2015/07/18 - 2015/07/22
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binchanさん
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長かった旅行二日目もようやく宿に泊まるところまで来ました。
今回の旅行、当初は朴子で3泊するつもりでした。ところがぐずぐずしているうちにネット予約できる唯一のホテル(山海大飯店)の19、20日が満室に。さすがに嘉義一泊目が未定では予定が立てにくいので、ネット予約可能な布袋にある民宿に泊まることにしました。
ホテル予約サイト「アゴダ」で予約。一泊3,993円でした。
実はここを予約する前に間違って別の宿に予約を入れてしまいました。宿泊日直前だったので即刻キャンセル料が発生し、2,795円を払う羽目に…(安いところでよかった)。決定ボタンを押す前にはくれぐれも注意しなくては。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さて、いったん二日目(19日)の午前中に戻り、布袋商港で高速船切符を予約し、徒歩で民宿に向かっているところに戻ります。
商港から20分ほど歩くと武聖宮があります。この目立つ宮の前に民宿の看板がありました。
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武聖宮から新西路を歩きます。
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新西路の突当りにはこんな碑があって、防波堤の上が散策路になっているらしい。後から行ってみようと思いながら行く機会がありませんでした。
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突当りを曲がるとこんな道。この先に民宿があるとは思えないので地図を確認。ちょっと行き過ぎてました。
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新南路で曲がるのが正解。
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新南路で曲がるとすぐに民宿があります。
交通の便は悪いですが、きれいで親切な宿です by binchanさんハーモニー ゲスト ハウス (和諧布袋民宿) ホテル
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チェックインには早いので荷物だけ置かせてもらいます。
そして、明日の交通手段について相談。明日は澎湖諸島へ高速船で往復するのですが、帰りの船が19:00頃に布袋商港着。そのあと朴子方面へのバスに乗りたいのですがバスの最終が18:50。しかもこの民宿に荷物を取りに来なくてはいけません。(高速船ターミナルに荷物を預ける場所はありません。)
いろいろ相談にのってもらった結果、明日私の乗る高速船の到着時間を民宿の方が確認した上で、商港まで迎えのタクシーを呼んでくれ、民宿に荷物を取りに寄ってから朴子まで行ってもらうと決まりました。
商港には船の到着に合わせてタクシーが待機しているとのことですが、争奪戦に敗れれば乗れません。タクシー会社を教えてくれたら自分で電話しようかな、と言ったら「あなたの中国語力では無理でしょう」とバッサリ。とにかく民宿の方のご厚意でなんとかなりそうです。
しかし最後に女将さんが「この天気では明日の船は欠航かも。今日の午後三時に欠航かどうか決まるので問い合わせておくわね」と。
台風も来てなくてチャンスだと思っていたのに、まさか欠航が濃厚だとは…。最後まで布袋宿泊にしなかったのも、台風が来たら澎湖行きを断念するつもりだったからなのに。とにかく天候の回復を祈りつつ今日の観光に出かけました。 -
さて、ここからは布袋と朴子の観光後、大雨の中、高鐵駅からタクシーで民宿に戻る場面になります。
タクシーの運転手さんは「布袋まで600元でどうだ」と私を誘い、私は乗りました。宿まで直行してしまうと夕食を調達できないので、布袋で食べ物を買ってから民宿へ向かってもらうことに。
バスはひたすら縣道と省道を通って布袋へ向かいましたが、タクシーは快速公路を通ります。当然ですね。バスなら1時間以上かかるところを30分ほどで着けます。
布袋では夕食だけでなく、ビールと明日の朝食も買いたかったので先にセブンイレブンに寄ってもらいました。運転手さんは私がそこで夕食も買ったと思い、そのあとは民宿へまっしぐら。「待って、まだ食べ物買ってないから戻って」と頼むと、「え〜、布袋市場の前は渋滞してるんだよ。間に合わないよ。宿の人にお願いすればいいじゃないか」と拒絶。誤解させたのは悪いが、何に「間に合わない」んだよ。そっちがタクシーに乗るのをすすめてきたんじゃないの。結局頼み込んで市場まで戻ってもらいました。今日一日中国語で過ごしただけで、しゃべりにずいぶん慣れてきましたよ。
タクシーの運転手さんの名誉のために付け加えると、渋滞していた布袋魚市場前で私が「渋滞してるなら、私が走って買ってくるから待ってて」と言うと、「いや、お客さんにそんなことさせられない」とちゃんと前まで行ってくれました。
写真は夕食を買った店のメニュー。 -
ご飯を買ったのはお昼にイセエビがいるのを見た店でした。イセエビはまだ生簀に残ってました。
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買ったものは、まずはお刺身。
大量のワサビもついてきます。
右から(たぶん)カジキマグロ、(たぶん)鮭、(たぶん)〆鯖に数の子をくっつけたもの。この「子持ち〆鯖」みたいなのがおいしかった。日本にもあるのかな? -
そして焼きそば。合わせて200元(約800円)。満腹になりました。
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民宿に到着するとタクシーはすごい勢いで帰っていきました。「何か」に間に合ったのかしら?
