高雄と台南とちょっと嘉義（3）嘉義寄り道編

2016/10/28 - 2016/11/02

前回の旅で乗った高鐵が故宮博物院南院仕様だったので、次は見に行こうと思っていました。今回のメインは台南ですが、さっと回れば嘉義に寄り道する時間も作れるはず。ちょっと不便だけど、翡翠の白菜を見れたらいいなあと思って、あれこれ調べて行ってきました。
行き方をどうしようかかなり調べましたが、乗り継ぎを考えても、台南駅→沙崙駅→高鐵台南駅→高鐵嘉義駅→台湾好行バスで故宮南院が早くて無駄のないルートのようです。
ところで、表紙写真が肉形石になってしまいました。展示内容が変わったようです。調べた割には詰めが甘かったなあと反省しています。

今回の旅行記も近所のお店の朝ごはんから始まります。旅は何故か早起きになってしまいますね。

エリア 嘉義(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日は予定を変えて、気になっていた鴨母寮市場で朝食をとることにしました。

ザ市場。この雰囲気、本当にわくわくします。

何気ないお餅売りのお店。

適当に通りがかったお店で朝ごはんにします。

蝦仁肉圓、カジキマグロのとろみカマスープ。それぞれ１個ずつ計70元（276円くらい）
漢字をうまく変換できなくて苦労します…

しょうがのきいたとろみスープにQQなすり身。これがカジキマグロですね。右側がぷりぷりエビがアクセントになったもっちりとろりなお団子的な食べ物。だし味が良くきいておいしかったです。

市場入り口の犬くん。嚙むんでしょうね、きっと。大人しそうに見えましたが。

昨日に引き続き台南駅へ。

台南駅 駅

沙崙站に着きました。

沙崙駅 駅

在来線と新幹線の駅は2階の通路でつながっています。わかりやすかったです。

高鐵の駅は開けていてきれいです。レトロな在来線の駅から来ると少し不思議な感じがします。

高鐵台南站 駅

遅れないのがいいところ。

高鐵のホームから沙崙駅が見えました。

電車にわくわく。

高鐵だと1駅なのであっという間に着きました。

高鉄嘉義駅 (高鐵嘉義站) 駅

台湾好行バス高鐵嘉義駅2番出口10時発。

10分ほどで南院バス停に着きました。ここから南院入り口まで10分くらい歩きます。

バス停そばにYOU BIKEっぽいものがありました。まだ準備中のようです。自転車があれば公園の散策も楽しいと思います。

入口へ着きました。

ところで、この博物院は事前申し込み制です。公式サイトにアクセスして必要事項を記入するとこのようなお返事が来ます。私はこのメールのスクリーンショットを見せてスムーズに入館できました。
参考までに博物院のサイトのアドレスを貼ってみます。日本語でアクセスできます。メインページ左下に「オンライン予約」とあるので、それをたどっていけば大丈夫だと思います。

http://south.npm.gov.tw/ja-JP

入館料250元（863円くらい）。私は台北のユウユウカードで支払いました。
館内はとても広いので必ずこのガイドマップをもらっておいた方がいいと思います。
一応10：30の予約でしたが、入場料を支払って、チケットを見せたらすぐに入れました。個人のお客さんにはゆるいのかもしれません。

フラッシュを焚かなければ撮影してもいいようです。初めに見た仏教美術のお部屋が印象的でした。

展示スペースがテーマごとにいくつにも分かれていて、一つ一つが広いです。混んでいてもゆっくり見れるのがいいところ。

あちこち見てから、そろそろメインの白菜に、と思いましたがなんだか違うなあ。

どうやら10月からは肉形石になっていたようです。でも、どちらも縁起物だしいいことあるかなと思ってたくさん写真を撮ってきました。

国立故宮博物院南部院区 (故宮南院) 博物館・美術館・ギャラリー

中はとにかく広いです。でも、肉形石を見たら、それで終わり。建物は大きいですが、ちょっと拍子抜けでした。もちろん好みの問題も大きいとは思いますが…。

大きな公園の中に南院があるというイメージですね。

どちらかというと、博物院より公園の方が楽しかったです。

炎天下でしたがお花もきれいです。

ちょっと芸術っぽいオブジェがあったり。

予定を繰り上げてバス停に戻ります。本当はお昼も食べて一日中博物院を堪能する予定でしたが、私的には2時間で十分でした。館内にはもちろんカジュアルなカフェ兼レストランもありましたが、お値段がかなり高級で（牛肉麺480元とか）あまり興味がわきません。
あ、外のカートは乗りませんでした。

公園の中に観光案内所があります。
予想外に時間があったので、2時間頑張ってバスに乗り、台鐵嘉義駅を目指すことにしました。

事前に検索していたので、博物院から駅まで2時間は覚悟していましたが、本当に2時間かかりました。
お腹が空いたので嘉義名物鶏肉飯を食べて台南に帰ろうと思います。
駅前にあった鶏肉飯屋さんに適当に入ったので有名店ではないようです。

注文票に書き込んでレジに持っていき、先にお金を支払います。

駅前食堂っぽい雰囲気。こういうの大好きですよー。

火鶏肉飯、紫菜蛋花湯、炒青菜、煮卵で計120元（414円くらい）。
スープは台湾にありがちな薄味でしたが、岩ノリの風味が良かったです。鶏肉飯は想像通りの味。ご飯に汁物、おかずの組み合わせが私的にはとてもしっくりきて、嘉義名物を堪能できました。

それでは嘉義駅から帰ります。

台鉄嘉義駅 (嘉義火車站) 駅

南の方の駅はどこもこんな雰囲気なのかな。

週末のせいか、台南までの席はなく、無座で1時間立っていました。夕方に台南に戻って、台南市街地観光編に続きます。