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 今日(7月8日)は今までのような牧草地の中をのんびり歩く牧歌的なハイキングではなく、雪渓やガレ場が続くアイガー北壁直下をトラバースする少しばかりタフなコースを歩きます。アイガートレイルと名付けられたこのコースは数年前に新設されたコースで、現地で手に入れたハイキングルートマップにも、中・上級者向けと書かれています。先週まで残雪のため、閉鎖になっていたコースです。出発点はアイガーグレッチャー、終点はアルピグレンです。<br /> 北壁のすぐそばを歩くので、ユングフラウ、メンヒなどのアルプスの山々の眺望はおろか、アイガーの頂上さえ見ることはできません。しかも午前中はほとんど日陰を歩くことになるのできれいな風景写真を撮るには必ずしも適当とはいえません。しかし、間近で見るアイガーの厳しさ、猛々しさを肌で感じ、荒涼としたガレ場の片隅に咲いている、牧場の植物ではなく高山植物の花が見られる感動のコースです。<br /> <br /><br />なお、今回のスイス滞在概略日程は以下の通りです。追々旅行記は追加していきます。<br />6月27日 エミレーツ航空便にて成田よりドバイ経由で翌日チューリッヒへ。空港駅で荷物をグリンデルワルトに送り、バーデンにて温泉ホテル泊まり<br />6月29日 ルツェルンに立ち寄った後、グリンデルワルトの貸シャレーへ<br />6月30日-7月12日 ベルナーオーバーラントアルプストレッキング三昧、近郊田舎町散策を楽しむ<br />7月13日 サースフェーの貸アパートへ移動、途中、カンデルシュテーク立ち寄り予定<br />7月14日-19日 サースフェー滞在、ヴァリスアルプストレッキング三昧<br />7月20日 フランス領シャモニーへ移動、途中シオンに途中下車して観光<br />7月21日-23日 シャモニーではホテル滞在、モンブラン山群トレッキング三昧<br />7月24日 ジュネーブに移動 ジュネーブ観光<br />7月25日 ジュネーブ空港よりドバイ経由で帰国 翌日成田着

2013年スイス滞在記(9) ハイキング編⑤ アイガー北壁直下をトラバースしてアルピグレンへ

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2013/07/08 - 2013/07/08

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旅行記グループ スイス旅行記

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玄白

玄白さん

 今日(7月8日)は今までのような牧草地の中をのんびり歩く牧歌的なハイキングではなく、雪渓やガレ場が続くアイガー北壁直下をトラバースする少しばかりタフなコースを歩きます。アイガートレイルと名付けられたこのコースは数年前に新設されたコースで、現地で手に入れたハイキングルートマップにも、中・上級者向けと書かれています。先週まで残雪のため、閉鎖になっていたコースです。出発点はアイガーグレッチャー、終点はアルピグレンです。
 北壁のすぐそばを歩くので、ユングフラウ、メンヒなどのアルプスの山々の眺望はおろか、アイガーの頂上さえ見ることはできません。しかも午前中はほとんど日陰を歩くことになるのできれいな風景写真を撮るには必ずしも適当とはいえません。しかし、間近で見るアイガーの厳しさ、猛々しさを肌で感じ、荒涼としたガレ場の片隅に咲いている、牧場の植物ではなく高山植物の花が見られる感動のコースです。
 

なお、今回のスイス滞在概略日程は以下の通りです。追々旅行記は追加していきます。
6月27日 エミレーツ航空便にて成田よりドバイ経由で翌日チューリッヒへ。空港駅で荷物をグリンデルワルトに送り、バーデンにて温泉ホテル泊まり
6月29日 ルツェルンに立ち寄った後、グリンデルワルトの貸シャレーへ
6月30日-7月12日 ベルナーオーバーラントアルプストレッキング三昧、近郊田舎町散策を楽しむ
7月13日 サースフェーの貸アパートへ移動、途中、カンデルシュテーク立ち寄り予定
7月14日-19日 サースフェー滞在、ヴァリスアルプストレッキング三昧
7月20日 フランス領シャモニーへ移動、途中シオンに途中下車して観光
7月21日-23日 シャモニーではホテル滞在、モンブラン山群トレッキング三昧
7月24日 ジュネーブに移動 ジュネーブ観光
7月25日 ジュネーブ空港よりドバイ経由で帰国 翌日成田着

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配
  • 朝6時のアイガー。少しガスっぽいですが、雲も茜色に染まっています。

