２０１７ＧＷ　初の東ドイツ～プラハ　【６】ワイマールその３　シラーの家とゲーテの家

2017/04/23 - 2017/04/23

劇場広場から街の東南方面へ歩きます。
「シラーの家」、「ゲーテの家」と見どころが続きます。
この時、時刻はちょうど１３：００頃。
１４：３０に予約をしている場所があります。
そこを見ればもう次の街へ移動する時間。
全く時間が足りません。
それまでにどれくらい見ることができるか・・・！

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　４月２２日（土）　福岡～関空～フランクフルト
☆４月２３日（日）　フランクフルト～ワイマール～デッサウ
　４月２４日（月）　デッサウ～ベルリン
　４月２５日（火）　終日ベルリン
　４月２６日（水）　ベルリン～ポツダム～ベルリン
　４月２７日（木）　終日ベルリン
　４月２８日（金）　ベルリン～マイセン～ドレスデン
　４月２９日（土）　終日ドレスデン
　４月３０日（日）　ドレスデン～プラハ
　５月　１日（月）　終日プラハ
　５月　２日（火）　プラハ～ニュルンベルク～ヴュルツブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月　３日（水）　フランクフルト～フロイデンベルク～ジーゲン
　　　　　　　　　　　　～マインツ～フランクフルト
　５月　４日（木）　フランクフルト～ブーツバッハ～フランクフルト
　　　　　　　　　　　　～夜便でフランクフルト空港より帰国
　５月　５日（金）　羽田～福岡

エリア ワイマール(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

シラー通りを歩いています。
シラーさんが招き入れているこちらは「シラーの家」ではなく、
「ワイマールハウス」というお土産屋や観光案内などの施設。

シラー通りはとても素敵な通りです。
建物もきれいだし、そこに入るお店も洗練された雰囲気。

白鳥さんの泉。

高級リゾート地のショッピング街のような雰囲気です。
街路樹がたくさんあり、緑の繁る夏場もいいでしょうし、落ち葉のシーズンも素敵でしょうね。

「シラーの家」は通りの左手にありました。
このクリーム色が目印。

入口は左のノイガッセという小路に入ったところです。

こちらもテューリンゲンカードで入場可能。
荷物をロッカーに預けて見学開始です。

まずは時系列に彼の生涯が紹介されています。

１７８８年。シラー２９歳。
ゲーテと出会った頃ですね。

ほら、ゲーテさんの登場！

ここはオーディオガイドを聞きながらの見学でしたが、日本語はなかったので
英語版を借りました。
聞き取り力に難ありなのはもちろんですが、部屋や展示物自体に番号が付いていないので
パンフレットを見ながら番号を指定して聞いていくのは難しく、こうして写真を
見返してもどこがどの部屋なのか正直わかりません。

ですので、説明おぼつきませんが悪しからず・・・。
こちらは、使用人の部屋だったでしょうか。
使用人といっても彼の作品の記述をするような仕事もしていたようです。

簡単な飾り棚があります。

こちらは間違いなし。キッチンです。

竈があります。

縦に眺めたところ。

ここは客を迎える部屋、いわゆる応接間でしょうか。

明るくエレガントな部屋ですね。
こちらも客を迎える場所だったようです。

シラーの妻、シャルロッテの部屋？
読み物、書き物をした部屋とパンフレットにはありますがこちらなのかどうか・・・。

シャルロッテの寝室？
とても質素な小さな部屋ですが、ベビーベッドがあるので。

子ども部屋。壁にかかっている絵は娘さんだそうです。

書斎。

本が並んでいます。

この部屋で彼は最後の２作品を執筆したそうです。
戯曲に合唱を取り入れた『メッシーナの花嫁（die Braut von Messina）』(１８０３年)、
スイス独立運動を題材にした『ヴィルヘルム・テル（Wilhelm Tell）』(１８０４年)の２作。
シラーは１８０５年に亡くなっていますから、これらが遺作となるわけですね。

ここも応接間でしょうか。

展示室。”Ｗｉｌｈｅｌｍ　Ｔｅｌｌ”は前述の遺作名。
それにまつわる展示ですね。

”Ｓｃｈｉｌｌｅｒｓ　Ｔｏｄ”シラーの最期。
晩年の様子をディスプレイで見ることができるようです。

かなり濃厚な見学でした。
外へ出て、シラー通りへ戻ります。
素敵なカフェの外席。

本当にいい雰囲気の通りです。

突き当りの建物はドイツ銀行。
どこの街でも銀行の建物は立派ですね。

ここを左に行けばマルクト広場へ出ます。
先程見たお花屋さんの辺りに着くわけですね。

私は次なる場所を目指して右へ。

すぐに大きな木の立つ公園が右手に見えてきました。

その周囲はフラウエンプランという広場でした。
ここにも馬車が・・・

と思ったら、何台も連なって停まっています。
ここが観光馬車の待機場所のようです。
それから、マルクト広場で最初に見た時に御者さんが若い女性で驚きましたが、
ここにいる馬車すべて、同様に若い女性の御者でした。
ほほう、この街の馬車はそうなのですね～。
若い女性が街の観光を盛り上げていていいことですね。

