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2009年3月にペルーを旅しました。<br /><br />今回の旅では、ナスカ、クスコ、マチュピチュを訪れましたが、様々な思い出の中で私の心に一番深く刻まれたのは、クスコ近郊の山岳部の人々の生活風景、そして彼等の笑顔です。<br /><br />自らをPeruano(ペルー人)とは言わず、Andinan/Andina(アンデス人)と呼ぶインカの末裔としての彼等の誇りを彼等の言葉の端々から強く感じました。<br /><br />決して近代的な物質面では豊かとは言えないかもしれませんが、人々の心の豊かさ、農作物の豊穣さに言葉がありませんでした。<br /><br />参加したクスコ発『聖なる谷巡り』の1日ツアーの中でも、印象強かった場面をピックアップしてご紹介します。<br /><br /><br />☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★<br />Prologue:ナスカの大地にピラミッド!<br />http://4travel.jp/travelogue/10788969<br />高山病に負けるな!五感で味わうクスコ<br />http://4travel.jp/travelogue/10790450<br />64歳だって歩けます!インカ道1日トレッキング<br />http://4travel.jp/travelogue/10325316<br />ワイナピチュ登山とインカ橋<br />http://4travel.jp/travelogue/10326803<br />空中都市マチュピチュ 〜歩いて・歩いて・歩き回る〜<br />http://4travel.jp/travelogue/10792436<br />Epilogue:聖なる谷を巡り、インカの精神Andinaに出会う<br />http://4travel.jp/travelogue/10329592<br />☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★<br />

64歳の母との旅 Epilogue-聖なる谷(ピサック・オリャンタイタンボ・チンチェーロ)を巡り、インカの末裔Andinaに出会う。

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2009/03/19 - 2009/03/19

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ウェンディ

ウェンディさん

2009年3月にペルーを旅しました。

今回の旅では、ナスカ、クスコ、マチュピチュを訪れましたが、様々な思い出の中で私の心に一番深く刻まれたのは、クスコ近郊の山岳部の人々の生活風景、そして彼等の笑顔です。

自らをPeruano(ペルー人)とは言わず、Andinan/Andina(アンデス人)と呼ぶインカの末裔としての彼等の誇りを彼等の言葉の端々から強く感じました。

決して近代的な物質面では豊かとは言えないかもしれませんが、人々の心の豊かさ、農作物の豊穣さに言葉がありませんでした。

参加したクスコ発『聖なる谷巡り』の1日ツアーの中でも、印象強かった場面をピックアップしてご紹介します。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
Prologue:ナスカの大地にピラミッド!
http://4travel.jp/travelogue/10788969
高山病に負けるな!五感で味わうクスコ
http://4travel.jp/travelogue/10790450
64歳だって歩けます!インカ道1日トレッキング
http://4travel.jp/travelogue/10325316
ワイナピチュ登山とインカ橋
http://4travel.jp/travelogue/10326803
空中都市マチュピチュ 〜歩いて・歩いて・歩き回る〜
http://4travel.jp/travelogue/10792436
Epilogue:聖なる谷を巡り、インカの精神Andinaに出会う
http://4travel.jp/travelogue/10329592
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旅行の満足度
5.0
  • 朝8:30『聖なる谷巡り』1日ツアーの始まりです。<br />私が参加したツアーはシルビアのパチャママツアー(ガイドのシルビアが命名)でした。<br /><br />バスはクスコの町を抜け、サクサイワマン方向へと向かいます。<br />道沿いにはレンガ色のアドベの家屋からなる小さな農村の集落が見えます。<br />クスコ近郊では現在でも集団農業制をとっていて、一つの集落が共同で農作業を行っているそうです。(インカ時代のシステムに似ていますね)<br />途中3800m(写真)の峠を越え、ピサック村に到着します。<br /><br />

