2013/05/15 - 2013/05/27
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Berg Heilさん
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イタリアン・コートの見学を終え街の南西の端にある聖バルバラ大聖堂へ向かった。
クトナー・ホラは1260年 セドレツ修道院所有地に銀鉱床が発見され、最初に移住して来たのはイフラバで30年間銀の採掘をしていた独逸人鉱夫達で街道沿いに集落を造り、「クトナ・アンティ」と名付け、これが今日の「クタナ・ホラ」の由来となった。1290年頃から「クトナへの大移動」が始まり13世紀末には町が形成された。
イタリアン・コートから聖ヤコブ教会、フラデーク(銀鉱博物館)、イエズス会修道学校、聖バルボラ教会迄、のんびりと散策するのをチェコ・ファンや中世史大好きの方々には是非お勧めする。
イタリアン・コートとバルバラ大聖堂の見学に時間がかかり、残念ながら帰途のバスの時間のこともあって、この街の目玉であるセドレツの墓地教会の見学はパスした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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聖ヤコブ教会
14世紀初頭 鉱山の近くに木造の礼拝堂しかなっかたが、地元富裕市民の寄付と市の銀鉱の財源で1320年位石造りの教会の建設が始まり、1420年建立。
当時二つの塔を造るつもりが、教会直下の地下が坑道にになっていて強固な地盤確保が困難となり、二つ目の塔の建設は断念された。 -
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教会に隣接した赤い屋根の(写真右側)建物は「大参事会長館」で1594〜1595年に建設、神学大学進学希望者を養成する教室があった。
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石の泉 町では集中的に採鉱行われていた為、飲料水不足に悩まされていた。水源地から木製、後に素焼粘土製のパイプで貯水池まで引いていた。その貯水池の一つとして1493〜1495年に20角の石のブロックで造られた。
背後の建物は 聖ヤン・ネポムツキー教会 1734〜1753年建立 -
石の家 もともとフス戦争(1419〜1436年)以前に建てられていた。広大な地下室と基本部分は当時のもの。1489年に今日の外観が出来た。19世紀に市有となり、1901〜1902年改築 現在「王家の鉱山都市 クトナ・ホラ/17〜19世紀の市民生活と文化」として展示が行われている。
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フラデーク チェコ銀鉱博物館
もともとは監視要塞として建築 1312年に王国の役人の為の城館として改装。1490年銀鉱業者で役人のヤン・スミーシェクが購入、華麗な富裕市民の住居に改装。 -
銀鉱のガイドツアーがあるようだがパス。
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イタリアン・コートの背後の城壁から 絶好のカメラ・スポット
左:聖バルボラ教会
右:旧イエズス会大学 -
聖 Barbory 教会 チェコ ゴシック建築の傑作
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1403年 鉱山関係者の寄付に依って建立された事から鉱夫の守護聖人「聖・バルボラ」に捧げられた。銀鉱山の衰勢やフス戦争など様々な要因で教会が完成したのは1905年。
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教会の周囲は広々としていて城壁の上からのクトナ・ホラの旧市街の眺めは絶品
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祭壇 ネオゴシック 最後の晩餐
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奥の天井・網状アーチ(マティアーシュ・レイセク作・プラハの火薬塔の建設と装飾を担当)
手前の天井・円状アーチ(ベネディクト・リード作・レイセクの後継者として1512年この地に来た。プラハ城のフラジスラフ・ホールアーチ型天井を完成させた人) -
祭壇の背後の見事な彫刻
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聖職者用席 1480〜1490年製作
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中世の壁画 カレッジ」の様子か?
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銀鉱山の様子
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城壁のテラスから 旧市街を望む この付近は絶好のビュウー・ポイント
左 イエズス会修道学校(旧大学)
中央の塔はヤコブ教会 -
イエズス会修道学校
1626年 フス派の町となっていた当地にイエズス会士が来て 若者の教育に力を入れる為、1667〜1700年にカレッジを造った。 -
修道会学校前 聖人の像が数多く並んでいる。
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聖 Wenzel 像
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聖母マリア教会(ナ・ナームニィチ聖母教会)14世紀建立 この場所には銀鉱石市場があり、鉱石加工の際にその破片が落ち、それを丁寧に掃きとった事が「ナームニチェ(掃きとり屑)」というな名の由来。
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