2014/10/26 - 2014/10/26
51位(同エリア3449件中)
ウェンディさん
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- 旅行記382冊
- クチコミ2269件
- Q&A回答130件
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都心部でも少しずつ秋の気配が感じられるようになってきた10月下旬、友人と共に旅に出た。
旅先は、世界遺産として名高い日光。
旅の目的は、“秋の森林浴と美味しい湯葉料理”。
ローカル線で行く滞在時間9時間の日光One Day Trip。
東照宮をトレジャー・ハンター気分で楽しんだ後は、パワー・スポット満載の自然探勝路へ。
大勢の観光客でにぎわう秋の日光山内だが、一歩、奥へ踏み込むと、其処は空気の色・香りまでが異なる静寂が支配する山の世界。
杉並木から零れ落ちる光が苔むした石畳みの上に影を落とし、滝の流れる水音が心地よく響く。
空を見上げれば、透き通る青い空と秋色の広葉樹の葉。
日本古来の山岳信仰が息づく世界を歩きつくした日帰り旅。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
埋蔵金を探せ!/日光東照宮:http://4travel.jp/travelogue/10945829
パワースポット満載!One day Trip:http://4travel.jp/travelogue/10946504
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
友人と秋旅。
東照宮でトレジャー・ハンター気分を味わった後は、自然の中へと足を向ける。
大勢の観光客で賑わう秋の日光だが、メインの通りを1本離れるだけで、そこはもう
秋色の世界。
木々は、黄色から橙色へとお色直しの真っ最中。 -
空を見上げると、秋の空独特の澄んだ青色にフワフワの雲が浮かび、紅葉した木の葉の色がアクセントを添えている。
-
この日光山内のエリアには、2か所の自然探勝路がある。
1本は、杉並木の中に眠るパワースポットを巡る滝尾(たきのお)の路。
そして、もう1本は、住宅街に残る史跡を巡る憾満(かんまん)の路。
今回の私たちのターゲットは、山の方;滝尾(たきのお)の路。
本来のスタート・ポイントは朱色に塗られた神橋となるのだが、もう東照宮迄来ているので、東照宮美術館を起点として歩き出す。
(写真の日光ウォーキングガイドマップは、日光街道沿いの日光郷土センターにて入手)日光は東照宮だけではない!自然探勝路でパワースポット巡りも面白い。 by ウェンディさん史跡探勝路 神橋・滝尾神社ハイキングコース 公園・植物園
-
舗装道路を抜けると、そこは石畳が敷き詰められた路。
数日前の雨の影響のせいか石畳が少し濡れていて、スニーカーを履いていても、たまに靴底が滑る感じだ。
無謀にも踵の高い靴でこの道に挑戦しているお姉さんを見かけたが、あれでは靴がかわいそう。
自然探勝路を歩くならば、ヒールの高さよりも安全性の高さを優先する方が良いと思うのだが…。 -
世界遺産・日光…というと、まず頭に浮かぶのは、豪華絢爛で煌びやかな日光東照宮のイメージ映像。
しかし、日光が家康の墓所として選定されたのはわずか400年前のお話だ。
日光が信仰の山として開かれたのは、今から1200年前の奈良時代。
勝道上人がその開山の租と云われている。
その勝道上人の霊廟;開山堂(写真)が自然探勝路沿いにある。日光を覆い尽くすほどのパワースポット…らしい/開山堂 by ウェンディさん日光山輪王寺 寺・神社・教会
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開山堂の背後には勝道上人とその弟子の墓があり、苔むした石が趣ふかい。
勝道上人の墓のすぐ近くには東照宮の風水デザイナーの天海僧正の墓もあり、それぞれの墓は日光を妖かしの魔から守る位置に配置されているという。
そして、開山堂(勝道上人の霊廟)傍の大杉の木は、日光を覆い尽くすほどの力を持つパワースポット(私には何も感じられないので、あくまでも伝聞だが…)と云う話だ。 -
此処にはもう一つ、ユニークな社がある。
その社の名は、観音堂。別名を香車堂(きょうしゃどう)と云う。
香車堂は安産信仰の社で、祀られているのは将棋の駒である【香車】。
【香車】は直進する性質を持つ将棋の駒であるため、安産を祈願する妊婦が、祀られている香車の駒を持ち帰り、神棚に祀ると無事に安産になる。と云われている。
そして、産後にその駒をこの社へ返しにやって来るのだが、駒を返しに来るときにお約束が一つだけある。
その約束とは、新しい【香車】の駒を返す駒以外にもう一つ、持ってくること。
だから、お宮の中は、【香車】の駒で一杯だった。 -
木漏れ日が差し込む杉並木を歩く。
もう10月も終わりなのだが、気温は温かく、ジャケットを羽織っていると汗ばんでくるような陽気だ。 -
自然探勝路の傍らには、大小様々な祠がある。
こちらは、背後の大きな石に刻まれた梅鉢紋が印象的な菅原道真公を祀る北野神社。
学問の神様である道真公の廟は、どこで出会っても、つい手を合わせたくなる。 -
自然探勝路の木々は、ところどころで紅葉が始まり、ほんのり山吹色。
あと一週間もしたら、自然探勝路全体が錦に飾られるのかもしれない。 -
友人と他愛のないことを話しながら探勝路を歩いていたら、路の脇でガサゴソ…と音がした…。
クマか!!と身構えたが、顔を現したのは野生のお猿さん。
猿の動きは素早く、彼は私たちの脇を通り、あっという間に反対側のフェンスへと飛び乗り、その姿は森の中へと消えて行った。 -
この自然探勝路沿いのエリアは、基本は神のエリアとされている場所だ。
そんな路沿いに、面白い石碑と立て看板を発見!
