人生2度目の登山は百名山 ～男体山(2486m)～

2015/06/13 - 2015/06/13

去年初めて金時山(1212m)を登って以来、何となく登山に興味を持ちはじめている？！
今回、登山経験豊富な友人に誘われ、栃木在住で近くの山ということもあり、男体山にチャレンジすることになる！！
日光周辺エリアへは何度も訪れたことはあるが、今まで男体山を意識したことはなかった…。
そんな知識も経験もない男が、はたして2486mの頂に登頂することができるのであろうか？？？

アクセス
東北自動車道 宇都宮IC ー 日光宇都宮道路 ー いろは坂 ー 中禅寺湖 ー 二荒山神社中宮祠 (登山口)

エリア 日光(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

朝6時に栃木の自宅を出発。友人たちとの待ち合わせは7時半。
8時登頂開始予定です。
中禅寺湖のシンボル「大鳥居」をくぐります。

中禅寺湖 自然・景勝地

友人たちと合流し準備を済ませ、いよいよスタート地点の二荒山神社中宮祠に向かいます！
若者たちのパーティーがミーティング？をしています。

日光二荒山神社 寺・神社・教会

いよいよ中宮祠に入ります。
奥にうっすら見えるのが、我々の目指す男体山！！
遠すぎる…。本当にあそこまで辿り着けるのか…。

日光二荒山神社 寺・神社・教会

汚れた身を清めます(^_^;)

そして登山の安全を祈願します！！

日光二荒山神社 寺・神社・教会

外観はこんな感じです。

日光二荒山神社 寺・神社・教会

入山料500円を払いコースの説明をしていただきます。
男体山の登山道は二荒山神社中宮祠が管理しているそうです。

入山料を払うとお守りがいただけます。
これは、ありがたやー ^o^

さあ！あの鳥居をくぐったら、いよいよスタートです！！

ドラゴン🐉

3・2・1…

スタート┌|≧∇≦|┘ 

いきなり階段…。
でも、ここは神社だからね！

だんだん登山道っぽくなってきたぞ。

銅像|´・д・)σ 発見！
どういう人なのかは不明…。

ここでもお祈りしておきます（笑）

一合目！！
まだまだ先は長い…。

ヤバイ！急に険しくなってきた…。

三合目からはしばらく舗装路になります。
ここまで来る間、写真を撮る余裕一切なし…。
もうダメ…。リタイア…。ホントに心が折れそうになってた＿|￣|○i||||||iﾓｳﾀﾞﾒﾎﾟ

四合目！
この間で折れそうになった心と体力を回復(∩・∀・)∩

ここからまた登山道に入ります。

階段を登ると、登山を開始して初めて中禅寺湖が見えましたヽ(^◇^*)/ ﾜｰｲ

しばらく脚を進めると…。
なんじゃこりゃーーーーーー！！
この間を抜けていきます。

景色を眺めながら気を紛らわせ…。

また気を紛らわせ…。

気を紛らわせる(||-д-)ﾁ――ﾝ

次なる難所は岩場です。

ここは何合目？？？

六号目まで来た！！
あれっ、五号目通過したのに気づかなかった。
ある意味ラッキーか？
ここまで来たらもう引き返す気になれない！！
負けたたまるものかっp(´∇｀)q ﾌｧｲﾄｫ~♪

段々ハードになる…。

大きな岩を避けながら体力消耗…。

岩の間をよじ登ったり…。

だいぶ登ってきただろうか？
もうすぐテッペンが見えるかな？？？
それにしてもRockだぜぇーーー！！

うおーーーーーー！！
中禅寺湖を急角度で見下ろす\(^o^)／

ズーム！！

メンタル回復(*^^*)

ここからが男体山一番の難所。

ベテランパーティーの方々。
とてもとても、ついていけませんでした…。

七号目！！

七号目の石碑がなかったな、と思いスプレーで書かれた表示を撮影。
意識が朦朧としてきたか(^^;;

