2008/06/04 - 2008/06/04
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comestaiさん
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6/4 (水) 午後 曇り
ヨーロッパ鉄道の旅 #4 - カッセルです。カッセルはメルヘン街道の中ではブレーメンに次ぐ大きな街で、フランクフルトとハノーファーの中間に位置しています。この町は5年に1度の国際美術展ドクメンタの開催地として、またグリム兄弟ゆかりの街として知られています。兄弟はこの街の高校からマールブルク大学に進学したそうです。
表紙の写真は「ヴィルヘルムスヘーエ公園、カスカーデンを流れる水の芸術」です。2013年、富士山と同時に、ベルクパルク・ヴィルヘルムスヘーエ(山の公園ヴィルヘルムスヘーエ)は世界遺産になったそうです。
カッセルのヴィルヘルムスヘーエ公園がドイツ38番目の世界遺産に
http://www.germany.travel/media/content/presse/jp/UNESCO_Kassel_2013.pdf
カッセル
http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/towns-cities/kassel.html
http://www.kassel.de/japanisch/
以下、「ヨーロッパ鉄道の旅」の日程です。
6/02(月)成田 JAL 407 13:00 → 18:00 フランクフルト泊
6/03(火)フランクフルト http://4travel.jp/travelogue/10496747
→マインツ http://4travel.jp/travelogue/10508982 →フランクフルト泊
6/04(水)フランクフルト→フルダ http://4travel.jp/travelogue/10973087
→カッセル泊
6/05(木)カッセル→ハーメルン→ハノーバー→ブレーメン泊
6/06(金)ブレーメン→ハンブルグ泊
6/07(土)ハンブルグ→コペンハーゲン泊
6/08(日)コペンハーゲン→リューベック→ハンブルグ泊
6/09(月)ハンブルグ→ベルリン泊
6/10(火)ベルリン→ドレスデン泊
6/11(水)ドレスデン→ライプチヒ泊
6/12(木)ライプチヒ→アイゼナハ→エアフルト→ワイマール泊
6/13(金)ワイマール→バンベルク→ニュルンベルク泊
6/14(土)ビュルツブルク(日帰り)⇔ニュルンベルク泊
6/15(日)ニュルンベルク→レーゲンスブルク→ミュンヘン泊
6/16(月)ミュンヘン→インスブルック→オーバーアマガウ→ミュンヘン泊
6/17(火)ミュンヘン→アウグスブルク→フッセン→ウルム→ミュンヘン泊
6/18(水)ミュンヘン→チューリッヒ泊
6/19(木)チューリッヒ→ツエルマット泊
6/20(金)ツエルマット泊
6/21(土)ツエルマット→インターラーケン→ベルン泊
6/22(日)ベルン→コルマール→ストラスブール泊
6/23(月)ストラスブール→ケルン泊
6/24(火)フランクフルト泊
6/25(水)フランクフルト泊
6/26(木)フランクフルト JAL 408 21:05 → 成田
6/27(金)成田 15:20
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
フルダから、ICE 630 でカッセルへ
Fulda 12:03 → Kassel-Wilhelmshöhe 12:34 -
今回は海外での初個人旅行!
ツアーのバス旅行と違って、鉄道の旅は快適で、早い!
移動に時間を取られず、目的地で好きなだけ、たっぷり観光時間が取れるので、もう海外ツアーは卒業! -
カッセルまで、ICE でフルダから僅か 31分。
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ペンタ ホテル
カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅へ到着後、駅近くのペンタホテルへチェック・イン。ロケーション抜群の便利なホテルでした。
ホテルに荷物を置いて、1番市電でヴィルヘルムスヘーエ公園へ。 -
ヴィルヘルムスヘーエ宮殿
この宮殿は、ヘッセン=カッセル方伯ヴィルヘルム9世、のちの選帝侯ヴィルヘルム1世の命で、1786年~98年に建てられました。 -
ヴィルヘルムスヘーエ公園
宮殿前からは、遠方の丘の上にカスカーデンのヘラクレス像が見えます。 -
ヴィルヘルムスヘーエ宮殿
古典絵画館として使われていて、15~18世紀の作品を中心に、レンブラント、ルーベンス、クラーナハなどの作品が展示されているそうです。 -
ヴィルヘルムスヘーエ公園
イギリス風景式庭園のスタイルで、総面積240ヘクタールという、丘陵部のものとしてはヨーロッパ最大規模の公園です。
ヴィルヘルムスヘーエ公園
http://www.germany.travel/jp/towns-cities-culture/palaces-parks-gardens/wilhelmshoehe-park.html -
ヴィルヘルムスヘーエ宮殿
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ヴィルヘルムスヘーエ公園
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ヴィルヘルムスヘーエ公園
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ヴィルヘルムスヘーエ公園
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ヴィルヘルムスヘーエ公園
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カスカーデン
1701年には、イタリアの建築家ジョバンニ・フランチェスコ・グエルニエロが「水の芸術」の主要部分を建設し、1717年には最頂点にヘラクレス像が据えられました。あいにくヘラクレス像は工事中で見れず。。 -
カスカーデン
カスケード(人工の階段状の滝)がありました。 -
カスカーデン
地元の小中学生に交じって、登って来ました。良い運動です。 -
ヘラクレス像
残念!てっぺんのヘラクレス像が、あいにく修復中でした。この像はヘッセン=カッセル方伯のカールがカッセル市街の西の丘に造らせたものです。 -
ヘラクレス像を頂く八角形の宮殿
カールはローマのファルネーゼ家のヘラクレス像に心を奪われ、ローマの建築家ジョヴァンニ・フランチェスコ・グエルニエロに、1701年から17年の年月をかけて最頂部に「ヘラクレス像を頂く八角形の宮殿」を建てました。 -
ヘラクレス像を頂く八角形の宮殿
頂上まで車で来れるようです。日本人学校の生徒がバスで遠足に来ていました。すれ違った際に「あ、日本人だ」と見つかってしまいました。
市内からトラム3番で終点まで行き、そこから22番のバスで山頂のヘラクレスへ行けるそうです。 -
ヘラクレス像を頂く八角形の宮殿
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カスカーデン
その後、人が集まり始め、水の祭典が始まるようです。 -
東のカッセル市街方面を、望遠で撮ってみました。真っ直ぐ延びる道路がヴィルヘルムスヘーアー・アレー、その手前にある城館がヴィルヘルムスヘーエ宮殿です。
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ヴィルヘルムスヘーエ宮殿
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イチオシ
ヴィルヘルムスヘーエ公園
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ヴィルヘルムスヘーエ公園
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ヴィルヘルムスヘーエ公園
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ヴィルヘルムスヘーエ宮殿