石碑の名前は【大小べんきんぜいの碑】
続けて読むと、どこに句読点があるのか分からない文章で、友人は「大小便器、ん・ぜ・い??」と不思議そうな顔。
この碑の正しい読み方は、「大小便 禁制 の碑」
神の領域の敷地内では、ご不浄はダメですよ!という内容のメッセージだが、庶民にも分かる様に、仮名混じりで書かれていたそうだ。 -
暫く歩くと、前方から水の音が聞こえてきた。
白糸の滝だ。
探勝路沿いからは白糸の滝の全容は見ることが出来ない。
滝の名は文明18年(1486年)の文献に残っていると云う。白糸滝 自然・景勝地
-
白糸の滝の脇に石段があり、その上にあるのが滝尾(たきのお)神社だ。
滝尾神社は二荒(ふたら)山神社の別宮で、これでもか…と云う程のパワースポットが満載の場所だ。
滝尾神社に到着した参拝者を迎えてくれるのは、元禄2年に奉納された石鳥居。
この鳥居の名前は、運試しの鳥居。
鳥居を使って運試しの占いをすることが出来る。
運試しに使うのは、小石と腕力。隠れ家的パワースポット;二荒山神社の別宮の滝尾神社;縁結びの笹・無念橋・運試しの鳥居… by ウェンディさん滝尾神社 寺・神社・教会
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運試しの方法は簡単。
小石を拾い、鳥居の上部に開いている丸い穴めがけて、その小石を投げる。
チャンスは3回。
小石を投げる時は、願を掛けながら…。
石の穴に小石が通ったら…願いが叶うそうだ。隠れ家的パワースポット;二荒山神社の別宮の滝尾神社;縁結びの笹・無念橋・運試しの鳥居… by ウェンディさん滝尾神社 寺・神社・教会
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ここ、滝尾神社には良縁を祈れば叶うと云われる【縁結びの笹】(写真左)がある。
しかし、良縁祈願の方法はそんなに簡単ではなく、指先の器用さが必要となる。
その方法とは…、
親指と小指だけでおみくじを笹の葉に結ぶ。と云うモノ。
そして、男女の末永い関係を望む方々には更なるオプションも用意されている。
男女がお互いの親指と小指だけを用いて、おみくじを笹の葉に結べれば、永久の縁が望める…らしい。 -
また、滝尾神社にはお産関連の社もあり、その名も子種石。
ストレートなネーミングだ。
大きな子種石の上には、まるで親亀の上に子亀が乗るかのように、小さな石ころがたくさん載せられていた。 -
名前とモノとのギャップが激しかったパワースポットもあった。
ソレは、無念橋。
【無念】…というと無念至極、残念無念といった悔しく思う様を表す単語を最初に思い浮かべてしまい、怖い謂れがある橋かと思ったのだが、ここの橋で使われていた【無念】は、仏教用語の無念で、雑念を消滅させた心の状態を指す言葉だ。
無念橋と呼ばれる石造りの小さな橋(写真)を、願を掛けながら自分の歳の数の歩数で渡りきると、その願いが叶う…と云う。
この無念橋、こんな小さな橋だが、実は国の重要文化財だそうだ。
そして、この無念橋の奥にはご神木である3本杉の巨木の姿。
邪念を追いだしながら、極小のステップで無念橋を渡り、ご神木から木々のパワーを分けてもらい、たっぷりと深呼吸をする。
パワースポット自体にはあまり興味は湧かないが、大きな杉のご神木を目の前にすると、こんな私でも神妙な気持ちになる。 -
自然探勝路を進む。
山腹にあったのは行者堂。
山岳呪術者の役小角(えんのおずぬ)を祀るお堂で、中高生の頃に役小角関連の書物の虜であった私には、かなり興味深い場所。 -
