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 台湾桃園国際空港の展示室にあった、台湾の先住民族紹介のパネルです。日本では『原住民』の表現は差別用語に当たるとされ、台湾以外の国を含めたこれまでの私の旅行記では、極力『先住民(族)』の表現としてきました。ところが、台湾では『原住民(族)』の呼び方は差別用語ではなく、むしろ『先住民(族)』の呼び方の方が、『既に滅んでしまった民族』の意味合いがあり、台湾では用いられないようです。しかし、この旅行記は日本語での記述ですから、日本のマスコミでも使われている『先住民(族)』の呼び方を、これからも優先して使用させて戴きます。<br /> ところで、台湾の先住民族紹介のパネルでは10民族ほどが採り上げられていましたが、政府認定は14民族とされます。2008年調査時の内訳と、その人口(千人単位で四捨五入)です。多い順から①アミ族(176千人)、②バィワン族(84千人)、③タイヤル族(82千人)、④タロコ族(24千人)、⑤ブヌン族(50千人)、⑥プマユ族(11千人)、⑦ルカイ族(12千人)、⑧ツォウ族(7千人)、⑨サイシャット族(6千人)、⑩タオ族(3千人)、⑪クバラン族(千人)、⑫サオ族(千人)、⑬サキザヤ族(5~10千人)、⑭セデック族(6~7千人?)、申告無しやその他を含めて488,773人とされました。<br /> この他にも、台湾政府から公認されていない先住民族は20民族ほどあります。<br />

2013春、台湾旅行記8(19/19:補遺2):台湾桃園国際空港展示室、台湾の先住民族紹介、揮毫

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2013/03/08 - 2013/03/11

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旅行記グループ 2013春、台湾旅行記8

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

 台湾桃園国際空港の展示室にあった、台湾の先住民族紹介のパネルです。日本では『原住民』の表現は差別用語に当たるとされ、台湾以外の国を含めたこれまでの私の旅行記では、極力『先住民(族)』の表現としてきました。ところが、台湾では『原住民(族)』の呼び方は差別用語ではなく、むしろ『先住民(族)』の呼び方の方が、『既に滅んでしまった民族』の意味合いがあり、台湾では用いられないようです。しかし、この旅行記は日本語での記述ですから、日本のマスコミでも使われている『先住民(族)』の呼び方を、これからも優先して使用させて戴きます。
 ところで、台湾の先住民族紹介のパネルでは10民族ほどが採り上げられていましたが、政府認定は14民族とされます。2008年調査時の内訳と、その人口(千人単位で四捨五入)です。多い順から①アミ族(176千人)、②バィワン族(84千人)、③タイヤル族(82千人)、④タロコ族(24千人)、⑤ブヌン族(50千人)、⑥プマユ族(11千人)、⑦ルカイ族(12千人)、⑧ツォウ族(7千人)、⑨サイシャット族(6千人)、⑩タオ族(3千人)、⑪クバラン族(千人)、⑫サオ族(千人)、⑬サキザヤ族(5~10千人)、⑭セデック族(6~7千人?)、申告無しやその他を含めて488,773人とされました。
 この他にも、台湾政府から公認されていない先住民族は20民族ほどあります。

