2015/06/03 - 2015/06/03
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kojikojiさん
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デン・ハーグで朝一番から美術館を3つ見学してデルフトへ戻りました。部屋は引き払っているので先に買い物などをしてからホテルへ戻ります。ホテルの人にお礼を言って鉄道駅の先のトラム乗り場へ向かいます。切符はトラムの運転手から1時間券を買ってスヘフェニンゲンへ移動します。約30分で先ほどいたデン・ハーグの町中を通過します。更に30分ほどでスヘフェニンゲンの「クアハウス」の前に到着しました。今晩泊まるホテルのほとんど目の前です。6月初旬はまだシーズンではないので閑散としたイメージは否めませんが、かえって空いていて良かったと思います。チェックインして驚いたのはこのホテルも部屋の霊倉庫が全てフリードリンクだった事です。ブリュッセルのメトロポリタンはビールとコーラ程度でしたが、このホテルはワインからビールからジンまで無料です。更に部屋からは北海の素晴らしい景色が広がっています。一休みしてから海岸線へ散歩に出掛けましたが、少し前に観てきたメスダグの絵画のような暗さは無くあまりに開放的なリゾートの海がありました。海岸の散歩をしたりショッピングセンターで買い物したり楽しい時間をすごしました。予定を変更して夕方からの滞在になりましたが、特にすることも無いのでちょうど良かったかもしれません。夕食は海岸沿いのレストラン街でシーフードのディナーを楽しみました。中学生の頃に学校で自習時間があると、誰かが世界地図を出してきてページを指定して知らない地名を誰が早く探せるかを競ったことがありました。大抵日本語にしたら変な地名をいうのですが、その中に「スケベニンゲン」というのがあり、まさにその「スヘフェニンゲン」に到着した感慨がありました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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デン・ハーグで3つの美術館を見学した後は一度デルフトに戻りました。部屋はチェックアウトしているのでそのまま街中へ買い物に向かいます。小学生の社会科見学でパン屋さんへ向かう子供たちに出くわしました。何とも可愛らしいパン屋さんです。
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昨晩見つけた花屋さんへ急ぎます。
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この蓮の形の花生けを見たかったのです。店の人にどこで造られたものか聞くと「多分中国製でしょう。」と言われましたが、中国に行ってもオシャレなものは見つからないので買いました。一番大きいのは30センチほどですが20センチの中サイズと15センチの小を1つづつ。値段はデルフト陶器に比べれば安いものです。以前チェンマイでも美しい陶器のバラを見つけましたがやはり中国製でした。これも中国国内では見つけられない物ですので買い求めたことがあります。
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このパン屋さんが目的地だったようです。このくらいの子供たちであればパン屋さんやお菓子屋さんは人気の職業でしょうね。
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マルクト広場にも最後に寄っていきます。
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母と姪にお土産を買い求めました。自宅用に木製のチューリップを12本買いましたが、母と姪が来たら欲しがることは必至で、断れない事を考えると先に買っておいた方が賢明です。
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エッシャーが登って広場の絵を描いたのだと思うと鐘楼も昨日とは違って見えます。
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買い物も済ませて一休みしてホテルへ戻ります。
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今回の旅では行く先々で運河クルーズの船に乗っていましたが、ここデルフトだけは時間が無くて乗れませんでした。唯一残念だった事です。
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ホテルで荷物を受け取ってトラム駅に向かいました。切符は運転手さんから1時間券を購入しました。発車してすぐにデルフト市内に残された風車の脇を通過します。
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デン・ハーグ経由スヘーフェニンゲン行きのトラムはガラガラでした。30分ほどでデン・ハーグを通過して1時間ほどで海が見えてきました。
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終点の少し前にホテルが見えてきました。今晩お世話になる「グランドホテル・アマラス・クアハウス」です。本当はタクシーで乗り付けたいところですが。
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フロントのお姉さんが「お部屋のミニバーは全て料金に含まれています。」と嬉しいお言葉をかけてくれます。ワインが2本にミニッツメイドにファンタにコーラ、ジンやウイスキーまで料金込みって…。まぁ宿泊費は20,000円ほどでした。
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部屋はそんなに広くはありませんでしたが、1泊だけなので充分です。
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テーブルも備わっているので日記を書いたり絵葉書も書けます。
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バスタブもありましたがこのホテルのレバーは非常に凝ったものなので分かりにくいと思います。思いがけない所を廻さないとお湯が出ません。
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まずはビールで一息入れます。勿論部屋のミニバーのビールです。足りない分は隣のショッピングセンターのスーパーで買えばよいのですが、夕方には閉まってしまいます。
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部屋は海に向かって正面ではありませんでしたが充分に視界は開けています。
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こんな感じでした。
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イチオシ
この桟橋が見たかったのですが、昔イギリスのブライトンへ行った時に見たパレス・ピアの美しさは忘れられません。残念だったのはこのピアは改修工事中で2015年秋まで入れないことです。
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そしてもう1つがこのホテルの2階のホールの美しさです。1885年創業のホテルはこのスヘフェニンゲンのランドマークでもあります。
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往時には夜ごと舞踏会なんて開かれていたのでしょうか。
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この時期はただがらんとした空間でしかありませんでした。
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ホテルの周辺には人魚をモチーフにした彫刻がいくつも置かれてありました。
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1フロア下に降りるだけで雰囲気も違って見えます。
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ガラス張りのテラスから表に出てみましょう。
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海岸側にも人魚の彫刻が置かれていました。
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ホテルはネオ・バロック様式の美しい建物です。
