2013/07/07 - 2013/07/07
44位(同エリア184件中)
玄白さん
今日(7月7日)は昨日のフィルスト方面のハイキング(スイス滞在記(3))にひきつづき、牧草地の中のコースを、花をめでながらのんびり歩きます。フィルスト方面では、まだ咲いていなかった花もこちらでは咲き始めています。フィルストに負けず劣らず花いっぱいの牧歌的コースです。ベルナーオーバーラント3山も、グリンデルワルト側とは違った山容を楽しめます。
なお、今回のスイス滞在概略日程は以下の通りです。追々旅行記は追加していきます。
6月27日 エミレーツ航空便にて成田よりドバイ経由で翌日チューリッヒへ。空港駅で荷物をグリンデルワルトに送り、バーデンにて温泉ホテル泊まり
6月29日 ルツェルンに立ち寄った後、グリンデルワルトの貸シャレーへ
6月30日-7月12日 ベルナーオーバーラントアルプストレッキング三昧、近郊田舎町散策を楽しむ
7月13日 サースフェーの貸アパートへ移動、途中、カンデルシュテーク立ち寄り予定
7月14日-19日 サースフェー滞在、ヴァリスアルプストレッキング三昧
7月20日 フランス領シャモニーへ移動、途中シオンに途中下車して観光
7月21日-23日 シャモニーではホテル滞在、モンブラン山群トレッキング三昧
7月24日 ジュネーブに移動 ジュネーブ観光
7月25日 ジュネーブ空港よりドバイ経由で帰国 翌日成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月7日
今日も天気は山歩きにふさわしい爽やかに晴れ渡った天気です。今日の行き先は、ミューレンです。そんなに遠いわけではありませんが、グリンデルワルトからだと、まず、インターラーケン行き電車でツバイリッチネンまで行って、ラウターブルンネン行き電車に乗り換え、ケーブルカーでグリュッチュアルプまで上がり、さらに電車でミューレンへと、3回も乗り換えねばなりません。 -
先週とはうって変わって天気がよく暖かくなったせいか、それとも日曜日だからなのか、ラウターブルンネンからグリュッチュアルプに登るケーブルカーが大混雑! 待たされること30分で、ようやくミューレンに到着。
ラウターブルンネン谷の絶壁の上にある、人口450人のとても小さな村で、外部から車で入ることはできません。もともとは貧しい農村でしたが、20世紀はじめから冬のスキー客、夏のハイカー、観光客が訪れるようになり、現在では観光業によって豊かな村に変身しています。 -
どの家もよく手入れされたプランターの花で飾られ、アルペンカモシカの角やら、
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カウベルをぶら下げたりしている家もあります。
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イチオシ
軒下をきれいにデコっている家
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絵葉書にもなっている、屋根に車輪がある家
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村の人口450人に対して宿泊施設の収容人員は2000人分あるそうです。
ガイドブックでは素朴な村と表現されていますが、素朴という感じはしません。しかし、静かできれいな、女性言葉で言えば”カワイイ”村です。 -
小さな村なのでゆっくり歩いても15分くらいで端から端まで歩けてしまいます。シルトホルン展望台は、午前中早い時間帯はベルナーオーバーラント3山が逆光になってしまうので、先にハイキングです。
村の真ん中あたりのケーブルカーでアルメントフーベルに上がります。 -
アルメントフーベルからはたくさんのハイキングルートがあります。一番人気はBlumental-Panorama Trailらしいのですが、ちょっと短くて物足りないのでNorthface-Trailを歩きます。このコースはユングフラウ以西のアルプスの山々の北壁を見ながらミューレンまで下るルートです。適度なアップダウンもあり、途中にはあまり有名ではないアルプスの山の説明板が設置されていて、山座同定しながら歩くのが楽しいコースです。
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途中までFlower Trailというコースと共通のコースで、ここはちょっとした植物見本園のように、咲いている花のそばに花の名前が書かれた看板が設置されています。ラテン語の学名、ドイツ語名、英語名と並んで日本語でも書かれています!