  • 台湾の先住民族紹介のパネルです。一通り撮影しました。最初は4枚のパネルで4民族です。

    イチオシ

    台湾の先住民族紹介のパネルです。一通り撮影しました。最初は4枚のパネルで4民族です。

  • 最初に纏めてパネルの紹介をしておきます。個別には、後ほど紹介します。3枚のパネルで3民族です。

    最初に纏めてパネルの紹介をしておきます。個別には、後ほど紹介します。3枚のパネルで3民族です。

  • 2枚のパネルで2つの民族が紹介されています。漢字表記とカタカナ表記は、後ほど一緒に説明します。

    2枚のパネルで2つの民族が紹介されています。漢字表記とカタカナ表記は、後ほど一緒に説明します。

  • 同じく2枚のパネルで2つの民族です。

    同じく2枚のパネルで2つの民族です。

  • 1枚のパネルで1つの民族です。文字情報だけで、写真や地図はありません。

    1枚のパネルで1つの民族です。文字情報だけで、写真や地図はありません。

  • 最後のパネルが2枚で2つの民族、重複しなかったようですから、合計で14民族の紹介パネルです。政府公認の14先住民族が揃ったようです。

    最後のパネルが2枚で2つの民族、重複しなかったようですから、合計で14民族の紹介パネルです。政府公認の14先住民族が揃ったようです。

  • どちらの先住民族かは確認できませんが、先住民族の小屋の模型のようです。萱か葦で葺いてあるようです。

    どちらの先住民族かは確認できませんが、先住民族の小屋の模型のようです。萱か葦で葺いてあるようです。

  • 2008年の調査で176千人の人口とされたアミ族です。漢字では『阿美族』です。台湾先住民の人口の37.5%を占めています。居住地域は台湾の東部一帯、花蓮県・台東県・屏東県に亘る広い範囲とされます。花蓮でアミ族の舞踊を鑑賞したことがあります。

    2008年の調査で176千人の人口とされたアミ族です。漢字では『阿美族』です。台湾先住民の人口の37.5%を占めています。居住地域は台湾の東部一帯、花蓮県・台東県・屏東県に亘る広い範囲とされます。花蓮でアミ族の舞踊を鑑賞したことがあります。

  • 人口の多い順に紹介します。2番目は84千人のパイワン族です。漢字表記では『排湾族』です。台湾南部に住む、インドネシア語系の民族とされます。

    人口の多い順に紹介します。2番目は84千人のパイワン族です。漢字表記では『排湾族』です。台湾南部に住む、インドネシア語系の民族とされます。

  • 3番目は、82千人のタイヤル族(泰雅族)です。アタヤル族とも呼ばれます。居住地域は台湾の北部から中部にかけての脊梁山脈地域とされます。台北郊外の温泉地、烏来(ウーライ)で歌と踊りを鑑賞したことがあります。

    3番目は、82千人のタイヤル族(泰雅族)です。アタヤル族とも呼ばれます。居住地域は台湾の北部から中部にかけての脊梁山脈地域とされます。台北郊外の温泉地、烏来(ウーライ)で歌と踊りを鑑賞したことがあります。

  • 4番目は、50千人の人口のブヌン族(布農族)です。ブンヌム族とも呼ばれます。南投県信義郷、仁愛郷、花蓮県卓渓郷、万栄郷の山岳部を中心にその他高雄市桃源区、ナマシャ区、台東県海端郷、延平郷などにも居住しています。今でも固有のブヌン語を保っています。

    4番目は、50千人の人口のブヌン族(布農族)です。ブンヌム族とも呼ばれます。南投県信義郷、仁愛郷、花蓮県卓渓郷、万栄郷の山岳部を中心にその他高雄市桃源区、ナマシャ区、台東県海端郷、延平郷などにも居住しています。今でも固有のブヌン語を保っています。

  • 5番目は、24千人のタロコ族(太魯閣族)です。トゥルク族とも呼ばれます。台湾東部・花蓮県北部の秀林郷、卓渓郷を中心に居住しています。随分昔の旅行で、タロコ渓谷で民族衣装のタロコ族の人と記念撮影をしたことがありました。

    5番目は、24千人のタロコ族(太魯閣族)です。トゥルク族とも呼ばれます。台湾東部・花蓮県北部の秀林郷、卓渓郷を中心に居住しています。随分昔の旅行で、タロコ渓谷で民族衣装のタロコ族の人と記念撮影をしたことがありました。

  • 6番目は、人口11千人のプマユ族(卑南族)です。台湾東海岸の台東県に住み、知本と南王の種族に分かれます。固有言語のプユマ語を持っていますが、現在プユマ語は急速に失われてきたようです。

    6番目は、人口11千人のプマユ族(卑南族)です。台湾東海岸の台東県に住み、知本と南王の種族に分かれます。固有言語のプユマ語を持っていますが、現在プユマ語は急速に失われてきたようです。

  • 7番目は、人口12千人のルカイ族(魯凱族)です。台湾南部の台東県、屏東県、高雄県に居住しています。パイワン族と類似した貴族制度を有する父系社会を構成しています。

