2009/12/07 - 2009/12/15
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jijidarumaさん
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<ドイツのクリスマス・第2日12月8日(火)Wuerzburgヴュルツブルク>
ドイツのクリスマス :2009年12月7日(月)~15日(火)
12月8日(火);小雨模様、6.5℃、169km
≪Wuerzburgヴュルツブルクのクリスマスマーケット≫; 12:15~13:00
バロック様式のファルケンハウスやマリエン礼拝堂のある、美しいマルクト広場を背景にして、もっとも華やかな、雰囲気のあるクリスマスマーケットが開かれる。フランケン地方の産物やおいしい物を眺めたり、買ったり、食べたりするのは楽しい。
営業時間 :2009年11月27日~2009年12月23日
月 - 土 10:00 - 20:00 日 11:00 - 20:00
写真はヴュルツブルクのクリスマスマーケット
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
午後は嬉しい事に晴れてきた。さすがにマーケットでは日本人観光客の姿を見かける。若い女性も多い。
キリスト教徒がイエズス・キリストの生誕を祝うところには、必ずクリスマス・クリッペ(降誕の場面を再現した模型。Krippeクリッペとは飼葉桶のこと)があり、最初の屋台がそれでした。
写真は見て回るのが楽しい屋台 -
マリア礼拝堂前には必需品・モミの木の専売所がありました。少しは早いかと思うが、やはりドイツ人は本物好きで買っていきます。
ガラス細工の屋台では専ら、職人がガスバーナーで細工をしている。うまく操って細かな細工を作っている。
写真はガラス細工の屋台 -
<昼食:Wuerzburg のクリスマスマーケットの屋台で> 12:30〜12:40
焼きソーセージとパンEuro2X2=4。
ドイツの久しぶりの味をこの屋台で楽しむことにした。
パンに焼きソーセージを挟んだもので、簡単なだけに安い。
時間を惜しんで、マーケットをウロウロする時はこれが一番だ。
シュトレンはもちろん、その他にもレープクーヘン、クッキー、グミ、シュネーバルなども、この時期のドイツのクリスマス市では食べるチャンスがある。
写真は焼きソーセージをほうばる。 -
<マリア礼拝堂内に入る。>
1377〜1480年に建設された。後期ゴシック様式の教会。南側入り口の両側にある立像はリーメンシュナイダー作品のアダムとイブ(オリジナルは大要塞の博物館にある)像として知られている。
写真はマリア礼拝堂前で・右手にモミの木の専売所 -
エルツ山地*の木工品の屋台で見かける作品にはドイツ人の器用さを感じる。
ここでは買わなかったが、今回、Rothenburgローテンブルクで買ってきた大変小さなピラミッドは手に取ってみると大変精巧なものだ。
エルツ製品は一種のブランドであり、どちらの屋台にもこの名がある。中にはアジアの品もあるから、値段が安いものは要注意だが・・・。
クリスマスのマーケットで見るものはいくつでも買いたくなる気にさせる。
写真はエルツ山地*の木工品
*エルツ山系Erzgebirgeは旧東独の南にあたるザクセン州(Dresdenが州都)の山地を言い、チェコとの国境地帯でもある。
錫の鉱山としても古くから知られているが、山岳地帯の閉ざされた、厳しい冬の慰めに、また収入を得る内職として、近くの木々を利用して、木工芸品を作りだしていった。
手作り木工玩具の代表的な村はクルミ割り人形などを創造したSeiffenザイフェンが有名である。 -
焼栗屋さん(マロン)はマーケットに欠かせないと思うのは栗好きの所為だ。
西洋栗は日本栗や天津甘栗のようにはすごく甘いわけではないが、焼き栗だけにほかほかとして、寒い冬には手の中に入れて、皮を剥き、中のやや黄みかかったものを食べると、ホッとする気分になる。
マロンの味も冬の風物としては美味しく、暖かく、楽しいものでした。
お客がいない時に来た所為か、21個は5Euroでしたが、お兄さんがサービスしてくれて、袋の中には30個ぐらい入っていました。
写真は焼栗屋さん(マロン) -
写真はマリア礼拝堂内
-
Falkenhausファルケンハウスは漆喰塗の美しい建物です。ここに観光局がある。
この町はロマンチック街道の最初の町・起点になりますので、よく知られていますが、私の旅ではどちらかと言うと通過点で、今までじっくり見る事が少なかったようだ。
写真はファルケンハウス -
この春と12月に二度訪れて、念願でもあったShloss Steinburg古城ホテル シュタインブルク城に泊まり、リーメンシュナイダーの彫刻作品もじっくり見ることができ、2つの宿題も済ませたので満足なスタートになった。
さて、今宵の古城ホテルまで、一気に走ろう。
写真は古城ホテル リーベン(愛)シュタイン城へのマップ -
≪クリスマス≫
キリストの礼拝を意味するクリスマスはキリスト教徒がイエス・キリストの生誕を祝う祭りである。11月下旬になるとヨーロッパの国々はクリスマスの準備に忙しくなる。冬の寒さを忘れるように、華やぎ、活気づいてくる。
とりわけ、ドイツのクリスマス市は世界中に知られたもので、町の中心・マルクト広場や市庁舎広場などに色とりどりに飾りつけられた屋台が数多く並び、夜になると、見事に美しいイルミネーションが輝き始める。
この時期にクリスマスのマーケットを訪ねてまわる観光客の姿も多くみられる。
私共もついにその一人となったわけだ。
写真はNeckarwestheim ネッカーヴェストハイムの町とSchloss Liebenstein 古城ホテル リーベンシュタイン城(中央下)の俯瞰
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この旅行記へのコメント (2)
-
- のまどさん 2014/10/29 20:35:20
- クリスマスマーケット
- jijidarumaさん、こんにちは。
日曜日から冬時間に変わり、気温もぐっと下がってきました。最近読んでいるドイツ文学者高橋義人の『ドイツ人のこころ』によると、11月は1年で一番憂鬱な月だそうです。そしてクリスマスは厳冬の中の光であると。
ドイツのクリスマスマーケットは楽しいですよね。私はホットワインが好きです。ヴュルツブルクは私もロマンチック街道の始点というイメージが強いのですが、クリスマスマーケットも地方の特産品が並んでいて面白そうですね。
今年の12月はヨーロッパを脱して暖かい所に逃避する予定です。行き先はいずれブログでお知らせします。
では、また。
- jijidarumaさん からの返信 2014/10/29 23:50:07
- クリスマスマーケット
- のまどさん
今晩は、ご投票とコメントありがとうございました。
漸く最初の町ヴュルツブルクが終わりました。
ドイツの春から夏、そして秋が過ぎていくと、11月は輝かしかった季節から陰鬱な季節に変わりますね。だからこそ、クリスマスはより輝きを増し、確かに宗教的にも、単なる市民生活においても明るい光明となるのでしょう。
今でも冬の時期になると、凍ってしまった車の窓をエンジンで温め、溶かしながら、ドイツ人たちに負けないように朝早くから出社し、誰もいなくなった事務所に残って夜遅くまで働いていた当時の事を思い出します。
でも、不思議なことにその頃のクリスマスマーケットをよく覚えていないのです。むしろカーニバルの記憶が鮮明です。
当時はクリスマスマーケットやクリスマスということよりも、若かった所為かクリスマス休暇・年末年始の休暇を利用した旅行が楽しかったですね。
2009年の旅でクリスマスマーケットを見て回り、このように盛んになってきた理由も分かった気がしました。
さて、12月は暖かい所に逃避するご予定の由、楽しんでください。
そして旅行記の報告を楽しみにしております。
jijidaruma
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