≪ドイツのクリスマス・その⑰フランクフルトのクリスマス（最終日）≫

2009/12/07 - 2009/12/15

ドイツのクリスマス　：2009年12月7日（月）～15日（火）

12月14日（月）；曇り、0.0～1.5℃、206km

空腹を満たして、ミルテンベルクの町を14：00にフランクフルトに向かって走り出す。L? ・B469・（Stockstadt）A3・（Offenbach）B3、もう距離も83kmと短い。
Frankfurtフランクフルト市内のマイン川沿いにあるMuseumufer美術館通り前に車を停めて、最後のクリスマス市を楽しむ事とした。
（Schaumainkai 15　Euro1・・15：15）

写真はレーマー広場のクリスマス

エリア フランクフルト(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

≪Frankfurtのクリスマス市≫　　　
http://www.frankfurt.de/　　15：15〜16：00

フランクフルトのクリスマスマーケットは1393年にはもうすでに始まったと云う。
毎年、国内外から300万人の観光客が訪れると云う大きなマーケットだ。
フランクフルトのシンボル・Roemer旧市庁舎レーマー前のレーマー広場、其の近くのPaulskircheパウルス教会前の広場、マイン川岸に200以上もの屋台が並ぶ。旧市庁舎レーマー前には30mの高さである、大きなモミの木のクリスマスツリーが立ち、後景に見える銀行の高い高層ビルにも負けていない。

営業時間 ；2009年11月25日 - 2009年12月22日
月 - 土 10:00 - 21:00 　　日 11:00 - 21:00

写真は美術館通りから対岸をみる

美術館通りから直ぐのマイン川に架かるEiserner Stegアイゼルナー橋を渡ると、レーマー広場は目の前だ。川面を渡る風はさすがに寒く、早く暖かいものが飲みたい。

写真はレーマー広場にある正義の女神の噴水

もう少しで夕闇が迫る時刻だが、思っていたよりも人は少ない。

メリーゴーランドも華やかだが、わびしい感じだ。まだこれからなのだろうが・・・。

写真はメリーゴーランドも

フランクフルトが旅の最初のクリスマス市であれば、もっと好奇心で見てまわったはずだが、さすがにクリスマス市を数多く見てきたので、感激も薄れたようだ。

写真はレーマー広場

4つ目のグリューワインをここでゲットした。
フランクフルトのグリューワインのカップは黄色、中側は緑と珍しい。レーマー広場と、自慢の30mのクリスマスツリーが絵柄だ。2009年・Frankfurt名・0.2L容量も全く同じだ。

写真はグリューワインを

さて、最後の走り。市内からFrankfurt空港にいつものように向かう。
L? ・B44　13kmと市内から直ぐだ。

最後の給油Shell・Kennedyallee（6.2L＠1.129＝Euro7）を行い、空港のハーツの返却所にメルセデスを無事に戻した。16：21到着・完了。　　

レンタカー使用結果；
メルセデス　A-180 D・　1800cc 　5T　オートマチック・エアコン付き。
ディーゼル車。

A)期間　 ：12月07日（月）17：10　賃借　、17：30スタート時11,248km
　　　　 ： 12月14日（月）16：23　返却　、　　返却時　 　12,497km

B）距離　：　1,249　ｋｍ　　

C）燃料　：　83.33　Ｌ　、　91.48　Euro　＝　12,181円　
　　　　　　　１Ｌ　あたり　1.098 Euro（ 146 円）、　　　　　
　　　　　　　１Ｌ　あたり　14.99 ｋｍ　　　　（注）Diesel

D）金額　：　456.31　Euro　Ｘ　132.822　＝ 60,608　円　　
（一日・　8,658円）　

16：50チェクイン。搭乗20：15まで、ゲート前で休憩。
20：45時間通りの離陸。

写真はこの旅の土産：Rothenburgのシュネ−バル、Nuernberg・Miltenbergのシュトレン

12月15日（火） ；　成田は晴、9.0℃、
NH210　　成田　　　　AR　16：00　　　　　　　　

写真はこの旅の土産：Nuernbergのレープクーヘン

≪旅の総括≫

この旅のクリスマス市はWuerzburg、Ludwigsburg、Esslingen、Stuttgart、Rothenburg、Nuernberg、Frankfurtなどが大所ですが、Forchheimなど小さな町々も回りました。・・・ということで今回は南ドイツが中心で、春のフランケンの旅の行程に似ています。

私共にとって、初めて訪れた町も多く、次もまた訪ねてみたい気になりました。中でも、一番気に入ったのはStuttgartの近郊にあるEsslingenエスリンゲンでした。そして今春も訪れたForchheimフォルヒハイムでは、アドヴェンツカレンダーになった市庁舎がとても良かった。

写真はこの旅の土産：4個のグリューワインのカップ、木製ピラミッド、雪ダルマとモミの木、錫の蝋燭立

クリスマスマーケットの香りが記憶によみがえってきます。アーモンドの香り、焼きソーセージの香り、グリューワインの香りなどなど・・・です。
熱いグリューワインをむせながら飲んだマーケットは4回、カップは4個をゲットした。Esslingen、Rothenburg、Nuernberg、Frankfurtの町の順でした。

