大上海の旧国立音楽専科学校

2013/07/24 - 2013/07/24

大上海計画は１９２７年から始まり１９３６年に日本軍の占領に寄って中止となりました。当時は租界で多くの国内外の人々が上海に集まっていました。中心部を列強各国に押さえられた民国政府は黄浦江の埠頭に近い五角場北東部に上海市の官庁、公共建物を建設しました。上海市立博物館、上海市立図書館、中華民国上海市政府大厦、旧上海市市立医院（飛機楼）、江湾体育中心、上海音楽学院、が建てられ現在でも用途を変えて活用されています。名残としてこの地域には国と政の字の付く路が縦横に走っています。民国政府による大上海計画の一部として国立音楽専科学校国立音楽院として1935年10月開校。上海音楽学院は、民主革命家で傑出な教育者だった思想家、音楽教育家の蔡元培先生と?友梅博士が1927年11月27日に共同で設立した国立音楽院。初代の院長は蔡元培氏が就任し、 1929年9月、国立音楽専科学校へと名称を変更しました。現在は汾陽路２０号に移転。歌手の谷村新司が教授を務めている。
跡地は公安部上海消防研究所等の役所で使用しています。一部は上海華住医院が使用しています。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

地下鉄８号線、終点市光路駅下車。市光路を西へ。

世界路を北へ。

すぐに民京路を西へ向かう。

今は西瓜の季節です。

お菓子を焼いています。

民京路・世界路のバス停。

上海華住医院の入口。

音楽院時代の宿舎が病院として使われています。

建物の下部に書かれた住院部蕭友梅銘牌。

内部は病院です。看護師さんの姿が見えます。

花園式医院。庭には木々が生い茂っています。

上海楊浦区民京路918号。入口、現在は公安部が使用しています。外部のみ参観の許可を頂きました。

入ると緑の木々に覆われています。

建物の正面入口。

楊浦区文物保護単位銘牌、国立音楽専科学校。

上海市優秀歴史建筑銘牌、民京路918号。１９３５年竣工。

正面の建物を横から見ました。

庭には池、九曲橋、東屋が有ります。

同じ造りの建物が残っています。

側面の入口。

建物の脇。

建物入り口。

建物の裏側。

正面の大きな建物の側面。

建物の側面には蔦に覆われています。

緑が多いのが特徴です。

次は世界路を南へ旧市政府楼へ向かいます。

バイクと自転車の交通事故。交通ルールを守らないので事故が多い。

バスターミナル。