自然探勝路は二荒山神社へと続いている。
二荒山神社は開運・縁結びで有名な神社で、その絵馬に描かれている柄もピンク色のハート型。
社務所で頒布しているお守りも女の子好みな感じで、さすがにちょっとやり過ぎ感も否めなくもない…。が、そこまでのこだわりが女子に人気の理由なのだろう。【好きなら一緒】/二荒山神社 by ウェンディさん日光二荒山神社 寺・神社・教会
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二荒山神社にも何本もの杉のご神木があるのだが、ちょっと面白かったのが、【好きなら一緒】というタイトルのご神木(写真)。
いったいなんのことやら…という名前だが、このご神木は、杉の木に楢の木が着生し完全に同化してしまい、1本の木のようになっている。
二種類の樹が融合したことから、縁結びのご神木【すぎ・なら・一緒 → すきなら一緒】となったようだ。
日光山内の自然探勝路の散策は、二荒山神社がゴール地点。
自然探勝路を歩いた時間は、約1時間半だった。
時刻は正午を廻っていて、朝早くから行動していた私達はお腹がペコペコ。
お昼を食べられそうな場所を探しつつ歩く。【好きなら一緒】/二荒山神社 by ウェンディさん日光二荒山神社 寺・神社・教会
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西参道を下り、いろは坂方向に歩いて行くと、石造りの教会があった。
今まで何度か足を運んでいた日光だったが、こんなところに教会があるとは知らなかった。 -
イチオシ
この教会は、大正5年にアメリカの建築家により建てられたゴシック教会で、その名を真光教会という。
此処の礼拝堂は北関東では最古の礼拝堂だ。
地元で産出される安山岩や鹿沼石を壁石として用いた教会からは、独特の重厚感が感じられる。この名前にピンときたら… by ウェンディさん日光真光教会 寺・神社・教会
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教会の扉は開いていて見学可能との表示があったので、そっと教会の中へとお邪魔する。
切妻型の屋根に半円形の黒い梁が伸び、白い内壁とのコントラストが美しい。 -
ステンドグラスには、獅子、雄牛、鷲、天使、そして戦いの象徴である剣、鉾、盾の図柄が嵌め込まれている。
シンプルにデザイン化されている模様は、聖書の一節を表現しているのだろう。
聖書について詳しい知識がないので、ステンドグラスを見てもその内容を理解できないのが悲しいところだ。
抑えめの色合いで彩られたステンドグラスは、外壁の石の色と美しく調和している。 -
昼食は湯葉懐石でもいいなぁと思っていたのだが、東照宮でのわらべ歌の謎解き遊びに予想以上に時間を費やしてしまい、のんびり懐石料理を味わう時間は無くなってしまった。
そんな時は、パッと食べられるのは、麺類 + 一品料理。
清らかな日光の水で締められたうどんは腰も強く滑らかで美味しい。
そして、一品料理としてオーダーした湯葉の味噌田楽も、なかなかの逸品。
家で湯葉料理に挑戦したくとも本格的な田楽ともなると味付けのバランスが難しいので、プロが作ったモノを戴くのに限る。 -
今回の旅ではもう一か所訪れてみたい場所があった。
それは、日光田母沢御用邸記念公園。
今までは、あまり住居としての家を見ることに興味を感じなかったのだが、昨年に熱海で起雲閣を見学して以来、建築物としての家もなかなか面白い…と気が付いてしまった。
