2008/06/12 - 2008/06/13
2位(同エリア96件中)
comestaiさん
- comestaiさんTOP
- 旅行記303冊
- クチコミ665件
- Q&A回答12件
- 721,844アクセス
- フォロワー129人
6/12(木)、13(金)
ヨーロッパ鉄道の旅 #20 - 文化の街、ゲーテ街道 ワイマールです。ゲーテは26歳のとき、ワイマール公国のカール・アウグスト公に招かれて、1775年にこの町に来て以来、82歳で亡くなるまで、生涯の大半をワイマールで過ごしました。ゲーテ街道の旅のメインとなる町です。
写真は、「国民劇場とゲーテとシラーの像」です。ワイマールといえば、ワイマール憲法が思い浮かびますが、第一次大戦後の1919年に憲法制定会議がこの国民劇場で行われたそうです。ここで制定されたワイマール憲法、Weimarer Reichsverfassung に基づいた1919年〜1933年までのドイツ共和国を、ワイマール共和国、Weimarer Republik と呼びます。
ワイマールでは「ワイマール古典主義文化」と1919年に創立された国立バウハウス時代の3つの建築物が世界文化遺産に登録されています。
ゲーテ街道へ | ワイマール
http://www.goethestrasse.info/index.php?id=208
ワイマール:古典主義と偉人たちの都市 | ドイツ観光
http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/towns-cities/weimar.html
以下、「ヨーロッパ鉄道の旅」の日程です。
6/02(月)成田 JAL 407 13:00 → 18:00 フランクフルト泊
6/03(火)フランクフルト http://4travel.jp/travelogue/10496747
→マインツ http://4travel.jp/travelogue/10508982
→フランクフルト泊
6/04(水)フランクフルト→フルダ http://4travel.jp/travelogue/10973087
→カッセル泊 http://4travel.jp/travelogue/10974130
6/05(木)カッセル→ハーメルン http://4travel.jp/travelogue/10975110
→ハノーファー http://4travel.jp/travelogue/10975535
→ブレーメン泊 http://4travel.jp/travelogue/10975603
6/06(金)ブレーメン→ハンブルグ泊 http://4travel.jp/travelogue/10977660
6/07(土)ハンブルグ→コペンハーゲン泊 http://4travel.jp/travelogue/10977745
6/08(日)コペンハーゲン→リューベック http://4travel.jp/travelogue/10980847
→ハンブルグ泊
6/09(月)ハンブルグ→ポツダム http://4travel.jp/travelogue/10981886
→ベルリン泊 http://4travel.jp/travelogue/10982489
6/10(火)ベルリン→ドレスデン http://4travel.jp/travelogue/10983633
→マイセン http://4travel.jp/travelogue/10985520
→ドレスデン泊 http://4travel.jp/travelogue/10986502
6/11(水)ドレスデン→ライプチヒ http://4travel.jp/travelogue/10986977
→ヴィッテンベルク http://4travel.jp/travelogue/10987677
→ライプチヒ泊
6/12(木)ライプチヒ→ワイマール→アイゼナハ http://4travel.jp/travelogue/10988892
→エアフルト http://4travel.jp/travelogue/10989231
→ワイマール泊
6/13(金)ワイマール→イェーナ→ニュルンベルク→バンベルク→ニュルンベルク泊
6/14(土)ビュルツブルク(日帰り)⇔ニュルンベルク泊
6/15(日)ニュルンベルク→レーゲンスブルク→ミュンヘン泊
6/16(月)ミュンヘン→インスブルック→オーバーアマガウ→ミュンヘン泊
6/17(火)ミュンヘン→アウグスブルク→フッセン→ウルム→ミュンヘン泊
6/18(水)ミュンヘン→チューリッヒ泊
6/19(木)チューリッヒ→ツエルマット泊
6/20(金)ツエルマット泊
6/21(土)ツエルマット→インターラーケン→ベルン泊
6/22(日)ベルン→コルマール→ストラスブール泊
6/23(月)ストラスブール→ケルン泊
6/24(火)フランクフルト泊
6/25(水)フランクフルト泊
6/26(木)フランクフルト JAL 408 21:05 → 成田
6/27(金)成田 15:20
このときは、旅行中、あいにくの160〜170円/ユーロの超円安でしたが、ある本によると「ヨーロッパのベストシーズンは、ジューン・ブライド(6月の花嫁)の初夏」ということで、6月は確かに晴れの日が多く、暖かく、しかも日が長く、結果的に旅行するには良い季節でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
エアフルトからワイマールに戻ります。
電車で15分。すぐ近くです。 -
ワイマール中央駅、Weimar Hauptbahnhof
でも時刻は既に、18時10分前。今日は、アイゼナッハ、エアフルトと盛り沢山でした。 -
ワイマール中央駅、Weimar Hauptbahnhof
大きな町ではありませんが、立派な駅舎です。
ヴァイマール中央駅から町の中心部までは、歩いて15〜20分程度です。 -
カイザリン・アウグスタ・ホテル
