2007/04/19 - 2007/05/03
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jijidarumaさん
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≪世界遺産・マウルブロン僧院に伝わるワインの逸話≫
マウルブロンナー・エルフフィンガーベルク(Maulbronner Elffingerberg)
ヴュルテンベルク地方のみならずドイツを代表する銘醸地のひとつで、12世紀半ばにシトー派の修道士たちによって建てられたマウルブロン修道院から生まれたワインである。
エルフフィンガーベルク(Elffingerberg 11本指の山)というぶどう畑名の由来は次の様な逸話として広く知られている。
写真は世界遺産・マウルブロン僧院
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
“戒律の厳しいシトー派の断食期間中、修道士たちはワインを飲む事も禁止されていたが、「ワインを飲むなと言われたが、舐めるなとは言われていない。」とワイン好きな修道士たちはワイン樽に指を入れて舐めたと云う。
10本の指全部を舐めてしまった修道士たちは『指がもう1本あればなぁ』と、
嘆いたことから、これ以後「11本指の山」と呼ばれたと伝えられている。”
マウルブロン修道院の見学中、グループを連れたガイドさんが、石柱の溝を指しながら、『ここにワインを流して飲んでいました。』
そして、とっておきの話として、この逸話を話していた。観光客の興味深げな視線が石柱の溝に集まっていました。
XXX
写真は僧院内の石柱 -
“ドイツ 南西部・黒い森とボーデン湖・シュヴァーベン地方の旅”
:黒い森・バーデンワイン街道・高−上ライン川とボーデン湖・
シュヴェービッシュ-アルプ地方・オーデンの森:
期間 : 2007年4月19日(木)〜5月3日(木)15日間の旅
今回の旅の目的地はBaden-Wuerttembergバーデン・ヴュルテンベルグ州と呼ばれている、ドイツの南西部の地域が中心の旅になります。
メルセデス・ベンツ、ポルシェなどのドイツ自動車産業のメッカ・Stuttgartシュトゥットガルトが其の州都です。
フランス・アルザス地方を隔てる“父なるライン川”に沿う緑豊かな黒い森や後のドイツ帝国の皇帝となる、大国プロイセン王家の発祥の地となったホーエンツォレルン城に代表されるシュヴァーベン地方があり、スイス国境にあるドイツ最大の湖・ボーデン湖一帯も含む州です。
ドイツの最も緑豊かな黒い森はモミとドイツトウヒを主とした針葉樹の森である。そこから産する茸・鳥獣類などの食べ物はこの地域に数多くの一流レストランが輩出する要因にもなっているようです。そしてバーデンワインの産地の町々を巡る旅も楽しみの一つです。
今回の旅も後半はスイス国境沿いに流れる高−上ライン川沿いを走り、ラインの滝を見て、ライン川の調整ダムでもあるボーデン湖周辺を巡り、たくさんの古城があるシュヴァ−ベン地方を流れるネッカー川も見ることでしょう。
写真は僧院内のゴシックの細工が施された、見事な僧達の席 -
<使用レンタカー>
VW Golf−Goal 1.6 5T(1600CC)オートマチック・エアコン付き。
Bruchsalブルッフザールから東のStuttgartシュトゥットガルトに向かい、自然公園Stromberg-Heuchelbergシュトロンベルク・フォイヒェルベルクの山間を横に、そして斜め下に走る国道B35は春の緑一面で、VWも快調、思っていた以上に快適である。今回の旅はこのままVWで走ろう!27km走った所で左折し、県道L?を3kmすると、Maulbronnマウルブロンの村に入る。
写真は僧院の中庭には薄いピンク色の混じった白の木蓮の大木があり、もう花の盛りを過ぎていた。 -
写真は僧院内の舟底型の天井:最も古い部分になる祈祷堂の天井は網状になった、笠のようなゴシック様式が美しい。 -
世界遺産マウルブロン僧院・シトー派僧院(1993年世界遺産登録)はアルプスの北に比類なきものと云われている。
修道僧によって、1147年から建設されたロマネスクとゴシック様式などの建物は、今も860年前と同じように中世の遺構が良く残っている。墓地横の駐車場の日陰に車を停めて、300m先のアーチ型の門に向かう。大きな柳の木やカスターニアンの大木が門前に立ち、城壁のような外壁に囲まれた僧院の門をくぐる。
写真は僧院の俯瞰 -
中は広々として、左手に市庁舎(昔は修道院の馬小屋であり、1839年から市庁舎に改装される)、粉引き小屋があり、正面には僧院本体と教会、回廊がみえる。