さて、写真は部屋になってますが、まずはフロントでチェックインです。
開口一番、女将さんは「明日は欠航よ」。
が〜ん、ああ、こんなことなら今日行っとけばよかったのかも。
ショックに打ちひしがれる私に女将さんは畳みかけます。「明日の朝乗り場へ行って切符を払い戻さないといけないけど、こんな天気だったらどうするつもり?」
どうするつもりも何も私には歩いていくしか選択肢はないわよ。「大雨だったら歩けないわよ?」「タクシー呼ぶなら往復200元くらいよ」とがんがん迫ってくるのですが、それ明日の朝考えちゃダメですか?
私が返事に窮していると、「明日の朝8時に港が始まるから、代わりの人が行っても払い戻しができるか聞いてみて、できるならうちのスタッフに行かせましょうか?」と言ってくれました。ありがたい申し出で文句を言えた義理じゃありませんが、その選択肢があるなら最初に言ってほしかった。結局それで話がまとまり、チェックインの運びとなりました。
支払いはアゴダ経由のクレジットカードで済んでいるのですが、保証金(押金)を500元預けます。この500元は何事もなければチェックアウト時に戻ってきます。
ここの女将さんは英語も話せます。ただこの方の英語はほとんど聞き取れなかった。もう一人若い女性スタッフとも話したのですが、そちらの方は英語も中国語も解りやすかったです。
全くの余談ですが、女将さんはなかなかの美女です。
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部屋へは学生バイトっぽい若者が案内してくれました。
建物自体が新しいのか、とてもきれいな部屋でした。難点はコンセントがベッドから遠いこと。でもバイト君が分配タップを持ってきてくれたので数は足りました。 -
エアコン、テレビ(日本の放送不可)、冷蔵庫、ドライヤー、紙コップ、ポット、ミネラルウォーター、備え付けシャンプー、ボディーシャンプーあり。歯ブラシはリクエストすればくれるらしい。
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バスタブはありませんが、シャワーが便器から離れているだけでも御の字です。
最近こういうバスルームでのバスマットの正しい敷位置がわかりました。便器の蓋の上です。そうしないとどうしてもトイレがびしょびしょになります。
トイレの紙は普通のティッシュ(量も少なし)。流してはいけませんね。私は台湾に行くときは毎度トイレットペーパー持参です。
ボディシャンプーがすっごくいい香り!持って帰りたかったくらい。
水回りは水垢がすごかった。まあ水垢があったからって困りはしませんが。 -
予定より早く宿に着いたので、買ってきた刺身と焼きそばをつまみにビールを飲んで過ごします。
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まだ19:00なのに風呂も食事も済ませているという状況。明日の計画を練り直しながらゴールデンタイムのテレビ番組を楽しみます。
「一字千金」という番組が面白かった。大陸の若い学生さんがある扁の繁体漢字を書いて勝負するという知的番組です。日本人でやっても面白いかも。
優勝した女の子は本当にすごかった。 -
大陸の若者同士の戦いに勝った女の子が、今度は四字成語クロスワードで台湾の小学生と勝負します。結果は小学生の勝ち。熱戦でした。
この番組、聞き取りができなくても内容がわかるので日本人には面白い。 -
外はまだ暴風雨です。明日は朴子までタクシーなんだろうか…。
明日の嘉義の天気予報は雨。しかも黒雲から雨が降ってるマークのやつ。台湾ほぼ全土が雨マークと、絶望的な天気予報です。
朝から雨だったらゆっくりここを出て、朴子でマッサージ店を探して2時間コースやって、本屋に入り浸ろう。だらだらと路線バスに乗るのもいいかも。なんて考えていたら雨でも楽しくなってきました。 -
こちらは翌朝のニュース番組。大陸の観光客が宝飾店に腰巻姿で現れたって話。ホテルのパブリックスペースにスリッパで現れた日本人が問題になってた80年代を思い出すぜ。でも大陸は人口が多いから、世界の価値観の方を迎合させるかも。腰巻一丁が「悪」ってわけじゃないと思う。
昨夜は21:00前に眠ってしまったので5:30頃には目が覚めました。その時にはまだ暴風雨。心配していたら7:00には晴れてきました。
8:00過ぎにフロントから、「代わりの人でも切符の払い戻しができるから切符とパスポートを持ってきて」との連絡がありました。晴れてきたから自分でも行けるけれど、せっかくなのでお願いすることにしました。 -
フロントへ行ってみると、女将さんの友達だというこちらの男性が待っていました。台東出身のCさん。予約票とパスポートのコピー(さすがに原本は預けられない)を渡しました。
Cさんは10分ほどで戻ってきて切符代1,950元を渡してくれました。過分なサービスを受けたと感じたので500元をお礼に渡そうとしたら断られました。こういった場合の礼の尽くし方がまだ会得できません。 -
待っている間にコーヒーとパンをごちそうになりました。宿で朝食は提供していないけど、スタッフが食べているものを分けくれたそうです。
Cさんも同様にコーヒーとスナックを食べていて、あたかも女将さんとは旧知の仲に見えましたが、実は一度しか会ったことがない仲だったと後から判明。女将さん、なかなか調子のいい人ですね。
このあとCさんが布袋港のバス停までバイクで送ってくれることに。重ね重ねすみません。
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