この公園にある日本家屋は、天皇家の御用邸だった建築物で、江戸・明治・大正・昭和の4期に渡る和風建築の粋を一挙に見ることができる場所だ。
お庭も素敵だ…との前情報もあったので、楽しみ♪紅葉の時期の庭は必見!/菊の紋章尽くしの部屋にも注目! by ウェンディさん日光田母沢御用邸記念公園 名所・史跡
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御用邸の入場料は510円で、屋内と庭園の両方を見学できる。
池に、紅葉した木々や枝垂桜の様子が映る。
湖面の桜を見ると、なんだか枝の色が薄墨ピンク色。
春を待ちきれない桜の精が、池の水を鏡に見立て、花を咲かせた自分の姿をイメージしているみたいだ。紅葉の時期の庭は必見!/菊の紋章尽くしの部屋にも注目! by ウェンディさん日光田母沢御用邸記念公園 名所・史跡
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御用邸は敷地面積が39,390平方メートルと、東京ドームを一回り小さくした位の面積で、建物の中はかなり広い。
娯楽室にはビリヤード台があったりと、当時の上流階級の方の遊び方を垣間見ることが出来る。 -
様々な部屋があるのだが、面白かったのがお手洗い。
お手洗いの床は木の床ではなく畳だ。
トイレの床が畳だと、万が一…の時のお掃除がとっても大変だと思う。
トイレの便器は陶器製ではなく木製で、更に今でいうところの洋式;お座りタイプだ。
まだ日本に洋式の便座が普及していなかった時代、御用邸のトイレは時代の先取りをしていたみたいだ。
そして、入浴施設も興味深かった。
冬は雪で閉ざされる日もある日光では、日本家屋の家は底冷えも厳しい。
あったかいお湯が張られたお風呂は、冬の楽しみの一つでもあると思うのだが、御用邸の風呂場はなぜか行水式。
浴槽は無く、タライに張ったお湯を汲んで体の汚れを落とす入浴方式だったらしい。
戦争中には天皇一家が1年間の疎開生活に利用していたこの御用邸、行水方式のお風呂で、風邪を引くことはなかったのだろうか。 -
御用邸は和風建築なのだが、天井から吊られた灯りはどれもシャンデリアで、そのデザイン性はかなり高い。
この綺麗なシャンデリア、模様をよく見ると、金細工の部分や硝子の電球カバーの部分にはデザイン化された菊の紋が入っている。
そして、部屋の壁の釘隠しにも菊の紋が刻印されている。
天皇の御一家が過ごされた部屋の調度で、菊の紋がデザインされていないモノは何一つ無い…と云っても過言ではないほど、菊の模様のオンパレードだった。
さすが皇族の居住空間は全ての部屋の調度に紋章入りかぁ…と感心しかけたが、よ〜く考えると、皇族の居住空間それも随時使用する建物ではなく、避暑や疎開時だけに利用する建物にそこまでの装飾品や調度が必要だったのかなぁ…。 -
イチオシ
御用邸はガラスを多用していて、外からの採光をかなり意識した作りになっている。
秋のこの時期には、紅葉した木々が少し歪んだ大正ガラス越しに見え、雰囲気は抜群に良い。 -
建物は3階建だが、見学者が登ることが出来るのは2階まで。
でも、部屋の内には入れずに部屋の入口から眺めるだけだ。
御用邸の見学に来ている人たちは圧倒的に女性が多い。
ちょうど私達の前を賑やかな叔母さまグループが歩いていて、たまにその会話の切れ端が聞こえてくる。
そんな漏れ聞こえてきた会話の一端で、思わずなるほどね〜。と思った会話がある。
一人の叔母さまが、御用邸の美しさに感動しながらも呟いていたのが、「外に面したガラス窓だけで500枚もあるのでは、毎日の雨戸の開け閉めが大変よね〜」と云う言葉。
なるほど!