    朝8:30『聖なる谷巡り』1日ツアーの始まりです。
    私が参加したツアーはシルビアのパチャママツアー(ガイドのシルビアが命名)でした。

    バスはクスコの町を抜け、サクサイワマン方向へと向かいます。
    道沿いにはレンガ色のアドベの家屋からなる小さな農村の集落が見えます。
    クスコ近郊では現在でも集団農業制をとっていて、一つの集落が共同で農作業を行っているそうです。(インカ時代のシステムに似ていますね)
    途中3800m(写真)の峠を越え、ピサック村に到着します。

  • ピサック村には10時頃到着。約1時間の自由時間があり、遺跡に行くのも、マーケットを散策するもよしです。(遺跡はピサック村からは少し遠いので、1時間で往復するのは難しいかもしれません)<br />今回は木曜日に行きましたが、本来の意味のマーケット(市場)よりもお土産屋さんの方が多かったのは少し残念でした。<br /><br />でも、ピサック市のお土産屋さんの毛糸製品は色がとても素敵です。クスコではあまり見かけなかった中間色の糸が多用された製品が多く、目を奪われてしまいました。<br />奥にある食堂では焼きたてパン(2ソル)を販売しています。中にはオニオン、ベーコン、チーズが入っていて美味しいですよ。<br /><br />ピサックの市は火・木・日曜日に立ちますが、買い物目的の人には日曜日はあまりお勧めできません。日曜は観光客の数が倍以上になり、価格が火・木曜日の倍近くになることも多いそうです。<br />

    ピサック村には10時頃到着。約1時間の自由時間があり、遺跡に行くのも、マーケットを散策するもよしです。(遺跡はピサック村からは少し遠いので、1時間で往復するのは難しいかもしれません)
    今回は木曜日に行きましたが、本来の意味のマーケット(市場)よりもお土産屋さんの方が多かったのは少し残念でした。

    でも、ピサック市のお土産屋さんの毛糸製品は色がとても素敵です。クスコではあまり見かけなかった中間色の糸が多用された製品が多く、目を奪われてしまいました。
    奥にある食堂では焼きたてパン(2ソル)を販売しています。中にはオニオン、ベーコン、チーズが入っていて美味しいですよ。

    ピサックの市は火・木・日曜日に立ちますが、買い物目的の人には日曜日はあまりお勧めできません。日曜は観光客の数が倍以上になり、価格が火・木曜日の倍近くになることも多いそうです。

  • ピサック村からオリャンタイタンボに向かう道沿いに立つアドベの家。<br /><br />お隣の家は建築途中なのか、窓枠のみです。

    ピサック村からオリャンタイタンボに向かう道沿いに立つアドベの家。

    お隣の家は建築途中なのか、窓枠のみです。

  • 駅を見つけました。<br /><br />オリャンタイタンボ駅でしょうか。<br />

    駅を見つけました。

    オリャンタイタンボ駅でしょうか。

  • 小さな町の中も通ります。<br /><br />オート三輪(?)も走っていますが、町中には荷馬車をひくロバもいました。<br />

    小さな町の中も通ります。

    オート三輪(?)も走っていますが、町中には荷馬車をひくロバもいました。

  • オリャンタイタンボの遺跡に向かう前に、昼食休憩です。<br /><br />観光客用のレストランでしたが、地元で採れるお野菜の展示がありました。<br />トウモロコシやジャガイモ等、アンデスの地域ならではの野菜が沢山。<br />

    オリャンタイタンボの遺跡に向かう前に、昼食休憩です。

    観光客用のレストランでしたが、地元で採れるお野菜の展示がありました。
    トウモロコシやジャガイモ等、アンデスの地域ならではの野菜が沢山。

  • オリャンタイタンボの村で昼食後、オリャンタイタンボ遺跡に向かいます。<br />ピサック村からは車で約1時間です。<br /><br />オリャンタイタンボ遺跡はインカ時代に交通・交易の要だった場所です。<br />オリャンタイタンボ遺跡は風の通り道に当たり、アンデスの山々からの風、海からの風、そしてジャングルからの風、どの季節においても、この3つの風がオリャンタイタンボの地で交わり、気温を涼しく保っています。インカ時代には天然の保管庫(保冷場所)の役割を果たしていたそうです。<br />

