2013/02/03 - 2013/02/07
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バンパイン宮殿見学の続きです。アユタヤ時代に造られた離宮には、中国様式、西洋様式、バンコク王朝様式の建物が、広い庭園に散在しています。アユタヤ王朝が滅びてから80年余り放置されていましたが、バンコク王朝のラーマ4世と5世によって蘇りました。(ウィキペディア、るるぶ・タイ)
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一番の見どころですから、撮影場所を代えて、何度も紹介する『プラティーナン・アイスワンティップアート』と呼ばれる、池の上に建つ宮殿の光景です。1876年、ラーマ4世・5世によって建設されました。建物内の中央にラーマ5世の像が安置された、伝統的なタイ様式の建物です。『バンパイン宮殿』は、『バンパイン夏離宮』とも呼ばれています。
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少し場所を変えて撮影した、『プラティーナン・アイスワンティップアート』の建物光景です。大量のゴールドを使って外装が装飾されています。『水上のパレス(宮殿)』の呼び名もあるようでした。スコータイ朝(1240~1438年)と、アユタヤ朝(1351~1767年)時代の王宮跡は世界文化遺産に登録されていますが、アユタヤ朝時代のバンパイン宮殿は、登録区域に含まれていません。
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タイ王国の世界遺産は、①古代都市スコータイと周辺の古代都市群(1991年文化遺産)、②古都アユタヤ(1991年文化遺産)、③トゥンヤイ・ファイ・カ・ケン野生生物保護区群(1991年自然遺産)、④バンチェンの古代遺跡(1992年文化遺産)、⑤ドン・パヤーイェン-カオ・ヤイ森林群(2005年自然遺産)、⑥ケーンクラチャン国立公園(2021年自然遺産)の6箇所です。(2021年現在)
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見飽きない、チャオプラヤ川の中州に建つバンパイン宮殿の光景です。タイ王国の文化遺産と自然遺産を紹介したところで、ユネスコ無形文化遺産についても紹介しておきます。今回のタイ王国旅行の後に、2件が登録されました。①タイ古式マッサージ(2019年登録)と、②タイ仮面劇「コーン」(2018年登録)の二つです。2006年に発効した無形文化遺産の保護に関する条約に基づきます。民俗文化財、フォークロア、口承伝統などの無形文化財を保護対象としています。
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名前:『プルメリア』
分類:キョウチクトウ科インドソケイ属
分布:中南米、カリブ海諸国の原産。
その他:17世紀のフランス植物学者のシャルル・プリュミエに因む名前です。 -
名前:『プルメリア』
分類:はキョウチクトウ科インドソケイ属
分布:中南米、カリブ海諸国の原産。
その他:芳香を持つ白い花のズームアップ光景です。香水の材料にも使われます。 -
名前:『マリー・ゴールド』
分類:キク科コウオウソウ属(マンジュギク属)
分布:アメリカ大陸の熱帯と温帯にかけて約50種が分布。
その他:名前の意味は、「聖母マリアの黄金の花」です。 -
名前:『アマランダ』
分類:キョウチクトウ科アラマンダ属
分布:南米が原産。
その他:満開の黄色の花のズームアップ光景です。グアム島の空港でも見かけたことがあります。 -
バンパイン宮殿の敷地内で撮影した、オレンジ色の花を咲かせた花木の光景です。低木ほどの高さの花木でした。名前を調べていますが、今のところ手掛かりがありません、日本国内でも見かけたことがないようです。
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イチオシ
『プラ・ティナン・ワロパット・ピマン』と呼ばれている宮殿の建物です。1876年に建てられた、ルネサンス風の建物で、『謁見の間』として使われていました。現在も儀式等に使われているようです。かなりシックな、色彩を抑えたグレー色の外観をしていました。
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イチオシ
『プラティナン・ウッタヤーン・プーミサティアン』と呼ばれている瀟洒な建物光景です。『謁見の間』がある宮殿のようです。ガラス越しに、ギリシャ彫刻風の大理石像が見えていました。『サティアン(英語)』は、 サンスクリット語 の『真理』を意味しますが、日本では1995年にオーム真理教が起こしたサリン事件で、一躍にして、負のイメージがつきまとう言葉となりました。
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『プラ・ティナン・ワロパット・ピマン』と呼ばれている宮殿の建物光景です。現役として使われている建物のようでしたから、内部見学はできませんでした。視野を妨げないよう配慮されたのでしょうか、低めの石柵で囲われていました。宮殿入口の北側に位置する、ルネサンス様式の建物です。
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大きな木の木陰に建つギリシャ彫刻風の石像の光景です。優に8頭身以上はある、すらりとしたスタイルでした。手に花束のようなものを持っていましたが、詳しいことは分かりませんでした。この後紹介する、橋の上の石像と、材質や作風が似ているようでした。一見、マリア像の湯にも見えましたが、もっと古い時代のギリシャやローマの女神像かも知れません。
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『プラ・ティナン・ウィトゥン・タサナー』と呼ばれる楼閣の光景です。1881年に建てられた、ポルトガル式の天文台です。ここから国王が天体観測をしたといいます。この塔には登ることができ、庭園を一望することができます。ここで言う国王とは、チャクリー王朝の第5代のシャム国王のラーマ5世です。チュラチョームクラオ、ピヤマハーラートや、幼名であるチュラーロンコーンの名でも呼ばれます。タイ国の三大国王の一人で、今でも最も人気が高い国王とされます。その根拠は、『タイの独立を守り続けた』ことと、『タイを近代国家にした』ことです。