駅前にある今日のお宿で、ちょっと休憩。かつてトーマス・マンも泊まったという1867年創業の老舗ホテルですが、3つ星クラスです。
ホテルの名前は、ワイマール公の娘で、後にプロイセンのヴィルヘルム皇帝に嫁いだアウグスタ皇妃(カイザリン)にちなんでいるそうです。 -
ワイマール新美術館 / ラーテナウ広場
Neues Museum Weimar / Rathenauplatz
駅前から伸びるカール=アウグスト=アレーの通りをまっすぐ中心街の方へ歩くと、ワイマールの新美術館があります。 -
新美術館
現代美術専門の美術館です。 -
チューリンゲン州政府
-
ワイマール市立博物館
市街地へ行く道中にあります。 -
途中にあった教会
-
教会の中
-
ゲーテ広場、Goetheplatz
郵便局 -
イチオシ
国民劇場、Nationaltheater / 劇場広場、Theaterplatz
ゲーテの「ファウスト」やシラーの「ウィリアム・テル」が初演された劇場で、現在の建物は1907年に建てられたものです。前に、ゲーテとシラーの像が立っています。 -
国民劇場、Nationaltheater / 劇場広場
1919年にワイマール憲法が採択された場所としても知られています。 -
ゲーテとシラーの像、Goethe-Schiller Denkmal / 劇場広場
国民劇場前で手を取り合って立つ像は、1857年の作です。 -
バウハウス博物館、 Bauhaus Museum / 劇場広場
建築家ヴァルダー・グロビウスによって、1919年にワイマールに創設された芸術造形学校バウハウスは、近代デザイン史を語るときに欠かすことはできないそうです。
この他、ヴィトムス宮殿、Wittumspalais が劇場広場にあります。 -
市庁舎、Rathaus / マルクト広場、Markt
-
ネプチューンの噴水、Neptunbrunnen / マルクト広場
-
クラーナハの家、Cranach-Haus / マルクト広場
画家のクラーナハは、1553年に亡くなるまで、この家(ピンク色の建物)で過ごしたそうです。宗教改革者であった彼の絵は、ここから徒歩5分ほどの市教会(ヘルダー教会)や城美術館で見ることができます。 -
ワイマール観光案内所 / マルクト広場
クラーナハの家の隣にあります。 -
エレファントホテル(写真左)と黒熊亭(右隣) / マルクト広場
トーマス・マンの「ワイマールのシャルロッテ」の舞台となった場所で、ヒトラーがバルコニーで演説をしたことでも有名です。 -
ワイマールの街角
-
テューリンゲン先史博物館
-
大公家の墓所、Fürstengruft
道を渡って、ゲーテとシラーの墓がある公園へ。 -
大公家の墓所、Fürstengruft
ワイマールを訪れるとしたら、10月が良いようです。ゲーテが愛したイチョウが色づく季節で、ワイマールはドイツきっての玉ねぎの産地なので、毎年10月に「玉ねぎ祭り」が催されるからだそうです。ツヴィーベル・クーヘン(玉ねぎのタルト)は絶品だそうです。 -
大公家の墓所
1825〜27年に建てられたアウグスト大公家の霊廟(墓地)で、地下階に降りるとゲーテとシラーの二人が眠る棺が並んでいるそうです。カール・アウグスト大公を中心に大公家の人々の棺も並んでいます。 -
ロシア正教の教会
墓所の後ろは、ロシア正教の教会になっていて、カール・アウグストの息子カール・フリードリッヒの妃マリア・パヴロヴナがロシア王女だった関係で、この教会を建てたそうです。 -
大公家の墓所
-
大公家の墓所
-
大公家の墓所
-
ゲーテの家、Goethes Wohnhaus
「古典主義の都ワイマール」として世界遺産(文化遺産)に登録されています。
ゲーテは26歳からワイマールに住み、晩年ここで暮らし、寝室の椅子で「もっと光を」の言葉を残し目を閉じました。享年82歳でした。 -
ゲーテの家、Goethes Wohnhaus mit Goethe Museum
1782年から亡くなる1832年までゲーテが住んだ家で、ゲーテ国立博物館(Goethe Nationalmuseum)が併設されています。 -
ワイマールの街角
-
シラーの家
ドイツを代表する劇作家シラーがゲーテの招きでヴァイマールにやってきて、1802年から亡くなる1805年まで住んだ家(現博物館)で、ここであの「ウィリアム・テル」が生まれました。 -
シラーの家
-
ワイマールの市城、Stadtschloss
現在は、国立美術館、Schlossmuseum im Stadtschloss で、ルーカス・クラナッハが描いたルターの肖像画、デューラーやレーンバッハの作品が展示されています。 -
城、Stadtschloss
ワイマール公の城館で、1774年の火災で塔だけを残して焼失しましたが、1803年に再建されました。 -
城、Stadtschloss
クラーナハのコレクションをはじめ、ティッシュバイン、ベックマン、ロダン等の作品を所蔵する美術館になっています。 -
城美術館
イルム川のほとりにあります。 -
城美術館
-
城美術館
-
城美術館
-
ワイマールの街角
-
城、Stadtschloss
-
マルクト広場
市役所のある広場に戻ってきました。 -
近代学術都市・ワイマールのきっかけを築いたのは、ザクセン・ワイマール・アイゼナッハ公カール・アウグストの母で、大公妃のアンナ・アマーリアでした。彼女は学術・芸術を助成し、ワイマールにゲーテをはじめ詩人や哲学者を招聘しました。
85万冊もの書物を集めた「アンナ・アマーリア図書館」の創立も、彼女の偉大な功績のひとつです。 -
市教会(ヘルダー教会)
1498年〜1500年に建てられ、クラーナハの祭壇画があります。 -
市教会(ヘルダー教会)
ゲーテの恩師・ヘルダーが牧師を務めたことから、ヘルダー教会とも呼ばれています。 -
ワイマールの街角
-
テューリンゲン州・中央公文書館
-
ワイマールの街角
一路、中央駅前のホテルに戻ります。ワイマールはいかがでしたでしょうか?