ガラス戸があるということは、その枚数分だけ雨戸があるということか…。
女官の立場に立ち、御用邸を見学していた叔母さまの目の付け所に思わず感心してしまった。 -
時刻はもう15時。
夕刻17:39の快速電車に乗ろうと思っているので、残された時間はあまり多くはない。
次の目的地である憾満が淵(かんまんがふち)へと向かう。
憾満が淵は、もう一つの自然探勝路【憾満の路】の途中にある渓谷で、渓谷沿いの紅葉の景色が見頃を迎えている頃だ。 -
お昼過ぎまでは青空がのぞいていたのだが、夕方になってきたら少し鉛色がかった空の色。
山の天気は崩れる時のスピードは速いので、空の様子と相談しながら歩く。
含満大谷橋から、渓谷を臨むと、川沿いの木々は色づいている…。
これは、憾満が淵の景色は期待できるかも…。 -
自然探勝路【憾満の路】は大谷川に並行してあるため、歩きながら紅葉した木の葉の色を楽しむことが出来る。
この紅葉は、緑から赤へのグラデーション。 -
イチオシ
憾満が淵には、渓谷の景観以外に有名なモノがもう一つある。
それは、化け地蔵と云われる並び地蔵尊。
その昔は100体あったお地蔵様も、現存するのは74体だと云われている。
なぜ、此処で「云われている」の表現を使ったのか…と云うと…。
このお地蔵様の数は、数える度に1体多かったり、少なかったりするらしい。
だから、お地蔵様の名前も化け地蔵。朝や夕方の影が深い時間帯の方が、インパクト大/化け地蔵 by ウェンディさん化地蔵 名所・史跡
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憾満が淵の入口付近でも、大谷川の水は岸壁や底岩に激しくぶつかり、白い濁流となっている。
-
イチオシ
川の両サイドの木々の紅葉も進み、水の澄んだ青色と木々の葉のコントラストが絶妙だ。
憾満が淵は、火山であった男体山の溶岩によって形成され、古には不動明王が姿を現したという場所だ。紅葉の頃は絶景/憾満が淵 by ウェンディさん憾満ヶ淵(含満ガ淵) 自然・景勝地
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苔むした化け地蔵のお地蔵様。
モスグリーンの石の体に赤の差し色が素敵だ。 -
この憾満が淵はかなりの絶景なのだが、ここを訪れていた観光客は日本人よりも海外からのゲストの方々が多かった。
フランス語、英語、そしてヒンズー語かな…。
とっても日本的な和の空間なのだが、飛び交う言葉が国際色豊かだった。 -
駅までの帰り道に少し寄り道。
寄り道先はクラシカルな建築物である日光金谷ホテル。
とても私たちが気軽に泊まれるホテルではないが、見学はいつだって無料。
歴史ある建物を拝見させてもらう。
建物内のティールームでお茶も悪くはないかな。とも思ったのだが、やはり落ち着かないのでパス。
明治時代に建てられたクラシカルな白壁の建物に紅葉した木々の色が良く似合う。日光金谷ホテル 宿・ホテル
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帰りの電車の時間まで1時間程度余裕があったので、カフェでお茶をすることに。
時間はまだ16時半前だが、日光ではお店が閉まる時間も早く、17時がラストオーダーという店も多い。
私たちが足を踏み入れたのは、明治時代に作られた登録有形文化財指定の建物の中にあるカフェレストラン匠。
この建物は入母屋造りで、2階部分には高欄が廻らされ、外観も内装もかなりレトロな雰囲気だ。
カフェの内装も明治時代の雰囲気がそのまま残り、今回の日光旅を締めくくる場所としては、なかなか良い選択だった。明治の意匠を現代へと伝えるカフェ・レストラン by ウェンディさんカフェレストラン匠 グルメ・レストラン
-
この日は朝の8時半から歩き始めて、ユックリ腰を下ろしたのは昼食時の30分程度というかなり元気な1日だったので、最後の締めは、ご褒美ケーキ。
アップルパイとチーズケーキをお願いする。
チーズケーキはあっさり目の軽い味。
そして、アップルパイはこれでもか!と云う位たっぷりのリンゴが入っていて、絶品。
もう少し時間が早ければ季節限定のモンブランもあったのだが、残念ながら夕方にはもう売り切れだった。
友人と二人、1日を振り返りながら、まったりとしたひと時を過ごす。
友人が携帯電話を取り出し、クイズを出題。
「今日歩いた距離は、どれくらいでしょう?」
どれくらいかな…?10km位だろうか…。
彼女の携帯付属の万歩計が計測した数値では、歩いた距離は18km!
歩数にして約30,000歩だ。
今回も、たっぷりと歩いた。 -
東武日光駅には、電車の発車30分前に到着し、入線してきた快速電車に乗り込む。
日曜の夜だから混むだろうとは予想していたが、発車時刻の15分前には殆どの座席は埋まり、疲れ果てて床に座り込む人も…。
そして、電車の中はいつもの電車とはちょっと違う雰囲気。
その理由は、電車の中を飛び交う言語。
頭の上を飛び交っていた言語は、日本語よりも圧倒的に外国語の方が多く、此処は何処の国だろうか??という感じだった。
さすが世界遺産の日光。
海外からのゲストにも大人気だ。
今回の旅で買ったモノは二つ。
ネコのパッケージに引寄せられて買ってしまったバウムクーヘン(外箱だけではなく、中身も美味しかった)と東照宮奥宮の叶鈴。
魔よけにもなる鈴の音色は、山を登る時のクマよけにもなってくれるはず…。
次の山には、この鈴をつけて行こう!