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何度も紹介しますが、『プラ・ティナン・ウィトゥン・タサナー』と呼ばれる天文台のズームアップ光景です。撮影場所を代えながらの紹介です。先ほど紹介したラーマ5世(在位:1868~1910年)は、日本で例えれば、明治天皇(在位:1867~1912年)とほとんど重なった年代です。ラーマ5世が15歳で国王、明治天皇が16歳で天皇という重責を負いました。
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庭木のズームアップ光景ですが、樹種は分かりませんでした。花すっかり落ちていましたが、新しく伸びてきた緑の枝が、まるで新緑を思わせるような、密度の濃さでした。残念ながら、樹種を特定するのは、難しそうでした。
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緩やかな下り勾配になっていた、池の周りの光景です。池の周りの景観アップと、注意喚起を兼ねているのでしょうか、背丈の低い気が等間隔に並んでいました。その一番左には、ウサギのように剪定された樹木もありました。
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イチオシ
『プラ・ティナン・ウィハット・チャムルン』と呼ばれる中国風の建物の光景です。1889年に建てられた、唯一内部見学が可能な宮殿です。床に敷き詰められたタイルや、竜模様の衝立(ついたて)や、中華風の玉座などが見どころです。 赤と金を基調とした豪華な内装です。
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見学者で溢れてきた、『プラ・ティナン・ウィハット・チャムルン』の周りの光景です。学生さんらしい制服姿のグループもありました。またの名を『明天殿』と呼ばれる 中国風の宮殿 です。ラーマ5世(在位:1686~1910年)の時代に中国から贈られた宮殿です。ラーマ5世の寝台なども見学でき、日本の伊万里焼も飾られています。
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逆光での撮影になりましたが、『プラ・ティナン・ウィハット・チャムルン』の甍のズームアップ光景です。いかにも中国風の凝りに凝った屋根飾りが載っていました。前回(2005年)に内部見学をしましたので、今回は時間の都合もあって、外観だけの見学にしました。
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名前:『アマランダ』:推定
分類:キョウチクトウ科アラマンダ属
分布:南米が原産。
その他:池の畔で、黄色の花を咲かせていました。ブラジル原産の『ヒメアリアケカズラ(姫有明葛)』かも知れません。 -
植栽された竹か笹が生い茂ったのか、元々この地に自生していたのか判断が付かなかった一叢です。竹も笹もイネ科タケ亜科に属する植物で、一般には、大型のものを『竹』、小型のものを『笹』と呼んでいます。しかし、笹と竹を見分ける大きなポイントは、タケノコの皮です。成長した笹や竹で、節の部分にタケノコの皮が残っているのが笹、皮が全部はがれ落ちているのが竹とされます。その基準では、『竹』のように見えますが、微妙です。
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一抱えも、二抱えもある竹の一叢の光景です。その根元は、根が周りに広がらないよう、深い部分までコンクリートで固められているようでした。左後ろ付近に見える竹も、同じようにコンクリート壁で囲われているように見えました。この限られた枠内で筍が伸び、古い株が除去されるようでした。
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名前:『ネッタイスイレン(熱帯スイレン)』
分類:スイレン科スイレン属
分布:南アフリカ原産。
その他:花茎を水面より上に伸ばして大きな花を咲かせます。 -
名前:『ネッタイスイレン(熱帯スイレン)』
分類:スイレン科スイレン属
分布:南アフリカ原産。
その他:花茎を水面より上に伸ばして大きな花を咲かせます。 -
名前:『スパイダー・リリー』
分類:ヒガンバナ科ハマオモト属
分布:西インド諸島が原産。
その他:ササガニユリ(笹蟹百合)の和名を持ちます。ヒメノカリス・スペキオーサや、スペシオサなどの別名もあります。 -
名前:『不明』
分類: リュウゼツラン科:推定
分布:不明
その他:ユッカやリュウゼツランを含むリュウゼツラン科の植物のようです。写真の右下付近に、細く長く伸びた花茎跡が見えました。 -
『プラ・ティナン・ウィトゥン・タサナー』と呼ばれる天文台のズームアップ光景です。現在の場所からの撮影ですと、池の畔に建った天文台ということがよく分かります。ラーマ5世は、ここで天文観測し、国の運勢を占ったとも伝わります。赤と黄色でカラフルに彩られたこの塔は、宮殿内で最も高い建造物です。
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池の畔の『プラ・ティナン・ウィトゥン・タサナー』と呼ばれる天文台の光景です。ポルトガル様式ともいわれる天文台ですが、その経緯については確認できませんでした。『灯台に似ている』とのネット情報も、複数目にしました。
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池の土手から伸びた、こんもりとした樹木の光景です。写真をズームアップして確認しましたら、樹木ではなく、先に紹介した竹の一叢をまとめ上げたもののようでした。一見、樹木との見分けが付きませんでしたが、緑の塊から伸びた小枝は、樹木ではなく、間違いなく竹の幹や枝でした。随分手間をかけて仕立てたようです。
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