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東京駅が1914年開業ですがこのホテルは1885年創業です。何となく似ているような気がしました。
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今回の18日間の旅で一番天気の良かった日かもしれません。雲一つない青空です。
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ずっと街中のホテルばかりだったのでここに1泊して良かったと思います。
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スメダグが描いたような四角い弁当箱のような漁船の姿はありません。
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ここは結婚式用の写真の撮影地でもあるようです。
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そして11キロ続く砂浜の美しさ。妻はアントワープで買った新しいCOSのパンツで登場です。
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カモメがたくさん日向ぼっこしています。
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イチオシ
地元の人が散歩に来ているくらいで観光客の姿はあまり見掛けません。
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カモメの歩いた後の足跡がたくさん残っています。
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海岸線を歩いてみます。
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砂浜と遠浅の海岸線には美しい波紋が残ります。
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街歩きばかりしていたので裸足で海岸線を歩くなんて思ってもいませんでした。
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イチオシ
あまりに美しい北海の海岸線でした。
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この向うはイギリスかと思うと行ってみたい気持ちになります。このベルギーとオランダの旅の後にロンドンの美術館を巡る旅を計画しました。
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クアハウス遠望です。あまりに広い海岸線です。
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オランダと言えばミフィーですが、何となく登場人物に似ているような似ていないような。ボリス?子供が迷子にならないような標識ですが、延々と何十本と並んでします。もうすぐ夏本番なのでしょうね。
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貝を拾って歩きましたがほとんど1種類の同じ2枚貝しか見つかりませんでした。仕方ないので隣のショッピングセンターへ向かいます。早くしないとお店が閉まってしまいますからね。
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絵葉書を数枚とビールと水を買ってホテルに戻ります。妻はフリースの大きなショールが安かったので買いました。ホテル正面入り口の脇に建つ人魚像と記念写真です。
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部屋で一休みしてから食事に出掛けます。この明るさで午後8時過ぎです。
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海岸の砂浜に建つレストランに入りました。事前にネットで調べてあった「シモネス」という店です。この辺りにも数件あるチェーン店です。
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まずはハイネケンの生ビールを注文しました。
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こんな感じで海岸線が見えます。夕暮れまでにはまだ時間があります。
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近くにはカモメの足跡が点々としています。
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料理が出てきました。妻の驚く顔が全てを物語っています。
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中くらいのイカ3杯くらいの量のカラマーレです。イカのリングフライとフリットとサラダにケチャップとマヨネーズのディップ添え。
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こちらは巨大なエビのグリルです。他にサラダを注文しようとしたら店のお姉さんに「量が多いからやめた方がいいですよ。」と忠告されました。
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全くその通りでこの2プレートを完食するのが精いっぱいでした。
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あまりお行儀の良い写真では無いのですが。
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あまりの美味しさと美しい景色だったので。
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イチオシ
こんな景色を見ながらビールを飲みつつ美味しいシーフードなんて贅沢な話です。
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海岸には人の姿は無くなってきました。
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昨年のミャンマーでも美しい夕焼けや朝焼けを見ることが出来ましたが、北海の夕焼けも思い出に残るものでした。
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日が落ちてしまうと途端に寂しい気分になってきます。18日間とまあまあの長さの旅行期間でしたが残すところ3泊4日になりました。
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そろそろ涼しきなってきたのでホテルに戻りましょう。ベルギーでは春の終わりのようでしたが、オランダに入ると初夏のようでした。それでも夜は冷え込んできます。
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ホテル前のオブジェで楽しさを表現してもらいました。
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誰もいないホールにこのホテルの歴史が上映されていました。
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チェックインした後はほとんど人にも遭わないので時間が止まったような気分にさせられるホテルでした。
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部屋に戻ってもまだ残照を感じられました。景色を眺めながらワインをいただきます。
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しばらくするとホテルの表側のライトアップが始まったようでしたが部屋を出ることはありませんでした。
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海岸側は部屋が並んでいるのでライトアップ出来ないのでしょうね。海岸線にはまだ灯りが残っていますが人影も少ないようです。
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翌日はデン・ハーグへ出て最後の訪問地アムステルダムへ向かいます。デルフトで風邪を引いたようなので朝早い移動では無くて少しゆっくりすることにしました。それほど魅力のある海岸のリゾートでした。
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