鳥居があるってことは？！

八号目！！

アップ！！

ここでも意識が朦朧としてるのか(*´-ω・)大丈夫？

瀧尾神社です。

どうかこの私にお力をお貸しください…。

脚を進めるとまた絶景が現れる！！

よしっ！山頂まであと少し！！
頑張るぞーーーーーーーーｐ(*^-^*)ｑ がんばっ♪

岩の色が変わってきた。
男体山はその昔、海底火山が噴火して出来た山だそうです。

難所を乗り越え、久々に見るフラットな道！
でもこの先、土砂流れ防止の土嚢で意外と体力を奪われる…。

遂に九号目まで来たっ！あと少し！！（≧∇≦）

気を紛らわせる！

意識よ、戻って来ーーーーーい！！

遂にテッペンが見えてきた！！
でも、ここへきてこの階段はメチャクチャツライ(＞△＜Uu

男体山 自然・景勝地

でも振り返ればこの景色！

男体山 自然・景勝地

白根山だろうか？！まだ雪が少し残ってる。

中禅寺湖があんなに遠くなっているではないか！

男体山 自然・景勝地

何とワンコも登山してました！
富士山を登頂したこともあるそうです。

男体山 自然・景勝地

スキー用のハーネスを装着して、お父さんに支えられながら下山していくチビッコもいました。(写真左側)
下山中、ずっと一緒だった子はもっと小さくて、大人の私でもついていくことが出来ず、振り切られてしまいましたσ^_^;

男体山 自然・景勝地

山頂付近は今までと、まるで景色が違います。

男体山 自然・景勝地

戦場ヶ原を見下ろす。

男体山 自然・景勝地

溶岩石なのでしょうか。

男体山 自然・景勝地

辺りを見回すｷｮﾛ(ﾟ.ﾟ*)(*ﾟ.ﾟ)ｷｮﾛ

男体山 自然・景勝地

尾根沿いに小屋のようなものが見えます。

男体山 自然・景勝地

石がカラフルで綺麗！！
この写真を撮った後、太腿の張りが凄かったのでストレッチをした直後、完全に攣ってしまう…。
ゴールまであと100mもないというのにここでリタイアか((((；ﾟДﾟ)))))))
と、ここで救世主登場！！
ベテラン登山家のお爺さんに魔法の薬をいただく。

男体山 自然・景勝地

足のつりに効く漢方薬があるらしいです。

これが嘘のような本当の話。
「5分もしないうちに効くから、騙されたと思って飲んでごらん」と言われ飲んでみる。
すると、5分どころか飲んだ直後に太腿の張りが緩んで回復。多少の張りは感じるもののすぐに歩けるようになりました。
その後、時間が経つにつれ完全に張りがなくなりました。
飲んだ直後に回復したのは、魔法のような…おまじないのような…。
お爺ちゃん、ありがとーーーーーーーーー（≧∇≦）

そう言えば、登り始める前に仲間と
「怪我が治ったり体力回復する薬があったらいいね！」
「あれっ、ドラゴンボール…仙豆(センズ)！！」
「あれは薬じゃないよ！豆だよ」なんて話をしていたらホントの話になっちゃった（笑）

救世主お爺ちゃんのおかげで、いよいよ…。

男体山 自然・景勝地

ゴーーーーーーーーーーーーーールﾔﾀ───v(*-∀-*)v───♪

男体山 自然・景勝地

改めて登ってきたルートを眺めながら感慨にふける。

俺ってスゲー！！本当に登っちゃったんだな〜！！

男体山 自然・景勝地

二荒山神社奥宮に無事登頂できたことを報告します。

男体山 自然・景勝地

ありがとうございました(*^^*)

男体山 自然・景勝地

でも、まだここが山頂ではありません。
山頂はあそこ！！

男体山 自然・景勝地

鐘があります。

男体山 自然・景勝地

カーーーーーン！！

男体山 自然・景勝地

どっちの方向だったろうか。

男体山 自然・景勝地

たぶんあっちは福島の方向。

男体山 自然・景勝地

あそこが山頂！！

男体山 自然・景勝地

なぜか正面から撮らず…。

男体山 自然・景勝地

カウントダウン！！
3・2・1…

男体山 自然・景勝地

2486m、登ったどーーーーーーーーーーー｡+｡ﾟ☆ﾔｯﾀｧ(oﾟ∀ﾟ从ﾟ∀ﾟo)ﾔｯﾀｧ☆ﾟ｡+｡

男体山 自然・景勝地

男体山のシンボル「剣が峰の大剣」

男体山 自然・景勝地

ケツ筋、太腿パンパンなのも忘れ、記念写真を撮る為に必死によじ登る（笑）

男体山 自然・景勝地

エイドリアーーーーーーン！！
んっ？なんか違う？！

ウォーーーーーーーーーーーーーーーーー！！
(雄叫びをあげる)

