2013/02/03 - 2013/02/07
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旅人のくまさんさん
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バンコクからアユタヤに向かう途中、昨年(2012年)夏の大洪水の跡ですが、各所で土木工事が行われていましたが、範囲が広いだけに難事業のようでした。最初はバン・パ・イン宮殿の見学です。(ウィキペディア、るるぶ・タイ)
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近くに見えているのは、バンコク郊外の工場などのようです。南方向に見えているのは、次第に霞んできたバンコク市街の高層ビル群です。バンコクからアユタヤまでが約80キロですから2時間ほど、バンパイン離宮までは約60キロの距離ですから、1時間半余りの行程になるようです。真っ直ぐに、北に向かっての観光バスでの走行です。
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先ほどの場所から、ほとんど時間が経っていない場所からの撮影です。バンコク市街の建物群が、左右に横長に見えていました。目視はできませんが、道路に沿ってチャオプラヤ川も近くを流れているようでした。その上流に向かってのバスでの走行です。
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近くに見えるのは、田んぼや畑のようです。その先の林越しに3棟の白い建物が立ち並んでいました。バンコクとアユタヤの距離は80キロほど、今向かっているバンパイン宮殿は、バンコクから60キロ、アユタヤからは20キロほどに位置します。かつてはチャオプラヤ川の水運が主でしたが、現在は、今走っている道路のほかに鉄道も開通しています。
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少し撮影場所が変わったところで、ズームアップして小秋する3棟の高層ビルの光景です。バンコクの街からは、かなり離れた場所まで走って来たようですから、アユタヤの街の方に近くなったかもしれません。どちらかの通勤圏にあるアパート群のようです。
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名前:『ハス(蓮)』
分類:ハス科ハス属の多年性水生植物。
分布:インド原産。
その他:白い花を咲かせた蓮でした。 -
イチオシ
目的地の『バンパイン宮殿』に到着しました。タイ語だけでなく『バン・パ・イン・パレス』の英語表示もありました。『バンパイン離宮』や『バーンパイン宮殿」などの日本語表記もありましたが、公式サイトの『バンパイン宮殿』の表示に統一することにします。『Bang Pa-in』が地名になるようです。
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名前:『ブーゲンビリア』
分類:オシロイバナ科ブーゲンビリア属
分布:中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林が原産。
その他:和名は『イカダカズラ(筏葛)』です。宮殿の門前付近を鮮やかに彩っていました。 -
ゴルフ場で見かけるカートと同じようでした。有料かも知れませんが、カートでバンパイン宮殿を周遊することもできるようです。推測ですが、セルフ方式ではなく、専任の運転手さん付きのようです。(追記):セルフ方式で貸し出してくれるようでした。
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芝生の広場と、その先の木々の上から顔を出していたカラフルな塔の光景です。後ほど何度も紹介しますが、天文台です。ラーマ5世(在位1868~1910年)が建てたポルトガル様式の天文台です。ラーマ5世は、チャクリー改革などを通してタイを近代化させたことで、現在も同国で評価が高い名君です。
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バンパイン宮殿の観光案内を兼ねた平面図のようでした。36か所の施設が番号入りで紹介されていました。英文表記も併記されていましたので、もう少し丁寧に撮影すればよかったと、反省しています。10種以上の主要な植物も、図面の上部に写真入りで紹介されていました。
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名前:『パラミツ(ハラミツ、波羅蜜、菠蘿蜜)』
分類:クワ科パンノキ属の常緑高木。
分布:インドからバングラデシュが原産。
その他:ジャックフルーツの名前でも店先に並びます。大きなものは1メートルに達し、「世界最大の果実」とも言われています。 -
名前:『ガジュマル(細葉榕、正榕、榕樹)』
分類:クワ科イチジク属の常緑高木。
分布:日本南部、台湾、中国南部やインドからオーストラリアなどに分布。
その他:巨木に成長していました。 -
ガジュマルの樹の下に、複数置かれていた石碑のズームアップ光景です。小さな穴をあけたり、レリーフ風の模様が刻まれていました。墓碑を連想させる雰囲気がありました。ガジュマルの大木を取り囲むように、複数の石碑が置かれていました。外観から判断しただけですが、土の上に置かれているだけで、礎石を設けたり、本体を埋め込んだりはしていないようでした。
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名前:『ガジュマル(細葉榕、正榕、榕樹)』
分類:クワ科イチジク属の常緑高木。
分布:日本南部、台湾、中国南部やインドからオーストラリアなどに分布。
その他:樹木は防風林、防潮樹、街路樹、生垣として、材は細工物として利用されます。ガジュマルの名は、沖縄の地方名ですが、由来は不明です。 -
バン・パイン宮殿の紹介です。1637年アユタヤ王朝第24代のプラサート・トーン王によって建設され、歴代の王たちの夏の離宮として使われました。1767年のビルマ軍の侵攻後は放置されていましたが、チャクリ王朝のラーマ4世と5世によって再造営されました。現在も王室の住居であり、迎賓館の役割も果たしています。正面の宮殿は、『謁見の間』がある『プラ・ティナン・ワロパット・ピマン』です。
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池に写った白い石橋の光景です。その橋の上に、薄い茶色に見えた人物石像が並んでいました。国際貿易が盛んだったアユタヤ王朝時代、各国の貿易船がチャオプラヤー川を行き交い、アユタヤから南に20キロほどの中州に位置するこの宮殿は、『夏の離宮』として活用されたようです。