次はバンベルクへ向かいます。
ヨーロッパ鉄道の旅 #21 - バイエルンの真珠、美しい古都バンベルク
http://4travel.jp/travelogue/10991000
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ヨーロッパ鉄道の旅
-
前の旅行記
ヨーロッパ鉄道の旅 #19 - テューリンゲンの森、花の都エアフルト
2008/06/12~
エアフルト
-
次の旅行記
ヨーロッパ鉄道の旅 #21 - バイエルンの真珠、美しい古都バンベルク
2008/06/13~
バンベルク
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #1 - 旅の起点、フランクフルト
2008/06/02~
フランクフルト
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #2 - マインツ街歩き
2008/06/03~
マインツ
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #3 - バロックの都、フルダ
2008/06/04~
フルダ
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #4 - カッセル、世界遺産 ヴィルヘルムスヘーエ公園
2008/06/04~
カッセル
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #5 - メルヘン街道、ハーメルンの笛吹き男
2008/06/05~
ハーメルン
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #6 - ハノーファー、優美な市庁舎とバロック庭園
2008/06/05~
ハノーバー
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #7 - ブレーメン、世界遺産 市庁舎とローラント像
2008/06/05~
ブレーメン
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #8 - 自由ハンザ都市、港町ハンブルク
2008/06/06~
ハンブルク
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #9 - 渡り鳥ラインで、コペンハーゲンへ
2008/06/07~
コペンハーゲン
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #10 - バルト海の女王 ハンザ同盟 リューベック
2008/06/08~
リューベック
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #11 - ベルリンの庭、ポツダム 宮殿と庭園
2008/06/09~
ポツダム
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #12 - 歴史と文化の都、ベルリン街歩き
2008/06/09~
ベルリン
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #13 - ザクセン王国の都、ドレスデン
2008/06/10~
ドレスデン
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #14 - エルベ河畔の古都、マイセン
2008/06/10~
マイセン
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #15 - 夕暮れのドレスデン、黄金色に輝く旧市街
2008/06/10~
ドレスデン
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #16 - 音楽の都、ライプツィヒ
2008/06/11~
ライプツィヒ
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #17 - ルターの街ヴィッテンベルク、宗教改革の発信地
2008/06/11~
ヴィッテンベルク
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #18 - アイゼナハ、世界遺産 ヴァルトブルク城
2008/06/12~
アイゼナッハ
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #19 - テューリンゲンの森、花の都エアフルト
2008/06/12~
エアフルト
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #20 - 文化の街、ゲーテ街道 ワイマール
2008/06/12~
ワイマール
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #21 - バイエルンの真珠、美しい古都バンベルク
2008/06/13~
バンベルク
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #22 - マイン川の畔、美しい古都ヴュルツブルク
2008/06/14~
ヴュルツブルク
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #23 - 北のイタリア、ドナウ河畔のレーゲンスブルク
2008/06/14~
レーゲンスブルク
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #24 - 古城街道の町、ニュルンベルク
2008/06/14~
ニュルンベルク
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #26 - バイエルンの都、ビールの本場ミュンヘン
2008/06/15~
ミュンヘン
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #25 - ルートヴィヒ2世の3つの城、ヘレンキムゼー城
2008/06/15~
プリーン
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #27 - ルートヴィヒ2世の3つの城、リンダーホフ城
2008/06/16~
オーバーアマガウ
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #28 - チロル州の州都、インスブルック
2008/06/16~
インスブルック
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #29 - ドナウ河畔のウルム、世界一高い大聖堂の町
2008/06/17~
ウルム
-
ヨーロッパ鉄道の旅 #30 - アウクスブルク、二千年の歴史のローマ帝国都市
2008/06/17~
アウクスブルク
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ワイマール(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ヨーロッパ鉄道の旅
0
50