2008/12/18 - 2008/12/22
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旅人のくまさんさん
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4泊5日の台湾周遊の旅行を終えて、帰国の日です。夕方の便ですから半日と少し、台北市内の見学ができました。時間調整を兼ねてお茶の専門店に立ち寄り、忠烈祠で9時からの衛兵交代を見学しました。その後、故宮博物院は2時間見学できましたが、残念ながら撮影禁止でした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- その他
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4泊5日の旅行の最終日になりました。泊まったホテルでの朝食を終えて、8時前に出発しました。今日の半日余りの予定は、9時からの忠烈祠の衛兵交代儀式見学が始まりです。途中、お茶のお店に立寄って、9時少し前に忠烈祠に到着しました。
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台北忠烈祠のアーチ型の門からの眺めです。衛兵交代に合わせて、9時丁度に開門しました。33万余りの方を祀るといわれる忠烈祠は、1969年に竣工しました。
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衛兵交代儀式が始まりました。以前にも見学したことがあります。手にしている銃剣は、当然ながら本物です。
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忠烈祠には、辛亥革命をはじめとする一連の革命、戦争で亡くなった志士、軍人の他、著名な政治家や医療に尽した医者等も祀られています。
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手にした銃剣を、手でくるくると回す見せ所です。重たい銃剣ですから、鍛錬しないと出来ない所作でしょう。
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総勢7目に衛兵が本殿に向かって歩き出しました。見学は、儀式を支援する私服の係員の方達より前に出ないよう、その後ろに従いました。
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軍靴を響かせた行進は、本殿を守る狛犬の近くまでやって来ました。人数が奇数なのは、1人が指揮者のためのようでした。
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中国宮殿様式とされる鐘楼のようです。衛兵交代儀式の最中、鳴らされることはありませんでした。特別の儀式で使われるのでしょうか、あるいは、建築様式の必要性かも知れません。
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前方に見えるのは、山門とその後ろに控える本殿です。衛兵交代儀式は、毎正時に行われます。
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本殿を守っている狛犬です。大理石造りでした。口を開けていますから、台湾式の見分け方では、雌の方です。
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衛兵が山門を潜るところです。少し間を開けて、その後を追いました。
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山門を潜ったところで見えてきたのが、紫禁城の大和殿を模したという本殿です。屋根の色も格式高いオレンジ色です。
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本殿に入る衛兵です。青い制服は空軍、白い制服は海軍、グリーンの兵士は陸軍にそれぞれ属しているとされますから、今日は空軍の番だったようです。
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極彩色を使った荘厳な本殿の造りです。北京の紫禁城の内、最大規模の大和殿をモデルとされています。大きな儀式が行われた本殿です。
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先程の青い額には、『国民革命・忠烈祠』の文字と、蒋介石(中正)の落款がありました。軒下の木組みと、龍の文様です。
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本殿に祀られた英霊の位牌に敬意を表する衛兵の皆さん方です。亜熱帯に属する台北では、真夏の任務が厳しいようです。本人は、目に入った汗を拭き取ることも出来ません。すべて支援の人達が代わって行います。
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英霊の位牌に敬礼した後、衛兵交代が始まります。銃剣を肩に次の交代儀式に入る衛兵です。
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本殿の前での交代儀式が始まりました。任務を終えた衛兵は、ここでは解散とはなりません。まだ大門へ向かっての行進が残っています。
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忠烈祠の開館時間は9時から17時までです。この間に8回の衛兵交代が行われるようです。2組が任務に就けば、1日4回、4時間の立ち番となります。殊に真夏ですと、厳しい任務になりそうです。
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一定のセレモニーが終り、新しい任務の衛兵が台上に立ちました。任務を終えた衛兵は、靴の音高く足を上げて行進し、本殿を去ります。
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屋根飾りのアップです。写真を撮ったのは山門の方ですが、本殿の飾りと同じ形でした。大きさは多少違うかも知れません。
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屋根の魔除です。中国の想像上の動物が列を作っています。これも屋根飾りとして不可欠です。
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本殿での衛兵交代儀式が終って、本殿の内部の見学に押しかける人達です。台の上に建つ衛兵と、記念撮影をする人達もいました。
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本殿での衛兵交代が終った後、衛兵は左右の台の上に直立しました。その後で見学できた本殿の内部の祭壇です。
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続いても本殿の中の祭壇です。台湾の英霊を祀る位牌です。清朝を倒した1911年の辛亥革命で亡くなった人達も祀ってありますから、中国本土人も含まれるようです。
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本殿の廊下の光景です。1911年の辛亥革命は、1912年1月に孫文が臨時大統領となって成功しました。その後、宣統帝から交渉に遣わされた清朝の袁世凱が、孫文との約束の上、宣統帝を退位させて、孫文に代わって初代の大統領に就きました。
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衛兵交代を見終え、忠烈祠を後にする人達です。袁世凱は、孫文らとの約束を反故にし、議院内閣制を指向した国民党の宋教仁を暗殺、臨時約法廃止、中華帝国皇帝になるなど専制政治を敷き、辛亥革命の理想は潰えました。
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衛兵交代儀式は、本殿のほか大門でも行われます。大門へ向かう衛兵の、後を追う見学者の列です。
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大門から本殿(大殿)を振り返っての撮影です。忠烈祠は、大門、中央広場、鐘楼、鼓楼、山門、大殿、文烈士祠及び武烈士祠から構成されています。全部の建物は紹介出来ませんでした。
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忠烈祠の衛兵交代儀式の見学は、これでお終いです。次に故宮博物院見学に向かいました。残念ながら、故宮博物院の内部は、全面的に撮影禁止になっていました。
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