    朝6時のアイガー。少しガスっぽいですが、雲も茜色に染まっています。

  • 7時半、ヴェッターホルンから日が昇ってきます。

    7時半、ヴェッターホルンから日が昇ってきます。

  • 朝のグリンデルワルト駅は今日も混雑しています。8:17のクライネシャイデック行き電車に乗車

    朝のグリンデルワルト駅は今日も混雑しています。8:17のクライネシャイデック行き電車に乗車

  • 9:10、アイガーグレッチャー駅到着。ここまでは追加料金なしでユングフラウ鉄道パスで来れます。

    9:10、アイガーグレッチャー駅到着。ここまでは追加料金なしでユングフラウ鉄道パスで来れます。

  • アイガーグレッチャー駅レストランのテラスから眺めたユングフラウ

    アイガーグレッチャー駅レストランのテラスから眺めたユングフラウ

  • 標識に従って、アイガートレイルを行きます。標高2320m

    標識に従って、アイガートレイルを行きます。標高2320m

  • 歩き始めは、こんな風景です。いきなり残雪のガレ場です。右側の岩壁がアイガー北壁の一番西のはずれの根元です。この高さから一番高いところで標高差1600mの岸壁が聳えたっています。

    歩き始めは、こんな風景です。いきなり残雪のガレ場です。右側の岩壁がアイガー北壁の一番西のはずれの根元です。この高さから一番高いところで標高差1600mの岸壁が聳えたっています。

  • 雪渓とガレ場の道が続きます

    雪渓とガレ場の道が続きます

  • 斜面の雪渓を横切っていきますが、踏み固められたルートがはっきりしていて、凍ってはいないのでアイゼンがなくても平気です。

    斜面の雪渓を横切っていきますが、踏み固められたルートがはっきりしていて、凍ってはいないのでアイゼンがなくても平気です。

  • 写真ではスケール感がわかりませんが、巨大な岩峰です。

    写真ではスケール感がわかりませんが、巨大な岩峰です。

  • 北壁最西端の岩塊を振り返ります。この岩場にロッククライミングの練習コースがあるそうです。

    北壁最西端の岩塊を振り返ります。この岩場にロッククライミングの練習コースがあるそうです。

  • 岩陰に高山植物が花を咲かせています。名前は? 未調査です

    岩陰に高山植物が花を咲かせています。名前は? 未調査です

  • 左側斜面を見下ろすと、牧草地とクライネシャイデック(写真左上)に向かう電車が見えます。

    左側斜面を見下ろすと、牧草地とクライネシャイデック(写真左上)に向かう電車が見えます。

  • Glacier Buttercup 学名;Ranunculus glacialis<br /><br />アルプスでは標高4275m の高山でも生育が確認されたという正真正銘の高山植物です。<br />(http://www.luontoportti.com/suomi/en/kukkakasvit/glacier-buttercup より)<br />

    イチオシ

    Glacier Buttercup 学名;Ranunculus glacialis

    アルプスでは標高4275m の高山でも生育が確認されたという正真正銘の高山植物です。
    http://www.luontoportti.com/suomi/en/kukkakasvit/glacier-buttercup より)

  • この高山植物は、残雪が残るガレ場を好むようです。

    この高山植物は、残雪が残るガレ場を好むようです。

  • Glacier Buttercupの群落

    Glacier Buttercupの群落

  • ??? 現時点では調べても不明

    ??? 現時点では調べても不明

  • 北壁の中間付近まできました。

    イチオシ

    北壁の中間付近まできました。

  • 北壁初登攀のルートを示すパネルが建てられていました。アイガーヴァント駅の位置も示されているのですが、実物はどれなのか、よく分かりません。双眼鏡が欲しいですね。

    北壁初登攀のルートを示すパネルが建てられていました。アイガーヴァント駅の位置も示されているのですが、実物はどれなのか、よく分かりません。双眼鏡が欲しいですね。

  • ヴェッターホルンが見えてきました。

    ヴェッターホルンが見えてきました。

  • トレイルランニングをしている若いカップル。カモシカのように道がないガレ場を走りぬけ、あっという間に追い越されました。

    トレイルランニングをしている若いカップル。カモシカのように道がないガレ場を走りぬけ、あっという間に追い越されました。

  • まだまだ雪渓が出てきます。

    まだまだ雪渓が出てきます。

  • ここで、先を行く奥方が立ち往生。このコース最大の難所。ルート上の雪渓が解け崩れていて、幅1.2m、深さ1mほどの渓流を跳び越さなくてはならない。ルート右側の雪渓は下が空洞で踏み抜く恐れがあり、危険!飛び越えても反対側の岸に届かないと渓流に嵌ってずぶ濡れ、下手をすると捻挫でもしかねない。やむを得ず、ルート左側の渓流の中の飛び石が浮石でないことを確認しながら、靴が半分ほど水に浸かりながら、かろうじて通過成功。防水性が高いトレッキングシューズで濡れずに済みました。