これはキュフリヘディウム・ギセラ、アツモリソウの一種 -
プリムラ・アウリクラ、アツバサクラソウ。
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グロブリア・コルディフォリア、ルリカンザシ
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ヴェロニカ・プロストラタ、クワガタソウの仲間
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Flower Trailから分かれて、North-Face Trailに入って行きます。
ルートの大半が牧場の中を歩いていくので、咲いている花は、高山植物というより牧草の花です。風景としては、フィルスト方面のハイキングルートとよく似た情景ですが、山の形は大きく違います。
先週のフィルスト方面のルートではまだ、咲いていなかった花も、こちらでは咲き始めています。 -
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シラタマソウの群生
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シラタマソウのアップ。フィルスト方面では、まだ咲いていませんでした。
ヨーロッパ原産で、どこでも普通に見られる花で、北海道にも帰化植物として入り込んでいるそうです。 -
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イチオシ
山はユングフラウ
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アイガーとメンヒ。アイガー北壁が左側を向いていて、西側の岩肌が見えています。
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シルトホルンの裾野の広大な牧草地
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レストラン「ズッペンアルプ」の前を通り過ぎると登りに差し掛かります。
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レストラン「ズッペンアルプ」を見下ろします。
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ミューレンの家並みがはるか下に見えます
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ところどころに、正面に見える山の名前、登山ルート、登山の歴史を解説した看板が設置されています。これも、ドイツ語、英語、フランス語と日本語で書かれています。
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ベルナーオーバーラント三山。クライネシャイデック付近で見るのとは、山容が違います。
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先週は見られなかったアルペンローゼが咲いています。牧場内の草地によく見られるレンゲツツジの仲間です。スイスアルプスを代表する花のひとつです。レンゲツツジの仲間は葉に毒を含んでいるので、牛は決して食べません。
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年配の夫婦が仲良くランチをしています。ヨーロッパの人も必ずしもベルクレストランで食べるのではなく、弁当持参のピクニックをするんですな〜。やっぱり、山のレストランは高くてまずいと思っているのでしょうか?
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看板の説明書きによれば、これはエベニ・フルーエという山。1920年代のアルプスの北壁登攀時代に先立つこと数十年前に、すでに北壁登頂に成功したという。
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ブライトホルン
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イチオシ
花とアルプス。お決まりの構図になってきました。ちょっと、マンネリかな
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天空を行く牛達
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牛とにらめっこ
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イチオシ
このあたりは森林限界より標高が低いのですが、木はまばらでほとんどが牧草地です。こういった草原と森の風景は、純粋に自然の風景ではなく、スイス牧畜民が長い年月をかけて森を牧草地に変えてきた結果なのです。自然と人間の営みが融合したスイスの原風景であって、日本の棚田の風景と相通じるものがあります。
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ミッタグホルンという山。説明看板によると、この山の北壁初登頂したのは、名だたる登山家ではなく、15歳と16歳の無名の少年達だったそうです。
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ハイカーだけでなく、自転車で登る人たちもいます。
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雪解けが遅れることが無かったら、このあたりの花畑はすべて刈り取られていたことでしょう。
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牧草小屋にも花が飾られています
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ミューレンの村に近づいてきました。
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ミューレン村内に戻ってきました。天気はくずれてはいないのですが、シルトホルンにだけ雲がかかってきました。ゴンドラ乗り場のライブカメラで確認すると、山頂は真っ白で何も見えない。しばらく待っても晴れそうもないので、シルトホルンに登るのは断念。
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駅の近くのホテルのテラスで一服していると、近くをパラグライダーがかすめていきました。ラウターブルンネン谷もパラグライダーのメッカのようです。
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グリュッチュアルプ行き電車の駅です。まだ早いですが、Kisslingu山荘に戻って、のんびり、午後のひと時を過ごすことにします。
今日も無事一日が終わりました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- batfishさん 2013/08/10 22:37:21
- 青空のミューレン!!
- 玄白さん こんばんは!
スイス旅行記、楽しませていただいております。
やはり貸別荘に長期滞在しながらのハイキングは
よいですね。
お天気を見ながら体調に合わせて楽しめますね。
私、ミューレンとはどうも相性が悪いようで
今まで年を変えて4泊していますが、すべて雨です(^^;;
青空のミューレンを見せていただきありがとうございます。
昨年、同じコースを歩きましたが、
ズッペンアルプの上の坂からあんなにミューレンの村
が見えるなんて初めて知りました(^^)
花もちょうどよかったですね。
やはり、ミューレンにはまた歩きに行きたいと思いました。
また、メンヒヨッホヒュッテ往復も興味深く拝見しました。
いつも35?ザック1つで旅行しているので、ストックや
アイゼンなど日本から携行せず、なかなかチャレンジ
する気が出ずにおりましたが、なくてもコンディションに
よっては行けそうでしょうか?
機会があったら行けるところまで行ってみたいと思いました。
続きも楽しみにしています。
batfish
- 玄白さん からの返信 2013/08/11 11:35:21
- RE: 青空のミューレン!!
- batfishさん こんにちは
玄白のスイス滞在記訪問、投票そしてコメントありがとうございます。
天気に恵まれないとハイキングしているときの眺望は利かないので、やっぱり天気がよいことに越したことはありませんね。花の写真を撮るにはピーカンよりすこし曇っているほうがいいですが・・・
次回、ミューレンに行かれるときは晴天になるといいですね。
メンヒスヨッホヒュッテ往復は、ずっと雪の上ですが、あくまでハイキングです。アイゼンが無くても問題なしです。というか、ここをアイゼン履いて歩いている人は見たことありません。ストックはあれば楽ですがなくてもかまいません。天気さえ良ければ楽なコースですから、ぜひトライしてみてください。
玄白
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