    7番目は、人口12千人のルカイ族(魯凱族)です。台湾南部の台東県、屏東県、高雄県に居住しています。パイワン族と類似した貴族制度を有する父系社会を構成しています。

  • 8番目は、人口6千人のツォウ族(鄒族)です。南投県、嘉義県、高雄県に居住しています。ツォウ族人の社会はグバと称される男子会所を中心とした厳格な父系社会を構成しています。ツォウ族の起原伝説の関係で、北東から来た日本人に対しては、友好関係を持ったとされます。その起源伝説とは、「人類の祖先が、玉山の山頂に降り立った。そのうち、西の山麓へ降り立ったものがツォウ族となり、東の山麓へ下ったものが『マーヤ』というものになった」として、日本人を『マーヤ』と呼んだようです。

    8番目は、人口6千人のツォウ族(鄒族)です。南投県、嘉義県、高雄県に居住しています。ツォウ族人の社会はグバと称される男子会所を中心とした厳格な父系社会を構成しています。ツォウ族の起原伝説の関係で、北東から来た日本人に対しては、友好関係を持ったとされます。その起源伝説とは、「人類の祖先が、玉山の山頂に降り立った。そのうち、西の山麓へ降り立ったものがツォウ族となり、東の山麓へ下ったものが『マーヤ』というものになった」として、日本人を『マーヤ』と呼んだようです。

  • 9番目は6千人弱のサイシャット族(賽夏族)です。台湾の西部、新竹県と苗栗県の境界にまたがって居住しています。少数民族の中でも小グループとされます。固有語のサイシャット語を持つとされます。

    9番目は6千人弱のサイシャット族(賽夏族)です。台湾の西部、新竹県と苗栗県の境界にまたがって居住しています。少数民族の中でも小グループとされます。固有語のサイシャット語を持つとされます。

  • 10番目は、人口3千人強のタオ族(達悟族)です。雅美族〈ヤミ族〉とも呼ばれます。台湾先住民族の中では、唯一、南東沖の孤島に暮らす人々です。タオ語は、フィリピンのバタン諸島に暮らすイヴァタン族の言葉と極めて類似しているようです。その他には、日本語と中国語が使われているようです。

    10番目は、人口3千人強のタオ族(達悟族)です。雅美族〈ヤミ族〉とも呼ばれます。台湾先住民族の中では、唯一、南東沖の孤島に暮らす人々です。タオ語は、フィリピンのバタン諸島に暮らすイヴァタン族の言葉と極めて類似しているようです。その他には、日本語と中国語が使われているようです。

  • 11番目は、人口1千人強のクバラン族(?瑪蘭族)です。カヴァラン族とも表記されます。宜蘭県宜蘭市、羅東鎮、蘇澳鎮及び花蓮県花蓮市、豊浜郷、台東県長浜郷などに居住しています。漢人と同化が進んだ人達は宜蘭県でホーロー人となり、同化を拒んで南に移動した人達が、クバラン族として独自の文化を伝えているようです。

    11番目は、人口1千人強のクバラン族(?瑪蘭族)です。カヴァラン族とも表記されます。宜蘭県宜蘭市、羅東鎮、蘇澳鎮及び花蓮県花蓮市、豊浜郷、台東県長浜郷などに居住しています。漢人と同化が進んだ人達は宜蘭県でホーロー人となり、同化を拒んで南に移動した人達が、クバラン族として独自の文化を伝えているようです。

  • 12番目は、人口6百人余りのサオ族(邵族)です。南投県の日月潭に居住し、台湾の先住住民の中でも最も少ない人口です。長期に亘り日月潭畔を拠点に、祭事・工芸・美食・歌舞等の伝統の文化を守ってきた民族です。

    12番目は、人口6百人余りのサオ族(邵族)です。南投県の日月潭に居住し、台湾の先住住民の中でも最も少ない人口です。長期に亘り日月潭畔を拠点に、祭事・工芸・美食・歌舞等の伝統の文化を守ってきた民族です。

  • 13番目は、順番は前後しますが、人口5千〜10千人とされるサキザヤ族(撒奇莱雅族)です。長らくアミ族と同一視されていましたが、2007年1月にベルの民族として認められました。台湾東部の花蓮県に居住します。サキザヤ語と呼ばれる独自の言語を持ち、豊年祭や火神祭の伝統行事を伝えています。

