2009/05/20 - 2009/05/29
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Berg Heilさん
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朝、プリュゼニュ(ピルゼン)行きの鉄道ティケットを購入の為、プラハ中央駅に出かけ、それから旧市街見物に出かけた。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
-
Jubilejni Synagoga:ユヘリニー・シナゴーグ
今迄の旅で、どういうわけかユダヤ教のシナゴーグを訪れた事がなかった。 プラハ中央駅から旧市街に向かって歩いて行くとシナゴーグがあったのでさっそく礼拝堂に入ってみる事にした。 イエス・キリストの出現よりも更に歴史を遡るこの宗教にも少しばかり興味がある。それも旧約聖書の世界であるから。 -
拝観料 80コロナ
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祭壇とそれに向かう祈りの席の配置はキリスト教の教会とほとんど違わないが、内部の装飾は明らかに異なる。
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正面祭壇 これがあの「モーゼの十戒の石板」を表すものなのか??? (あくまでも想像だけど?)わが国ではあまりキリスト教の先祖でもあるユダヤ教にはあまりなじみが無いが。
しかし ユダヤ イスラム キリストの宗教対立と争いが何千年も今日迄続いている世界を見ると、一神教の研究もまた国家的戦略からも必要と痛感する。
(なお蛇足ながら、私の母校には「一神教学際研究センター」がある) -
セノヴァージュネー広場付近 その1
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同昼場付近 その2 このあたりメトロが行きかう。
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同広場付近 その3
このかい間みえる塔は ハインリッヒ塔 -
共和国広場付近 なかなかの賑わいである。
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ヤン・フスの記念碑を中心に広がる旧市街広場。ここがプラハ繁華街の中心。
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ヤン・フス Jan Hus(1370頃〜1415)
思想家・宗教改革者 宗教改革の中心となり、1409年プラハ大学の学長 教皇庁との対立が激化、コンスタンツの宗教会議に喚問、逮捕、火炙りの刑となる。チェコ語で書かれた著作はチェコ語文体の完成に貢献。(コンサイス外国人名事典から抜粋)
1915年 コンスタンツでの火炙りの刑500年を記念して建立 シャロウン作。 マルチン・ルターの生まれる68年前に死んでいる。 -
この広場に面した建物に ショパンのレリーフがあった。 銘文はチェコ語の為、解らず。ただ「1829/1830」としてあったからこの時期プラハに滞在したのかも? 彼は1810年の生まれだから19歳当時、この年ウイーンでの演奏会で成功している。
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市民会館 ここには1679年迄王宮があったが、同年の大火で破壊された。その後再建、大司教神学校 兵舎 士官学校として使用。現在の建物は1906〜1912年にかけて造られた。
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正面の豪華な装飾、中央に王冠を手にした若者。左手に馬上の騎士と向こう向きの裸体の男女。若者の背後に裸体の女性、そして左端には木陰でヴァイオリンを奏でる若者と寄り添う女性。遠くに教会の塔が見える。チェコ建国の挿話の一駒なのか?
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火薬塔 1475年建立 城壁の門の一つ。17世紀に火薬庫として使用したのがこの名前の由来。
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広場から火薬塔までの道はセレトウナ通。この東西に伸びる道は、昔からの交易商人が行きかって栄えた道で、王宮から聖ヴィーダ教会への王の即位の行列が行進し「王の道」とも昔から呼ばれた。
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聖ミクラーシュ教会 1732〜35年に建立 バロック様式 フス派の教会
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ティーン教会 最初は1135年 にティン・ウンゲルト地区の外国人商人に依って建立。1365年改装1424年以降フス派の中心地となる。
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正面のアップ
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正面に金色に輝くは聖母子像 正式英文では「Church of Our lady before Tyn」
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旧市庁舎 プラハ第一の名所 プラハ市民は1338年市庁舎建設の許可をえた。天文時計の前は常に各国の観光客で賑わっている。
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天文時計 1410年頃の造られたカダニエのミクラッシュの作といわれている。伝説に依ればその見事な工学的技術が2度と繰り返されぬように ヴァーツラフ4世(1378〜1419)に依って盲にされたという。その後、1490年にルージェのハヌスが改造に再挑戦した時計は時の経過と星の動きを完璧にした。(チェコ発行のプラハ・歴史と美術)
又ハヌスが襲われて盲目にされたという伝説もある。(歩き方・チェコ編)
また他の本にもこれとは少しばかり違う伝説も書いてあったからこの辺のことはあいまいでも良いであろう、とにかく伝説なんだから、目くじら立ててあんまり硬く考えなくても!!
現在の時計は1948年設置のの電動装置で動いている -
クラム・ガラス宮殿
ルネッサンス期のスグラフィット装飾 -
この建物、気なって撮ってきたが全く不明。時々こんなことがある。ただ黄と赤の旗が下がっていて、更に入り口のアーチの中にも同じ黄と赤の」小さな旗が並んでいるから、あるいはスペインと関係のある建物か?
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この旅行記へのコメント (4)
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- 女一人旅さん 2009/06/23 01:46:19
- プラハ3
- やっぱりシナゴークでしたかぁ。
ヨーロッパの教会は、外から見た感じと中の雰囲気が全然違って…
特に、イタリアとプラハのシナゴークでそう感じました。
あと、8枚目の写真の棟。
私も何の建物か分からなかったのですが、火薬棟が城門の1つなら
これもそうなんじゃ?と思ったのですがいかがでしょ??
from プロフのお写真がヴァルターだと先週の金曜日に分かった女一人旅
- Berg Heilさん からの返信 2009/06/23 07:28:22
- RE: プラハ3
- あと、8枚目の写真の棟。
> 私も何の建物か分からなかったのですが、火薬棟が城門の1つなら
> これもそうなんじゃ?と思ったのですがいかがでしょ??
> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気になる建物があると近く迄行って銘板など調べるのですが、今回はカミサン連れでしたので諦めました。 もしどなたかご存知の方がいらっしゃいましたら御教示願いたいものです。
> from プロフのお写真がヴァルターだと先週の金曜日に分かった女一人旅
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Walther von der Vogelweide (1170/1230年頃)
このミネジンガー(恋愛詩人)の墓がヴュルツブルクにあると、この4トラのどなたかの旅行記で知りました。当地は3度訪れていますが全く気が付きませんでした(予習不足) 次回機会がありましたら訪れたいものです。
この詩人の事は 岩波文庫「ドイツ文学案内」P34〜36 を参照して下さい。
- Berg Heilさん からの返信 2009/07/01 15:43:43
- RE: RE: プラハ3
- > あと、8枚目の写真の棟。
> > 私も何の建物か分からなかったのですが、火薬棟が城門の1つなら
> > これもそうなんじゃ?と思ったのですがいかがでしょ??
> > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>塔の件、英文のプラハの市街図を調べてみましたら、"Henry's Tower"となっていました。故事来歴は分かりませんが、プラハですので、独逸語で「ハインリッヒの塔」としておきました。
- 女一人旅さん からの返信 2009/07/01 16:29:42
- RE: プラハ3
- ヘンリーとかハインリッヒ…チェコの歴史に触れる機会がある時まで
覚えておきます。(^-^)
プラハの歴史にこんな名前が出て来たら、それ由来かも…って。。。
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