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この旅行記へのコメント (11)
-
- TKさん 2015/11/10 20:54:58
- 素敵なOne day trip
- ウェンディさん
こんばんは。
素敵なOne day trip to Nokkoです。
秋の日光いいですね。
紅葉が大変きれいで、日本の素晴らしい秋を楽しんだ様子。
私も写真を見ながら、日光へ行ったときを思い出しながら、
行く秋を楽しめましたよ。
ありがとうございます。
一日に18KM走破したとは、さすが!健脚。すばらしい!
TK
- ウェンディさん からの返信 2015/11/11 22:38:27
- RE: 素敵なOne day trip
- TKさん こんばんは。
秋の日光へと2年連続で足を運んでみました。
標高差があるので、どの時期に行っても鮮やかな紅葉を楽しめる日光はいいですね。
今回コメントいただいた旅行記は、日光のパワースポットめぐり編。
基本、神様には困った時にしか頼みごとをしない私なので、パワースポットなんて殆ど信じていなかったのですが、昔から信仰されている山というのは、その存在感というか威圧感というか、自然の持つ力とエネルギーが凄いな〜と感じました。
ただ、どこぞの神社の恋の成就等々はやりすぎ感がありますね。
ああいうのは苦手です。
友人と私は歩くのが全く苦にならないタイプの人種なので、彼女と一緒の旅の時はとにかく歩きます。
歩くのは健康にも良いし、景色も楽しめるし…で良いこと尽くし。
今度は何処を歩こうか、思案中です。
-
- 墨水さん 2014/12/14 00:37:58
- 瀧尾神社。
- ウェンディさん、今晩は。
瀧尾神社・滝尾道は良い所ですよね。
東照宮造営以前は此の界隈が中心地域で、塔堂伽藍が広がっていました。
勝道上人入山より日光の修験道の歴史を刻んでますが、本当は勝道上人入山以前より修験道が行われていた場所で、滝尾神社から女峰へ登山して回峯行が行われていた場所で、女峰を遙拝する場所です。
無念橋は、本当は願いを捨てて渡る為に「無念橋」と言います。
それから北野神社は、菅原道真のお墓ではなく、菅公を祀る廟殿です。
神社は、基本的に総て廟殿です。
廟殿とは、先祖の苦労が実り、子孫が繁栄している事を、先祖を祀て慶ぶ所。
墓は、先祖を失って、悲しむ所。
旧田母沢御用邸には、戦時中は当時の皇太子(今上陛下)だけが、宮内省職員と共に疎開していただけです。
天皇家ご一家は、基本的に行動を共にしません。
行動を共にする様になったのは、戦後からです。
大正天皇の時代は、夏場しか利用しませんから、冬場の利便性は考慮されていません。(笑)
旧帝国憲法時代は、天皇に大権が有りましたから、天皇が移動すると言う事は、宮内省官吏、陸海軍官吏並びに武官、内務省官吏、枢密院官吏、内閣府官吏、その他省官吏と共に大臣クラスが随行する場合が有ります。
その他、外国公使が来る場合が有り、外務省官吏と共に、陸海軍の外国駐在武官経験者が随行してきます。
墨水。
- ウェンディさん からの返信 2014/12/15 20:47:52
- RE: 瀧尾神社。
- 墨水さん こんばんは。
2か月前に訪れた日光ですが、今はもう木々は冬支度を終え、そろそろ雪がちらつき始める頃ですね。雪に覆われた日光も風情があり、好きです。
滝尾神社関係で色々と教えて頂いて、ありがとうございます。
北野神社…お墓の表現は確かに変でした。早速訂正しました。
旧田母沢御用邸は、やはり夏仕様の建屋だったのですね。
風が良く通る造りで、夏は涼しそうですが、冬は絶対に寒いだろう…と思っていました。
それと、墨水さんが教えて下さった外国公使が訪れる場合もあったという件、その方たちも御用邸に宿泊なされたのしょうか。菊の紋が全ての調具に刻印されている部屋、さすがにその部屋は使わなかったと思いますが、一般公開されている部屋以外にも、海外の方向けに畳ではない洋室・ベッド使用の部屋もあったのかな…。
あの和風な建築物の中にどの様に欧風の部屋が溶け込んでいたのか、なかなか気になります。
ウェンディ
- 墨水さん からの返信 2014/12/15 23:34:22