ホテルやレストランが並んでいて目指す場所をなかなか探せずにいました。
この看板はホテルレストランの「白鳥亭」。
ゲーテが足繁く通っていたそうですが・・・

その隣のこの薄ピンクの建物が目的地でした。
そう、「ゲーテの家」です。
ゲーテさん、すぐお隣でよく飲んでいたのですね。

こちらもテューリンゲンカード提示のみで入れると思ったのですが、
５ユーロを求められました。
チケットを２枚渡されたので裏を見ると、「ゲーテの家」はカードで入ることができ
「ゲーテ博物館」も合わせると５ユーロ追加ということ？
博物館も見るかどうかは聞かれませんでしたので、そういうシステムになっているのでしょうね。
ドイツ語しかできないご婦人のようでしたので、説明しようにもできなかったのかも。

でもどこからが博物館だったのか？ひょっとしたら博物館は見ていないのかも？
とあとになって疑問でした。

では、入場しまーす！

ここはオーディオガイドがあったのだったかしら・・・？
記憶がありません。（笑）
また、パンフレットを失くしてしまっており（ひょっとしてもらっていないかも？
入場料の件にしても、受付の女性はちょっと適当だった気が・・・。）
見返す資料もないのでまたまた説明乏しく申し訳ありません。

こちらは応接間でしょうか。

ここはダイニングルームのようですね。

絵画や彫刻の展示の部屋。
どこも壁の色がパステル調で明るい室内です。

同じ部屋の窓際。

鮮やかなブルーの部屋。
窓際のテーブル席の部分だけ床が上がっているのは何故？？

こちらも展示室のような様相。

肖像画が多数ありますね。
机がありますがここで執筆もしたのでしょうか。
ゲーテは事務的な仕事は座ってこなしたけれど、小説は立って書いていた、
その方がはかどったらしいという記述を読んだことがあります。
ここで立って書いたのかしら？

右手の白いキャビネットの隣のものは、何なのでしょう？
よく見てくればよかった。

こちらの部屋にも角に同じような家具。

これはグランドピアノ、当時のクラヴィコードというのでしょうか。
メンデルスゾーンが少年時代にゲーテの家を訪れたという話は有名らしいですが、
これを演奏したのかしら？？

ここも簡単なダイニングルームのように見えます。

たくさんの蔵書は柵で仕切られた向こうにありました。
この辺りが博物館だったのかしら？

そして最後に、是非見たかったこちらへ。
ゲーテが「もっと光を！」（Ｍｅｈｒ　Ｌｉｃｈｔ！）と言って息を引き取った寝室。

寝台ではなくこの肘掛け椅子に座しての最期だったそうです。

時間が気になり駆け足での見学でした。

裏へ出るとお庭が。

これは葡萄ですよね？
毎年実っているのかしら？

外へ出るとまた曇り空になっていて、でも人は結構いました。
皆さん、これから「ゲーテの家」へ？
見学者が多い時は入場制限もされるようですので、すんなり入れてよかったです。

フラウエンプランの泉。
さて、ではこれから最後の見学地へ向かいます。

この旅行記へのコメント （2）

• とんちゃん健康一番さん 2017/06/14 13:57:29

  お邪魔しますぅ☆

  おぉ♪ワイマールハウス前のシラーさん！
  このショット良いですぅ☆
  
  シラーの家に入らなかったので、
  ハッピーねこさんの旅行記で行った気分を味わさせて
  頂きますぅ☆
  やはりハッピーねこさん目線のワイマール素敵♪
  続きの旅行記も楽しみぃ☆
  
  また、お邪魔させて頂きますぅ☆
  

  ハッピーねこさん からの返信 2017/06/14 22:42:44

  こんばんは☆

  とんちゃんさま、こんばんは。
  コメントをありがとうございます。
  やはりワイマールはシラーさんとゲーテさんの色濃い街ですよね。
  歴史に満ちてみどころ山盛りなのに時間切れとあいなり、
  いつか再訪できたらいいな〜。
  そしてその時はみぞれには遭わないと幸い・・・（笑）
  
  また覗いてくださーい！
  
  ハッピーねこ