2013/07/01 - 2013/07/01
28位(同エリア124件中)
玄白さん
スイス滞在記(4)はグリンデルワルトのハイキング三昧第二弾です。どのガイドブックにも必ず紹介されていて、アップダウンがほとんどない易しいコース。ベルナーオーバーラント3山の絶景を間近に見られる超人気コースです。
なお、今回のスイス滞在概略日程は以下の通りです。追々旅行記は追加していきます。
6月27日 エミレーツ航空便にて成田よりドバイ経由で翌日チューリッヒへ。空港駅で荷物をグリンデルワルトに送り、バーデンにて温泉ホテル泊まり
6月29日 ルツェルンに立ち寄った後、グリンデルワルトの貸シャレーへ
6月30日-7月12日 ベルナーオーバーラントアルプストレッキング三昧、近郊田舎町散策を楽しむ
7月13日 サースフェーの貸アパートへ移動、途中、カンデルシュテーク立ち寄り予定
7月14日-19日 サースフェー滞在、ヴァリスアルプストレッキング三昧
7月20日 フランス領シャモニーへ移動、途中シオンに途中下車して観光
7月21日-23日 シャモニーではホテル滞在、モンブラン山群トレッキング三昧
7月24日 ジュネーブに移動 ジュネーブ観光
7月25日 ジュネーブ空港よりドバイ経由で帰国 翌日成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
7月1日
6時過ぎ。ベランダから仰ぎ見る見事なアイガーのモルゲンロート! -
昨日ボルトに行ったときと同様、今日も快晴。今日の行き先はメンリッヒェンです。Kissling山荘からグルント駅方面にシュヴァルツリッチーネ川沿いに15分ほど歩き、駅を通り過ぎてメンリッヒェンに上がるゴンドラ乗り場に行きます。
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このゴンドラ、ヨーロッパ最長ということで、30分近くかかります。ゴンドラの左側の緩やかな丘がメンリッヒェンですが、ゴンドラ駅はその裾野にあります。
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眼下には広々とした牧草地が広がっています。ここも雪解けが遅かったせいで、初夏の牧草刈り取りが終わっておらず、うっすらと雪が降ったように白い花が一面に咲いています。遠くからはよくわかりませんが、たぶんクローバーの花かな?
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ゴンドラ頂上駅付近の展望台で、しばし絶景を楽しみます。
フィルスト方面では、あまりお目にかかれなかったユングフラウが圧倒的迫力で聳えています。 -
西の方に目をやると、ユングフラウの右にはブライトホルンが随っています。この山は、ミューレン、ヴェンゲンからは真っ先に朝日が当たるモルゲンロートの山だそうです。
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そのまま、目を下に向けると氷河が削ったU字谷のラウターブルンネン谷が見えます。崖の途中の棚の部分に建物が集まっている村がヴェンゲン、谷底の街がラウターブルンネン。
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ラウターブルンネンのシンボル、シュタウプバッハ滝をアップで撮影。
この滝、落差287mで、玄白の地元に近い日光華厳の滝97mをはるかに凌ぎます。 -
グローブフラワーの群落
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メンリッヒェンは東のグリンデルワルト側はなだらかな斜面で、ここの牧草地は、冬は大スキー場に変身しますが、西のヴェンゲン側は急傾斜の絶壁です。
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エーデルワイス、アルペンローゼと並んでアルプス3大名花のひとつ、エンツィアンの仲間。学名はゲンチアナ・コキアナ。マイリンゲンで購入した図鑑によると、保護植物で勝手に採集してはいけないのだそうです。そのわりには、この花はどこでも見かけるポピュラーな花なんですがね〜。和名も付いていて、チャボリンドウと言うらしく、日本でも園芸種として出回っているようです。
アルペンローゼは、まだほとんど咲いていないが、エンツィアンは雪解けが終わるとすぐ咲くようです。 -
雪が溶け切らないうちに咲いている白クロッカス。
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紫のクロッカスもそばに咲いていました。
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白クロッカスの群落。7月に入ってから野生のクロッカスが咲いているのは、初めて見ました。野生のクロッカスは雪解け直後の1週間くらいしか咲いていないそうなので、見ることができてラッキーでした。
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メンリッヒェンゴンドラ駅からすぐにクライネシャイデックに向かわないで、一旦、メンリッヒェンの本当の頂上まで登ります。30分ほどの歩きです。
途中に、ヴェンゲンから上がってくるロープウェイの駅があります。 -
メンリッヒェン頂上に上る道端にもたくさんの花が咲いています。
これもエンツィアンの仲間で、ゲンチアナ・ヴェルナ。目にも鮮やかな青色です。 -