- RE: RE: 瀧尾神社。
- ウエンディさん、今晩は。
> それと、墨水さんが教えて下さった外国公使が訪れる場合もあったという件、その方たちも御用邸に宿泊なされたのしょうか。
外国公使関係の場合は、宿泊は「金谷ホテル」か「日光ホテル」に成るかと思います。
ちなみに、すでに日光ホテルは廃業してます。
金谷ホテルには、当時としては珍しい「自動車」や「電話」が設置されてましたので、東京への連絡や日光市内での自動車確保が可能になります。
食事も「洋食」の手配が可能です。
当時から、天皇家でも普段の御食事は「和食」で、儀式の時だけ「洋食」に為ります。
大正時代の鉄道(現JR線)は、上野と日光を4時間程度(乗り換え時間を含む)で結んでいたはずで、2時間程度の滞在なら日帰りも可能だったはずです。
御用邸の部屋は、総ての部屋を使用していた訳ではなく、儀礼用と私的な部屋は別になってます。
旧御用邸は、使用年度により部屋割りが変更されているので、総てを忠実に復元しているとは言えません。
「多分、こんな感じ。」的な表現部分が過分にあります。(笑)
あくまで「こんな感じ。」と、受け止めて置く事が一番かと。
庭園も戦後荒廃してしまい、御用邸復元工事の際に手を入れてます。
墨水。
-
- pedaruさん 2014/11/06 07:14:56
- 私の知らなかった日光
- ウェンディさん お早うございます。
pedaruの家も日光は定番の訪問地で、毎年訪れていましたが、保守的あるいは臆病というか、新しいことに挑戦することの苦手な夫婦ですので、ほとんど奥日光だけに限られています。
ウェンディさんの日光から全く知らない日光を教えて頂きました。杉並木の間のあんなに狭い道、文化財の石の小さな橋、自分の年令だけの歩数で渡る、pedaruには短すぎます。
天海僧正の墓、上野公園には天海僧正の毛髪塚がありますね。毛髪だけでも墓になるほどですから本物の墓も見てみたいと思います。パワースポットの話が出ましたが、お参りするだけでご利益があるなら、毛髪塚をお参りしたいpedaruです。滅び行く草原ならぬ、毛髪が心配なpedaruですから・・・
大小便禁制の碑 昔はよく板塀などに鳥居の絵が描いてあって、小便禁止とありましたが、ウェンディさんはご存じないでしょうね。
運試しの鳥居、 これはかなりの難関ですね。これの成功率はかなり低いと思いました。
田母沢御用邸 ここは一度だけ行ったことがあります。桧の柱がアク抜きされて綺麗な室内になっているのが印象的でした。トイレが畳敷きでしたか、気が付きませんでした。やんごとない人たちはソソウもしないのでしょうか?すぐ染みこんでしまうので目立たないのでしょうか?気になるところです。
100体あった地蔵様、なくなった26体はどこに行ったのでしょうか?笠をかぶったお地蔵さんは正直なおじいさんの家へ行って、そのまま何処かで旅をしているのでしょうか?4トラでお地蔵さんの旅行記を見たいものですね。
などと、くだらないことを書き綴りました。たいへん失礼しました。
pedaru
- ウェンディさん からの返信 2014/11/06 20:28:09
- RE: 私の知らなかった日光
- pedaruさん こんばんは。
関東地方に住んでいると、日光は比較的簡単に行ける観光地との定番。
今回は、その日光を、わらべ歌や史跡探勝路巡りといった観点から旅してみました。
史跡探勝路で見つけた、大小便禁制の石碑、面白いな〜と思ってみていましたが、その昔は、板塀に鳥居を書いて、おしっこ禁止!!を示していたのですね。
近年では、立ち○○をする方も減ったと思いますが、その代わり増えたのが猫・犬による被害ですね。昔は鳥居、今は水入りペットボトルでしょうか。
憾満ヶ淵のお地蔵様ですが、実は欠けているお地蔵様は、じいさまが作った傘と手ぬぐいを被り、トナカイの牽く橇に乗り、おりこうさんの所にプレゼントを配り歩いている…と云う都市伝説…はありません。
お地蔵様の数が減ってしまったのは、明治35年の大洪水のため。
大谷川が溢れ、化け地蔵のあたりは水におおわれ、神橋も流失してしまったそうです。
ウェンディ
-
- みかりさん 2014/11/03 01:10:55
- 紅葉も綺麗な日光散策
- ウェンディさん、こんばんは!
