2013/02/03 - 2013/02/07
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旅人のくまさんさん
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ワット・カンラヤナミット紹介の続きです。バンコクでは、この寺院を手始めに、4箇所を見学しました。あと3箇所は、ワット・アルン(暁の寺)、ワット・ブラケット(エメラルド寺院)と、ワット・ポー(涅槃寺)です。(ウィキペディア、るるぶ・タイ)
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タイ国では、9ヵ所の寺院を1日で巡るといいといわれています。『タンブン・ガーオ・ワット』ともいわれ、これは、数字の『9(ガーオ)』が、『歩む、前進する』を意味する言葉と同じ発音で、縁起がいい数字とされているためです。慣れた人でなければ、無理な数字です。殊に、夏場では暑さで参ってしまうようです。鳴り物の太鼓の紹介です。
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同じく、本堂内に置かれていた鳴り物の鐘です。太鼓と一対になっていた鐘です。室内に置かれた鐘ですが、そのまま鳴らせるように、吊り下げられていました。室内用だけに、小振りに造られていました。
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『御本尊』の定義があるのかどうか分かりませんが、ワット・カンラヤナミットの御本尊らしい、仏陀坐像の紹介です。ネット上には、『純金60%の大仏。以前は漆喰に覆われていて見向きもされなかったとのことですが、工事中に黄金仏が出て来たそうです。高さ3m、5.5トン、時価10億円』、の情報がありましたが、裏付けの情報は確認できていません。金の純度が60%で、この大きさですと、中空とはいえ10億円では桁違いに安過ぎるように思えます。仮に金1グラム7千円の相場としますと、1トンで70億円、5.5トンの60%では、231億円になります。仏像にお金の話は不謹慎ですから、これでお終いにします。
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イチオシ
御本尊の金銅仏座像のズームアップ光景です。『金銅仏』についての説明です。『銅製鋳物に金めっき(純金を水銀で溶かして塗る鍍金)を施した仏像。仏身が黄金造りであったとの信仰から、インド、中国をはじめわが国を含む仏教世界で広く製作されたが、遺品では金色の剥落したものも多い。(日本大百科全書:佐藤昭夫)』、と解説されていました。また、『鋳銅の仏像の表面に鍍金をして金色に仕上げたもの。《法華経》方便品や《大乗造像功徳経》などの経典には,造像素材の金属として,金,銀,銅,鍮石,白蠟,鉛,錫,鉄などがあげられており,銀仏,鉄仏なども現存しているが,各種の金属製仏像の中で金銅仏が最も広く作られ,製法としては押出仏などの一部を除いてほとんどが鋳造像である。(世界大百科事典・第2版)』との解説もありました。
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御本尊らしい、仏陀坐像のひざ元の光景です。綺麗な花を中心に、夥しい飾りがありました。右手に肖像画らしいものが見えましたので、この後、拡大して紹介します。
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同じく、御本尊らしい、仏陀坐像のひざ元の光景です。謂れは分かりませんでしたが、大きな蓋付きの銀杯のような容器が中央に置かれていました。その左に説明プレートのようなものがありましたが、読み取れませんでした。
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『ラーマ3世像』です。オリジナルの肖像画は、チャクリーマハープラーサート宮殿にあるようです。『ラーマ3世(1788~1851年、在位:1824~1851年)』は、ラーマ1世の統治下、その初孫としてバンコクの王宮で生まれました。ラーマ3世は、信心深い国王としても知られ、仏日には功徳のため貧困層の人民に食料を配給したり、動物を人間の手から解放したりしました。また50以上の寺院を建立・修繕しました。
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本堂内の装飾の紹介です。モチーフになっていたのは、色とりどりの花々でした。デザイン化された花々を纏めていたのが、黄金色を基調とした飾りです。壁飾りだったようですが、詳しくは覚えていません。
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本堂内の装飾の紹介です。モチーフになっていたのは、色とりどりの花々でした。デザイン化された花々を纏めていたのが、黄金色を基調とした飾りです。壁飾りだったようですが、詳しくは覚えていません。
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同じく、室内装飾の文様のズームアップ光景です。こちらは、ヒナゲシなどに似た丸い花がデザインされていました。ピンクや赤の明るい色の花です。
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同じく、室内装飾の文様のズームアップ光景です。こちらは、ヒナゲシなどに似た丸い花がデザインされていました。ピンクや赤の明るい色の花です。
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御本尊に間違いないらしい仏陀坐像と、その周りの装飾光景です。天井が赤色と黄金色、壁面が黄金色で統一され、シャンデリア風の灯具がいくつも吊り下げられていました。どれもが、黄金色の御本尊の引き立て役のようでした。