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手前の黒い山はチュッケンという山です。ゴンドラ駅付近の展望台では、この山が邪魔になって、ユングフラウ、メンヒ、アイガーのすべての頂上を同時にカメラに収めることができません。メンリッヒェン頂上まで行くのは、ベルナーオーバーラント3山の揃い踏みを撮影したいからなのであります。
途中まで登ってくると、チュッケンの頂上がだいぶ低くなってきました。 -
イチオシ
まだ、頂上ではありませんが、左からアイガー、メンヒ、ユングフラウが顔を揃えました。
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登る途中で、かなりの年配と思われる日本人ご夫婦に出会い、しばらく雑談させてもらいました。聞けば、80歳のご主人が大のスイス好きで毎年一人で来て半月とか一ヶ月くらい滞在しているのだそうです。ツアーで泊まるような良いホテルではなく、毎回決まった安宿に泊まっているそうな。奥様は、トルコが大好きで毎年、夫婦別々に旅しているのだそうです。夫婦2人そろって旅行するのは久しぶりなんだそうです。トルコ一人旅は言葉の問題はないですかと聞くと、「大丈夫、英語でなんとかなるわよ! トルコの若い人は英語が出来る人が多いから」という。これは良いことを聞いた! 玄白も混乱が静まればトルコに行ってみたいと思っているので・・・
我が奥方に夫婦別々に好きなところに行くスタイルもいいなあと言うと即座に却下されました・・・・・ -
メンリッヒェン頂上に行く間、奥方と話したこと
「日本の高齢者は元気だな〜。そういえば、アラスカに一人でオーロラを見に来ていたNさんも83歳だった」
「若い日本人が少ないね。韓国や中国からは若い人達が大勢スイスを旅しているのに」
「日本の若者は、我々の青春時代より内向きになっているからな。留学希望者も減っているようだし・・」
日本の若人よ、世界に飛び出せ! -
イチオシ
メンリッヒェン頂上からの360度のパノラマ
左のピークからアイガー、メンヒ、ユングフラウ。手前の小山がチュッケン -
アイガーの左方向、メッテンベルクからシュレックホルンに連なる山群、その左がヴェッターホルン
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ヴェッターホルンのさらに左方向、グローゼシャイデックからシュヴァルツホルン、ファウルホルンなどフィルスト、ブスアルプ方面の山並みが続き・・
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シーニゲプラッテ方面が望めます。
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一方、ユングフラウから右方向に目をやると、ブライトホルン、チンゲルホルンなどが並びフランスまでアルプスの山並みが続きます。
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メンリッヒェンを降り、チュッケンの左側山裾を回りこんでクライネシャイデックに向かいます。
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ヴェンゲン側の崖の中腹で何やら工事が行われていて、ヘリコプターで資材を運んでいます。
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若い女性ハイカーが高山植物の撮影に夢中になっています。
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ラウターブルンネン谷の奥の方の向こう側の崖の上に小さな集落が見えます。ミューレンです。
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メンリッヒェンのゴンドラ乗り場付近に戻ってきました。
ここにも、谷地坊主に似た地形が見られます。 -
ゴンドラ乗り場近くの展望台。だいぶ人が増えてきました。
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ベルクレストラン「メンリッヒェン」
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シルバーホルン付近をアップで撮影
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ブライトホルン付近をアップで撮影
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スイスのコースは至るところに、こういう標識があって、非常にわかりやすい。
クライネシャイデック方向を示す標識にはハイキングルートであることを示す赤と白の横縞のマークがついていません。ハイキングより簡単な散歩道程度ということです。 -
とはいえ、今年はこんな楽チンコースにも雪渓が残っています。スニーカーでの散歩というわけには行きません。何しろ、我々がグリンデルワルトに来る前の週は残雪のため、コースが閉鎖になっていたそうです。
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コースのところどころに、雪解けと同時に咲き始める花々が咲いていました。クロッカスに似ていますが、花茎が産毛で覆われています。
英語名Spring Pasque Flower 学名Pulsatilla vernalisという花らしい。 -
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これはアルペンスノウベル、学名ソルダネッラ・アルピナ。クロッカスと同様、雪解けと同時に咲く花です。ユングフラウ地区から南東部のアルプス原産の花ですが、日本にも園芸種として入ってきて、イワカガミダマシという和名がつけられているそうです。