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石像が立ち並んでいた、橋の袂に近づいての撮影です。ギリシャ彫刻風の人物像のようでした。個別の像を、後ほどいくつか紹介の予定です。アユタヤ王国がビルマ(ミャンマー)により滅ぼされ、80年間ほどはそのままに放置されていましたが、ラーマ4世~5世により再建された後は、今日見ることが出来る立派な姿になりました。橋を飾る彫刻群も国際貿易がもたらしたものかも知れません。
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『バンパイン・パレス』のタイトルがあった、立派な造りの道案内標識の光景です。左向きの矢印で3か所、上向きの矢印の直進でも3か所が案内されていました。バン・パイン宮殿では、国際色豊かにルネサンス様式やロココ様式、中国様式やタイ様式の建物など、様々な建物が敷地内に建てられています。
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イチオシ
『プラティーナン・アイスワンティップアート』と呼ばれる、池の上に建つ宮殿です。1876年、ラーマ4世・5世によって建設されました。大量の黄金が使われていて、太陽の光に反射して輝いて見えます。バンパイン宮殿の中でも屈指の見どころです。『プラティーナン・アイスワンティップアート』の語源を調べてみましたが、『プラティーナン』が『宮殿』の意味であることは分かりましたが、『アイスワンティップアート』の意味がまだ掴めていません。造語の感じもします。建物の中には、ラーマ5世の等身大の像が置かれています。
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イチオシ
静かな湖面に姿を映していた宮殿の建物光景です。左側が、先ほどズームアップで紹介した『プラティーナン・アイスワンティップアート』と呼ばれる建物、その右後ろに見える白い建物が、ギリシャコリント式の『テワラート・カンライ門』です。この辺りの光景が、バンパイン宮殿全体の中でも出色と言ってよいようです。
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ギリシャコリント様式の『テワラート・カンライ門』のズームアップ光景です。『謁見の間』がある『プラ・ティナン・ワロパット・ピマン』に繋がる門です。タイ様式の建築の『プラティーナン・アイスワンティップアート』の引き立て役にもなっていました。
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最初の方で、駐車場所に並んだカートを紹介しましたが、ネットでその跡の情報が見つかりました。『料金は400バーツ(日本円で約1,200円)、入口から入り、レンタル専用の受付で借りることができます』と紹介されていました。暑さが募る夏季には引っ張りだこかも知れません。
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銃を肩に担いで、一列縦隊で更新する兵士達です。バンパイン宮殿は、現在も公式に使用されている宮殿の一つですから、この宮殿に駐屯している人達で編成されているようでした。迷彩服に、少しお洒落にも見えるベレー帽姿です。日本ではフランス人の帽子、特に画家の帽子としてイメージされてきました。一般にはスペイン・フランス国境のバスク地方が発祥と言われます。
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先ほどのグループとは異なり、銃は肩に担いでいませんでした。右列の人と、左列の人とは迷彩服の濃さが異なっていました。先ほどのグループが、初年兵とすれば、こちらのグループは、軍隊生活に少し年季が入っているようでした。観光客も、自然体で道を空けていたようです。
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名前:『オオバナアリアケカズラ(大花有明蔓)』:推定
分類:キョウチクトウ科アリアケカズラ属(アラマンダ属)
分布:ブラジル、ギアナなどが原産。
その他:樹高は3~5メートル。 -
静かな湖面に姿を映した、『プラティーナン・アイスワンティップアート』と呼ばれるタイ様式の宮殿の建物光景です。1876年、ラーマ4世によって建設された、池の上に建つ離宮です。『プラ・アイサワン・ティッパート』とも日本語表記されていました。ラーマ4世がバンコクの王宮内に建てた『アポーン・ピモーク・プラーサート』をコピーした建物とされます。
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二重の帽子を被ったような、ユニークな形をした建物光景です。360度吹き抜け構造になった東屋のようでした。敷地内から、地面続きで東屋の中に入ることが出来るようでした。オレンジ色の屋根には、幾筋もの白い線が入り、景観アップを図っているようでした。
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鏡のような池の面に姿を映した、ギリシャコリント式の『テワラート・カンライ門』の光景です。バンパイン宮殿の平面図を参照しますと、宮殿の心臓部分を守る門のようでした。小さな尖塔が屋上にあるのも、宮殿中心部の防御目的の物見が目的かも知れません。ただし、個人的な推測です。
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石橋越しに眺めた、バンパイン宮殿内の建物光景です。橋の上の赤い花が、この後紹介する『ブーゲンビリア』、右手後方の白い花が、後ほど紹介する芳香で知られる『プルメリア』です。キョウチクトウ科インドソケイ属に属する樹木で、ラオスとニカラグアでは、国花とされています。
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名前:『ブーゲンビリア』
分類:オシロイバナ科ブーゲンビリア属
分布:中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林が原産。
その他:先ほど橋の上に見えていた赤い花のズームアップ光景です。和名は『イカダカズラ(筏葛)』です。
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