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明かりが灯った小さなシャンデリアの光景です。その光が照らし出していたのが、赤色を基調とした天井と、柱が立ち並んだデザインの黄金色の壁面です。赤色の天井に描かれているのは、丸い紋所風の文様でした。
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華麗な建造物の装飾のズームアップ光景です。王宮寺院としての格式を現わしているようにも見えました。花柄をモチーフとしたデザインで、立体的な装飾でした。玉類なども使われているようです。
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瞑想姿の仏陀坐像のような造りの像ですが、表情などは実在の人をモデルにしたような、写実性を感じさせました。仏陀像ですと、悟りを開く前の修行中の像かも知れません。頬が窪んで、苦しい修行を思わせました。
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長い髭と笑顔が特徴の金銅像風の武人の姿に見えました。想像ですが、少しお腹が出た将軍様といったところです。中国とのかかわりが深い寺院ですから、仏教ではなく、道教の神様かも知れません。
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イチオシ
『ストゥーパ』らしい造りの石塔の光景です。『ストゥーパ』は、インドの仏教の墳墓を指します。本来は仏舎利を納めたものですが、紀元前3世紀にマウリヤ朝の第3代の『アショカ王(在位:紀元前268年頃~紀元前232年頃)』が各地に建ててからは、記念碑的性格も帯びるようになりました。ストゥーパを音写した『卒塔婆(そとば)』などの語源になっています。時代、地域によって形は変わりますが、基、覆鉢(塔身)、平頭、傘蓋(さんがい)の四つを基本要素としています。インド中部のサーンチーの大塔が代表的遺跡とされます。
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近くから見上げた、鐘楼の光景です。屋根の上には、黄金の冠をつけ、口紅を塗ったふくよかなお顔が見えていました。木造ではなく、石造の鐘楼でした。
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少し小振りな造りですが、本堂とは別の立派な建物光景です。周りが低い柵で囲われて、高床式を連想させる造りの建物でした。
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ワット・カンラヤナミットの本堂の側面光景です。正面からは、多重の屋根が見どころでしたが、側面からは、その屋根に加えて白い柱の列が見どころの建物でした。
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イチオシ
風情のある色彩を持った二段に葺かれた屋根の光景です。その屋根が気に入ったのか、鳩さん達が屋根に並んでいました。
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屋根の上で一休み中の土鳩(どばと)さんたちのズームアップ光景です。半円形の形状を持った、色分けされた屋根瓦ですが、材質は分かりませんでした。
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いろいろな様式の建物が立ち並んでいた、ワット・カンラヤナミットの境内の光景です。右端に見えるのが、先に紹介した『ストゥーパ』らしい造りの石塔です。
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自由に撞くことが出来る梵鐘群かと思いましたが、撞くのではなく、下に付いた紐で鳴らす方式の鐘のようでした。言わば西洋の教会方式の鐘です。
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鐘楼の1階部分に吊り下げられた梵鐘だったようです。鐘撞棒の姿もありました。日本で見掛ける鐘撞棒とは、90度違った方向で仕舞われていました。
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最初の方で紹介した、ワットカンラヤナミットの本堂と、その前に置かれた石造の中華風の飾り門の光景です。
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見学の最初に雌雄の狛犬を紹介しましたが、それよりも古い時代の狛犬の姿も見かけました。かなり風化していましたが、右側に子獅子の姿が見える雌獅子のようです。
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見学の最初に雌雄の狛犬を紹介しましたが、それよりも古い時代の狛犬の姿も見かけました。かなり風化していましたが、右側に子獅子の姿が見える雌獅子のようです。
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奥に見える背の高い建物が、ワット・カンラヤナミットの本堂です。バンコク最大と紹介されていた金銅仏を収納するために、屋根の高い造りになったようです。
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六重塔か、七重塔なのか迷ってしまった石塔の光景です。日本の場合は奇数が原則のようですから、七重塔か、あるいは最上部の二階を付加して、九重塔と呼びたくなる造りです。一番迷うのは、アーチ窓が明いていない最下部を1階とするかどうかです。屋根は最下層分も造られていました。
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