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チュッケンの山裾を回りこんでいきます
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このあたりで見つけた花 Mountain Avens 学名 ドリアス・オクタペタラという花らしい
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グリンデルワルト村を上から俯瞰します。矢印の先が我がKissling山荘です。
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雪解け水による一時の滝が流れています。雪解けが終われば、こんな大きな滝ではなくなるはずです。
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イチオシ
雪解け間近とはいえ、まざ残雪の厚さは人の背丈の半分以上あります。
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主役の3つの山が同時に見えるところまで来ました。
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よく見ると、ユングフラウとメンヒの間の尾根にユングフラウヨッホ展望台の建物が小さく写っています。
それにしても、あんなところに鉄道を通すとは、すごいものです。 -
まだまだ、雪渓が出てきます。
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Alpine Avens 学名Geum montanum ?
水芭蕉が咲く頃に尾瀬ヶ原でたくさん見られるリュウキンカによく似ています。 -
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イチオシ
クライネシャイデックに近づいてきました。青緑のパステルカラーの池に逆さアイガーです。雪解け水が流れ込んでさざ波がたっているので、完全な水鏡にはなっていませんが、きれいな色です。
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撮影位置を変えて、メンヒが写りこむようにしてみました。水の色が全く変わりました。光線の関係で随分、変化するものです。
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クライネシャイデックに2時過ぎに到着。
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ヴェンゲンアルプまで歩くコースのひとつ。
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こちらも鉄道線路沿いにヴェンゲンアルプまで行く道です。そのうち、どちらかは歩いてみることにしよう。
ちょっと、後ろ髪を引かれる思いですが、奥方が疲れたからもう帰ろうというので、時間はまだたっぷりありますが、今日は早めに山荘に戻り、ワインを開けて、ベランダでフォンデュをやることに決定。
かくして、ハイキング2日目も無事終了です。
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この旅行記へのコメント (3)
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- MK988さん 2018/10/26 19:12:35
- 掲示板に質問させて頂いています
- モヤっていない画像と花の接写きれいですね。花好きの私にとってアルプスの高山植物の数と種類の多さは予想外でした。北海道大学岡田 尚武名誉教授の「地球の息吹き 2016 ver3.1」には451もの花が記載されていますが私が撮影した中には記載されていない花がありました。
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- 銭形幸一さん 2013/08/05 21:20:18
- 本場のアルプスは格別ですね!
- こんばんは。
一か月、スイスに滞在なさっていたんですか?
羨ましい限りです。
私が行けるとしたらやはり玄白さんのように退職した後じゃないと無理ですね(笑)
私は先週末、南アルプスの北岳に行きましたが、風景の美しさがまるで別次元です。
玄白さんがホームグランドで磨いた撮影技術がスイスでも如何なく発揮されてますね!
続編、まだあるようですね。
楽しみにしております。
- 玄白さん からの返信 2013/08/06 09:40:42
- RE: 本場のアルプスは格別ですね!
- 銭形幸一さん こんにちは
いつも、玄白の旅行記訪問、投票ありがとうございます。
仕事を持っていると海外長期滞在は難しいですよね。銭形さんも旅行記から推測すると、自由人の身分になれるのは、そんな遠い先のことではないようですが・・・ (^_^)。 その時期を待ち焦がれ、いろいろプランを練る(空想する?)のも、また楽し!です。
北岳登山記拝見しました。山の風景は季節によって随分ちがいます。北岳も別の季節にいけば違った表情が見られるのではないでしょうか。
スイス滞在記、まだまだ続く予定です。完結までにはまだ時間がかかりそうです。気が向いたら、またご訪問ください。
では、また
玄白
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