    13番目は、順番は前後しますが、人口5千〜10千人とされるサキザヤ族(撒奇莱雅族)です。長らくアミ族と同一視されていましたが、2007年1月にベルの民族として認められました。台湾東部の花蓮県に居住します。サキザヤ語と呼ばれる独自の言語を持ち、豊年祭や火神祭の伝統行事を伝えています。

  • 最後の14番目は、人口統計が出来ていないセデック族(賽徳克族)です。推定人口は5〜6千人とされます。台湾中部、南投県と花蓮県の境界にまたがって居住しています。従来はタイヤル族とみなされてきましたが、2008年4月、独自の先住民族と認定されました。

    最後の14番目は、人口統計が出来ていないセデック族(賽徳克族)です。推定人口は5〜6千人とされます。台湾中部、南投県と花蓮県の境界にまたがって居住しています。従来はタイヤル族とみなされてきましたが、2008年4月、独自の先住民族と認定されました。

  • 説明プレートに、『高山民俗‐布農族陶壷・作者:田志魁先生』の文字がありました。ブヌン族(布農族)の焼物を陶芸家の田志魁先生が写された作品のようです。

    説明プレートに、『高山民俗‐布農族陶壷・作者:田志魁先生』の文字がありました。ブヌン族(布農族)の焼物を陶芸家の田志魁先生が写された作品のようです。

  • 出発ゲートに向かう途中での撮影です。『故郷誕生的伝説』の揮毫です。この後の写真もすべて1分以内に撮影しましたので、順番が入れ違ったものもあるかも知れません。ジグソーパズルのつもりでご覧下さい。

    イチオシ

    出発ゲートに向かう途中での撮影です。『故郷誕生的伝説』の揮毫です。この後の写真もすべて1分以内に撮影しましたので、順番が入れ違ったものもあるかも知れません。ジグソーパズルのつもりでご覧下さい。

  • 『台湾名字叫』の5文字です。すべて同じ人の揮毫のようですが、一気呵成に書かれた達筆文字です。

    『台湾名字叫』の5文字です。すべて同じ人の揮毫のようですが、一気呵成に書かれた達筆文字です。

  • 『日月潭幽静 透著光墨霧間 阿里山雲海囲縄(?)』の文字のようです。台湾中部の日月潭と、阿里山の賛歌です。

    『日月潭幽静 透著光墨霧間 阿里山雲海囲縄(?)』の文字のようです。台湾中部の日月潭と、阿里山の賛歌です。

  • 『微笑過場神明』『快転(?)電音三太子』の2つに分けられる文字のようです。ここまでにも、いくつかの文字は読み間違えたかもしれません。

    『微笑過場神明』『快転(?)電音三太子』の2つに分けられる文字のようです。ここまでにも、いくつかの文字は読み間違えたかもしれません。

  • 続けて読むのか、いくつかに分けて読むのかよく分かりません。纏めて記しますと、『温暖 心裡 東源(?)我 信仰馬祖的』の文字のようです。最後の方の馬は女偏の馬です。

    続けて読むのか、いくつかに分けて読むのかよく分かりません。纏めて記しますと、『温暖 心裡 東源(?)我 信仰馬祖的』の文字のようです。最後の方の馬は女偏の馬です。

  • 同じ方の揮毫のようですが、崩した草書のようで、段々と読み辛くなりました。『我們慢講(?)●些事』と『路上在旅行的』の文字のようです。

    同じ方の揮毫のようですが、崩した草書のようで、段々と読み辛くなりました。『我們慢講(?)●些事』と『路上在旅行的』の文字のようです。

  • 台湾桃園国際空港内の展示品紹介の締め括りは蘭の花です。栽培技術のパネルも展示されていました。

    イチオシ

    台湾桃園国際空港内の展示品紹介の締め括りは蘭の花です。栽培技術のパネルも展示されていました。

  • 蘭の展示コナーの中の胡蝶蘭、ファレノプシスのアップ光景です。

    蘭の展示コナーの中の胡蝶蘭、ファレノプシスのアップ光景です。

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