2013/03/08 - 2013/03/11
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旅人のくまさんさん
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新北市西端に位置する、鶯歌鎮の紹介です。台湾で最大の陶磁器の生産量と販売規模を持つ街です。近隣の尖山地区で良質な粘土が発見されたのが、陶磁器産業隆盛のきっかけとされます。
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十分な時間を使って見学できた、新北市立鴬歌陶瓷博物館のロビー付近の光景です。台北県立鴬歌陶瓷博物館との2枚看板でした。
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同じく、新北市立鴬歌陶瓷博物館のロビー付近の光景です。入場無料、地上3階、地下2階の立派な博物館でした。台北からの日帰り見学もできるようです。最寄りの鴬歌駅からは徒歩10分ほどです。
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バスの駐車場近くにあった、陶瓷展覧館の建物光景です。外から眺めただけですが、陶磁器類の卸売市場のようですが、一般販売もされているようです。
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鴬歌陶瓷博物館の見学を終えて、鶯歌鎮に到着しました。地名の『鶯』歌は鴬(ウグイス)ではなく、鸚鵡(オウム)を意味します。北側の山に鸚鵡の形の巨岩があったことが由来とされます。
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バスを降りて、ここからは歩いて鶯歌鎮の散策です。この景色の中にも、焼物が随所に使用されているようでした。
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陶器の町、『鶯歌鎮』の紹介です。鶯歌で陶器作りが始まったのは1805年、福建省泉州恵安県出身の陶器職人の呉鞍が大陸から鶯歌へ移民した時、この場所の土質が陶器作りに適しているのを見つけ、陶器業を始めたのが始まりとされます。清時代(1636〜1912年)の第七代、嘉慶帝の時です。
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最初に紹介するのは、『陶瓷老街』の入り口近くにあった、木工や竹細工のお店です。
陶器の話に戻ります。呉鞍作の陶器が人気を博して陶芸業が盛んになり、1945年の終戦時には35軒程になりました。その後更に数を増やし、1990年代には工場から小さな陶器屋まで合わせて800軒以上の陶器業者が集まる町となりました。 -
イチオシ
『陶瓷老街』の赤い文字が刻まれた石碑です。字数を節約したのでしょうか、鶯歌の文字はありませんでした。
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大きな口を開けたタヌキ(狸)がデフォルメされたような容器など、ユニークな造形が目を惹きます。屋外で使用するのでしょうか、赤く表面を仕上げた大きな碗も積み重ねられていました。
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鴬歌陶瓷博物館で鑑賞した蔡榮祐氏の作品を思い出させる釉薬の色です。ただしこちらは実用品ですから、均等に釉薬が掛けられています。
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茶道具のお店です。この地の名産の焼物は、緑茶やウーロン茶の茶碗をはじめ、欠かせない道具です。『治茶工房』の看板がありました。お茶の名産地、福建省からの移民の人が焼物を始めたことが茶器製造が盛んなことと繋がっているようです。
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店先には木製の蓋付の大きな壺が積み重ねられていました。家庭用の保存容器として使われるように見えました。『満』や『財』などのお目出度い文字飾りがありました。
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ヤシの木の街路樹が南国ムードを漂わせる『陶瓷老街』の街並み光景です。3月の始めですが、日差しが結構強くなってきました。
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同じく、ヤシの木の街路樹が南国ムードを漂わせる『陶瓷老街』の街並み光景です。シュロ(棕櫚、棕梠)の葉に似ています。シュロは狭義にはワジュロですが、広義にはヤシ目ヤシ科ヤシ属の植物の総称とされます。
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イチオシ
木陰を歩いた方が心地よい好天となりましたが、この時間帯では、建物の日陰影の方が道路の半分以上を覆っていました。
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シュロの街路樹のアップ光景です。シュロ(棕櫚)は、排水良好な土地を好み、乾湿、陰陽の土地条件を選ばず、耐火性、耐潮性も併せ持つ強健な樹種です。成長が遅く、管理に手間がかからない街路樹とされます。
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達筆な文字で『金相(?)玉寶』の文字が染め抜かれた旗竿がありました。英文字で、『Fine Porcelain(良質な磁器)』の文字がありました。金色などの特殊な磁器製品のお店のようです。
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赤いカンナの花です。咲き終えた部分には、赤い実が生っていました。中には、黒い種が入っているようです。その種は、散弾銃の弾丸のように見えることから、英語では『Indian shot』と呼ばれているようです。
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三叉路の光景です。角にレンガ造りのクラシックな建物がありました。一階には複数の店舗が入っていました。
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通りに面した部分が、大きなガラス壁になった造りのお店です。入口の上の文字は、篆刻に用いられる事態のようですから、全部は読み取ることができませんでした。『●主典蔵(?)創●名店』の文字のようです。
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『陶瓷老街』に並んだお店は、老舗が多いように見受けました。このお店にも歴史を感じさせるような立派な『陶興窯』の看板がありました。
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同じく、右側の壁に『陶興窯』の看板があったお店の光景です。大型の壺などを得意とする窯元の直営店でしょうか。タロコ渓谷辺りで産出する奇石の展示もありました。
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入口の上に三文字の屋号らしい表記がありました。『?麗田』の三文字です。?の日本語読みは、『ガン』や『ゲン』などです。『切り立った崖』の意味です。
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青い葉が密集していた花壇の植物です。日本では観葉植物として使われるドラセナによく似た植物です。春節の『春』の文字の飾りがありました。
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裏通りの光景です。写真に収めただけで、中までは入りませんでした。整然と単車が並んでいましたから、治安もよさそうです。
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この辺りも整備された石畳の道でしたから、『陶瓷老街』の一角のようですが、その区域境辺りのようです。右手の建物には、『鶯歌区同慶市民活動中心』の文字がありました。市民センターのようです。その先に長い石塀が続いていました。
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この辺りで折り返して、再集合場所に向かうことにしました。慌てずに、ゆっくりと散策できる時間がありました。
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『鶯歌老街地区・観光導覧地図』のタイトルがあった観光案内看板です。現在位置が中央やや右手、その上方に鶯歌駅、左下が鶯歌老街、斜め右下に、先に見学してきた鴬歌陶瓷博物館が記されていました。
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イチオシ
オウム(鸚鵡)の像です。ライオンズ・クラブが寄贈した鶯歌第三公園の石碑のようです。これで私自身も鶯が鸚鵡であることは納得できました。それでも、『鶯』か『鶯歌』のどちらが鸚鵡を意味するのかは、まだ調べきれていません。
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ピンクの花が満開だったハナキリン(花麒麟)です。マダガスカル原産のトウダイグサ科の低木です。イエス・キリストが冠せられた『茨の冠』がこの植物だったとの伝説もあり、『キリストの植物(Christ Plant)』の呼び名もあります。
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