    オリャンタイタンボの村で昼食後、オリャンタイタンボ遺跡に向かいます。
    ピサック村からは車で約1時間です。

    オリャンタイタンボ遺跡はインカ時代に交通・交易の要だった場所です。
    オリャンタイタンボ遺跡は風の通り道に当たり、アンデスの山々からの風、海からの風、そしてジャングルからの風、どの季節においても、この3つの風がオリャンタイタンボの地で交わり、気温を涼しく保っています。インカ時代には天然の保管庫(保冷場所)の役割を果たしていたそうです。

    オリャンタイ タンボ遺跡 史跡・遺跡

    遺跡の山肌に人の顔? by ウェンディさん
  • オリャンタイタンボ遺跡の石組みです。<br />マチュピチュとは雰囲気が異なります。<br />

    オリャンタイタンボ遺跡の石組みです。
    マチュピチュとは雰囲気が異なります。

  • 遺跡の道は崖に沿うように作られています。<br /><br />インカ時代、この道を交易のため人々は行きかったのでしょう。

    遺跡の道は崖に沿うように作られています。

    インカ時代、この道を交易のため人々は行きかったのでしょう。

  • 遺跡の山肌には二つの顔(赤丸と青丸)と斜面にぴったりと沿って建てられた食糧貯蔵庫が見えます。<br />赤丸(横顔)はインカ時代の人々が人工的に山肌を削って作ったそうです。<br />1年間の特定の1日だけ鼻の頭を通る太陽光線が遺跡へと差し込むそうです。<br /><br />青丸(王の顔)は天然の造詣です。

    遺跡の山肌には二つの顔(赤丸と青丸)と斜面にぴったりと沿って建てられた食糧貯蔵庫が見えます。
    赤丸(横顔)はインカ時代の人々が人工的に山肌を削って作ったそうです。
    1年間の特定の1日だけ鼻の頭を通る太陽光線が遺跡へと差し込むそうです。

    青丸(王の顔)は天然の造詣です。

  • 顔の拡大写真。<br />赤丸の横顔も冠をかぶっているのが分かるでしょうか。<br />

    顔の拡大写真。
    赤丸の横顔も冠をかぶっているのが分かるでしょうか。

  • 遺跡の上から村の眺め。<br />谷が風の通り道になっているのが視覚的にも理解できます。<br />

    イチオシ

    遺跡の上から村の眺め。
    谷が風の通り道になっているのが視覚的にも理解できます。

  • オリャンタイタンボ村ではインカ時代からの水路が現代になっても利用されていました。

    オリャンタイタンボ村ではインカ時代からの水路が現代になっても利用されていました。

  • インカの水路<br />修復をしながら古いものを有効活用するって良いですね。<br />

    インカの水路
    修復をしながら古いものを有効活用するって良いですね。

  • 遺跡の下では、アンデス地域の民族衣装を着た女性が、観光客の到着を待っています。<br /><br />ガイドのシルビアはその中の一人に声をかけ、私達に民族衣装の云われ等を説明してくれます。<br />

    遺跡の下では、アンデス地域の民族衣装を着た女性が、観光客の到着を待っています。

    ガイドのシルビアはその中の一人に声をかけ、私達に民族衣装の云われ等を説明してくれます。

  • チンチェーロ村へ向かう途中。<br /><br />カエル山(写真中央上の山の造形が座った蛙の形)がありました。<br />

    チンチェーロ村へ向かう途中。

    カエル山(写真中央上の山の造形が座った蛙の形)がありました。

  • 豊かな農村地帯です。<br /><br />前方には5000mを超える雪を戴いたアンデスの山々が見えています。<br />この場所の標高もすでに4000m近いそうです。<br />

    豊かな農村地帯です。

    前方には5000mを超える雪を戴いたアンデスの山々が見えています。
    この場所の標高もすでに4000m近いそうです。

  • この辺りでは畑を耕すのは牛のお仕事です。<br /><br />牛の表情もなんだか優しげでした。<br />

    イチオシ

    この辺りでは畑を耕すのは牛のお仕事です。

    牛の表情もなんだか優しげでした。

  • ちょっと休憩。<br /><br />皆でバスを降りて、背伸びをしたり、深呼吸。<br /><br />標高が高いので、バスにも酔いやすくなるため、このような休憩は大事だということ。<br />