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カスガーデン
「水の芸術」という華麗なショウは、毎年5/1~10/30の水曜と日曜、祝日の14:30~15:30にかけて行われるそうです。今日はちょうど水曜日、しかもピッタリの時間に、このショウが見れて、とてもラッキーでした。 -
カスガーデン
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カスガーデン
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ベルクパルク・ヴィルヘルムスヘーエ
(山の公園ヴィルヘルムスヘーエ) -
カスガーデン
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水が流れ落ちます。
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カスガーデン
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カスガーデン
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カスガーデン
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カスガーデン
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噴水の両側に2つの白い銅像がありました。
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左の像
水が流れる合図の「ヴォー」というサイレンの音が出ていました。 -
右の像
こちらからも音が出ていました。 -
カスカーデン
水が流れ落ちます。 -
カスカーデン
丘の上のヘラクレス像が工事中で写っていないのが残念! -
カスカーデン
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カスカーデン
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15:00
カスカーデンを流れ落ちた水は、シュタインホーファー滝となって地上に現れます。 -
15:10
トイフェルスブリュッケ(悪魔の滝) -
15:20
アクヴェドゥクト(水道橋)
ローマの水道橋を模した遺跡アクヴェドゥクトの上から、一気に28mの高さを水は落ちてきます。 -
ヴィルヘルムスヘーエ公園
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ネプチューンの泉、大噴水池
池の周りには、大噴水を待つ大勢の観光客が集まっています。 -
ネプチューンの泉、大噴水池
約50mの高さの噴水となって吹き上げました。 -
ネプチューンの泉、大噴水池
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レーヴェンブルク城址
「水の芸術」のショウが終わって、レーヴェンブルク城址へ。 -
レーヴェンブルク城址
スコットランドの城をモデルにしたロマンティックな城で、カペレの見事なステンドグラスや16~18世紀の武具、ゴブラン織りなどが展示されています。 -
レーヴェンブルク城址
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シャクナゲが綺麗でした。
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ヴィルヘルムスヘーエ宮殿
宮殿のところへ戻ってきました。この宮殿は、現在では1階と地下に古代彫刻コレクション、2~4階は古典美術館および特別展覧会場になっているそうです。 -
シュロスカフェ
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ヴィルヘルムスヘーエ公園
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市電のチケット販売機
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市電のチケット販売機
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一直線に伸びる市電
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カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅
市電が屋根の下まで入って来るので、雨や雪のときの乗り降りに便利ですね。
1番又は3番の市電で町の中心へ向かうことができます。 -
フリデリチアヌム
5年に一度開催される世界最大級の現代美術展、ドクメンタのメイン会場です。次回は、2017年6/10~9/17に開催予定だそうです。 -
ツヴェーレン塔(写真右奥)とフリデリキアヌム
一時は天文台として使われた塔だそうです。 -
オランジェリー
緑豊かなカールスアウエ公園にあります。
公園の北側に方伯の城が建っていたそうですが、大戦ですべて焼け落ち、城の南側にあった18世紀初頭のオランジェリー(オレンジ栽培の温室)だけが残ったそうです。 -
オランジェリー
現在ではレストランになっています。フルダのオランジェリーと同じですね。
フルダ旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10973087 -
カールスアウエ公園
オランジェリーの他、バロック庭園や花の島もあって、カッセル市民の憩いの場となっています。 -
カールスアウエ公園
150ヘクタールという広大な市民公園です。 -
カールスアウエ公園
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奥に見えるのは、カールス教会
第二次大戦後、簡略化され再建された教会だそうです。 -
カッセル市庁舎
市庁舎の近くにグリム兄弟広場があって、緑地に1985年、グリム兄弟生誕200年を記念して建てられた「グリム兄弟の像」がありますが、撮り忘れてました。 -
市庁舎脇のインフォメーション
グリム兄弟博物館には、2005年に「世界の記憶」に登録された「子供と家庭のメルヘン集」、すなわちグリム童話の手書き原稿が収蔵されているようですが、時間の関係で行き損ないました。建物はパレ・ベレヴューと呼ばれ、ヘッセン方伯が1714年に建てたエレガントな館でグリム兄弟もよく訪れていたそうです。 -
ケーニヒ広場
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マルティンス教会
第二次世界大戦で壊された後、修復され、塔の上部が造りが下部と違う特徴を持つ教会です。 -
ルター教会の教会塔
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カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅
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カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅前
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ペンタ ホテル
カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅に近いので、鉄道旅行者にはお勧めです。世界遺産にもなったカッセルのヴィルヘルムスヘーエ公園はいかがでしたでしょうか?
明日はメルヘン街道を、カッセルからハーメルンへ北上します。
ヨーロッパ鉄道の旅 #5 - メルヘン街道、ハーメルンの笛吹き男
http://4travel.jp/travelogue/10975110
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