    ここで、先を行く奥方が立ち往生。このコース最大の難所。ルート上の雪渓が解け崩れていて、幅1.2m、深さ1mほどの渓流を跳び越さなくてはならない。ルート右側の雪渓は下が空洞で踏み抜く恐れがあり、危険!飛び越えても反対側の岸に届かないと渓流に嵌ってずぶ濡れ、下手をすると捻挫でもしかねない。やむを得ず、ルート左側の渓流の中の飛び石が浮石でないことを確認しながら、靴が半分ほど水に浸かりながら、かろうじて通過成功。防水性が高いトレッキングシューズで濡れずに済みました。

  • ??? 現時点では調べても不明

    ??? 現時点では調べても不明

  • イチオシ

  • ??? 現時点では調べても不明

    ??? 現時点では調べても不明

  • 雪渓の上に後続のハイカー達が、けし粒のように小さく写っています。

    イチオシ

    雪渓の上に後続のハイカー達が、けし粒のように小さく写っています。

  • 北壁東側から太陽が顔を出しました。

    イチオシ

    北壁東側から太陽が顔を出しました。

  • ヴェッターホルンがだいぶ大きく見えるようになってきました。

    ヴェッターホルンがだいぶ大きく見えるようになってきました。

  • この雪渓、来週には溶けるでしょうか

    この雪渓、来週には溶けるでしょうか

  • アルピグレンまであと20分くらいのところまできました。この付近から、ようやく見慣れた牧草地の風景になってきました。

    アルピグレンまであと20分くらいのところまできました。この付近から、ようやく見慣れた牧草地の風景になってきました。

  • メンリッヒェン方向、チュッケンの上空に雲が沸いてきました。

    メンリッヒェン方向、チュッケンの上空に雲が沸いてきました。

  • 雪解け水が岩が深く削っています。

    雪解け水が岩が深く削っています。

  • あと、数千年、数万年経てば、これもアーレシュルフト(スイス滞在記(5)参考)のような峡谷に変貌していくのでしょう。

    イチオシ

    あと、数千年、数万年経てば、これもアーレシュルフト(スイス滞在記(5)参考)のような峡谷に変貌していくのでしょう。

  • こんな地形も、数千年、数万年経てばトゥルンメルバッハ滝のように変化していくのかもしれません。

    こんな地形も、数千年、数万年経てばトゥルンメルバッハ滝のように変化していくのかもしれません。

  • アルピグレン近くの牧場内に入ってきました。

    アルピグレン近くの牧場内に入ってきました。

  • アルピグレン駅12:10到着。歩行時間3時間。ハイキングガイドの標準時間2時間50分より少し遅めでした。<br />これから、クライネシャイデックに戻り、混雑する駅の裏側の高台でアルプスの雪山を眺めながら弁当タイムです。

    アルピグレン駅12:10到着。歩行時間3時間。ハイキングガイドの標準時間2時間50分より少し遅めでした。
    これから、クライネシャイデックに戻り、混雑する駅の裏側の高台でアルプスの雪山を眺めながら弁当タイムです。

  • ユングフラウ方面も雲がかかり始めました。午後になると雲が出てくるのは、山の天気の宿命なので仕方ありません。

    ユングフラウ方面も雲がかかり始めました。午後になると雲が出てくるのは、山の天気の宿命なので仕方ありません。

  • 弁当のいなりずしをほおばっていると、アルペンドールが餌をねだりに近寄ってきます<br /><br />この後、少し歩き足りないので線路沿いの広い歩きやすい道を散歩気分でヴェンゲルンアルプまで歩きます。

    弁当のいなりずしをほおばっていると、アルペンドールが餌をねだりに近寄ってきます

    この後、少し歩き足りないので線路沿いの広い歩きやすい道を散歩気分でヴェンゲルンアルプまで歩きます。

  • 途中小さな池があり、きれいな水鏡になっていて、逆さメンヒを映し出しています。<br />いたずらして写真を上下逆さまに配置すると、ちょっと面白い不思議な感覚の写真になりました。