    ちょっと休憩。

    皆でバスを降りて、背伸びをしたり、深呼吸。

    標高が高いので、バスにも酔いやすくなるため、このような休憩は大事だということ。

  • ついでに、青空お土産屋さんへちょっと立ち寄り。<br /><br />クスコやマチュピチュの街中では売っていないような手作りのお土産も置いてあります。<br />

    ついでに、青空お土産屋さんへちょっと立ち寄り。

    クスコやマチュピチュの街中では売っていないような手作りのお土産も置いてあります。

  • お手伝いの幼い女の子も商売熱心です。<br /><br />観光客に、「買って!」と話しかけてきます。<br />

    お手伝いの幼い女の子も商売熱心です。

    観光客に、「買って!」と話しかけてきます。

  • 一方、男の子は、連れているワンちゃんと一緒にのんびりと座っています。<br /><br />やっぱり、女の子の方がおませさんですね。<br />

    イチオシ

    一方、男の子は、連れているワンちゃんと一緒にのんびりと座っています。

    やっぱり、女の子の方がおませさんですね。

  • チンチェーロ村に16:00到着。<br />ここでは天然染料(インディヘナ)を使用して布を染めています。<br /><br />女の子は10歳になると染色の修行が始まります。この写真の少女は今年10歳になったばかり、今年が染色デビューです。<br /><br />この村で特筆すべきことは英語教育の充実。この村では英語が小学校から義務教育で、子供達は英語を自在に操ります。<br />

    チンチェーロ村に16:00到着。
    ここでは天然染料(インディヘナ)を使用して布を染めています。

    女の子は10歳になると染色の修行が始まります。この写真の少女は今年10歳になったばかり、今年が染色デビューです。

    この村で特筆すべきことは英語教育の充実。この村では英語が小学校から義務教育で、子供達は英語を自在に操ります。

  • インディヘナで染め上げた糸。<br />赤の色はカイガラ虫からとるそうです。<br /><br />カイガラムシといえば日本では害虫。<br />でも、チンチェーロ村では、産業に役立つ虫として大活躍。<br /><br />そういえば、以前にカイガラムシの一種は、チョコレート等のコーティング剤として使われているという話を聞いたことがあります。<br />もしかしたら、チョコのコーティング剤も、染色に使うカイガラムシも同じ種類かもしれません。

    インディヘナで染め上げた糸。
    赤の色はカイガラ虫からとるそうです。

    カイガラムシといえば日本では害虫。
    でも、チンチェーロ村では、産業に役立つ虫として大活躍。

    そういえば、以前にカイガラムシの一種は、チョコレート等のコーティング剤として使われているという話を聞いたことがあります。
    もしかしたら、チョコのコーティング剤も、染色に使うカイガラムシも同じ種類かもしれません。

  • 村の角々では、民族衣装の女性が、糸を紡いでいます。<br /><br />観光客のためとは分かっていますが、黒髪と他の地域にはない独特の色合いの民族衣装、彼らの雰囲気にとても似合います。

    村の角々では、民族衣装の女性が、糸を紡いでいます。

    観光客のためとは分かっていますが、黒髪と他の地域にはない独特の色合いの民族衣装、彼らの雰囲気にとても似合います。

    チンチェーロ村 散歩・街歩き

    富士山と同じくらいの標高に位置する豊饒の大地 by ウェンディさん
  • 子供たちと一緒に、リャマも撮影のお声がかかるのを待っています。

    子供たちと一緒に、リャマも撮影のお声がかかるのを待っています。

  • 店番の少年。笑顔がいいですね。<br /><br />インディヘナで染め上げた布は、アースカラーでなんとも素敵な色でした。<br />

    店番の少年。笑顔がいいですね。

    インディヘナで染め上げた布は、アースカラーでなんとも素敵な色でした。

  • チンチェーロの教会。<br />インカの石組みの上に建てられています。<br />内部のフレスコ画は教会が作られた500年前の壁画がそのまま残っていて、厳かな雰囲気です。<br /><br />教会前の広場はお土産マーケットとなっていました。<br /><br />チンチェーロ村を出る頃は夕暮れです。クスコに帰りついたのは18:30でした。