各カップには町の名所・旧跡・名物が絵描かれ、必ずその年の2009年・町名・容量0.2Lも表現されていた。

Esslingenの色は紺色、聖ディオニソス教会、”太った塔”呼ばれる城、ネッカーの中州にある木組み建築の家が絵描かれている。絵は凹凸がある。
Rothenburgは黒がベースの色、星印、Reiterlesmarktライターレスマルクトと書かれ、左右にローテンブルク一番の光景・Ploenleinプレーンラインが色違いで描かれていた。
Nuernbergの色はアイボリー、Esslingenと同じように絵柄に凹凸がある。ChristkindlesmarktクリストキンドレスマルクトとKaiserburg、Duelerの顔と家、塔、木組みの家並みなどが描かれている。
最後のFrankfurtは黄色、中側は緑と珍しい。レーマー広場と30mのクリスマスツリーが絵柄だ。

車での訪問ですので、泊まる場所か、少し休み時間の取れる所で飲みました。もっとも家内と二人で一杯でしたし、温めた所為か、酒の気は少ないように思えた。

写真はこの旅の土産：Ludwigsburgの蝋燭の炎で回る金物細工品・Nuernbergの木製ピラミッド、Rothenburgの雪ダルマとモミの木

9日間の旅は相変わらずの忙しい？！旅で、予想を大きく上回る1249kmを走りました。その間、晴れた日もありましたが、帰国の何日か前から寒さが徐々に増してきて、ドイツの冬らしい天候になり、後半は−1.5℃の寒い日もありました。後半のニュルンベルグでは雪のパラパラ降る中を、グリューワインを飲みながら、歩きまわりました。
最終日にはマイン川流域を走り、山陰や城址、家々の屋根に積もった雪を遠望しながら、走った事も記憶に残っている。
幸い、ヨーロッパの大寒波到来前に帰国できました。

町のパン屋さんで買った2kgのシュトレンなど、帰りは重い荷物と共に帰る事になったが、お土産も期待以上のものを買えたので、大満足です。
念願の古城ホテルは予想以上のものがあり、各地での食事もグルメレストランなどを含み、様々に満足したものでした。
そして、今回は駐車違反などのトラブルもなく、良い旅ができたようです。

楽しかった旅も今年はもう終わりです。新しい年の旅をどこに行こうかと考える時が一番楽しい事かもしれません。

　　　　　　　　　　　　　　　　（2010.02.17.作成）

XXX

写真はこの旅の土産：Wuerzburgのカレンダー、Ludwigsburgの紙細工

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2014/12/14 10:11:54

  クリスマス特集、楽しく拝見しました

  クリスマス特集も今回で最終回、お疲れ様でした。
  すべて拝見させていただきました。
  
  jiidarumaさんは、レンタカーという素晴らしい機動力がおありなので、
  大きな町から小さな村までいろんなクリスマスマーケットを縦横無尽にお出かけになっていらっしゃいます。
  その中で私が行った街のマーケットを見つけると嬉しくなったり、反対にここ行きたいナーと思ったり・・。
  
  私も2009年ツアーでドイツ・フランスのクリスマスマーケット巡りをいたしました。
  jijidarumaさんと入れ替わりの12月16日から。
  そういえば、その時ヨーロッパは殊のほか寒かった〜〜、寒波が来ていたのですね。
  
  ドイツの冬はクリスマスマーケットに行くのを恒例の行事として7回訪れましたが、2009年を最後に行っていません。
  やはり齢ですねー。
  
  himmel
  

  jijidarumaさん からの返信 2014/12/14 15:26:10

  クリスマス特集、楽しく拝見しました＝＞ありがとうございました。

  himmelさん
  
  長々と掲載したドイツのクリスマス編、最終回までお付き合いいただき、また、ご投票を頂きありがとうございました。
  
  丁度、季節ガラ！と思い起こして、古いものでしたが掲載してみました。思っていた以上にお立ち寄りいただいた方も多く、ドイツのクリスマスの威力？！を感じたものです。
  もっとも小さな町々はご存じでない所為か、ドイツファンでないと、どこまでご興味を持って読んでいただいたのか・・・。
  
  さて、2009年は私と入れ替わりにドイツ・フランスのクリスマスにおいでになった由、当時の寒さも思い出されたようですね。
  himmelさんはもう7回もクリスマス市を訪れたとは、驚きです。私などはクリスマス市がこの年1回きりで、その後は春や秋ばかりの旅になっています。
  若かったころはクリスマス休暇、年末年始というと、まず旅に出ていたものでしたが、おっしゃるように私も歳と共に、昨今は無難な時期にレンタカーを無難に走らせていますね。
  
  思いは北のドレスデンなどの地域のクリスマス市を訪ねたいと思うのですが、寒さとそこから生じる雪のリスク（レンタカーですと）をツイ、考えてしまいます。
  > やはり齢ですねー（苦笑）。
  
  とはいえ、himmelさんの旅行記を拝読していると、その好奇心の旺盛なこと、行動力のある元気さに　> やはり齢ですねー、とは思えないものがあり、大いに刺激されますよ。
  私などはドイツの電車の切符の購入方法すらわかりませんし、足で歩く人の情報通には敵いませんね。
  
  師走、お疲れのないようにお過ごしください。
  
  jiidaruma