江南の兪源・兪源古鎮・民居建築・１/２

2011/07/02 - 2011/07/02

太極占いで有名な古村
ここは陸の孤島、２０世紀後半の社会の大変革の中でも、明朝と清朝時代の古い建築物が多く残されている。兪源の古い民居建築は３９６棟あり、これらの建築群こそが古の時代縮図であり、そこから兪の姓を名乗る祖先の真の暮らしを垣間見る事ができる。兪氏の祖先は南宋の時代、この地に移り住んだ。当寺は朱顔と呼ばれていた。松陽儒学教師だった杭州出身の兪徳が病死。その息子が棺を杭州へ送り届ける途中、小川付近で棺に藤の弦がからまりついた様を見て、風水的には最適な地ではないかと確信し、父親をこの地に埋葬することにした。以来、兪氏の子々孫々がこ
の山奥にくらし、絶えることなく隆盛を続け、土着だった朱、顔の両氏は徐々に没落していき、朱顔はついに兪源と改名された。
（中国・江南　古鎮遊より）

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

金華から武義へ、武義から兪源へとバスを乗り換えて兪源古鎮へ。乗り継ぐ度にバスターミナルが変わるので移動も手間です。

朝一番のバスで金華へ向けて出発。武義への直通バスはありません。

金華西車站に１０時２５分着、ココでは武義にはいきません。タクシーで金華南車站へ２０元。

武義着１２時０分、ここでも兪源へは行きません。武義西汽車站へ輪タク６元で移動。

兪源行は人が集まらないと出ないようだ。

丁度昼時なので 汽車站の食堂に入る。私の好きな選べるおかずの昼飯です。５元。

やっと兪源行のバスが出ます。１２時４０分発

門庁、二本の小川は兪氏宗祠前で合流し、村の北側の谷から流れ出ている。

同地の古い建築群の中でもシンボル的な建物で、村のまさに中心に位置し、七星塘で構成する北斗七星の「斗」に当たり、２８星座で表せば、西方七宿の百虎の頭に当たる。

兪源とは兪氏の源と言う意味です。明洪弐七年（１３７４年）

全国重点文物保護単位保護対称。門庁、戯台、庁堂、天井、寝廟。祖廟は三進両院式（３部屋と中庭が２つ）でつながり計５１部屋あり、建築面積は２４００?。「処州第一祠」という誉れ高き称号もある。

中庭もゆったりと広い。中央にある古代劇を披露する舞台は、「金華八県第一台」（金華八県一の舞台）と呼ばれる。

兪氏宗祠の説明。

梁や柱には精巧な彫刻が施されていて見応えがある。

舞台中央の一幅の額には、「碧雲天」の文字がある。これは「西遊記」のセリフだ。

壬林堂。

壬林堂。

大広間は他の建築物ほど天井が高く大きくはないが、中庭が広いことから暗くない。

大広間の片隅の棚のは、太鼓が一包置かれている。

村中が祖先をを祭る時に使う太鼓で、ひとしきり鳴り響く音により、厳粛な雰囲気に包まれる。

椅子一つを見ても長い歴史を感じさせる。

兪氏宗祠の前にある案内板です。

川と橋と古民居の兪源古鎮風景。

大型民居建築物。

民居の見取り図。天井と書いてある所は中庭で天井（屋根）が有りません。東西南北に部屋のある四合院造りです。

内部は住民が生活しています。

村一番の建築物です。残念ながらガイドブックに名前が出ていません。入口前に照壁が立ち塞がります。

立派な門楼です。

建てられたのは清康熙二年（１６６３年）とある。

声遠堂の額があります。

窓の彫刻が細かく美しい。

天井を飛ぶ吉祥動物が梁に彫ってある。
天井の梁の彫刻。「龍」爪は四本です。皇帝のは５本。４本は龍では無い事にしています。

天井の梁の彫刻。「百魚梁」魚は発音が余と同じで財産が増える。康煕二年に建てられた「声遠堂」の中で、けたの上に９匹の木彫りの大きい鯉は季節や気候の変化によって、黄色、黒色と赤色になる。

天井の梁の彫刻。「鳳凰」

天井の梁の彫刻。「鳳凰」

柱の上部の彫刻

窓の彫刻が細かく美しい。

柱の上部の彫刻

窓の彫刻が細かく美しい。

敷き詰めた石で動物の形を描いている。

民居の見取り図。天井と書いてある所は中庭で天井（屋根）が有りません。

民居の天井院、兪氏の先祖は高貴な人たちが多く、兪源には、行き届いた民居がたくさん残っている。長い年月経た今も、人が住んでいる。

１３時４０分着、入場料３０元、兪源古鎮の入口で下車して入場券を買います。

旅遊中心、巨型太極図、伯温草堂、兪氏宗祠、李氏宗祠（民族用品）、声遠堂、精深楼、上万春堂、洞主廟。

キップ。武義行１４元、一般道経由、１１時０５分発。

キップ。武義行１４元、一般道経由、１１時０５分発。

小さないけがいくつか見えるが、大小合わせて七つあり、人々は「七星塘（七星池）と呼んでいる。これらの池を線でつなぐと北斗七星の形になる。