    チンチェーロの教会。
    インカの石組みの上に建てられています。
    内部のフレスコ画は教会が作られた500年前の壁画がそのまま残っていて、厳かな雰囲気です。

    教会前の広場はお土産マーケットとなっていました。

    チンチェーロ村を出る頃は夕暮れです。クスコに帰りついたのは18:30でした。

  • この日のお夕飯は、ちょっと遅めの20:00となりました。<br />アルマス広場を眺めることができるレストランのテラスでお食事。<br /><br />そして、翌日の午前には、リマに戻り出国です。<br /><br />母と一緒の今回の旅、初ペルーでしたが、とっても興味深く、楽しく過ごせました。<br /><br />もし、次に来るチャンスがあるならば、クスコをベースにして、小さな村を訪ね、地元の人々とお話をし、もっと、ゆっくり、この地域を味わいたい。<br /><br />そんな風に思わせてくれる地でした。

    この日のお夕飯は、ちょっと遅めの20:00となりました。
    アルマス広場を眺めることができるレストランのテラスでお食事。

    そして、翌日の午前には、リマに戻り出国です。

    母と一緒の今回の旅、初ペルーでしたが、とっても興味深く、楽しく過ごせました。

    もし、次に来るチャンスがあるならば、クスコをベースにして、小さな村を訪ね、地元の人々とお話をし、もっと、ゆっくり、この地域を味わいたい。

    そんな風に思わせてくれる地でした。

    アルマス広場 (クスコ) 広場・公園

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 旅するうさぎさん 2013/07/17 19:28:18
    カイガラ虫の赤!
    ウェンディさん

    インカの末裔Andinaに出会う、の旅行記を拝見しました。
    Andinaの女性の民族衣装、とても美しいですね!
    実は、この辺りに住む人々の民族衣装を
    高校生くらいの時に何かの写真で見たことがあり、心惹かれていました。
    この色使い、素晴らしいです!
    赤の色はカイガラ虫から染めているんですね。

    カイガラ虫って、ウェンディさんがおっしゃるとおり、
    日本の赤い色の食品、苺のお菓子とか、ピンクの蒲鉾とか
    清涼飲料水なんかに使われていますね。
    食品の内容表示にコチニール色素と書かれているものがそれですネ。

    糸を染めるのなら大いに納得で、この織物も欲しいですが、
    虫で食品を染めている・・・って考えると、なんだか気持ちが悪いので
    それを知ってからからというもの、
    私はなるべくコチニール色素の入っていない
    食べ物を買うようになりました〜(^-^)

    それにしても、山肌の青丸の顔は、なんだか歌舞伎役者みたいですね!


    旅するうさぎ

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2013/07/17 21:28:06
    RE: カイガラ虫の赤!
    旅するうさぎさん こんばんは。

    旅行記を読んでいただいてありがとうございます。
    クスコ郊外のチンチェーロ村、4000mのアンデスの山々に囲まれた小さな村で、ここで染色される赤が大地の色:土色がかったえび茶色。
    アンデス地域で見たどの赤よりも印象的な色でした。

    その赤色で作られた民族衣装を着たチンチェーロ村の方たちの雰囲気がとても自然で素敵でした。
    写真には残っていませんが、道角に物憂げに座る初老の老人もこのアースカラーの色を身に纏っていました。夕やみ迫る村の石壁の傍らに佇むダークな赤の民族衣装の男性。
    その姿がまた、渋くってカッコいい。
    此処の村でホームステイしたい!って本気で思いました。

    オリャンタイタンボ遺跡の天然の造形である王の顔、確かに、歌舞伎で見得を切っている表情に似ていますね。くしゃみを我慢している人の顔にも似ているかもしれませんね。

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