男体山 自然・景勝地

coolバージョン（笑）

男体山 自然・景勝地

登って来る時には見えなかった方向の景色。

男体山 自然・景勝地

中禅寺湖。

男体山 自然・景勝地

何度見ても飽きない！！

男体山 自然・景勝地

社務所だったのか、避難小屋だったのかは不明…。

男体山 自然・景勝地

二荒山大神。山の神だね！

男体山 自然・景勝地

山頂で飲む珈琲は格別ですな〜(*^^*)
8:11スタート→12時前登頂成功！
正確な時間は覚えてない…。そんな余裕なし(^^;;

昼食をとり、しばし休憩。
険しく厳しい上りのあとには、大きな見返りとしてこの絶景が待っている！！
この景色を存分に眺め、癒され下山。

同じ道を下って行くわけだが、あの険しい道の下りはかなり不安…。
かなりの危険を伴うため、写真撮影はNG。(自分的に)

男体山 自然・景勝地

撮り忘れた二号目の石碑を撮影。
ピンボケなのは手元がブレているのではなく、足がガクガクしている証拠((((；ﾟДﾟ)))))))

何とかピントを合わせる…。

足清め所だそうです。
泥まみれになった登山靴を洗えるので、これはかなり有り難い（≧∇≦）

よく読むと意味深いお言葉が！
神聖なる土を持ち出さないよう、きれいに登山靴を洗って帰りましょう！

日光二荒山神社 寺・神社・教会

登頂の記念にバッチ購入！

無事下山を終えたのが5時頃だったろうか。周辺で温泉に入って帰りたかったが、宿泊施設の温泉は宿泊客オンリーの時間帯なので、いろは坂を下った日帰り温泉で1日の汗を流し帰宅。

人生2度目の登山でこの山は、レベル高すぎたんじゃないだろうか？！
でも、デビュー2戦目にして2486mは史上最速？！（笑）

この旅行記へのコメント （2）

• みやゆかさん 2015/06/14 20:09:01

  登った気分になりました！

  ラブコーさん、こんにちは♪
  
  すごく真剣に読ませていただきました！
  登山口は神社なんですね。なんだかそこがとても素敵。
  でも、、、本当にキツそう！！
  とても細かく書いてくれていて、自分も登った気分になれました。
  
  でも、実際はもっともっと大変で、頂上での達成感はすごかったんだろうな！！(*≧∀≦)
  私だったら、途中で本気で泣きそうになっているだろうと思われる、岩たち！！あれ、すごすぎる(・Θ・;)
  
  そして通りすがりのお爺さん、素敵ですね♪
  こういう助け合いって、とても温かいですね(＾Д＾)
  
  次回の登山旅行記も楽しみにしています♪
  
  
  みやゆか
  

  ラブコーさん からの返信 2015/06/14 21:06:39

  RE: 登った気分になりました！

  みやゆかさん
  
  真剣に読んでいただきまして、ありがとうございます！！
  臨場感出てましたかね？
  登山口が神社ってのが、登山経験のない私を助けてくれたのではないかと思っています。
  いやいや、私は本当に泣きながら登ってましたよ…。
  汗でみんな気付かなかっただけで（笑）
  二号目から三合目の間で、本気でリタイヤしようかと自問自答し続けながら登っていました。
  そのあと少し舗装路を歩けたおかげで決心できたような…。
  スタートしてからいきなり急勾配の登山ってあまりないようで、ウオーミングアップ出来ていないのにあれはありえないそうです。
  
  通りすがりのお爺さんは、本当に私のヒーローでした！！
  今思い出したら涙が出てきた(T_T)
  
  山って知らない人と挨拶したり、助け合ったり普通にできるところが現代社会と違っていいところなんじゃないかと気付かされたような気がします。
  
  みやゆかさんもこの達成感を是非味わってみてはいかがでしょうか？
  
  次回の登山旅行記はどこにしようかな〜ヾ(〃^∇^)ﾉ♪