お友達との秋の日光散策お疲れ様でした〜。
わらべ歌の都市伝説はテレビでも時々紹介されて、ついつい見ちゃうけど・・・
「かごめかごめ」の暗号を解く旅は、とても興味深く楽しかったです。
徳川埋蔵金の謎がホントに隠されているとしたら、こんなロマンが
ある事は無いですよね。伊勢神宮や日光東照宮などは、私達がけして
知る事がないような秘密が隠されているようで、すごく興味深いです。
今年は紅葉が早いようで、日光もホントに綺麗ですね〜。
神橋の周りも綺麗に色づいていて・・・。昨年歩いたばかりだけれど
また違う視点で見ると、新鮮に感じたり知らない場所・行った事の無い場所も
色々とあって、魅力がある場所だな〜と思います。
日光はきっとそう遠く無い時期に、また行く事もあると思うので・・・
その時は、ウェンディさんの旅行記をちょっぴり頭に浮かべながら
東照宮を見てみたいな〜。素敵な紅葉をたっぷり楽しませてもらいました!
みかり
- ウェンディさん からの返信 2014/11/03 22:38:43
- RE: 紅葉も綺麗な日光散策
- みかりさん こんばんは♪
わらべ歌にまつわる都市伝説はいくつかありますが、【かごめ・かごめ】が一番バリエーションが多いかもしれませんね。
埋蔵金なんて法螺話に違いない…と分かっていても、その真偽を検証したくなるのがニンゲンと云うモノ。
今回の旅も、宝さがし遊び感覚で東照宮の社や彫刻を楽しみました。
みかりさんが次に行かれる時も、是非、テーマを持って眺めてみてくださいね。
楽しいですよ〜。
ウェンディ
-
- 前日光さん 2014/11/01 23:18:10
- 30000歩の日光散策、お疲れ様でした〜(*^_^*)
- ウェンディさん、こんばんは&初めまして。
私の旅行記へのご訪問や投票などもありがとうございます!
東照宮へは混雑時でなければ、我が家からは50分もあれば行くことが出来ます。
侘び寂びの見地からすると、華やかすぎてイマヒトツという声も聞かれる一方で、外国の方々には分かりやすい色彩に満ちておりますので、人気があるのかもしれませんね。
東照宮の方にコメントしようかとも思ったのですが、陽明門の彫刻のことを一つ。
陽明門には中国風の装いをした唐子たちの遊ぶ様子が多く彫られています。
真ん中にあるのが「司馬温公のかめ割り」というもので、彼が子どもの頃、しかられるのを覚悟で、大切なかめを石で割り、中に落ちた友を助けたというエピソードです。
その他、ケンカをする子ども、勉強をする子ども、鬼ごっこする子ども等々あるのですが、中心に勉強する子どもを持ってくるのではなく、友を助ける子どもを持ってきたところに、「平和」な社会を目指した徳川幕府の思想があるなどと言われています。
眠り猫も、猫の後ろに竹林で遊ぶ雀の姿があって、これも猫の存在を意識せず平和に遊ぶ雀を意味するのだと言われています。
東照宮って、注意深く見始めると、本当にいろんな寓意が込められていておもしろいと思います(真偽のほどは定かではありませんが)
そして滝尾神社周辺の雰囲気も、一歩中心部を離れると驚くほど静かですよね。
奥日光にいらっしゃると、さらにその自然の素晴らしさに魅せられると思いますよ。
初めてなのに、いろいろとすみません!
今後ともよろしくお願いいたします。
前日光
- ウェンディさん からの返信 2014/11/02 15:12:14
- RE: 30000歩の日光散策、お疲れ様でした〜(*^_^*)
- 前日光さん こんにちは。
奥日光は我が家のハイキング先として定番の場所で、私も大好きです。
娘が小さかった時は、毎シーズンのように出かけていました。
四季の戦場ヶ原(特に紅葉が終わり、雪が降る前の荒涼とした景色)がお気に入りです。
日光東照宮の陽明門の唐子遊びの彫像。
私も、見られるかな〜と楽しみにしていたのですが、唐子遊びの部分は見事に修理中の白い布に覆われていて、会うことは叶いませんでした。
「司馬温公のかめ割り」を見てみたかったのですが…改修工事明けまで、お預けですね。
眠り猫の背面の彫刻のスズメさんも見てきましたよ。
東照宮の建物や彫刻達、その意味を少し深く知るだけで、もっともっと興味深く見ることが出来そうですね。
今回は、わらべ歌【かごめかごめ】に主題をあて建築や彫像を楽しみましたが、改修工事明けには、また別の楽しみ方が私を待っていそうです。
また、前日光さんの旅行記に遊びに行きますね。
よろしくお願いします。
ウェンディ
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