2013/05/15 - 2013/05/27
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Berg Heilさん
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5月25日は一日中プラハを歩き回ろうと、朝7時にはホテルを出て蚤の市を見物後、地下鉄とトラム(22番線)を乗り継いでプラハ城見学から始めた。プラハ城はプラハ最大の観光スポット 世界の観光客でいつも賑わっている。
ただこの日、朝からあいにくの雨で残念だったが、時折は雲の隙間から太陽が覗いたり、又降り出したりで傘をさしたりつぼめたりの日であった。
しかしおかげでほぼ毎年の独逸を中心とする旅も天候に恵まれ、傘を雨に濡らす日はほとんどなかった。2012年にはバッハウ渓谷のドナウ下りで少しばかりの雨が降ったが、おそらく2001年12月の旅は連日の雨で苦労した時以来だと記憶する。晴れ男かな??
この日の歩行距離は27075歩 今迄一番歩いたのは2002年にコットブスとベルリンを歩いた時の48900歩、この時はさすが、夕方駅の階段を登る時、足に来た。幸い翌日には何の事もなかったが。これも学生時代山岳部で夏冬問わず北アルプスを歩き回っていたおかげかも。
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ハラチャニの丘にあるプラハ城。 ここを訪れるのは2回目、ただ今回は単独行なのでじっくりとカミサンに気を使わないで見学。
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城の前にある 大司教宮殿 この背後にシュテンベルク宮殿で国立美術館 ここは前回見学しているのでパス。
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城正門
最初城は丘の上に造られた土塁と木の砦にすぎなかった。11世紀 ブジェティスラフ?世の支配の下、厚さ2米の石の壁に替えられ、東西の端に塔が建てられ城壁は強化された。城全体の現在のプランはほとんどソヴィエスラフ?世(1126〜1140)の計画によって定められた。1303年火事で破壊、1333年迄放置。その後カレル?世(チェコ王として?世)によってパリゴシック様式で再建。 -
城・ロングツアー入城券 350Kc
他にショートツアー用もあり、250Kc -
聖ヴィート教会の塔をイジー教会背後から見る。
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聖ヴィート大聖堂 ボヘミア地方のカトリックの総本山 中央身廊
この場所に最初は926年ロマネスクのロトウンタ教会が建てられたが、926年ボヘミアのの守護聖人ヴァーツラフにより建立された。
1344年 カレル?世がプラハを大司教管区にした時、聖ヴィート教会の建設が始まった。 -
ここに鎮まる王は?
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この様な銘文はラテン語が多い。ヨーロッパを訪れるにはせめてラテン語の初歩の勉強も必要かと感ずる。
小生の住む市の国立大学の「市民開放講座」ではラテン語とギリシャ語の講座が開放されているので学生達と学ぶ事が出来る。独文専門課程を3年間受講したのではあるが。 -
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ヤン・ネポムツキーの墓 1736年製作(死去は1393年)
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聖堂の壁を飾るチェコの紋章
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大聖堂南面 西側ファサード完成迄は正面入り口であった。
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代々の王の系図
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旧宮殿のヴァラディラフ・ホール 長さ62m 幅16m 高さ13m 1487〜1503年建造
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イチオシ
聖ヴェンツエル(ヴァーツラフ)冠(ボヘミヤ王国冠)
カレル?世は聖ヴァーツラフの為 王冠を造りプラハ大聖堂に安置し、ボヘミア王の戴冠式と祝祭のみに戴く事とした。
この王冠には 1650Gの金 真珠250G 宝石460G が使われている。
※ この王冠の説明については「神聖ローマ帝国の宝冠」(渡辺 鴻・著 八坂書房)参照。コメントも一部当著から抜粋させて頂いた -
イチオシ
これはもちろんレプリカで ヴィラディスラフ・ホールの左手、王室議会の議場(1627年制定)に展示されている。高さ幅とも19?
中世の聖性と美のイメージを今に伝えるおそらくヨーロッパ最美の王冠と云われる。王冠の函には以下の銘文が書かれているそうだ。
1347年 ”主であるローマ王にしてボヘミア王カロルスは 神と光輝ある殉教者ヴェンツエスルスを崇める為に 我を造る。” -
本物は聖ヴァーツラフ礼拝堂の階上の王冠室に七つの鍵に依って封じられ保管。
その鍵は 国王・皇帝任命の王冠保管官 元帥 国会任命の王冠保管官 プラハ大司教 大都市教区長 プラハ市長 にそれぞれ預けられているそうだ。
1340年頃 カレル?世によって造られた。1090年のプルシェミルスの王冠をもとにして造られたものと云われる。 -
ルドルフの地球儀 (高さ:12cm)
地球儀と王笏は 皇帝ルドルフ?世(在位1552〜1612年)のもの
地球儀に書かれている銘文 (詩編21:1)
”エホバよ王はなんぢの力によりてたのしみなんぢのすくひによりて奈何に(いかに)おほいなる歓喜(よろこび)をなさん” -
ルドルフの王笏(長さ:67cm)
笏頭に 真珠 サファイア ルビーが -
王室議会の玉座
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中世の国王旗?
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かってのボヘミア行政局の部屋 この部屋があの三十年戦争(1618〜1648)勃発因縁の「プラハ窓外放擲事件」のあった部屋。
独逸人の団体が熱心にガイドの説明に聞き入っていた。 -
1618年5月23日 ボヘミヤの貴族達が、カトリック化を進めたハプスブルク家のフェルディナント?世に怒り、抗議をしにこの部屋に来た。そこで口論となり、部屋にいた皇帝の役人と書記三人をこの窓から投げ落とした。彼等は濠の落ち葉で助かったがウイーンへ逃げ帰って皇帝にこの件を報告。この事件から独逸を中心として中央ヨーロッパを巻き込んだ三十年戦争が始まった。
これがその窓、ここから突き落とした。 -
この事件の当時の銅版画と説明板。チェコ語と英語で書かれている。
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聖イジー教会(イジー=英・ジョージ=独・ゲオルグ) 920年建立 1142年再建 ファサードは17世紀に造られた。プラハにある最古の教会。
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ヴァラディスラフ?世の棺 ?
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教会祭壇の天井画
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黒塔 カレル?世時代は黄金の屋根がついていたが16世紀の火災真っ黒に焼けたので黒塔となったそうだ。昔は牢獄として使用。
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ロブコヴィッツ宮殿(ロブコヴィッツ侯爵邸)
当時の貴族の家具調度が置かれて彼らの生活が忍ばれる。 -
侯爵はベートーヴェンのパトロンだったそうだ。
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ビーダーマイヤー時代(1815〜1848)、すなわち、素朴 質素でありながら優美 軽快 しかも便利で実用的 喜びを家庭生活に求めた中産階級の市民の生活もこの様なものではなかったのではあるまいか
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