    途中小さな池があり、きれいな水鏡になっていて、逆さメンヒを映し出しています。
    いたずらして写真を上下逆さまに配置すると、ちょっと面白い不思議な感覚の写真になりました。

  • おたまじゃくしが泳いでいます。

    おたまじゃくしが泳いでいます。

  • ヴェンゲン、ラウターブルンネンに下る電車

    ヴェンゲン、ラウターブルンネンに下る電車

  • このあたりも牧草地帯です。

    このあたりも牧草地帯です。

  • ヴェンゲルンアルプ駅近くでスケッチをする人

    ヴェンゲルンアルプ駅近くでスケッチをする人

  • 約1時間でヴェンゲンアルプ駅へ

    約1時間でヴェンゲンアルプ駅へ

  • ヴェンゲルンアルプからヴェンゲンまで電車で行き、ちょっぴりヴェンゲンの街を散策。グリンデルワルトと比べると、少し上品というか高級感が漂っている街です。

    ヴェンゲルンアルプからヴェンゲンまで電車で行き、ちょっぴりヴェンゲンの街を散策。グリンデルワルトと比べると、少し上品というか高級感が漂っている街です。

  • 帰りはヴェンゲンからロープウェイでメンリッヒェンに上がり、そこからグルントまでテレキャビンで下ります。ユングフラウ鉄道パスをフルに活用しようという、いささか意地汚い考えです。

    帰りはヴェンゲンからロープウェイでメンリッヒェンに上がり、そこからグルントまでテレキャビンで下ります。ユングフラウ鉄道パスをフルに活用しようという、いささか意地汚い考えです。

  • ヴェンゲンからメンリッヒェンは急傾斜の斜面をあがっていきます。<br /><br />今日はメインイベントのアイガートレイルのトレッキングに加え、乗り物に目いっぱい乗った一日でした。高額なユングフラウパスも、これで十分元がとれました。

    ヴェンゲンからメンリッヒェンは急傾斜の斜面をあがっていきます。

    今日はメインイベントのアイガートレイルのトレッキングに加え、乗り物に目いっぱい乗った一日でした。高額なユングフラウパスも、これで十分元がとれました。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • 潮来メジロさん 2013/08/27 08:13:31
    キバシガラス・・・。\(^o^)/
    玄白さん、こんにちは!
    毎度、訪問&投票ありがとうございました。
    昨日、玄白さんの訪問回数が50回目となっておりました。
    拙いブログなのに、度々お越し戴き、ありがとうございました。

    > 弁当のいなりずしをほおばっていると、アルペンドールが餌をねだりに近
    > 寄ってきます
    >
    > この後、少し歩き足りないので線路沿いの広い歩きやすい道を散歩気分で
    > ヴェンゲルンアルプまで歩きます。

    この鳥さんは、キバシガラス(黄嘴鴉、英名:Alpine Chough)ですね。
    アルペンドールという呼び名は、スイス語?ドイツ語?なのでしょうか?
    山岳地帯に住むカラスなんですね。
    全長37〜39cmとは、日本で見られるハシボソガラス(L=50cm)やハシブトガラス(L=57cm)に比べると小さいですね。
    私はまだ見た事がないので、いつか見てみたいものです。

    ではまた・・・。(^o^)/~~~
      (潮来メジロ)

    玄白

    玄白さん からの返信 2013/08/27 11:02:10
    RE: キバシガラス・・・。\(^o^)/
    潮来メジロさん こんにちは

    このキバシガラスについては、以前にも潮来メジロさんからコメントをいただいています。アルペンドールというのは、ドイツ語らしいです。

    スイスではよく見かける鳥です。

    では、また

    潮来メジロ

    潮来メジロさん からの返信 2013/08/27 11:23:20
    RE: RE: キバシガラス・・・。\(^o^)/
    玄白さん、こんにちは! ヾ(^o^)

    > このキバシガラスについては、以前にも潮来メジロさんからコメントをい
    > ただいています。アルペンドールというのは、ドイツ語らしいです。

    えっ、そうでしたか・・・、すっかり忘れていました。(^_^;

    > スイスではよく見かける鳥です。

    そうでしたか。いつかスイスにも行ってキバシガラスを見てみたいです。

    ではまた・・・。(^o^)/~~~
      (潮来メジロ)

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