかな?変な観光客がいたって。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朴子の宿は昨日予約した萬龍商務旅館。
昨日来て予約した段階では夜遅くなると言っておいたので、早く着いた私に老板(オーナー)が「早すぎるよ」の一言。チェックインが無理なのはわかってるから荷物を置かせてよ、とお願い。宿泊料を払って(900元)荷物を置かせてもらいました。老板曰く、「部屋に荷物を置いていいけど、電気や水道使っちゃだめだよ」とのこと。なるほど、チェックインタイムってそういうことで決まってるんだ。 -
荷物を置いて身軽になって、昨日行っていない朴子の観光スポットを目指します。
徳興里は朴子の北東郊外にある古い集落です。朴子市街地からは徒歩で40分くらいかかる距離にあります。
下調べした時には使えそうな路線がなかったのですが、こんなバス停を発見。でも嘉義縣公車の7320路線を検索しても「徳興里」のバス停は出てこない…。実際に待ってみればよかったな。謎のバス停です。 -
朴子中心部から40分歩いてやっと徳興里にたどり着きました。
雨を恐れつつ歩いてきましたが、結局降ることはなく、日射との戦いになってきました。
徳興里とは。
1932年、ここから北東に3キロほどいった下雙渓というところが大水害になり住民は移住を余儀なくされたそうです。その際朴子の名士が尽力し、ここに建物ごと移転することができたとのこと。建物はは1913年当時のものを移築したので、現在では100年古厝(古民家みたいな意味)と呼ばれるそうです。 -
まずは徳安宮が見えました。1933年に最初に建てられ、1974年に老朽化にともない修復再建されました。
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集落の入り口にジャックフルーツが。
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集落に入ると色が塗られた観光用の道があります。
青で塗られたこの道は「産業導覧路径」。 -
歩いてみますが何が「産業導覧」なの?
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民家はどれも味のある煉瓦建築で歴史を感じます。
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控えめな装飾が粋です。
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このあたりの地名は「大穅榔」(穅の字は木扁の場合もあり)といいます。
穅榔とはナツメヤシのことでこのあたりでたくさん栽培されています。元は自生していたのかな? -
穅榔の葉で作る掃箒がここの特産です。穅榔の掃箒は台湾では懐かしの日用品らしい。
なるほど、絵で産業を紹介しているから「産業導覧路径」なんですね。 -
売店くらいあればいいんですが、店がないどころか住人にすら会いませんでした。
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レンガ造りの家が続きます。
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屋根からお花が覗いてました。
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道の色が変わった。
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あら、こちらも産業導覧路径ですね。でも絵などはありませんでした。
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赤い道に入りました。こちらは「建築導覧路径」。
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なるほど建築の絵が書かれていますね。道の色に合わせて赤がテーマ。
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三合院の作りを説明してるのかな?
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どの絵にも説明がないので何を象徴的に描いているのかはわかりません。
碁盤目状に、ほぼ同じ高さの家が並んでいるのが聚落の特徴らしいので、その様子を描いているのかな。(解説は朴子市のパンフレットから) -
道にはこの先に何があるのかが彫られているのですが、徳安宮しか発見できませんでした。
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煉瓦と水色の組み合わせがおしゃれです。
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井戸。井戸がなくては人が住めませんから。
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井戸の近くに穅榔らしき木が。これは小穅榔でしょうか。背が低いです。
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穅榔掃箒の故郷「新吉庄」。新吉庄とは徳興里の別名です。
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公園のようなところを見つけました。
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入ってみたけど荒れ果ててます。
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雑草を踏み分け半ばまで来ましたが、何か出そうで怖いです。
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土産物屋さんか茶店だったんでしょうか。
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徳興里の西側には堤防がありその上を歩けます。
朴子市街地方面にむかって歩いてみました。
堤防の内側は朴子渓の氾濫原になっていて、そこに大穅榔(ナツメヤシ)の木がたくさんありました。井戸のところのものよりかなり大きいです。 -
徳興里の方も撮影したのですがボケボケ…。
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堤防ののり面はペイントされてます。
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前衛的な絵柄ですが「媽祖様」の絵です。台湾らしいね。
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こちらは仏様でしょうか?
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10分ほど歩くと「八野爺」というお菓子屋さんがありました。ここ有名らしいです。
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隣は「北歐工房」というカフェ。こちらも人気店だそう。
残念ながらこの日(月曜日)は定休日。 -
さらに15分ほど歩いてきましたが、ひたすら一本道。朴子市街地へ行くには左折しなくちゃいけないんですが…。地図を見ずに歩き始めたのが間違いだった。
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ようやく左に曲がれる道がありました。(実際はもうちょっと手前にも道があったのですが見落としてました。)
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徳興里への往復徒歩観光に2時間かかりました。もう暑すぎます。セブンイレブンに逃げ込んで一休み。ビタミンCを補給せねば…。
この後はようやく嘉義縣政府に向かいます。嘉義県朴子市公所 史跡・遺跡
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