厦門の泉州・水頭鎮・安平橋・

2012/06/14 - 2012/06/14

アモイから高速バスで２時間、泉州は海運で栄えた都市として有名です。南宋、元朝の時代おいてマルコポーロの「東方見聞録」に出てくるように海のシルクロードと言われインドからアラビア半島まで貿易の道筋が出来ていました。中世のイスラム世界にも有名で多くの人々が泉州に集まりました。泉州の街並みを見るとイスラムの影響が色濃く反映されています。沢山のモスク、建物に描かれたデザイン、アーケードのある建物など他の中国の都市とは違う雰囲気を持っています。明代に入り海岸線が後退し港湾機能が無くなり、貿易が廃り、都市の繁栄も無くなりました。その頃東南アジアへ出稼ぎ労働者になって成功した人を華僑と呼ぶようになり、故郷に錦を飾る如く学校、寺などへの寄進、豪華な別荘など多く見受けられます。

エリア 厦門(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

晋江の安海鎮と南安水頭鎮の間の入江に架かっていましたが現在は陸地かされています。水頭鎮のバス停から歩いて１０分で海潮閣に着く、安平橋を渡り終えた所は水心禅寺です。安平汽車駅から泉州へは行けるが厦門行はなし、歩くかバイタクで水頭鎮へ戻ると水頭汽車駅がある。

悟村汽車駅から出発、

悟村汽車駅

悟村汽車駅

バスは水頭インターで一般道に降り水頭の中心部へ、この交差点で下車する。バイタクが寄って来て安平橋は遠い１０元で行くと言う。安平橋の入口を過ぎ真ん中の水心亭近くで降ろされる。何時もバイタクには腹が立つ、是しか手段がない。

安平橋入口の石碑、５里橋（昔の一里は５００ｍ）より安平橋の方が通用する。全国重点文物保護単位（小さい碑）。

１１３８年（宋代紹興八年）の文字が見える。９００年近く経っている。

聴潮楼を潜って橋を渡ります。無料。

現在は川ではありません。公園として整備中、池です。全長約2,250ｍ（昔の５里）という長さがあります。

１１３８年に着工し完成まで１３年を要したそうです。重機の無い時代にこれだけの多量の石を集め施工するのに１３年とは驚きの速さです。

特徴は舟形の橋脚です。川の流れの抵抗を弱める為です。上の平らな石梁橋です。

現在のものは１９８５年に改修されたものです。花崗岩で造られています。 残骸が水の中に残されています。

最初のポイントは東屋、名前の表示なし。ここで一休みしたのでしょうか？

まだまだ続きます。半分も行ってません。

新興宮と言う廟です。新しいものです。

新興宮の周りは木々に覆われています。

生活道路になっています。車は通れません、歩くのみ、

更に進むと川が見えてきました。

両側には石の欄干がある。

橋巾は3から3.8米であり、1枚の板の長さは5米から13米のもあり、長さは統一されていない為、接続部は小さな石で埋められている。最大の石の重さは２５トンもあります。

いろいろの形の橋脚があります。方形、舟形、半舟形など全部で361個の橋脚があります。

川に架かる安平橋。橋らしい風景です。

上流には水門があります。安平橋閘。バイタクに降ろされた場所。

全国重点文物保護単位の石碑。

安平橋の架橋や維持に尽力された方がたの石碑です。右都督の鄭芝龍の名前があり、地元の人望を集めています。夫人は日本人だと地元の人が力説していました。鄭成功の父であり、貿易商から官僚になった。

安平橋の架橋や維持に尽力された方がたの石碑です。

川の袂の水心亭。地元の人々の集まる場所です。丁度真ん中です。

水心亭は地元の守り神。

皆さん毎日拝みに来るようです。

観音様です。

石塔。

亭の前面の石柱に「天下無橋長比橋」という対聯がある。世の中で比べる事の無い橋と言われています。

亭の前面の石柱に「世界有仏宗斯仏」という対聯がある。

晋江の安海鎮と南安水頭鎮の境を記す石碑。

水心亭。

トイレが有りますが扉の無いのが問題です。

大きな樹があります。地元民が木陰で涼んでいます。

地元の名物でしょうか？

安平橋と平行している道。

更に続く橋。

橋の周りの水路。　

橋の周りの水路。対岸に細い道が見える。

東屋、名前の表示なし、（超然亭？）。

バスの切符。