右手には観光事務所、神学校(作家ヘルマン・ヘッセや詩人のヘルダーリン、天文学者のケプラー等が学んだ)・寄宿舎等がある。
僧院見学の為に入っていくと自動改札口があり、入場券を事前に事務所で購入する事になっていた。戻った事務所で入場券を11Euroで購入し、中へ入る。ここは自由参観が可能のようだ。
写真の回廊の噴水はお堂の中にあり、“天国のマイスター”と称された工匠が作ったとされる大きな水盤を持ち、800年もの間使用されてきた。 -
回廊から巡ると、最も古い部分になる祈祷堂の天井は網状になった、笠のようなゴシック様式が美しい。
回廊の噴水はお堂の中にあり、“天国のマイスター”と称された工匠が作ったとされる大きな水盤を持ち、800年もの間使用されてきた。
中庭には薄いピンク色の混じった白の木蓮の大木が一本あり、花はもう盛りを過ぎていた。
十字架のキリスト像、1300年ごろのマドンナ像は教会に。ゴシックの細工が施された、見事な僧達の席や食堂のワインが流れ出る石柱?等、いずれも興味深いものでした。(15:12〜16:25)
XXX
写真は回廊の噴水のあるお堂と木蓮の大木 -
≪世界遺産・マウルブロン僧院で出会った親切なおまわりさんの話≫
2007年4月20日(金)
昼食を取ることなく、マウルブロン僧院の見学(15:12〜16:25)を終わると4時半を過ぎた時間になってしまった。今夕はミシュラン1星レストランで夕食を予定していたので、お茶も飲まずに先に進む事にした。
見学を終えて、墓地横の駐車場に戻ると今年は絶対にやらないとしていたのに、【駐車違反】の通告(罰金5Euro)が貼ってあった?!
よくよく見ると車のハンドル上に、Bruchsalブルッフザールの時に置いた駐車時間を示す自己申告用のカードを置いたままだった。つまりカードは13時のままで表示していたわけだ。
駐車違反のチェッカーは当然これを見て判断し、駐車した時間は午後1時(実際は3時)過ぎ、私が駐車したと同時にすでに1時間、駐車違反の形になっていたことになる。
墓地横の駐車場でもあり、小さな村の事でもあるので、まさか駐車時間制限が有るとは考えなかった。各地で見る自動の駐車券発行機をこの村は備えていないけれども、普通に考えると、墓地での長時間駐車はあり得ないわけで、1時間のみ駐車OKで十分といえる。
写真はMaulbronn・Kloster入口の門 -
ガックリして、車を出す。そこへオートバイに乗ったPolizei警察官が登場する。
彼が駐車違反票を切った人だと思い、車を停めて、事情(誤って、カードを出していた事、僧院見学は丁度一時間で戻ってきた事)を縷縷説明する。
彼は人の良い笑顔で、『ご事情は良く分かりました。唯、私は駐車違反の担当ではない。これは村の取締り員の担当になっているので、そちらにお話するか、或いは銀行で5Euroを振り込むか・・・でしょう。銀行に口座がないと手数料が4Euroかかり、倍になってしまいますね。
私が駐車違反用の領収書を持っていたら、罰金を代理受領し、貴方に代わって支払っても良いのだが、生憎と持っていない。ともあれ、貴方が日本からの観光客ならば、そのまま通知を無視して、帰国してしまったら良いですよ!』とニコニコと言ってくれた!
写真はMaulbronn・Klosterの俯瞰:中央下の左にこの村の墓地があった。 -
面白く、親切なおまわりさんの『楽しい旅を!』との声を後にして、次の目的地に走り出す。
村の道を引き返していると、なんと運が良い?!と言うのか、道路際で駐車違反の摘発をしている小父さんを見つけた。
早速、車を停めて聞いてみると、『アー私が貼ったよ。貴方の言われる事は良く分かったが、残念ながら貴方はこの条文にある・・・正しく駐車時間を自己申告する・・・と言う点に触れてしまうので、駐車違反の撤回は出来ないよ。』
さすがドイツ人です。論理は明快である。
その場で5Euroを支払って、この一件は落着した。
覚えがある。2005年春、ハルツ地方で駐車違反をしたが、今でもレンタカーを狙った“魔女の悪戯”であったと思い、違反とは思っていない。
しかし、違反票を無視して帰国した後からレンタカー会社経由で追徴された23.2Euroは高くついた。
その経験からすれば、“親切なおまわりさんのアドバイス通り”には世の中、そうそう上手くはいかないのだ!!!
XXX
写真はファンタスティック街道Fantastische Strasse
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旅行記グループ ドイツの伝説・民話その2
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